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平成24年第2回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年6月11日 最終更新日:2012年8月13日

平成24年第2回教育委員会定例会

開催年月日

平成24年2月6日(月曜日)

出席者
委員長 秋山千枝子
委員 鈴木典比古
委員 河野純子
委員 岡由美
教育長 貝ノ瀬滋

出席説明員
教育部長・調整担当部長 藤川雅志
生涯学習担当部長 清水富美夫
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 松永透
生涯学習課長 久保田和則
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 岡崎安隆
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 荒川浩一
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長 向井研一
社会教育会館長 古谷一祐
社会教育会館東社会教育会館担当課長 中森邦夫
三鷹図書館長 大島克己
三鷹図書館南部図書館(仮称)開設準備担当課長 宇山陽子
学務課副主幹 田中容子
指導課統括指導主事 栗原健

事務局職員
副参事 大久保実
副参事 直川佳裕

議事日程

平成24年2月6日(月曜日)午後5時開議

  • 日程第1 議案第3号 平成24年度基本方針の承認について
  • 日程第2 議案第4号 三鷹市教育振興基金条例の制定の申出について
  • 日程第3 議案第5号 三鷹市社会教育会館条例の一部改正の申出について
  • 日程第4 議案第6号 三鷹市立図書館協議会条例の一部改正の申出について
  • 日程第5 議案第7号 三鷹市スポーツ傷害見舞金支給条例の一部改正の申出について
  • 日程第6 議案第8号 三鷹市市民体育施設条例施行規則及び三鷹市立学校施設の開放に関する条例施行規則の一部改正について
  • 日程第7 三鷹市立小・中学校卒業式及び入学式に使用する告辞文について(協議)
  • 日程第8 教育長報告
  • 日程第9 議案第9号 平成23年度一般会計補正予算見積書について

午後 5時 開会

秋山委員長

 ただいまから、平成24年第2回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、鈴木委員にお願いいたします。
 議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第3号 平成24年度基本方針の承認について

秋山委員長

 日程第1 議案第3号を議題といたします。

( 書記朗読 )

