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平成26年第9回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年11月28日 最終更新日:2014年11月28日

平成26年第9回教育委員会定例会会議録

開催年月日

平成26年9月11日(木曜日)

出席者(5名)

委員長 貝ノ瀬滋
委員 角田徹
委員 岡由美
委員 池田清貴
教育長 高部明夫

欠席者(0名)

出席説明員

教育部長・調整担当部長 山口忠嗣
生涯学習担当部長 高階豊彦
総務課長 秋山慎一
学務課長 高松真也
学務課教育支援担当課長・指導課支援教育担当課長・総合教育相談室長 田中容子
指導課長 川崎知已
指導課教育施策担当課長 所夏目
生涯学習課長 古谷一祐
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 中森邦夫
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長  向井研一
社会教育会館長 新名清人
三鷹図書館長 宇山陽子
指導課統括指導主事 宮城洋之

事務局職員
副参事 直川佳裕
主事 大塚俊介

議事日程

平成26年9月11日(木曜日)午後0時30分開議

  • 日程第1 議案第26号 三鷹市社会教育委員の委嘱について
  • 日程第2 議案第27号 三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱について
  • 日程第3 教育長報告

午後 0時31分 開会

貝ノ瀬委員長

 皆さん、こんにちは。ただいまから、平成26年第9回教育委員会定例会を開会いたします。

貝ノ瀬委員長

 本日の会議録署名委員は、池田委員にお願いします。
 それでは、議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第26号 三鷹市社会教育委員の委嘱について

貝ノ瀬委員長

 日程第1 議案第26号を議題といたします。

(書記朗読)

貝ノ瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

古谷生涯学習課長

 まず、3ページをお開きください。三鷹市社会教育委員の委嘱についてでございます。
 提案理由の説明をさせていただきます。平成26年10月2日付けで三鷹市社会教育委員が任期満了となることに伴いまして、候補者の委嘱についてお諮りするものでございます。委嘱年月日につきましては平成26年10月3日、任期につきましては平成26年10月3日から2年間でございますので、平成28年10月2日までとなります。
 根拠法令についてご説明いたします。5ページをお開きください。
 まず、社会教育法の抜粋でございますが、根拠としましては、第15条でございます。第1項で「都道府県及び市町村に社会教育委員を置くことができる」ということ、また、第2項で「社会教育委員は、教育委員会が委嘱する」と規定されております。第18条におきましては、「社会教育委員の委嘱の基準、定数及び任期その他社会教育委員に関し必要な事項は、当該地方公共団体の条例で定める」と規定されております。
 続きまして、三鷹市社会教育委員条例の抜粋でございます。第2条の「委嘱の基準等」におきまして、委員の選出区分や定数、任期等を定めております。選出区分としましては、「学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者、学識経験のある者並びに一般市民の中から」委嘱すると定めています。一般市民の区分につきましては、今年3月の条例改正で新たに加わった区分となっております。委員の定数につきましては12人以内としまして、任期につきましては2年と定められているものでございます。
 最後に、三鷹市社会教育委員条例施行規則の抜粋でございますが、第2条第2項で、選出区分ごとの委員の定数の内訳をそれぞれ定めております。定数の内訳は記載のとおりでございます。この規則自体が平成26年4月1日から施行されていますが、第2条第2項の規定につきましては、平成26年10月3日以降の社会教育委員の委嘱分から施行されることになっております。
 続きまして、候補者についてご説明いたします。4ページをごらんください。
 今回の社会教育委員候補者といたしましては、再任の方が7名、新任の方が5名、合計12名でございます。選出区分につきましては、先ほどご説明いたしましたとおり5つの区分に分かれております。ここでは、新任の候補者についてご紹介させていただきたいと思います。
 1人目は、社会教育の関係者の選出区分にございます辰口陸男さんです。市内在住の方で、三鷹市芸術文化協会会長を務めていただいております。三鷹市管弦楽団の団長で、フルートの楽器を演奏されるなど芸術文化に造詣の深い方でございます。
 2人目は、同じく社会教育の関係者の選出区分にございます千羽亮二さんでございます。三鷹市体育協会理事長をされておりまして、三鷹市の市民スポーツに関する活動に詳しい方でございます。
 3人目は、学識経験のある者の選出区分にございます齋藤智志さんです。平成28年に三鷹市への新キャンパス移転を予定している杏林大学の教授で、教育思想をご専門とされており、大学と地域の連携にも取り組んでこられた経歴をお持ちの方です。
 4人目につきましては、一般市民の選出区分にございます吉田龍雄さんです。三鷹市市民会議等公募委員といたしまして、無作為抽出方式による候補者名簿から選出させていただいたものでございます。
 5人目は、同じ一般市民の選出区分にございます阪田信子さんです。やはり三鷹市市民会議等公募委員としまして、無作為抽出方式による候補者名簿から選出させていただいております。
 三鷹市市民会議等公募委員につきましては、三鷹市市民会議、審議会等の設置及び委員の選任に関する基準に基づき、公募委員候補者の募集に応じていただいた市民の方で、当該年度の4月1日におきまして18歳以上の者の中から無作為抽出の方法により選出させていただいた方々でございます。吉田龍雄さんと阪田信子さんにつきましては、お二人とも教育部の分野をご希望されており、社会教育委員の候補者として選出させていただいたものでございます。
 以上、新任の社会教育委員候補者5人の方々と再任の社会教育委員候補者7人につきましては、既にご内諾をいただいているところでございます。
 私からの説明は以上でございます。

