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三鷹市名誉市民(3)
作成・発信部署:企画部 市長室
公開日:2021年10月6日 最終更新日:2022年2月22日
昭和26年12月24日第6回市議会定例会で議員提案による「三鷹市名誉市民条例」が一部修正のうえ可決され、昭和27年1月1日施行された(昭和55年9月29日改正)。
三鷹市では、この条例に基づき、学芸、技芸、その他の文化の進展に貢献、あるいは本市の発展、市民生活の向上に尽くし、広く市民の尊敬を受ける市民または本市に縁故の深い人を、議会にはかり名誉市民に推挙している。
現在までに、作家・武者小路実篤、作家・山本有三、元市長・鈴木平三郎、日本画家・福王寺法林、天文学者・古在由秀、アニメーション映画監督・宮崎駿、作家・津村節子、元市長・安田養次郎、音楽家・沼尻竜典が名誉市民となっている。
津村節子(作家)
平成27年9月推挙。昭和3年福井県福井市生まれ。学習院大学短期大学部文学科を卒業後、作家の吉村昭氏と結婚。昭和39年に『さい果て』で新潮社同人雑誌賞、昭和40年に『玩具』で芥川賞を受賞。
昭和44年から三鷹市に住み、平成10年に『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、平成15年には長年にわたる作家としての功績が認められ恩賜賞・日本芸術院賞を受賞とともに、日本芸術院会員となる。
平成23年に『異郷』で川端康成文学賞を、『紅梅』で菊池寛賞を受賞、平成28年に文化功労者の顕彰をうける。三鷹市の名誉市民は津村氏で7人目となり、女性としては初めての名誉市民。
安田養次郎(第5代三鷹市長)
令和3年9月推挙。昭和5年~令和4年、91歳没。昭和5年宮城県仙台市生まれ。東北大学教育学部卒業後、昭和29年三鷹市に就職し、収入役、助役を経て、平成3年4月三鷹市長に就任。3期12年間に渡り、市政を担った。
平成10年には、様々な取り組みが評価され、日本経済新聞・日経産業消費研究所による「効率的で開かれた自治体」調査で三鷹市が全国1位となったほか、三鷹市と筑摩書房の共催による「太宰治賞」の復活、市民参加組織「みたか市民プラン21会議」の発足、三鷹市立アニメーション美術館(ジブリ美術館)の整備など、多くの先進的な実績で「オンリーワンのまちづくり」を推進。
沼尻竜典(音楽家)
令和3年9月推挙。昭和39年三鷹市生まれ。桐朋学園大学卒業後、第40回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。以降、ロンドン交響楽団、モントリオール交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団等、世界各国のオーケストラにて指揮者を務めた。
平成25年からは7年にわたりドイツのリューベック歌劇場の音楽総監督及び首席客演指揮者を務める。平成23年に第65回文化庁芸術祭優秀賞・第61回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、平成29年に紫綬褒章を受章。
現在もトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアの音楽監督、みたかジュニア・オーケストラのアドバイザーとして市内で活躍している。
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