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HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種
作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課
公開日:2022年3月6日 最終更新日:2024年6月21日
接種にあたっては、ワクチンの有効性と副反応のリスクをご本人や保護者が十分に理解した上で受けてください
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種(HPVワクチン)は、平成25年4月より定期予防接種となりましたが、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛がワクチンの接種後に特異的に見られたことから、同年6月以降約9年間、積極的な接種勧奨が控えられる時期が続きました。
令和3年に、ワクチンの安全性に特段の懸念がないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、令和4年度より、順次個別勧奨を再開しています。
定期接種対象者のかたへ
対象者
12歳になる年度初日から16歳になる年度末日までの女子(小学6年生から高校1年生相当)(標準接種年齢:13歳となる年度の1年間(中学1年生相当)
予診票等の送付時期
対象者のかたには以下のスケジュールで予診票を送付します。
令和4年度中にお手元に届いた予診票は、令和5年度以降も引き続きお使いいただけます。
年度 | 一括送付対象者 | 送付時期 |
---|---|---|
令和4年度 | 令和4年度の中学1年生から高校1年生の女子 | 令和4年4月末から6月に送付しました |
令和5年度以降 | 当該年度の中学1年生の女子 | 各年度の5月頃に送付 |
次のかたはお問い合わせください
- 小学6年生のかた(標準接種年齢前のため、接種希望のかたのみ送付します)
- 令和4年度以降三鷹市にご転入されたかたで、予診票が届いていないかた
お問い合わせ先
健康推進課 予防接種係
電話 0422-24-8050
予診票の送付は、市で管理している予防接種の記録をもとに実施しています。以前お住まいの自治体で接種済みのかたや、発送時期の1~2カ月以内に接種済みのかたにも予診票が届いてしまう場合がありますが、行き違いですのでご了承ください。
キャッチアップ接種の実施について【令和7年3月末まで】
積極的勧奨を差し控えていた期間(平成25年6月から令和3年度まで)に接種機会を逃したかたを対象に、キャッチアップ接種を実施しています。
対象者
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性で、積極的勧奨を差し控えていた期間に接種機会を逃した(3回接種を完了していない)かた
キャッチアップ接種の実施期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
全3回の接種を完了させるには、標準的に約6カ月かかります。
接種を希望するかたは、お早めの接種をご検討ください。
- 注意事項
- これから接種を開始するかたは、令和6年9月までに接種を開始する必要があります。
予診票等の送付について
平成14年4月1日から平成18年4月1日生まれのかた(令和4年度に高校2年生から20歳になったかた)には、令和4年5月から6月にかけて予診票を発送しています。
それ以上のご年齢のかたでキャッチアップ接種をご希望のかたは、健康推進課予防接種係(0422-24-8050)へお電話いただくか、電子申請サービス(外部リンク)よりお申込みください。
令和4年度以降に三鷹市にご転入されたかたは、お送りできていない場合がありますので、お問い合わせください。
- キャッチアップ接種開始前に自費で接種を受けたかたは
- 積極的勧奨の差控えにより定期接種の機会を逃したかたで、キャッチアップ接種の開始前に全額自費で接種を受けたかたに対する償還払い(払戻し)を実施しています。詳細は、HPVワクチンを自費で受けたかたへの償還払い(払戻し)のページをご覧ください。
接種方法
三鷹市乳幼児予防接種協力医療機関一覧表に掲載されている医療機関にご予約のうえ、予診票と母子健康手帳を医療機関へご持参ください。
- 近隣市区(調布市、武蔵野市、小金井市、杉並区及び世田谷区)の協力医療機関でも、三鷹市の予診票で接種が可能です。
- ご事情により、三鷹市及び上記5市区の協力医療機関以外で接種を希望するかたは、事前申請が必要です。三鷹市外で予防接種を希望する場合(乳幼児)のページで、申請方法をご確認ください。
ワクチンの種類と接種スケジュールについて
定期接種で受けられるワクチンは、令和5年4月1日より次の3種類になりました。
サーバリックス(2価) 計3回接種
