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みたかキッズの中のおすすめスポット in みたかの中の遺跡・古墳
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遺跡(いせき)・古墳(こふん)

三鷹市(みたかし)には55カ所もの遺跡(いせき)があります。もっとも多いのは縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)で、それより古い旧石器時代(きゅうせっきじだい)のものや、弥生時代(やよい)から古墳時代(こふん)にかけての集落あとや古墳(こふん)、中世や近世の館(やかた)や陣屋(じんや)のあとも見つかっています。これらの遺跡(いせき)は井の頭池(いのかしらいけ)、仙川(せんかわ)ぞいと野川ぞいなど、川や水源(すいげん)の近くに多く見られます。昔の人たちも水が手に入りやすく、くらしやすいところに住まいをつくっていたのですね。

写真:腕を広げたようなポーズの土偶
縄文時代(じょうもんじだい)の土偶(どぐう)

三鷹市では1965年から市内の遺跡(いせき)の発掘調査(はっくつちょうさ)をおこなっています。新川にある「スポーツと文化部生涯学習課(しょうがいがくしゅうか)分室(埋蔵文化財収蔵庫・展示室(まいぞうぶんかざいしゅうぞうこ・てんじしつ))」では、遺跡(いせき)から発掘(はっくつ)された土器などの常設展示(じょうせつてんじ)が見られます。

縄文人(じょうもんじん)は土器で煮炊(にた)きもしていましたし、どんぐりやクリ、クルミなどの木の実を石皿で砕(くだ)いてつくったクッキーやだんごを主食に、野山で獲(と)ったシカやウサギ、食べられる草やきのこ、川で取った魚や貝をおかずにしていたと考えられています。

縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)は、仙川(せんかわ)ぞいに、長久保遺跡(ながくぼいせき)、丸池遺跡(まるいけいせき)、北野遺跡(きたのいせき)、市立第五中学校遺跡(しりつだいごちゅうがっこういせき)などが、野川ぞいにもICU(あいしーゆー)構内遺跡群(こうないいせきぐん)、坂上遺跡(さかうえいせき)、出山遺跡(でやまいせき)、原遺跡(はらいせき)、古八幡遺跡(ふるはちまんいせき)、天文台構内遺跡(てんもんだいこうないいせき)と羽根沢台遺跡(はねさわだいいせき)などが点在(てんざい)しています。市立第五中学校にも、校内からの出土品を中心にしたわかりやすい縄文遺跡(じょうもんいせき)の展示(てんじ)コーナー(要予約)があります。

写真:横穴墓の入り口
横穴墓(おうけつぼ)

横穴状(よこあなじょう)に掘(ほ)った古墳(こふん)がたくさんあるのは、野川ぞいのエリアです。坂上横穴墓群(さかうえおうけつぼぐん)、出山横穴墓群(でやまおうけつぼぐん)、野水橋横穴墓群(のみずばしあおうけつぼぐん)、羽根沢台横穴墓群(はねさわだいおうけつぼぐん)、御塔坂横穴墓群(おとうざかおうけつぼぐん)などがあります。出山横穴墓群(でやまおうけつぼぐん)8号墓(ごうぼ)には公開施設(こうかいしせつ)があり、古墳(こふん)の中がどうなっているのか見ることができます。また、天文台構内(てんもんだいこうない)に土を盛(も)った古墳(こふん)がありますが、これは当時の権力者(けんりょくしゃ)のお墓(はか)と考えられています。

三鷹市生涯学習課分室(埋蔵文化財収蔵庫)
(みたかししょうがいがくしゅうかぶんしつ(まいぞうぶんかざいしゅうぞうこ))

三鷹市遺跡調査会展示室の地図

住所
東京都三鷹市新川3-7-9
電話
0422-48-9454
ホームページ
みたか遺跡展示室(いせきてんじしつ)