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平成27年第5回教育委員会定例会会議録(2)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2015年9月15日 最終更新日:2015年9月25日
平成27年第5回教育委員会定例会会議録
日程第6 教育長報告
宮崎指導課長
それでは、続きまして30ページですけれども、5月9日、明日の土曜日ですけれども、三鷹ネットワーク大学におきまして、みたか教師力養成講座2の開講式がございます。今年度受講生は35名と聞いております。ここがスタートとなります。
それから、東京駅伝の実行委員会が11日に予定されていますが、まだ東京駅伝の詳細につきましては、今年度ちょっとスタートが遅れているようで、会場等も未定の状態ですけれども、ここから実行委員会がスタートするということでございます。
また、12日から小学校自然教室がスタートします。3泊4日の小学校自然教室ですが、スタートは南浦小学校になります。基本的には学園ごとということになっておりますけれども、連雀学園につきましては3校の小学校がございますので、南浦が12日、そして19~22日が連雀学園のそのほか2校という形になってございます。
それから、20日から指導課訪問がスタートします。20日は井口小学校でございます。
私からは以上です。この後、宮城統括指導主事から教科書採択及び今年度の教育課程について報告をさせていただきます。
宮城指導課統括指導主事
統括指導主事、宮城でございます。
それでは初めに、今年の中学校の教科書採択、それから支援学級の教科書採択についての流れについて、ご説明申し上げます。お手元に、A4判横書きの「平成28年度使用教科用図書採択の手順」と書いてある資料がございます。こちらをごらんいただきたいと思います。
先ほど指導課長からご報告申し上げましたように、昨日までに二つの組織を立ち上げてございます。一つは、子どもたちの実態、学校の実態に応じて、それから地域性に鑑みて、全ての教科書についての特徴・特色、すぐれた点を分析した基礎資料を作成するという調査研究部会、これは教員を部員とした組織になりますが、昨日5月7日にこの委員会を設置しております。
それから、これに先駆けて、先月30日には教科書選定資料作成委員会を設置しています。こちらは先ほどの部会が作成した基礎資料、これに基づいて、教育委員の皆様に提出する選定資料を作成する委員会ということになります。
それでは、A4判の資料に基づきまして、この後の流れ、フローチャートに沿ってご説明いたします。左下をごらんいただければと思いますが、5月13日から6月8日までの期間に、調査部会が教科ごとの教科書についての調査研究を進めるということになっています。そして、この調査研究の結果、選定資料作成委員会委員長に基礎資料を提出するという流れになります。この基礎資料の提出は6月8日までに行われることになっておりまして、教育支援学級からも同様に6月8日までに基礎資料を提出していただくということになっています。
6月に入りますと、15日と22日、2回にわたって選定資料作成委員会を開きまして、調査研究部それから支援学級から上がってきている調査資料の集約・検討を行って、教育委員会提出用の資料を整えることになります。
これを受けまして、7月2日、教育委員の皆様に対して選定資料作成委員から各教科用図書の特徴についての報告とそれから説明をさせていただく予定でおります。
また、7月23日には教育委員の皆様と中学校長及び学園からの保護者代表の方1名の方においでいただいて、教科書の採択に当たっての意見交換等を行う懇談会を実施する予定でおります。
教育委員の皆様には、こうした資料ですとか調査研究の報告、懇談会での意見等を参考にしていただきながら、教科書の研究を進めていただき、8月18日の教育委員会の臨時会で教科書を採択していただくという運びになります。
なお、教科書の見本本ですが、5月13日から6月10日までの期間は教育センターに1セット、それ以降の期間につきましては5セット用意する予定でおります。また、教育センターの2階の第二中研修室にも、市民向けに6月5日から7月8日まで展示をしております。以上が教科書採択の流れでございます。
引き続きまして、平成27年度の各学校の教育課程の編成状況についてのご説明を申し上げます。補助資料をお配りいたします。
