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男性のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン任意接種費用助成

作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課

公開日:2024年7月5日 最終更新日:2024年7月18日

※女性のかたは、年齢等によって定期接種及びキャッチアップ接種の対象者になる場合があります。詳細については、HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種をご覧ください。

男性のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン任意接種費用の助成を開始します

HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症とは

HPV(ヒトパピローマウイルス)は主に性的接触によって皮膚や粘膜に感染するウイルスです。ウイルスの遺伝子型は200種類以上あり、その一部で子宮頸がんや中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマなどの疾患の原因になります。HPVに感染してもほとんどのかたはウイルスが自然に排除されますが、一部のかたでウイルスが排除されず数年から数十年にわたって持続的に感染した場合には、がんになることがあると報告されています。

男性がワクチンを接種することで、肛門がんや尖圭コンジローマなどの原因となるHPVへの感染予防が期待できます。また、性的接触による女性へのHPV感染の予防にもつながると考えられています。

実施期間

令和6年7月8日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで

注意事項
  • 令和6年7月7日以前の接種については、費用助成の対象外です。
  • 実施期間内であっても、必ず事前に市内協力医療機関へご連絡し、接種のご予約をしてください。事前の連絡なしでは、接種できない場合があります。
  • 接種時は、指定の予診票が必要になりますので、必ず事前に三鷹市健康推進課予防接種係(電話0422-24-8050)へご連絡ください。

費用助成の対象者

三鷹市に住民登録があり、12歳になる年度初日から16歳になる年度末日までの男性(小学6年生~高校1年生相当)

※3回接種完了まで標準的に約6カ月かかるため、令和6年9月までに接種を開始する必要があります。そこで費用助成の対象者の中で、接種期間が限られる高校1年生相当のかたへ7月中旬に案内はがきを送付しました。
なお、接種時にはがきをお持ちいただく必要はありません。

助成金額:17,000円/回

接種費用から、1回あたり17,000円を上限に3回まで費用を助成します。

注意事項
  • すでに1回または2回接種している場合は、残りの接種回数分を助成します。
  • 接種費用は、医療機関によって異なります。医療機関が定める金額については、直接医療機関へお問い合わせください。
  • 接種を受ける医療機関が定める接種費用から助成金額を差し引いた額が自己負担額(窓口でお支払いいただく額)になります。
    【例】
    接種費用が20,000円(税込)の医療機関で接種する場合
    20,000円(接種費用)-17,000円(助成金額)=3,000円(自己負担額)
  • 医療機関が定める接種費用が助成金額を下回る場合は、接種費用と同額が助成金額になります。(医療機関の窓口での自己負担額はありません)

費用助成を受けるには

実施期間内に、下記の内容で接種した場合のみ費用助成の対象になります。

事前申し込み

接種をご希望されるかたは、事前に三鷹市健康推進課予防接種係(電話 0422-24-8050)へご連絡ください。

接種時にお持ちいただく予診票、事前にお読みいただくお知らせなどを同封します。

接種場所

三鷹市協力医療機関のみ(ページ下部の医療機関一覧をご覧ください)

接種時の持ち物

  • 三鷹市が指定する予診票
    ※事前に三鷹市健康推進課予防接種係(電話0422-24-8050)へご連絡ください。
  • 母子健康手帳
    ※医療機関で接種間隔等を確認する必要があるため、紛失してしまったかたは予診票に同封してある予防接種記録書をご活用ください。
  • マイナンバーカード・健康保険証等
    (三鷹市民であることの確認をする場合があります)

使用ワクチンについて

令和6年7月時点、国内で使用されているHPVワクチンは2価・4価・9価の3種類ありますが、男性への接種が承認されているのは4価のみです。

ガーダシル(4価) 計3回接種

2カ月の間隔をあけて2回目を接種後、1回目の接種から6カ月の間隔をあけて3回目を接種

補足
上記の接種間隔によることができない場合は、1回目から少なくとも1カ月以上の間隔をあけて2回目を接種後、2回目から少なくとも3カ月以上の間隔をあけて3回目を接種
ワクチンの副反応

ワクチンの接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれですが、重い副反応(※)が起こることがあります。
気になる症状が出た場合、接種医等にご相談ください。HPVワクチンに関する相談窓口について詳細な内容は、以下に掲載していますのでご確認ください。

予防接種後にみられる副反応(ガーダシル添付文書(第3版)より改編)
発生頻度 症状
50%以上 疼痛
10~50%未満 紅斑、腫脹
1~10%未満 頭痛、そう痒感、発熱
1%未満 下痢、腹痛、四肢痛、筋骨格硬直、硬結、出血、不快感、倦怠感など
頻度不明 失神、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労など
※重い副反応について
  • アナフィラキシー:呼吸困難やじんましん等
  • ギラン・バレー症候群:手足の力が入りにくい
  • 急性散在性脳脊髄炎(ADEM):頭痛・嘔吐・意識低下

など

効果や副反応等について詳細な内容は、下記をご参考ください。

接種を受けるにあたってのご注意

予診票に同封する「男性のヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種(任意接種)のお知らせ」を事前にお読みいただくほか、かかりつけ医と相談するなど、ワクチンの有効性と接種による副反応のリスクをご本人、保護者が十分に理解したうえで接種を受けるようにしてください。
接種を検討されるかたは、下記の情報もお役立てください。

保護者の同意書について

接種後の経過観察のために、未成年(18歳未満)のかたの接種には、原則保護者の同伴をお願いしています。しかし、やむを得ず保護者が同伴できない場合、接種日時点で13歳以上のかたは、保護者同意のうえご本人のみでの接種も可能になっています。

13歳以上16歳未満のかたがご本人のみで接種に行く場合は、保護者の同意書及び予診票への事前の保護者の署名の双方が必要です。

(同意書はページ下部に添付しておりますので、ダウンロードしてご利用ください)

注意事項
16歳のかたは、同意書は必須ではありませんが、事前に保護者のかたがこの予防接種についてよく理解し、同意したうえで接種するようお願いします。

任意接種の健康被害救済制度について

男性のHPV予防接種は予防接種法で定めのない任意接種です。接種後、健康被害が生じた場合は、その程度により独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する「医薬品副作用被害救済制度」により治療費等一定の給付が受けられる場合があります(予防接種法による救済制度とは異なります)。また、市が加入する予防接種事故賠償補償保険により補償を行う場合もあります。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)ホームページ

「医薬品副作用被害救済制度について」(外部リンク)をご参照ください。

HPV感染症予防接種に関する相談窓口

接種後に気になる症状が出た場合

まずは、接種した医療機関やかかりつけ医等に受診ください。

厚生労働省は、接種後に生じた症状について適切な診療を提供するために、各都道府県において協力医療機関を選定しています。詳細は厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について」(外部リンク)をご覧ください。
※協力医療機関の受診については、接種した医療機関やかかりつけ医にご相談ください。

接種全般に関する相談窓口(厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口)

  • 電話:03-5656-8246
  • 受付時間:平日午前9時から午後5時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)

HPVワクチン接種後の症状に関する相談窓口一覧(東京都保健医療局)

ページ下部の添付ファイル3「HPVワクチン接種後の症状に関する相談窓口一覧」(東京都保健医療局作成)をご覧ください。

このページの作成・発信部署

健康福祉部 健康推進課 予防接種係
〒181-0004 東京都三鷹市新川六丁目37番1号
電話:0422-24-8050 
ファクス:0422-46-4827

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