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
 ご質問、ご意見等がなければ採決いたします。
 議案第26号 三鷹市社会教育委員の委嘱については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 議案第27号 三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱について

貝ノ瀬委員長

 日程第2 議案第27号を議題といたします。

(書記朗読)

貝ノ瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

新名社会教育会館長

 それでは、三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱についてお諮りいたします。
 まず、7ページをご覧ください。現在の委員につきましては、来る平成26年10月2日をもって任期が満了となりますので、平成26年10月3日から平成28年10月2日までの任期となる候補者を今回選出させていただきまして、その委嘱についてお諮りをさせていただくものです。
 定数につきましては、公民館運営審議会規則で8人となっております。
 8ページをお開きいただけますでしょうか。こちらに候補者名簿をご用意してございます。今回、6名の方に再任をお願いいたしまして、新任ということでお願いする方は2名でございます。その方々についてご紹介をいたします。
 まず、名簿の下から2人目、古本泰之さんで、こちらは学識経験のある者の区分からの選出となります。古本さんは杏林大学准教授であらせられ、地域交流推進室長も務められております。杏林学園と三鷹市との連絡会におきましても、地域貢献部会の会長としてご活躍をされております。
 次に、名簿の最下段になりますが、平井政己さんについてお話をいたします。一般市民の選出区分ということで、先ほども説明がございましたが、無作為抽出による三鷹市市民会議等公募委員の選出で、ご自身のご希望で、分野別で第一希望が教育部であられたということです。既にお会いいたしまして、私どもの審議会の役割等の説明をさせていただく中で内諾を得ております。
 9ページに参考法令を列記してございます。来期の公民館運営審議会のほうでは、ご案内のとおり、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)で、社会教育会館が生涯学習センターとして移転するという事案が近づいておりますので、通例の会館の事業運営のほか、その策定が予定されております新施設の管理運営計画の検討などを含めてご審議いただいて、知見をお伺いしたいと考えております。
 提案理由の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
 ご質問、ご意見等がなければ採決いたします。
 議案第27号 三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第3 教育長報告