今、お手元に補助資料を配付させていただきました。教育課程というのは、学校が教育目標を達成するために学習指導要領に基づいて編成した教育計画のことです。今、お手元にお届けしたものは各学校、各学園から提出されていますこの教育課程の届出の資料ということになります。
平成27年度の教育課程では、学園の課題を踏まえた学園の教育計画に基づいて、学園内の3校、4校の一層一体感のある教育課程を編成するように指導してまいりました。お手元のファイルにとじてありますのは教育課程届と言われているもので、順番としては、最初に学園の教育計画があって、続いて学校ごとに教育目標、それから基本方針を示した第1表、それから27年度の指導の重点をより具体的に示した第2表、そして学年別の授業日数ですとか授業時数の配当を示した第3表と続いています。
この届に加えまして、その他の補足的な資料として、各学校の教育活動の詳細について添付させております。具体的には週の時定表ですとか、各教科、人権教育、道徳、総合的な学習の時間などの計画等、そういった年間の指導計画、教科計画などについても提出をさせているところでございます。
お手元のファイル、大変詳細なものになってしまいますので、本日の配付資料の中にA4、1枚に簡易にまとめたものをお配りしておりますので、そちらをごらんいただけますでしょうか。「平成27年度三鷹市立小・中学校教育課程について」というA4、1枚の資料になります。上段が小学校、下段が中学校の計画の状況になります。
では、まず小学校についてご説明申し上げます。始業式、入学式、これは既に実施済みということになります。今年度27年度の修了式ですが、これは小学校3月24日、それから小学校の卒業式は3月25日に全校で実施いたします。
[2]番の表になりますが、道徳の編成状況ですが、こちらにつきましては学習指導要領に示されている標準時数に基づいて、小学校第1学年が年間34時間、第2学年以上の学年が35時間で届けられています。
[3]番の表、学級活動につきましても同様に、1年生から6年生までこのように標準時数で届けられています。1年生が34時間、2年生以上が35時間ということになります。
[4]、[5]、安全指導、避難訓練についてですが、こちらの安全指導、避難訓練は月1回以上実施するようにということが規定されております。安全指導は全ての学校で8月を除いて年間11回の実施、避難訓練は月に2回実施する学校が2校ありますので、年間11回が12校、年間12回から14回が1校ずつとなっています。
年間の授業時数は、200日から205日まで幅があります。ちなみに、第1学年から第4学年は卒業式には出席いたしませんので、第5学年、第6学年と比べると、どの学校も1日少なくなります。
この200日から205日までの年間の日数の差ですけれども、学校によって、例えば振り替えの休業日を設定しない土曜日の学校公開を実施したりとか、あとは開校記念日や都民の日を授業日として実施していたりということがありますので、授業日数が異なるということになっています。
それから、その下、クラブ活動、[7]の表になります。こちらは学習指導要領では標準的な時数というものは示されておりません。年間、学期ごとに、月ごとなどに適切な授業時数を当てるものとするとされています。指導課では年間、目安として45分掛ける14回程度を目安として実施するように各学校には指導しています。ただ、学校によっては、指導の効果を考えて、45分ではなくて50分枠や60分枠で行っているという学校もございます。したがって、年間の回数は11回から、多いところで17回と開きがあります。
以上が小学校の編成状況になります。
次に中学校についてです。[1]の表です。始業式、入学式は既に実施済みですので、卒業式と修了式についてお話しいたします。27年度の卒業式は3月18日、修了式は3月25日に全部の中学校、同じ日に実施いたします。
[2]、[3]の道徳、学級活動につきましては、先ほどの小学校と同様、標準時数である年間35時間で届けられています。
[4]、[5]、安全指導、避難訓練についても、8月を除いて月1回以上実施ということになります。27年度については、避難訓練は全校11回、安全指導は年間11回の学校が6校、12回の学校が1校となっております。
