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平成26年第6回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年10月22日 最終更新日:2018年10月4日

平成26年第6回教育委員会定例会会議録

開催年月日

平成26年6月12日(木曜日)

出席者(4名)

委員長 貝ノ瀬滋
委員 岡由美
委員 池田清貴
教育長 高部明夫

欠席者(1名)

委員 角田徹

出席説明員

教育部長・調整担当部長 山口忠嗣
生涯学習担当部長 高階豊彦
総務課長 秋山慎一
学務課長 高松真也
学務課教育支援担当課長・指導課支援教育担当課長・総合教育相談室長 田中容子
指導課長 川崎知已
指導課教育施策担当課長 所夏目
生涯学習課長 古谷一祐
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 中森邦夫
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長  向井研一
社会教育会館長 新名清人
三鷹図書館長 宇山陽子
指導課統括指導主事 宮城洋之

事務局職員
副参事 直川佳裕
主事 大塚俊介

議事日程

平成26年6月12日(木曜日)午後3時開議

  • 日程第1 議案第22号 三鷹市文化財保護審議会委員の委嘱について
  • 日程第2 教育長報告

午後 3時03分 開会

貝ノ瀬委員長

 ただいまから、平成26年第6回教育委員会定例会を開会いたします。
 このたび、平成26年5月26日付で、新たに教育委員が任命されましたので、ご紹介いたします。
 池田清貴委員でございます。
 ここで、恐縮ですけれども、池田委員に一言ご挨拶をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

池田委員

 ご紹介いただきました池田清貴と申します。よろしくお願いいたします。
 私、弁護士として比較的子どもにかかわる案件を扱ってまいりました。今回は教育委員を拝命いたしまして、学校での子どもたちの学びの保障のために尽力してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

貝ノ瀬委員長

 よろしくお願いします。

貝ノ瀬委員長

 では、本日の議事日程に入ります前に、議席の指定を行います。議席は、三鷹市教育委員会会議規則第2条第2項の規定に基づきまして、委員長において指定いたします。ただいまご着席の議席を各委員の議席と指定いたします。
 次に会議録署名委員を決定いたします。
 本日の会議録署名委員は、岡委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第22号 三鷹市文化財保護審議会委員の委嘱について

貝ノ瀬委員長

 日程第1 議案第22号を議題といたします。

( 書記朗読 )

貝ノ瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

古谷生涯学習課長

 三鷹市文化財保護審議会委員の委嘱についてでございます。3ページをお開きください。
 提案理由の説明をさせていただきます。平成26年7月5日付で三鷹市文化財保護審議会の委員が任期満了となることに伴いまして、選出させていただいた候補者の委嘱についてお諮りさせていただくものでございます。委嘱年月日につきましては、平成26年7月6日、任期につきましては平成26年7月6日から2年間でございますので、平成28年7月5日までとなります。
 根拠法令についてご説明いたします。5ページをお開きください。
 文化財保護法の抜粋でございますが、第190条第1項に「都道府県及び市町村の教育委員会に、条例の定めるところにより、地方文化財保護審議会を置くことができる」と規定されております。
 続きまして、その下の、三鷹市文化財保護条例の抜粋ですが、第45条でございます。「法第190条の規定に基づき、委員会に三鷹市文化財保護審議会を置く」とされておりまして、第48条で、組織は「委員8人以内」とし、第49条で、委員の選任につきましては、「文化財に関し広く、かつ、高い識見を有する者のうちから委員会が委嘱する」と定められています。また、第50条をごらんください。「委員の任期は、2年とし、再任を妨げない」ということとしております。
 候補者についてご説明いたします。4ページをごらんください。
 候補者名簿でございます。今回の文化財保護審議会委員候補者としましては、再任の方が5名、新任の方が3名、合計8名でございます。ここで新任の候補者についてご紹介させていただきたいと思います。
 1人目は、一番上に記載しております神野善治さんです。武蔵野美術大学教授で、民俗学をご専門とされておりまして、今までも、大沢の里水車経営農家の保存・活用等にかかわっていただいているところでございます。
 2人目につきましては、上から4番目に記載しております長崎潤一さんでございます。早稲田大学文学学術院教授で、考古学・旧石器時代をご専門とされています。三鷹市では、野川流域に旧石器時代後期の石斧等が出土されておりまして、それらの出土品の保存・活用等にご助言をいただきたいと考えているところです。
 3人目は、上から5番目に記載しております初田香成さんです。東京大学大学院工学系研究科助教で、建築史学・都市史学をご専門とされています。三鷹市では、国立天文台など近代化遺産がのこされておりまして、それらの保存・活用についてご助言をいただきたいと考えているところでございます。
 以上、新任の候補者3人につきましては、既に文化財保護審議会委員の役割などをご説明して、ご内諾をいただいているところでございます。
 それ以外の候補者は再任となりますが、再任となる候補者のうちから、上から6番目、下から3番目でございますけれども、記載されております馬場憲一さんにつきましては、任期が8期目となっております。今年度、三鷹型エコミュージアム事業につきまして、庁内プロジェクトチームを設置して推進することとなりましたので、ご専門を生かしたご助言をいただくということで、引き続き候補者とさせていただいたところでございます。
 私からのご説明は以上でございます。