貝ノ瀬委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

高部教育長

 それでは、お手元に一般質問通告一覧をご用意しておりますのでごらんいただきたいと思います。9月1日から平成26年の第3回三鷹市議会定例会が開催されておりまして、1日と2日の両日で20人の議員さんから一般質問がございました。そのうちの14人が教育長に対してのご質問でしたので、概要についてご報告をいたします。
 まず、No.2、大城美幸議員です。質問は、2の子どもの貧困問題ということで、子どもの貧困対策の取り組み状況についてご質問がございました。これは、子どもの貧困対策の推進に関する法律に基づきまして、先日、8月29日に国の大綱が定められまして、また、今後東京都においても貧困対策計画が策定されている予定でございますので、その中での教育支援、就労支援、あるいは生活支援を含めた総合的な対策が講じられるということですので、市長部局と連携しながら取り組むというお答えをしました。それから、生活保護費の引き下げに伴う就学援助の影響と対応ですとか、あるいは学校給食費の値上げに対する苦情等の反応はどうかという質問もあわせてございました。
 次に、4番目の野村羊子議員です。ご質問は、1の(2)「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書」の内容ということで、特にアウトカムの評価、社会的成果についての評価が可能かどうか、あるいは市民視点での評価指標の設定や、学識者の知見の活用についてどうかというご質問でした。ご案内のように、アウトカムの評価、客観的な社会的な評価というのは指標設定の難しさもあるわけですけれども、これまでも一定の改善を努めてきましたが、評価方法ですとか記述方法の工夫をしていくとお答えをしました。
 続きまして6番目、嶋崎英治議員です。質問は、1の(1)です。アスベスト対策の現状と課題ということで、阪神・淡路大震災、東日本大震災からの教訓をどのように生かしたかということでございますけれども、これは学校施設に関しまして、これまでの耐震化の推進、あるいは非構造部材の点検・調査を行って、今後計画的に改修を進めるとお答えしました。
 次に7番目、渥美典尚議員です。2つありまして、1つは文化財研究ということで、特に一般市民の方の歴史文化財研究をどういうふうに収集・評価活用するのかということでございましたけれども、これは内容、質が多様なものがございますので、歴史・文化保護のきっかけなどにつながるようなものについては十分生かしていくというお答えをしました。
 それから、2つ目がIT教育の中の、特に小・中学校でのプログラミング教育というご質問でしたけれども、これは現在中学校3年生の技術家庭におきまして、簡単なプログラム作成というカリキュラムがございますので、この中で取り組むということと、それから、スクラッチという非常に簡易なプログラミングソフトの活用はどうかということでしたので、今後の評価を踏まえて研究していくとお答えをしました。
 続きまして8番目、伊東光則議員です。質問は2番目の危険ドラッグについて、市長部局にも質問がありましたけれども、教育委員会にもございました。現在、危険ドラッグを使用した、事故に巻き込まれたという報告は学校からはございませんけれども、学校では、保健体育の授業ですとか薬物乱用防止教室、セーフティー教室などで警察等々と連携して行っていますので、そのようにして取り組むというお答えをいたしました。
 それから、9番目の土屋健一議員は小・中学校の自然教室についてということで、これは全体にかかっていますけれども、意義・目的、それから自然教室のあり方ということでご質問がございました。これは、市民保養所「箱根みたか荘」も含めて平成24年度にプロジェクトチームで報告をまとめておりまして、それを踏まえて、さらに教育部内で検討を進めているところでございますけれども、現行施設での効率的な運用とか管理形態の変更、あるいは今後の維持改修経費の精査ですとか、あるいは自然教室を仮に別の施設にしたときに、どんな条件が必要なのか、また、どのような影響があるのかということで、多角的な検討を鋭意進めているところでございます。
 続きまして11番目、後藤貴光議員でございます。質問は、2の新たな教育委員会制度ということでございまして、今回は市長に対する質問が(1)から(4)まで、それから教育長に対する質問は(3)から(5)まで、一部オーバーラップしていますけれども、そういうご質問がございまして、特に(3)のところは、総合教育会議で協議が整わなかったときにどうするのかというご質問でしたけれども、これは先日の東京都の説明会でもあったかと思いますが、それぞれの執行機関の権限の中で対応するとともに、やはり総合教育会議の中で、十分協議・調整を行うことが期待されていますので、そのように努めるとお答えをしました。それから教育行政大綱等についても、これは首長が策定するものですけれども、総合教育会議の中で教育委員会としてもしっかり協議していくとお答えをしました。それから(5)につきましては、新しい制度と、今までのコミュニティ・スクールや小・中一貫教育とがどういうふうに関係するのか、影響があるのかというお話でしたけれども、これまでも重要な教育施策については、さまざまな計画とか条例とか、予算の段階で市長と協議してきたものですので、これからも連携して、こういった教育施策の推進には努めるとお答えをしました。