[6]の年間の授業日数ですが、中学校の場合には第2学年が基準になります。卒業式が修了式よりも早いため、第3学年は基準の2年生よりも授業日数が4日間、少なくなります。そして、第1学年は入学式が始業式の翌日ということになりますので、基準の第2学年よりも1日少なくなる。このような日数になっています。
ちなみに、中学校につきましては、平成24年度から昨年度まで中学校長会が3年間の試行期間を設けまして、夏季休業日の最後の5日間程度を授業日としておりました。3年間試行した結果として、校長会からは学期初めの1週間後に会議を設定しやすかった。それから学園研や小学生の部活動体験ですとか、中学校教員の学園内の研修会や会議の設定が容易であった。長期休業明けで、問題がある生徒との対応時間、面談時間等が確保しやすいといったメリットが報告されました。反面、部活動の大会などと重なることがあって、活動に支障が生じることが多かった。外部のスポーツ団体等の活動と重なった場合には、やむを得ず学校を欠席せざるを得ない生徒が毎年出てしまった。高校進学にかかわる高等学校等の説明会や、あと高等学校が実施する部活動を中心とした事前の面接等と重なることがあった。夏季休業日中の教員の外部の研修会への参加が時期的に絞られてしまうことから、困難になることも生じていたといったデメリットも報告をされました。
これとあわせて、土曜日の授業の実施などの年間の計画の工夫によって、授業時数の確保は、必ずしも夏休みを削らなくても可能であるという判断が最終的に示されました。中学校長会の協議とこの報告に基づいて、夏季休業日における授業実施は、この試行期間の3年間の終了をもって終了することといたしました。したがって、今年度平成27年度からは、中学校も2学期の始業式は9月1日ということになります。
なお、指導課では教育課程の編成の際に、夏季休業日に授業を実施しなくても年間の授業時数を十分確保するように指導、助言を行ってまいりました。その結果、年間で最低20時間以上のゆとりを持った計画が今年度も作成されております。
教育課程についてのご説明は以上でございます。
これとあわせて、本日、1学期中の運動会のご案内も書面でお渡ししてございますので、ごらんいただければと思います。
私からは以上でございます。
宮崎指導課長
指導課からは以上です。
角田委員長
ありがとうございました。それでは、生涯学習課、お願いします。
古谷生涯学習課長
生涯学習課、31ページ、32ページでございます。
まず31ページ、実績でございます。4月16日、公立学校PTA連合会常務理事会、26年度の最終回が終了したところでございます。その他は記載のとおりでございます。
32ページの予定でございます。5月14日、公立学校PTA連合会常務理事会、27年度の初回がスタートする予定でございます。また22日、公立学校PTA連合会理事総会が16時から、歓送迎会が18時からということで、公会堂さんさん館で実施する予定でございます。また、25日から28日にかけまして、三鷹市市民文化祭、今年度の初回の事業としまして、花季さつき展を本庁舎1階ロビーで実施する予定でございます。
生涯学習課からは以上でございます。
角田委員長
スポーツ振興課、どうぞ。
高階生涯学習担当部長
続きまして、私からスポーツ振興課の行事実績、行事予定等についてご報告させていただきます。
33ページと34ページをお開きいただきたいと思います。まず33ページでございますけれども、4月7日にみたかわんぱくサッカーフェスティバル実行委員会を開催いたしました。ことしは7月5日に味の素スタジアムで実施する予定になっております。それから、体育協会評議委員会、これは総会的な位置づけの会でございまして、23日に行われたところでございます。
今後の日程ですが、34ページをお開きいただきたいと思いますが、まず5月10日、あさっての日曜日に都民体育大会・東京都障害者スポーツ大会の合同開会式が東京体育館で開催されます。三鷹市からは18競技に283名の選手団を送ることになっています。
5月20日から6月17日にかけましては、2・3歳児と保護者のすくすく運動教室を行います。それから5月21日から6月11日にかけましては、ズンバ教室、これはラテン系のミュージックのダンスの教室でございますけれども、実施いたします。それから24日には第189回市民歩こう会、これまでは16歳以上を60人募集していたんですが、新たな試みとして、ことしからは小学生以上の方を募集をする予定でございます。