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

岡委員

 この審議会は、定例会は設けていらっしゃいますか。それとも、審議する内容があったときだけ招集がかかって会議が開かれるということでしょうか。

古谷生涯学習課長

 定例会を設けていまして、年8回ほど実施しております。

貝ノ瀬委員長

 特に馬場憲一委員さんについては、課長のほうから再任した理由が具体的に述べられましたけれども、池田委員は、市の任期の考え方について、おそらく御存じないかと思いますので、高階部長のほうからご説明いただけますか。

高階生涯学習担当部長

 三鷹市では、平成17年度に策定しました「三鷹市市民会議、審議会等の設置及び委員の選任に関する基準」がございまして、これは総務部のほうでつくっているのですけれども、その中で、委員は原則として3期又は引き続いて10年を上限とすると規定されています。その他に、委員の兼任は原則として3つまでとするなど、いろいろと基準があるのですけれども、あくまでも基準でして、例えば、当て職であるとか、どうしてもその人にかえがたいとか、そういった事由がある場合については、例外もあるということです。今回候補者とさせていただきました馬場先生の場合については、基準で定める10年を超えてはおりますが、市が重点政策としている、エコミュージアム事業、一言で言うと、地域丸ごと博物館という事業ですけれども、そのご専門で日本の第一人者的な先生であることに加え、今後庁内でプロジェクトもつくるという予定もあり、ご助言をいただきたいということで、今後の2年間、ぜひ委員をお願いしたいというもので、選任をさせていただきたいということでございます。以上です。

貝ノ瀬委員長

 ありがとうございました。
 ご質問、ご意見が他になければ、採決いたします。
 議案第22号 三鷹市文化財保護審議会委員の委嘱につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 教育長報告