秋山委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

藤川教育部長

 基本方針は教育ビジョンを踏まえまして、その実現に向けて、年度ごとの方針を示すものでございます。公開した上で、各校長の学校経営方針にも反映されるものでございます。今回、新教育ビジョンが策定中でございますが、新しい教育ビジョンを踏まえた、あるいはまた、生涯学習プランを踏まえたものとなっているところでございます。ただ、そのものではなくて、当該年度において力を入れるべき点に絞ったり、強弱をつけたりしておりますので、そういった点を中心にご説明させていただきます。また、この後、3月の定例市議会で24年度の予算が決まる予定でございますので、それを踏まえまして、より具体的な事業計画を取りまとめまして、あわせて4月の教育委員会でお示しすることになる予定でございます。よりよい、わかりやすい計画になるように、工夫していきたいと考えております。
 1ページ目をごらんいただきたいと思います。基本方針でございます。今回、全面改正に近いものですから、内容をしぼりながらではございますけれども、全体を通してご説明させていただきたいと思います。まず前文では教育基本法について触れまして、教育基本法の実現に向けた責務を自覚しながらも、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育を柱とした学校教育の充実により、「目指す子ども像」の実現を目指すのだということを掲げてございます。また、生涯学習社会の実現に向けまして、学びの循環ということで、生涯学習プランの議論の中でもご検討いただきましたけれども、こういった理念を掲げるところでございます。
 第1部、学校教育でございます。一の学校教育の指導目標では、「三鷹市教育ビジョン2022」に基づきまして、「人間力」、「社会力」を兼ね備えた子どもの育成を目指して、学校教育を推進しますと位置づけているところでございます。
 2ページ目をごらんいただきたいと思います。「目指す子ども像」につきましては、教育ビジョンで皆さんにご議論いただいた内容を、そのまま受けているところでございます。それを踏まえまして、二の学校教育の基本方針では、地域との協働による特色ある学園・学校づくり、子どもの心身の成長や発達段階に応じた体系的な教育を組織的に行う、安全で快適な充実した教育環境を整備することを基本方針に掲げて、以下、教育ビジョンの目標に準じて、今年度やるものについて並べているところでございます。
 目標1でございます。地域とともに協働する教育を進めますということで、1のコミュニティ・スクールの機能の充実は、今年度の最重点施策という位置づけでございます。内容は、コミュニティ・スクール委員会及び学校運営協議会の機能の充実、熟議を通して、地域の意向が学校運営に反映されるように取り組んでまいります。学校関係者評価の充実を図っていくとともに、3ページ目になりますけれども、広報の充実、学校支援者の拡大、組織化等を図りながら、地域と協働しました学校の支援体制づくりが重点になってまいります。
 2の地域人財の育成と協働の推進では、やはり一番最大のポイントが、2行目にございます、意図的・計画的な学校支援者の人財発掘と育成を推進してまいるところでございます。
 3のコミュニティ・スクールの充実に向けた支援体制の整備ということで、これも最重点の施策として考えてございますけれども、学校支援が組織的かつ継続的に可能となるように、組織の法人化等の支援も含めまして、支援体制を充実していこうではないかということの位置づけが、最も大きなポイントでございます。
 目標2に参ります。小・中一貫した質の高い学校教育を推進しますということで、1の小・中一貫教育の充実と発展は、最重点施策という位置づけでございます。そのうち、(1)効果的かつ持続可能な学園運営システムの構築ということで、2行目以降になりますけれども、学園内の小学校同士の交流、小・中の兼務発令を踏まえました学園内の連携・指導交流といったものを重点的に取り組みますと同時に、小学校専科授業に中学校の教員が入る、あるいは小学校でも教科担任制の充実を図ることに、力を入れてまいりたいと考えております。下から3行目になりますけれども、小・中一貫教育校の小・中一貫カリキュラムをもとに、各学園のカリキュラムを改善いたしますとともに、少人数指導や習熟度別指導の充実などに取り組んでまいりたいということでございます。
 4ページ目、市民に期待される公立学校としての小・中一貫教育の充実ですけれども、小・中一貫教育をやっていることもございまして、発達段階を意識した学習指導方法の工夫改善に取り組んでまいります。指導法、教材の研究・開発に力を入れてまいりたいということでございます。そのためには、研修体制の強化も必要になってまいります。三鷹市の学習到達度調査を小学6年と中学3年で継続的に実施しまして、小・中一貫の取り組みの成果を検証してまいりたいと考えております。
 2の知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実では、「人間力」、「社会力」の一層の育成のために、知・徳・体のバランスのとれた児童・生徒の育成を掲げて、取り組みを進めていきたいと考えております。
 3の三鷹らしい特色ある教育活動の推進と多様な学習機会の提供におきましては、キャリア・アントレプレナーシップ教育等を通じまして、我が国と郷土三鷹に対する愛着や誇りをはぐくむ教育も踏まえながら、後段になりますけれども、自然体験、ボランティア活動、言語活動を基盤とした学習、読書活動の推進、ICT教育、小学1年生からの外国人指導者による外国語活動等々について、今年も力を入れてまいりたいということでございます。
 4の生活指導の充実でございますけれども、9年間を見越した、継続的・系統的な生活指導を小・中の連携によって実現していきたい。それから5ページ目になりますけれども、家庭支援ネットワーク等との連携によりまして、スクールソーシャルワーカーの機能の充実等も図りながら、課題のある子に対しても適切に対応していきたいということでございます。