 それから12番目、吉野和之議員でございます。質問は、大きな3番目の、情報モラル教育及びネット依存対策ということでございました。現在の教育委員会で、ICT教育カリキュラム改訂検討委員会を設置しておりまして、これは教員を含めた検討会ですけれども、その中でさまざまアンケート調査、保護者や児童・生徒に対しての分析を踏まえて、指導プログラムの作成に取り組んでいるところでございます。あわせまして、保護者への啓発もそういったものを活用しながら行っていくとお答えをいたしました。
 続きまして14番目、赤松大一議員です。ご質問は、大きな2の(1)水害対策でございまして、昨今の局地的、そして短時間の豪雨に対しての、特に登下校時の一時避難について地域連携を図ってはというご質問でしたので、これまでと同様、PTA、コミュニティ・スクールとも連携して取り組むとともに、子ども避難所というのが防犯対策上設定されているわけですけれども、こういったことの活用についても検討していきたいとお答えをしました。
 続きまして15番目、粕谷稔議員でございます。2つありまして、1つはアルコール問題についての教育現場での取り組みということです。これについては、虐待とかネグレクトの背景に保護者のアルコール問題があった場合には、スクールソーシャルワーカーと連携して、医療機関あるいは地域包括支援センター等をつないでいくとお答えをいたしました。それから、危険ドラッグにつきましては、先ほどの伊東議員と同様ですけれども、特に横浜で行われた訓練等についてどうかというご質問でした。特に危険ドラッグに原因を特定するものではありませんが、交通安全教室ですとか不審者侵入対策といった中での避難訓練を行っていくとお答えをしました。
 続きまして17番目、緒方一郎議員でございます。質問は、1の(2)です。「第4次基本計画の進捗と見直し」ということで、今後の修正や見直しの方向性ということでございました。これは市長部局と連携して行うことですけれども、現在の計画の前期の達成状況、あるいは制度改正や社会状況の変化等を踏まえて、今後課題を抽出しながら修正・見直し等を図っていくとお答えをしました。
 18番目、石原恒議員です。2つありまして、1つは介護サービスの家庭介護者に対する支援ということで、特に児童・生徒が介護者になった場合の支援ということでございます。現状そういう事例はございませんけれども、仮にそうなった場合には、適切な養育環境を整えるよう、福祉関係とより密接な連携をしていくこと。それから、(4)介護人材の育成の中で、児童・生徒の職場体験を介護施設でどうかというお話でございました。今、職場体験の中でさまざまな職場、さまざまな仕事を体験しているわけですけれども、社会福祉施設のほうから、長期休業中などに当たってのボランティア募集などがございましたら、そういうところを学校に案内をして周知していくとお答えをしました。
 続きまして19番目、岩見大三議員でございます。2つございまして、1の(1)のウ、自殺遺児についてというご質問でございます。保護者が死亡した場合の原因を全て把握しているわけではございませんけれども、こういうケースが発生した場合には、やはり児童・生徒の心のケアに留意しながら必要な支援を行うとともに、福祉部局と連携しながら必要な措置手当等を講じられるよう連携を図っていくとお答えをしました。それから、(1)のエ、児童・生徒の自殺予防でございますけれども、これにつきましては東京都などからパンフレットが来ておりますが、教員間での研修ですとか情報共有を行いながら、スクールカウンセラーが子どもたちと面談を行うことになっていますので、そういうことで、機会を通して兆候を発見して、早期対応につなげていくとお答えをしました。
 それから、最後、20番目の吉沼徳人議員でございます。質問は、1の(2)、平和のつどいなどで戦争の風化を避けるための取り組み、特に中学生のボランティア参加ということでございました。戦争の風化につきましては、今までも戦争体験者の講演の機会ですとか、あるいはさらにそれを記録していく、アーカイブしていくという取り組みも行っておりますが、平和のつどいという式典については現在も小学校の合唱などで参加しております。ご指摘があったのは、平和のつどいでの中学生の車いすの手伝いボランティアはどうかということですけれども、そういった機会があれば、また周知していきたいとお答えをしました。
 以上でございます。

平成26年第9回教育委員会定例会会議録(2)へ続く

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