1カ月の間隔をあけて2回目を接種後、1回目の接種から6カ月の間隔をあけて3回目を接種
この接種間隔で接種できない場合は、少なくとも1カ月以上の間隔をあけて2回目を接種後、1回目から5カ月以上、かつ2回目から2カ月半以上の間隔をあけて3回目を接種します。
ガーダシル(4価) 計3回接種
2カ月の間隔をあけて2回目を接種後、1回目の接種から6カ月の間隔をあけて3回目を接種
この接種間隔で接種できない場合は、1回目の接種から少なくとも1カ月以上の間隔をあけて2回目を接種後、2回目から少なくとも3カ月以上の間隔をあけて3回目を接種します。
シルガード9(9価) 計2回または3回接種
令和5年4月1日から定期接種のワクチンに追加されました。
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
シルガード9のみ、接種開始年齢と接種間隔によって、接種回数が異なります。
1回目の接種時年齢 | 接種回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
小学6年生~15歳未満 | 2回または3回 |
1回目から6カ月の間隔(少なくとも5カ月以上)をあけて2回目を接種(2回で完了) 2回目までの間隔が5カ月未満の場合は、3回目の接種が必要になります。 |
15歳以上 | 3回 | 1回目から2カ月の間隔(少なくとも1カ月以上)をあけて2回目を接種し、1回目から6カ月の間隔(少なくとも2回目から3カ月以上)をあけて3回目を接種(ガーダシルと同じ) |
接種にあたってのご注意
接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが確認されましたが、すべての予防接種には、効果とリスクが存在します。
予防接種を受けるにあたっては、かかりつけ医と相談するなど、その有効性と接種による副反応のリスクをご本人、保護者とも十分に理解したうえで受けるようにしてください。
保護者の同意書について
接種後の経過観察のために、未成年(18歳未満)のかたの接種には、原則保護者の同伴をお願いしています。しかし、やむを得ず保護者が同伴できない場合は、接種日時点で13歳以上のかたは、保護者同意のうえ、ご本人のみでの接種も可能となっています。
13歳以上16歳未満のかたがご本人のみで接種に行かれる場合には、保護者のかたの同意書及び予診票への事前の保護者のかたの署名の双方が必要です。
同意書は、このページ下部に添付しておりますので、ダウンロードしてご利用ください。
- 注意事項
- 16歳・17歳のかたは、同意書は必須ではありませんが、事前に保護者のかたがこの接種についてよく理解し、同意したうえでの接種をお願いします。
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種に関する情報
接種にあたっては、下記の情報をお役立てください。リーフレットは、予診票とあわせてお送りします。接種前に、ぜひご本人・保護者様ご一緒にお読みください。
- ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)(厚生労働省)(外部リンク)
- HPVワクチンに関するQ&A(厚生労働省)(外部リンク)
- 小学校6年から高校1年相当の女の子と保護者のかたへ大切なお知らせ【概要版】(外部リンク)
- 小学校6年から高校1年相当の女の子と保護者のかたへ大切なお知らせ【詳細版】(外部リンク)
- 平成9年度から平成18年度生まれまでの女性へ大切なお知らせ【キャッチアップ版】(外部リンク)
- HPVワクチンを受けたお子さまと保護者のかたへ【受けた後版】(外部リンク)
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種に関する相談窓口
接種全般に関する相談窓口(厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口)
- 電話:03-5656-8246
- 受付時間:平日午前9時から午後5時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
接種後に症状が生じたかたの相談窓口(東京都)
ワクチン接種後に体調の変化があった場合には、すぐに接種を受けた医師またはかかりつけ医にご相談ください。
その他、東京都における相談窓口については、東京都ホームページ「HPVワクチンの定期予防接種について(外部リンク)」をご確認ください。
予防接種健康被害救済制度
予防接種法に基づく予防接種を受けたかたに健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「予防接種健康被害救済制度について(外部リンク)」をご確認ください。
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