 5の多様な教育的ニーズに対応した教育の推進では、ゼロ歳からの教育支援が適切に行えるように連携の強化、あわせて「三鷹市教育支援プラン2022」をここで確定しますので、その推進に力を入れていきたいということでございます。
 6の幼稚園・保育園と小学校の連携教育と支援の推進でございますけれども、下のほうになりますが、昨年度までに全小学校区ごとに、連携のための地区連絡会が組織されましたので、研修の実施、情報交換・交流等で、その実を出していくことを目標に掲げてございます。
 目標3でございます。学校の経営力と教員の力量を高めて、特色ある学園・学校づくりを進めるということで、学園長・校長の経営ビジョンに基づく、特色ある学園・学校づくりの推進でございますけれども、そのためには、中核となります主幹教諭や、小・中一貫教育のコーディネーターを生かす、学校運営の組織の改善・充実、迅速な課題対応力の向上、このあたりに力点を置いて取り組んでまいりたいと考えております。それから6ページ目にまいりますけれども、目標を明確にいたしまして、学園の教育計画に基づく教育課程の編成、その編成を通しまして、特色ある学園・学校づくりを推進していくことを大きな目標に掲げていきたいと考えおります。
 2の三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人財育成でございます。これも最重点施策で、教師の実力を伸ばしていくことに取り組んでいきたいということでございます。中でも、真ん中あたりになりますけれども、「三鷹市立学校人財育成方針」の策定に来年度は取り組みます。その上で、優れた指導力と教育者としての愛情あふれる教員の育成を推進していきたいと考えております。またネットワーク大学と連携しまして、人財育成方針と連動した、教員のキャリア支援を推進するシステムを、来年度、人財育成方針をつくりながら考えていきます。
 3の三鷹教育・子育て研究所の活用で言いますと、今、申し上げたことももちろんその中に入ってくるわけですけれども、小・中学校の教育研究会等々とも連携しながら、教員用のコンピューターから各学校での研究成果等が活用できるような、カリキュラムライブラリーを設置していこうということで、その準備を着実に進めていきたいと考えているところでございます。
 目標4、安全で快適な、充実した教育環境を整えますということでございます。1の子どもの安全・安心の確保は最重点施策でございますが、これまでの通学路を中心としました、見守り、安全は当然なのですけれども、昨年、3.11があったこともございまして、防災教育をより一層充実いたしまして、非常時にみずからの安全を確保するような力に少し力点を置いて、防災教育をしていきたい。また7ページ目になりますけれども、放射性物質による、児童・生徒への影響もいわれておりますので、今後の事態の推移を見ながら、さまざまな状況に応じて適切な対応を図っていきたいということでございます。
 安全で快適な学校施設づくりの推進でございます。引き続き、耐震補強工事、建替工事等に取り組んで、安全で快適な学校施設の整備を推進していきます。空調設備整備の完了を来年度には目指したいということでございます。また、学校給食調理業務の委託化も、引き続き取り組んでいくということでございます。
 3の環境に配慮した学校施設の整備と環境教育の活用でございますけれども、建替工事・大規模改修に当たっては、学校のエコスクール化を推進しようということで、今、建替え中の第三小学校においても、太陽光発電の導入やビオトープの設置等々を考えているところでございます。また、学校版環境マネジメントシステムの導入を、市内全校で来年度は実施する計画になっているところでございます。
 4のICTを活用した魅力ある教育環境の整備と利活用も最重点施策でございますが、教育ビジョン2022の協議会の場等々でお話ししているとおり、ICT機器等のリニューアルもございますので、この機会を使いまして、内容の充実及び教員の校務事務の効率化にも役立てるような、校務のソフトの充実を通して、ICT環境の整備を進めていきたいと考えております。
 8ページ目、目標5になります。地域をつなぐ拠点となる学校をつくりますということで、地域社会の拠点としての学校づくりの推進で、目標1のコミュニティ・スクールとつながってまいりますけれども、最重点施策で、家庭、保護者、地域住民が当事者意識を持って学校を支える、コミュニティ・スクールの充実・発展ということで、地域の拠点としての学校づくりに全力で取り組んでまいりたい。なお、災害時の避難場所ということが非常に大きな問題になっておりますので、学校の防災拠点としての機能強化も図ってまいりたいと考えております。
 2の学校を拠点とした子どもの安全・安心な居場所づくりの推進でございますけれども、学校が安全な居場所となるだけではなく、学校を拠点に、地域にそういった居場所を考えていきます。中学生の居場所という面でも、学校が見直されておりますので、その辺も子育ての部門ともよく連携をとりながら進めてまいりたい。
 3の家庭や地域の教育力の向上でございます。コミュニティ・スクールの目標でもございますけれども、学校と家庭・地域が一体となって子どもを育てていくということで、「家庭教育学級」、あるいは地域SNSの活用によります、家庭の教育力向上の支援にも力を入れていきたいと考えております。
 4のNPO・企業・大学・研究機関などとの連携でございますが、三鷹ネットワーク大学などのNPOやICUをはじめとする大学、研究機関等々とも、現実にいろいろな形で連携しながら教育を進めておりますけれども、専門機関の知見を活用した教材・教育方法や研修プログラムなどの開発についても取り組んでまいりたいと考えております。
 生涯学習の部分については、担当部長からご説明します。

