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(仮称)まちづくり拠点形成計画の策定に向けた取組
作成・発信部署:都市整備部 都市計画課
公開日:2023年8月18日 最終更新日:2023年10月31日
(仮称)まちづくり拠点形成計画(立地適正化計画)とは?
三鷹市のまちづくりの課題に対応する持続可能で質の高い都市構造とするため、創設された立地適正化計画制度を活用し、防災性と居住環境の向上を図るとともに、地域公共交通の整備や公共施設の再編・集約化と合わせた、日常生活圏を基礎とした拠点づくりとそのネットワーク化を図っていくことを目的とする計画です。
本計画は、「土地利用総合計画(都市計画マスタープラン)」の一部として位置づける都市再生特別措置法に定める「立地適正化計画」に該当するもので、現在、策定に向けた検討を進めています。
三鷹市のまちづくりの主な課題
- 将来的な人口減少(当面は増加傾向)
- 少子高齢化の進行によるコミュニティ活動や財政面等への影響
- 日常生活圏を基礎としたまちづくりの重要性
- 近年頻発・激甚化する自然災害や公共施設の老朽化等への対応 など
立地適正化計画制度の概要
立地適正化計画では、都市全体を見渡しながら、居住や都市機能を誘導する区域を設定するとともに、これらを誘導するための施策等を定めることとなっています。
計画で定める主な事項の内容
都市機能誘導区域
都市機能誘導区域とは、商業施設や医療施設など、日常生活に必要な都市機能を誘導し、効率的に各種サービスの提供を図る区域です。
鉄道駅やバス停など、公共交通でのアクセスが良い区域、都市機能の立地が多い区域などにおいて設定することが望ましいとされています。
誘導施設
誘導施設とは、地域における便利な暮らしの維持や実現のために必要な施設であり、都市機能誘導区域へと誘導を図る施設です。
居住誘導区域
居住誘導区域とは、将来にわたり人口密度を維持し、暮らしに必要な都市機能やコミュニティが持続的に確保されるよう居住の誘導を図る区域です。
都市や地域の中心となる生活利便性が高い区域にアクセス可能な区域、将来にわたり高い人口密度が見込まれている区域、災害リスクが低い区域や今後の対策によりリスクの低減が見込まれる区域などにおいて設定することが望ましいとされています。
防災指針
居住や都市機能の誘導を図る上で必要となる都市の防災に関する機能の確保を図るための指針であり、災害リスクをできる限り回避あるいは低減させるため、具体的な防災・減災対策を定めるものです。
都市再生特別措置法に基づく届出制度
計画策定後、都市再生特別措置法に基づき、以下に該当する場合等において、三鷹市に届出が必要となります。
- 都市機能誘導区域外で、「誘導施設を有する建築物の新築等」や「誘導施設を有する建築物の建築目的の開発行為」を行う場合
- 都市機能誘導区域内で、「誘導施設の休止または廃止」を行う場合
- 居住誘導区域外で、「3戸以上の住宅の新築」や「3戸以上の住宅の建築目的の開発行為」、「1戸または2戸の住宅の建築目的の開発行為で、その規模が1,000平方メートル以上のもの」等を行う場合
策定に向けたスケジュール(予定)
令和5年度
- 計画策定に向けたアンケート(終了)
令和6年度
- 住民説明会・意見募集
- パブリックコメント
- 計画の策定
このページの作成・発信部署
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
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ファクス:0422-46-4745