日程は以上でございますが、お手元にことしの「みたかスポーツインフォメーション」、この冊子をお配りさせていただいております。中身については後ほどご覧いただきたいと思いますが、1ページ目だけご説明させていただきたいと思います。まず一番上の右側ですけれども、スポーツフェスティバル、昨年は3年ぶりに開催したところでございますが、ことしは10月11日に開催をする予定です。その下でございますが、第24回になります市民駅伝大会、今年は11月22日、それからその下は、前後いたしますが、先ほど申し上げましたわんぱくサッカーフェスティバルについては7月5日の開催予定となっています。私からは以上でございます。
角田委員長
スポーツセンター。
向井総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長
特にございません。
角田委員長
では、続きまして社会教育会館、お願いします。
新名社会教育会館長
社会教育会館でございます。35ページ、36ページでございます。
まず実績でございますけれども、4月13日から17日までの間、今年度平成27年度市民大学講座受講生募集を行いました。結果といたしまして、全てのコースで定員を上回るご応募をいただきまして、受講生の方については抽選で決定させていただいたところです。
次に、予定でございます。36ページですが、今申し上げた市民大学事業が、本館、東・西館、各館で順次開校、開苑を迎えるということを記載しております。
社会教育会館は以上でございます。
角田委員長
ありがとうございました。図書館、お願いします。
宇山図書館担当部長
図書館、37ページの実績ですけれども、4月8日から23日は、みたか子ども読書フェアということで、子ども読書の日にあわせましたフェアを行いました。図書の展示ですとか特別企画のおはなし会などを行ったところです。
それから下のほう、25日、土曜日ですけれども、「ずっと図書館に残したい本50冊を選ぶワークショップ」ということで、これは3月までに、50周年記念ということで、市民の皆さんから推薦していただいた本の中から残したい本50冊を選ぶというもので、書評家、編集者の松田哲夫さんという方にアドバイザーをしていただきまして、文学部門50冊、絵本、子どもの本50冊を選びました。今後、リストを作成したり、50冊の展示を行う予定でおります。
38ページ、予定でございますが、5月23日、土曜日に「みたかとしょかん図書部!」のキックオフミーティングを予定しております。これは昨年度から発足した中学生・高校生・大学生の部活を図書館で行おうという参加と交流の場ですけれども、2年目ということで、新たなメンバーを募集中です。
それから28日、木曜日に読み聞かせ入門講座(受講編)を予定しております。これは小学校で新たに読み聞かせ等を行う保護者向けの講座ということで、6月には実習編を予定しているところです。
図書館は以上です。
角田委員長
ありがとうございました。
以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
貝ノ瀬委員
教育課程届出なんだけれども、これどう考えたらいいのかなと思って伺ったんだけれど、うちは一つの学園をつくっているでしょう。一つの学園だから、学園としてのいわゆる教育の方針というものは一つありますよね。でも、個別の学校もあるわけだよね、3校なら3校、4校なら4校。届出がみんな同じに近くなるということは、これはどう考えたらいいのかなと思ったんです。
学園なんだから、一つ一つの教育活動をみんなで同じようにやっているんだと。だけれども、しかし、学校はそれぞれ特色があって、地域もそれぞれ小学校・中学校もあるはずだから、どの程度一緒で、どの程度違う特色を出すべきなのかなと。例えば連雀学園では、四小も六小も南浦小も何だか同じように見えるんだけれどね。だから、その辺、どの程度でどう考えたらいいのかなと思って見ていたんだけれども。一つの学園なんだから、みんな一緒でいいでしょうということでしょうか。
平成27年第5回教育委員会定例会会議録(1)の目次
- 平成27年第5回教育委員会定例会会議録(2)
- 平成27年第5回教育委員会定例会会議録(3)
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