清水生涯学習担当部長

 9ページをお開きください。まず、生涯学習の推進目標でございますけれども、生涯学習プランの基本目標にありますように、「ともに学び、学びを活かし、学びの成果や絆が地域に受け継がれていく心豊かな社会をつくる」。そうした推進目標を実現するために、二の基本方針でございますが、以下の4つの目標を基本方針としまして、生涯学習環境の整備や施策の充実を推進していく形になっております。
 個別に目標ごとに、ご説明させていただきます。次の10ページでございます。まず、目標1でございます。生涯学習社会の実現に向けた学習環境の整備の推進ということで、4つ掲載をしておりますが、引き続き、市民ニーズの把握と生涯学習情報の提供、並びにライフステージ別の多様な学習内容の提供と関係機関等との連携、学校施設の地域開放の推進を行っていきたいと思っております。
 また、11ページにございます生涯学習にかかわる新たな拠点の整備は、最重点施策として記載をしております。1つは新川防災公園・多機能複合施設の整備事業の一環として、新しい生涯学習の拠点施設、並びに健康・スポーツの拠点施設の整備につきましては、実施設計や管理運営計画の検討を行うなどして、事業の推進に取り組んでまいりたいと思っております。また、平成25年度の開館を目指して取り組んでおります、南部図書館(仮称)の整備につきましても、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。主にハード系を、ここで少し施設の紹介をさせていただいております。
 次の目標2でございますが、市民の多様な学習活動の支援と生涯学習によるまちづくりを推進するということでございます。1の生涯学習の拠点の整備、先ほどの新川防災公園の整備事業の中で、いわゆる新しい生涯学習拠点施設ということで、少し運営面といいますか、ソフト面の記述をさせていただいておりますけれども、これまでの社会教育会館での活動実績やノウハウなどをもとに、新たな生涯学習拠点として整備を進め、この活動を通して、市民間の交流が促進されるよう、検討していきたいと思っております。
 また、3にございます、生涯学習のまちづくりに資する人財の育成及び活用の推進でございますが、生涯学習のまちづくりに当たりましては、重要な課題として、地域における人財育成や活用、学校・家庭・地域が一体となった教育力の向上が非常に重要な課題となってきております。そうした意味で、生涯学習の機会を通じて得た学習成果を、ボランティアや社会貢献に結びつけることで、地域社会に還元する、学びの循環の仕組みづくりに取り組んでまいりたいと思っております。そのためにボランティアや住協、あるいはコミュニティ・スクールなど、地域で活躍する人財を育成し、市民参加と協働のまちづくりに資するマンパワーを供給してまいりたいと思っております。
 12ページですが、次の4 学校・家庭・地域との連携による生涯学習の推進でございます。学校・地域・家庭の連携によって教育力を向上させ、生涯学習を進めていければと思っております。学校が学びの場、あるいは地域の学習の拠点となるような環境が整いつつございますので、そうした機会を通じて、「コミュニティ創生」につながるような人との出会い等を推進してまいりたいと思っております。
 12ページの目標3でございます。地域の情報拠点としての図書館活動の推進でございます。1に南部図書館(仮称)の整備でございますが、最重点施策として挙げております。25年度に開館する予定で、今、準備を進めております。本年度につきましては、実施設計を行う予定でございます。また、検討市民会議で行われた、検討あるいは提言並びに提案につきまして、今般、基本プランを作成いたしまして、現在、パブリックコメントをかけているところでございます。後ほど、少しご説明があろうかと思いますが、パブリックコメント後、確定したプランで設計をしていきたいと思っております。ご案内のとおり、アジア・アフリカ文化財団との間では、単に施設をお借りして図書館業務を行うだけではなく、AA財団との協働事業を実施するなどして、特徴ある図書館運営を図ってまいりたいと思っております。
