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平成25年第3回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2013年7月10日 最終更新日:2013年7月12日

平成25年第3回教育委員会定例会会議録

開催年月日

平成25年3月4日(月曜日)

出席者
委員長  貝ノ瀬滋
委員  角田徹
委員  河野純子
委員  岡由美
教育長  高部明夫

出席説明員
調整担当部長・生涯学習担当部長 清水富美夫
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
学務課教育支援担当課長・指導課支援教育担当課長・総合教育相談室長 田中容子
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 松永透
生涯学習課長 古谷一祐
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 岡崎安隆
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 荒川浩一
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長 向井研一
社会教育会館長 新名清人
三鷹図書館長 宇山陽子
指導課統括指導主事 栗原健

事務局職員
副参事 直川佳裕
主事 大塚俊介

議事日程

平成25年3月4日(月曜日)午後2時30分開議

  • 日程第1 議案第8号 学校運営協議会を設置する学校の指定期間の更新について
  • 日程第2 議案第9号 三鷹市文化財保護審議会への諮問について
  • 日程第3 議案第10号 三鷹市スポーツ推進委員の委嘱について
  • 日程第4 三鷹市立学校人財育成方針(案)について(協議)
  • 日程第5 教育長報告
  • 日程第6 議案第11号 三鷹市個人情報保護審査会への諮問について

午後 2時44分 開会

貝ノ瀬委員長

 ただいまから、平成25年第3回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、河野委員にお願いいたします。
 議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第8号 学校運営協議会を設置する学校の指定期間の更新について

貝ノ瀬委員長

 日程第1 議案第8号を議題といたします。

( 書記朗読 )

貝ノ瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

松永指導課教育施策担当課長

 私から、学校運営協議会を設置する学校の指定期間の更新について、ご説明させていただきます。
 3ページをごらんください。現在、三鷹市の全ての市立小・中学校は、学校運営協議会を設置する学校として、三鷹市教育委員会が指定しているところでございます。また、三鷹市では学校運営協議会と同時にコミュニティ・スクールを設置しております。平成18年度に三鷹市立第四小学校、第七中学校の2校を指定し、その後、19年度、20年度に順次指定を行い、平成20年9月1日までに全ての学校を学校運営協議会を設置する学校、すなわちコミュニティ・スクールに指定してきたところです。現在、22校全てがコミュニティ・スクールに指定されているわけですけれども、指定の期間が4年間で、期間が25年3月31日までになっていることから、この更新の期間を、再度、4年間更新するという議案でございます。
 6ページをごらんください。三鷹市立公立学校における学校運営協議会に関する規則の抜粋になりますけれども、既に最初の指定の段階で、各校長から指定をしてもらいたいという届け出がございまして、それに基づきまして、学校運営協議会を置く学校としての指定をしてきたところです。第3条第4項になりますけれども、指定の期間は4年以内で、教育委員会が定める。ただし教育委員会は当該期間を更新することができる。これに基づきまして、再度、4年間の更新をお願いするということです。
 説明は以上です。

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆さんの質疑をお願いいたします。
 教育委員会規則に基づいて、再度4年間、延長するというお話です。よろしゅうございますか。どうですか。
 議案第8号 学校運営協議会を設置する学校の指定期間の更新については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 議案第9号 三鷹市文化財保護審議会への諮問について

貝ノ瀬委員長

 日程第2 議案第9号を議題といたします。

( 書記朗読 )

