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平成23年第11回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年2月11日 最終更新日:2012年2月11日

平成23年第11回教育委員会定例会

日程第3 教育長報告

大島三鷹図書館長

 図書館でございます。
 まず実績等報告でございますが、基本的には記載のとおりなのですが、10月21日、おとなが楽しむおはなし会についてご報告申し上げたいと思います。題的にはちょっとおかしな、おとなが楽しむおはなし会ということになっているのですが、基本的には子どもを中心に、子どもが楽しむようなものでおとなが読んでも楽しいものということで、やっている事業でございます。図書館では結構人気がありまして、これは夜の7時からの事業なのですが、雨の日にもかかわらず、100人を超える方がいらっしゃったということでございます。
 23ページの予定報告については記載のとおりです。
 なお、南部図書館関係のことが煮詰まりつつありますので、担当からご報告申し上げたいと思います。

宇山三鷹図書館南部図書館(仮称)開設準備担当課長

 それでは、南部図書館のご報告をいたします。予定にありますように、11月10日に第5回目の市民会議がありまして、これが最終回になります。提言の取りまとめをする予定なのですけれども、レイアウトプラン等、おおむね固まってきましたので、まだ多少の修正はあると思いますけれども、おおむねの方向性ということで、情報提供をしたいと思います。
 お配りしているものに、「図書館だより」がございますけれども、今回、南部図書館の基本プランの検討市民会議について、1ページと2ページ目に記載しております。2ページをあけていただきますと、市民会議のメンバー等が入っておりますが、公募市民、学校関係、地域活動関係、学識経験者という11人の方々が、今、検討をされているところです。場所はご存じかと思いますが、ここにある小さい地図のように杏林大学病院のちょっと先、新川団地にも近い住宅地の中にある、アジア・アフリカ語学院に整備される予定になっております。図面のほうなのですけれども、こちらのレイアウト図に、南部図書館の1階と2階の部分の図を示しております。この建物自体はアジア・アフリカ文化財団の建てる3階建ての建物でして、1階に南部図書館が入る形になります。2階は事務室等、あるいは保存用の書庫ということで、一般の方が利用される施設としては、1階、ワンフロアの施設になっております。南側が道路に面している形で、南北に細長い形の建物になっているのですけれども、当初は市民会議に提案をしたときには、南側、道路の側に入り口がある形でのレイアウトを提案したのですけれども、検討を経て、このようなレイアウトにほぼ固まりつつあります。というのは、内部のレイアウトの関係で、この西側から入る形に変更しました。ちょっと奥まって通路のようになっていますけれども、西側は日中文化研究所という姉妹財団のようなところになっていますので、今、境界になっている間の塀は少し取り払うような形で、やや開放的に入っていけるような入り口になると思います。
 こういう西側からの入り口になった理由なのですけれども、市民会議の中で、とても大きく問題になったのが、児童のスペースと一般の書架がある部分をどういうふうに分けるかということだったのです。やはりお子さん連れできたりということで、声が出るのを遠慮されたり、あるいは静かに本を読みたいという方からちょっと苦情が来たりということで、この規模の図書館では、よくそういうことが問題になるということで、西側に入り口を持ってきて、中心部分にカウンターですとか、ブラウジングコーナーだとか、あるいは作業スペースといったものを緩衝地帯として置くということで、そのあたりの解決を図りたいということ、それから図書館の場合、今、盗難防止のBDSという装置が、入り口についているのですけれども、これは必ずカウンターのそばのところにないといけないということがあって、南側にカウンターが来る形になってしまうと、全体の見通しが悪いということもあって、その2点から、西側に移動することを、アジア・アフリカ文化財団さんの、こちらの建物を借りるわけですけれども、ご理解をいただいて、移動させていただいたということになっています。
 西側入り口の上の風除室の北側に、テラスというスペースがありますけれども、これも当初は計画になかったのですが、市民会議の委員さんたちから、飲食ができるスペースであるとか、あるいはおしゃべりができるコーナーが欲しいという要望が大変強くありましたので、外になりますけれども、テラスを設けて、ちょっと感じのいい、テラスカフェのようなものをつくれたらというプランになっています。
 蔵書は図面右側のほうにございますが、全体では7万3,000冊ちょっとという形で考えています。東部図書館が、今、5万7,000冊、西部図書館が6万4,000冊ぐらいですので、それを上回って、駅前の8万9,000冊に近づく収納スペースがあるという図書館になります。座席の数も、さまざまな閲覧席を設けるということで、全体では74席となっていますけれども、ほかの分館に比べて倍近い閲覧席を設けて、居心地よく、いろいろな世代が楽しく過ごせるような施設を目指しております。
 アジア・アフリカ図書館との連携ということで、非常に期待されている郭沫若文庫の資料の公開ですけれども、入ってすぐの突き当たりといいますか、郭沫若文庫と、今、書いてあるところですけれども、ここに展示スペースを設けて、入ってすぐ、皆さんに見ていただけるようなところで、一般の方にもわかりやすく解説等を加えながら展示していくという考え方です。2階にはアジア・アフリカ図書館が入りますので、こちらとの相互利用や連携を進めたり、あるいは上のほうにちょっと教室がかかれていますけれども、2階にも3階にも語学院の教室がありますので、こういったところを使った講座やイベントなどの事業もして、生涯学習施設としての機能も持つ施設として、展開していきたいと考えているところです。
 こういった内容で、提言を11月中にしてくださる予定ですので、それを受けて基本プランを確定していきたいと考えています。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 それでは報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