 次に「みたか子ども読書プラン2022」でございますが、引き続き、ここでは子どもの読書環境の整備と、自主的な読書活動の支援が大きな目標でございますので、プランの中にございました、中高生世代に注目した図書資料の充実や、ゼロ歳から18歳の利用の拡大、あるいは本を読む小中学生の割合を拡大していくといった環境整備を、図ってまいりたいと思っております。
 13ページの、(2)はじめての絵本(ブックスタート)事業の拡充でございます。最重点施策でございますが、従来、保健センターで3~4か月の健診時に、図書館の職員が直接、絵本を配付しておりましたが、さらに充実させるため、24年度からは子ども政策部と連携した、いわゆる「こんにちは赤ちゃん事業」、乳児の家庭全戸訪問事業でございますが、民生・児童委員さんにお願いして、直接、全戸の家庭に配っていただく。あわせまして、子育て支援施設などでのおはなし会を実施するのと、あわせてボランティアの養成にも取り組んでまいりたいと思っております。
 次に、3のサービス向上のための取り組みでございますが、課題解決型に対応するための、いわゆるレファレンスサービスの充実や地域資料のデジタル化、あるいは図書館コンピューターシステムと機器の更新について、今年度は取り組んでまいりたいと思っております。
 その下の目標4でございますが、生涯にわたり親しむことができる豊かなスポーツライフの推進でございます。1には健康・スポーツの拠点整備の推進でございます。長寿社会の実現を目指した、スポーツを取り入れた健康づくりの推進や、生涯スポーツのネットワークの中心施設でもあること、スポーツ団体と連携を図りながら、スポーツ活動を通した市民交流を図っていきたいということで、今、準備をしているところでございます。
 14ページ、スポーツ推進計画(仮称)の策定に向けた取り組みでございますけれども、50年ぶりに改定されましたスポーツ基本法が制定されております。また、新川防災の新しい施設が整備されるといったことを踏まえながら、新しい時代の、生涯にわたる心身の健康とスポーツ施策の推進のあり方を、示していきたいと思っているところでございます。
 地域スポーツクラブの充実と市民スポーツ活動の支援でございますが、地域住民が主体的に運営する地域スポーツクラブにつきましては、その活動支援を継続しながら、全市的な展開が図れるよう、地域スポーツ活動との連携、協働を、引き続き推進していきたいと思っております。
 5の体育施設の円滑な運営と維持管理の充実でございます。体育施設の運営につきましては、利用者の利便性の向上を図るということで、スポーツ情報予約システムの円滑な運用を引き続き行うとともに、施設の維持管理の充実に努めますが、市民の多様なスポーツ活動の要望にこたえる必要があることから、民間体育施設の活用のほか、武蔵野の森総合スポーツ施設、あるいは今、西園にございます井の頭恩賜公園のスポーツ施設が、来年以降できる予定ですので、そういった施設との連携を図りながら、スポーツ活動の要望にこたえてまいりたいと思っております。
 最後になりますが、スポーツ祭東京2013の推進でございます。最重点の施策として位置づけておりますけれども、今年度は部門別、いわゆる広報や歓迎、競技、あるいは市民運動といった、それぞれの部門別の個別計画を今、立てているところでございます。それをまとめて、総合実施計画を策定して、リハーサルを行うわけでございますけれども、特に24年度は、国体開催の前年のリハーサル大会の年でありますので、広報、啓発活動や市民運動の展開など、本大会開催に向けた準備をしていきたいと思っております。また、教育委員会といたしましても、イベントによる広報活動や啓発ポスターの制作によるデザイン募集など、いわゆる歓迎や応援の事業として、ひとつ小・中学生にご協力の依頼をしていきたいと思っているところでございます。
 以上でございます。

平成24年第2回教育委員会定例会会議録(2)へ続く

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