貝ノ瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

古谷生涯学習課長

 提案理由の説明をさせていただきます。野崎八幡社薬師殿団子まきという年中行事を、三鷹市登録無形民俗文化財に登録するに当たり、三鷹市文化財保護条例第47条の規定に基づき、あらかじめ教育委員会が文化財保護審議会に諮問することについて、お諮りさせていただくものでございます。
 8ページをお開きください。教育委員会から三鷹市文化財保護審議会への諮問文案でございます。
 少し飛びますが、13ページをお開きください。根拠法令についてご説明いたします。まず、三鷹市文化財保護条例の抜粋でございますけれども、第39条第1項をごらんください。三鷹市登録無形民俗文化財の根拠でございます。委員会は、市の区域内に存する文化財のうち、保存及び活用のための措置が特に必要と認めるものを、次に掲げる三鷹市登録文化財として三鷹市文化財登録台帳に登録することができるとされております。第1項第4号に、三鷹市登録無形民俗文化財と規定されております。次に、第47条をごらんください。三鷹市文化財保護審議会への諮問の根拠でございます。委員会は、次に掲げる事項について、あらかじめ審議会に諮問しなければならないものとされています。第9号に市登録有形民俗文化財又は市登録無形民俗文化財の登録及びその登録の抹消と規定されております。
 14ページごらんください。指定登録基準についてご説明いたします。三鷹市文化財の指定及び登録基準の抜粋でございますが、野崎八幡社薬師殿団子まきという年中行事が、三鷹市登録無形民俗文化財に当たるかどうかの根拠としましては、第2 三鷹市登録文化財の、4 三鷹市登録無形民俗文化財の(1)のイでございます。年中行事、祭礼、法会等の中で行われる行事と規定されています。
 9ページへお戻りください。野崎八幡社薬師殿団子まきについてご説明いたします。まず、1の共通事項をごらんください。名称を野崎八幡社薬師殿団子まきとしております。種別は三鷹市登録無形民俗文化財、伝承地は三鷹市野崎一丁目23-1でございます。行事の成立年代は近世後期頃と推定されております。保存団体は、三鷹市野崎一丁目23-1、崇敬会、会長、吉野伊佐三でございます。
 2の当文化財の特徴でございます。行事の概要でございます。毎年10月8日、野崎地区の鎮守である、野崎八幡社の境内に祀られている、薬師殿の祭祀の1つとして行われる、団子をまく年中行事です。朝から地区の役員や女性たちによってつくられた多数の団子が、夜9時に社務所からまかれ、この団子を神社に集まった人々が拾い集めます。この団子を食べると、眼病に効果があるとされてきました。この行事はいつから行われているか確認できないが、絶えることなく行われてきたと伝承されているものでございます。
 11ページをごらんください。写真でございます。上の写真は平成24年、昨年10月8日の団子まき行事の様子でございます。下の写真は昭和55年の団子まき行事の様子でございます。12ページをごらんください。上下とも平成24年、昨年10月の団子づくりの様子でございます。
 10ページにお戻りください。3、登録の理由でございます。野崎八幡社における団子まきは、薬師如来への祭祀の一環として行われている、大変珍しい年中行事です。団子まきの行事では、かつてこの地域に活用されていた用水や水車が、団子づくりの過程で使用されていたことが記録されており(『三鷹の民俗 1 野崎』)、かつて野崎地区が陸稲などの畑作農村であり、近世の新田村落として成立・発展してきた歴史と深く関わりを持って継承されている行事と考えられるというものでございます。この行事は、旧野崎村の鎮守の地である、野崎八幡社境内において行われていることや、第二次世界大戦中の食料難の時代を含め、絶えることなく継続してきたと伝承されていることから、野崎地区の主要な年中行事として、長い間、継承されてきたものと推定され、広く三鷹市内外の参加者を集めてきました。団子まきは、大変珍しい地域の年中行事として、三鷹市民の郷土意識の醸成のために貴重な文化財であります。よって、当行事を三鷹市登録無形民俗文化財として登録したいということでございます。
 以上、野崎八幡社薬師殿団子まきという年中行事を、三鷹市登録無形民俗文化財に登録するに当たり、三鷹市文化財保護条例第47条の規定に基づきまして、教育委員会が文化財保護審議会に諮問することについてご審議ください。お願いいたします。

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆さんの質疑をお願いいたします。

河野委員

 無形民俗文化財は、ほかにどのようなものがあるのかということと、今回、この時期に、この文化財を登録しようとする理由について教えていただけますか。

古谷生涯学習課長

 市の登録無形民俗文化財は他にございませんが、指定無形民俗文化財としては、三鷹囃子と新川囃子がございます。
 今回登録しようとする理由ですが、野崎地区の住民の方々から、ぜひこれを保存していきたいので、三鷹市の文化財として、何らかの形で位置づけることができたらというご希望がございました。

河野委員

 登録されると、メリットとして何があるのですか。

古谷生涯学習課長

 具体的には、登録簿に登載されるということだけです。また、登録証が発行されますが、特に金銭的な補助など、そのようなものは想定されておりません。

清水調整担当部長

 登録することで、どのようなメリットがあるのかということですが、それは保存者側のメリットもあれば、行政側のメリットもあります。今、指定文化財と登録文化財の話がありましたが、指定はなかなか基準が厳しくて、指定される文化財は数多くありません。ただ、他にも埋もれた、やはり大事なものもあるでしょうということで、三鷹市では平成18年に登録制度ができました。そうした登録に値するものも、やはり大事に守っていきましょうということで、登録基準を定めております。その登録基準によって、私どもはそうした文化財を大事に育てていきたいと考えております。また、保存者側から言えば、あまり表には出ませんけれども、これまで続いてきた、そのような庶民の生活が歴史の中にあるということを、登録によって評価されることになるので、今後も引き続き一生懸命やっていこうではないかということが、1つあるのかという気はします。