河野委員

 指導課より東京都児童・生徒体力・運動能力等の調査について、先ほど報告をいただきましたけれども、三鷹の小学校の特に児童について、体力が東京都の平均を下回っているものが多いということで、先ほど拝見しますと、例えばソフトボール投げは、どの学年でもかなり平均を下回っておりますけれども、これは何年もこういう傾向が続いているのかどうか、もし児童の体力が東京都の平均よりも下回っている傾向が続いているとすると、その原因はどういうところにあるとお考えなのか、今まで、具体的にどういう対策をとられてきたのかについて、お伺いしたいと思います。

松野指導課長

 この調査自体が、全校実施になったのは今年度からなのです。ただ全国の調査の中で、抽出をされている学校がこれまでもありました。その数値を見ても、やはり同様の傾向が認められます。これはやはり生活習慣ですとか、遊び方の問題ですとか、それとともに体育の授業の取り組み、そういったこと、いろいろな理由が考えられますが、細かな分析については、三鷹の市内でも、その数値がいい学校と、あまりよくない学校があるので、それぞれの学校の状況でその数値を分析した上で、やはりソフトボール投げとか、そういったものについて、なかなか今やる機会がないので、投げ方ですとか、そういうことについて、きちんと指導しなければいけないのか、あるいはもう根本的に、腕の筋肉、筋力がないのかということも、これからそれぞれ分析をして、取り組みを進めていきたいと考えています。実際にはスポーツ教育推進校という学校が何校かありました。その学校については大縄跳びを積極的に取り入れるとか、そういうことも、今、進めているところでございまして、これからまたその成果が、このデータとあわせて、また変化が見えてくればご報告をさせていただきたいと考えています。

河野委員

 例えば、朝の時間とかをちょっと使って、体を動かしたりとか、そういうことは1日の勉強の始めに当たっても、かなり効果があるみたいな話も聞いたことがありますけれども、体育の時間だけやるというのではなくて、少し日常の中で、せっかく三鷹はこんなに緑に恵まれているところですから、何か工夫できるといいなとは思います。

松野指導課長

 そうですね。学校の取り組みはそれぞれあるのですけれども、中学校でしたら早朝ランニングですとか、それから朝の縄跳び集会とか、そういうものを取り入れてやっていくということは、もちろんございます。ただ、授業の始まる時間も、やっぱりそれはそれで決まっているものですから、その前のところの、1年間ずっと通しでやるというのは、なかなか難しい面もあるかもしれませんが、機会をとらえて、そのような体力をつけるための運動を、全校的に取り入れているような方法を、これからまた考えていきたいと思います。