貝ノ瀬委員長

 引き続き、日程第2 教育長報告に入ります。報告をお願いしたいと思います。
 では、教育長。

高部教育長

 では私のほうから、市議会の一般質問ということで、お手元に「一般質問通告一覧」をお配りしておりますのでごらんいただきたいと思います。平成26年の第2回三鷹市議会定例会がこの6月9日から開催されまして、月末までの会期で行われております。そして冒頭、一般質問が行われるわけですけれども、6月9日からきのうまで3日間、市政に関する一般質問が行われました。今回22名の議員さん、定数28名ですけれども、28名中22名の議員さんが一般質問されまして、そのうち11人の方から教育長に対する質問がございましたので、簡略にご説明をしたいと思います。
 まず、No.1、岩見大三議員でございますが、教育長への質問は、(1)のウのところでございます。学校現場におけるドメスティック・バイオレンスの情報収集についてということでご質問がございました。ただ、DVは、ご案内のように主に家庭内の夫婦間暴力が中心でございまして、学校では直接情報収集することは行っておりませんけれども、子どもに何らかの影響があるような場合は、聞き取りですとか、関係機関との連携を行っているというようなお答えをしたところでございます。
 続きましてNo.3、長島薫議員です。質問は、(4)障がい者が安心して必要な支援を受けられる社会の構築のためにということで、学校現場におきます障がいに対する理解、受容、支援の教育の進め方というご質問でしたので、内容としましては、インクルーシブ教育の理念のもとに、固定級ですとか特別支援学校の児童・生徒と、通常級の児童・生徒が日常的な交流を行って理解を深めているというお答えをいたしました。
 続きましてNo.5、森徹議員でございます。質問は、1の(1)の健康に関連してです。具体的に、教職員の定期健診の中で、平成23年度から子宮がん・乳がん検診を見直したということで、その理由は何かというご質問でした。子宮がん・乳がん検診については、文部科学省令の健診項目の中で、自治体が行うべき必須の項目とはされておりません。また、学校の教職員の共済組合の厚生事業などで、受診機会が設定されておりますので、そういった機会の周知に努めるというお答えをいたしました。
 続きましてNo.9、嶋崎英治議員でございます。質問は(2)のところで、「憲法を記念する市民のつどい」という市民主催の行事があるわけですけれども、そのときの講演についての感想ということでした。今回、海老名香葉子さんというエッセイストの方の講演があったわけですけれども、その感想を聞かれました。
 それから、(4)日本国憲法第26条ということで、教育の機会均等についてのご質問がございました。教育費について家庭の負担が大きくなっているけれども、奨学金制度等についてどう考えるかというようなご質問でした。
 それから、(5)深刻な子どもの貧困についてということで、具体的には就学援助の現状と課題ということでございます。三鷹市には、準要保護については市独自で市費で賄っている制度がございますけれども、多摩地区の中でも高いレベルを設定しておりますので、その適正な運用に努めるというふうにお答えをしました。
 続きましてNo.13、伊東光則議員でございます。内容としましては、(2)の安全安心に関連しまして、具体的には通学路の安全、それから学校給食の安全ということでございましたので、前者については毎年、交通対等で安全点検をしていただいておりますし、また学校教育の中でも安全安心マップづくりを行ったり、あるいは不審者対応を行ったりということで、その事業の内容についてお答えをしました。それから学校給食につきましても、包括的に、食中毒の防止のための衛生マニュアルの徹底ですとか、アレルギー疾患対応ですとか、あるいは放射性物質の検査等を継続して行っているということをお話ししました。
 続きましてNo.16、吉野和之議員でございます。質問は2の道徳教育についてということでございました。基本的な見解ですとか、道徳の時間の確保や推進体制をどういうふうに行っているのか、あるいは家庭や地域との役割はどのようなのかというご質問でしたので、今、道徳の教科化も議論されておりますけれども、子どもたちが具体的に、道徳を実践できるような、行動できるような力を身につけるということを狙いに行っているというお話をしました。さらに、道徳につきましては、地区公開講座、土曜日などに保護者や地域の方にも集まっていただいて、公開しながらともに考える機会を広げているというお話をしました。
 続きましてNo.17、石井良司議員でございますけれども、(2)の地方分権時代における教育委員会制度についてということで、現在国会で審議が進められております法案について、その影響や効果についてどのように考えるかというようなお話もありました。首長が総合教育会議を主催して、大綱をつくるというような形になっておりますけれども、教育委員も含めて教育の関係者が、市の教育行政のあり方についてよく協議をして、議論をする、そういう場だという理解でお話をしました。
 続きましてNo.18の寺井均議員。2の土曜教育についてのご質問がありました。土曜日の教育活動の推進ということでご質問ありましたので、現在もコミュニティ・スクールが主催になったり、あるいは外部人財をとり入れてキャリア・アントレプレナーシップ教育などを行っておりますので、そういった取り組みを活用しながら充実を図るというふうにお答えをしました。
 続きましてNo.20の赤松大一議員です。1の(3)学校欠席者サーベイランスの活用についてということでございまして、三鷹市では、既に25年度から角田委員のお勧めもあって導入したわけですけれども、都内ではまだ中野区と三鷹市だけということで、これは感染者などをリアルタイムで把握して、いろいろな対策を講じるのに活用できるということで、広域的な広がりを期待しているというふうなお話をしました。
 続きましてNo.21、緒方一郎議員でございます。質問は、3の(4)病児や乳幼児等に対して有効なHPSの展開についてということで、HPSというのはホスピタル・プレイ・スペシャリストですけれども、医療現場などで子どもの不安とか苦痛を和らげるために、遊びなどを通じて支援するという、そういう職があるわけですけれども、それが今度、三鷹ネットワーク大学で寄附講座をいただけるということでしたので、教職員はじめ関係者が参加して、今後の活用について研究していくというお答えをいたしました。
 最後はNo.22の吉沼徳人議員でございまして、質問は、一番最後のウ、登下校時の児童・生徒の避難誘導についてというご質問でした。これは、登下校時に災害が発生した場合は、必ずしも教員がそばにいるわけではございませんので、日ごろから通学路の危険箇所を確認する活動、マップづくりとか、あるいはみずから危険を回避する訓練、教員がいなくても自分で安全を確保する活動をしているので、そういった活動の充実に努めるというお答えをしたところでございます。
 概略は以上でございます。

平成26年第6回教育委員会定例会会議録(2)へ続く

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