古谷生涯学習課長

 広く文化財を保護、活用していくために、三鷹市の文化財に登録されることで、保存者側に貴重な文化財であるという自覚が芽生えるという効果を狙っています。そのようなことで、市民に三鷹市の文化財を大事にする心を養っていただくという目的がございます。

河野委員

 登録のハードルが非常に低いのであれば、それはそれで1つの考えだと思いますが、どのあたりにハードルがあるのか教えていただけますか。

清水調整担当部長

 具体的には、先ほど私のほうでお話した、平成20年に制定した文化財の指定及び登録基準が1つの基準になって、これを基に判断していこうということでございます。

貝ノ瀬委員長

 今後文化財保護審議会で検討していただきたいということですね。

古谷生涯学習課長

 そうです。

角田委員

 ちなみに、指定されると何かメリットがあるのですか。指定はハードルが高いということなのですけも。

古谷生涯学習課長

 指定されると、補助金支出ができるという規定がございまして、そこで登録と少し違いがあります。

岡委員

 登録文化財は今回が初ですか。

古谷生涯学習課長

 これまでにも登録文化財はございます。

清水調整担当部長

 既に5件が登録されています。ただ、これから少しずつ増えていくという部分もございます。

貝ノ瀬委員長

 よろしいですか。
 ほかにご質問、ご意見等がなければ、採決いたします。
 議案第9号 三鷹市文化財保護審議会への諮問については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第3 議案第10号 三鷹市スポーツ推進委員の委嘱について

貝ノ瀬委員長

 日程第3 議案第10号を議題といたします。

( 書記朗読 )

貝ノ瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

岡崎スポーツ振興課長

 16ページをお開きください。三鷹市スポーツ推進委員について、新たに2人の委員を委嘱するものでございます。スポーツ推進委員の定数は30人以内と定められておりまして、現在22人を委嘱しておりますので、ここで2人委嘱しますと、24人になります。1、委嘱の年月日ですが、平成25年4月1日。2、任期ですが、平成25年4月1日から平成26年3月31日までです。これは、現在、委嘱している委員の任期にあわせたもので、通常は2年なのですが、来年度1年限りといたします。3、候補者ですが、浅見忍さん、女性、昭和45年生まれの43歳です。三鷹市井の頭在住ということです。望月龍太さん、男性、平成4年生まれの21歳、野崎在住でございます。浅見忍さんにつきましては、現在、第三中学校のPTAの会長を務めておりまして、今期限りでPTAの役職からは外れます。この方は水泳連盟に所属しておりまして、第五小学校でプール指導などをされております。望月龍太さんは、三鷹市出身で、現在大学1年生。非常にスポーツが好きで、ボランティア活動をしたいという意欲のある方です。先日、行われました小学生のソフトバレーボール大会でも、1日手伝っていただきました。
 17ページをお開きください。現在のスポーツ推進委員の名簿で、下の23、24が、今回、委嘱する候補者の方でございます。18ページには参考法令として、スポーツ基本法と三鷹市スポーツ推進委員の設置及び委員の報酬に関する規則を、それぞれ抜粋ですが、掲載しております。
 以上でございます。

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆さんの質疑をお願いいたします。

岡委員

 委員の規則の第3条に、相当な指導能力及び実績があると認められるもののうちから委嘱するとありますけれども、望月さんは現在21歳ですが、そこの部分はクリアできているのでしょうか。

岡崎スポーツ振興課長

 確かに年齢は若いのですが、自分自身もニュースポーツなどを盛んにやっておりまして、この間の小学生のソフトバレーボール大会でも、スタッフとして非常に活発に活躍しております。

岡委員

 どこからか、団体からのご推薦があってということですか。

岡崎スポーツ振興課長

 同じくスポーツ推進委員をされている方の推薦です。非常にいい人がいるということで、推薦されました。

岡委員

 あと5期、6期など、長きにわたって委員になっていただいている方もいらっしゃるようですが、規則では再任は妨げないということですけれども、再任の回数に制限はないのですか。

岡崎スポーツ振興課長

 制限はないのですが、市の基準に基づき、原則として5期10年ということで考えております。名簿では6期の方もいらっしゃるのですが、今回は国体を控えているということでお願いした経過がございます。

岡委員

 わかりました。

貝ノ瀬委員長

 ほかにご質問、ご意見等がなければ、採決いたします。
 議案第10号 三鷹市スポーツ推進委員の委嘱については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

平成25年第3回教育委員会定例会会議録(2)へ続く

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