貝ノ瀬教育長

 担当課としては、そのようにお答えせざるを得ないのだと思いますけれども、考えていただくとわかりますように、1日は24時間です。そのうち3分の1が大体学校にいて、3分の2はご家庭か地域社会ということになると思うのですけれども、学校にいる間は、在校時間は大体決まっていますので、その中で、国語、算数、理科、社会、体育ももちろんですけれども、体育は週3時間です。その中で今、学力をつけなさい、情操がなっていないから本を読ませなさいとか、そういう要請がもう学校にいっぱいきているわけです。それでもう先生方はそれに一生懸命こたえようとして、いろいろやりくりしながらやっているのだけれども、なんたって、絶対時間が決まっていますから、残していいとか、帰さなくていいというのだったら別なのだけれども、塾やおけいこごとなどもありますでしょうから、そういうわけにもいかないし、だから結局、学校に何でもかんでも、学力もナンバーワン、体力もナンバーワン、情操もナンバーワンということは、やっぱりなかなか今の時代、難しい。ですから、ご自分のお子さんを見ていただくとわかると思うのですが、結局大体が、子どもが遊んでいる時間がないのです。私が子どものころは、もう学校終わって家に帰ってきたら、裏山に行って、ちゃんばらごっこをしたり、あのころはサッカーというよりも野球でした。もうボールなんか投げたって、打ったって、隣近所に文句言われるなんてところはなかったです。もうやたら広かったから。ですから、そういう場所は今はないでしょう。公園などはバットを使ってはいけないとか言われるし。だから非常に今は不自由な中で、いかにするか。だからおっしゃるように朝の時間など、そういうふうに使ってもいいのだけれども、しかし地域によって、15分でもいいからもっと本を読ませてくださいとか、そんなことがあるので、やはり学校で、それぞれ何とかやりくりして工夫をしてくださいということと同時に、やっぱりご家庭や地域で、子どもがもっと体を動かすような機会をたくさん与えてくださいと啓発するという、これはだから、指導課だけではなくて生涯学習も含めたオール教育委員会でやらなくてはいけませんし、私たち教育委員も、やはりいろいろな機会に、そういうことを申し上げて、啓発を図って、勉強だけではないのだという、健康を損ねたら、幾ら頭がよくたって、もうそれで終わりだから。だからやっぱり健康、体力が基本だということで、バランスよく生活してもらうという啓発を、私たちもしなくてはいけないだろうと思うのですが。学校も相当に苦労しているとは思います。

河野委員

 これは小学校で中学校受験が盛んだとか、塾通いが盛んだということが、背景にあるのでしょうか。

貝ノ瀬教育長

 ないことはないでしょうね。時間があれば、遊んでいるということよりも、勉強しなさい、塾に行きなさいとなるでしょうから。でもそれがすべてではなくて、やはり私たちの生活自体が、体を使わなくなっていますから。例えばエレベーターやエスカレーターなど、人間というのは結局、便利さになれてしまうと、依存するようになるでしょう。依存するとあてにするようになりますから、ますます、いろいろな生活がすべてそういう他律的になってきて、ある意味では文明が進めば進むほど、体力が落ち、健康が低下していくとかいうことはあるかもしれません。だから極力、意識的に、体力をつけるスポーツに励む。それも生涯にわたって、スポーツに親しむという意識に少し変わってもらうというか、何でも朝から晩まで勉強、勉強ということは、やはり少し考えていただいたほうがいいかなとは思います。

岡委員

 各学校、諸事情を踏まえて、結果をごらんになって取り組まれると思いますが、第三小学校については、いよいよ建替えも始まって、校庭も使えなくてなっているようですので、プールも終わりましたし、これからますます体を動かすのにいい時期になりますので、その点については、ほんとうにくれぐれもご配慮をいただきたいと思います。

松野指導課長

 子どもたちが体力をきちんと維持できるように、例えば四中の校庭を使う、七小の校庭を使う形で運動ができるように、今、配慮しているところでございます。

秋山委員長

 それに加えてもう一点。小学校1年生の体力が低下しているというのは、やはり小学校1年生に入るまでの問題もあるかと思いますので、幼・保・小連携を通じて、ぜひその点も周知して、啓発していただきたいと思います。
 ほかにありませんでしょうか。

鈴木委員

 体力と体格についてですが、小学校、中学校も同じですけれども、左から3つ目までは、身長、体重、座高、これは体格ですね。それより右は体力。例えば中学校の体格を、男子、女子ずっと見てみると、三鷹が全国及び都の平均を下回っているというのがかなり多くあります。これもやはり、全体的な傾向として意識しておく必要があるかとも思うのです。

松野指導課長

 鈴木委員がおっしゃるように、中3において、例えば身長が全国や都よりも上回っているという状況はありますけれども、やはり中1、中2は、身長であればちょっと小さ目かなというところは傾向としてございます。

貝ノ瀬教育長

 指導主事さんたちは、ほかの地区をいっぱい回ってきているから、きっと聞くとお話に出ると思いますけれども、私もあちこち回ってきていますけれども、私は最初に三鷹の学校に赴任したのは第四小学校なのですが、そのときの印象は小柄だなと思いました。下町のほうに行くと、みんなすごいのです。休み時間などを見ていても、遊び方が違う。悪く言えば、もう荒っぽい。よく言えばダイナミックに。体格が違う。

栗原指導課統括指導主事

 地域にもよるのかもしれませんが、若干、小柄な子が多いのかなという印象もあります。ただ東京都の分析を見ますと、東京都全体的にも、全国と比べると体格でも若干下回っている。ただ体重については、軽くなっているという見方もできると、報告書の中には書かれてあります。

秋山委員長

 体格については、今までどんどん大きくなってきていたのが、今、少しずつピークを超えて、もうこれ以上、平均的に伸びるというときではなく、ちょっと全体的に、下降ぎみではないですけれども、小さ目になってきているというのは、医学的な健康の統計では出ています。

鈴木委員

 なるほど。そういう意味もあるのですよね。

貝ノ瀬教育長

 もう少し、専門家というか、科学的な議論が必要かもしれませんね。ですから、ただ表を見て、実感論だけではなくて、ちょっと専門的な分析も経てもらって、それをまたいつの日か話題にしてもらうと、話がしやすいかもしれません。

河野委員

 そうですね。例えば、結構、中学とかの進学校などでも、入ったときには体力検査では、かなり平均よりも落ちるのだけれども、中・高一貫の中で、かなり体力的にも見劣りがしないように、6年間の中でやっぱり育てていくというところもあるようなのです。だから、もともとは体力的に劣っている、いろいろな事情、背景があるでしょうけれども、やっぱり学校の体育の中で、例えば6年間とか、小・中一貫であれば9年間通して、どういうふうにして体力を育てていくかということが、工夫できるのかなという気もします。

岡委員

 報告の中で、三鷹市教育ビジョン2022の骨格案について、PTA連合会との意見交換会があったと思うのですけれども、あと、コミュニティ・スクール委員会のほうはまだ済んでいるところ、済んでいないところがあるかと思いますが、保護者の代表の方との意見交換会で、答えていただける範囲でいいので、どういうご意見が出たか、教えていただければと思います。

松永指導課教育施策担当課長

 ビジョンの骨格案、10月20日に行いまして、そこでP連との中で出てきたところについて、若干、報告をさせていただきます。
 具体的には、この中で重点性というのはどう考えていったらいいのかというお話をさせてもらいました。5つの目標、20の重点施策についての部分についてです。その中で保護者の方々が、今、一番、課題だというところがどこかというと、3.11のこともございまして、いわゆる災害時にどういう形のことができるのかというのが、各グループで出てきたと思います。グループとしては、小学校の保護者が2人、中学校の保護者が1人を1つのグループということでやったのですけれども、どこのところでもその話は出ていました。
 あわせて、先生方をどういうふうにして、三鷹の子どもたちを教えるのにふさわしい先生に育てていくのかという、育成のシステムについてのご意見を多くもらいました。愛のある先生にという、そういう熱い保護者の方の思いという部分を強く受けました。
 基本的には今回はPTA連合会ということがございましたので、保護者の立場から子どもたちの学力のことであるとか、先ほども出ていました体力のことであるとか、部活動をもっと充実させてほしいとか、そういう部分で、具体的な1つずつの施策についての意見をいただきました。またあわせて、コミュニティ・スクール委員会の充実をぜひ図りたいということで、皆さんから熱い意見をいただきました。
 以上です。

岡委員

 ありがとうございます。

秋山委員長

 デジタル教科書について、聞きたいとか、知りたいという、希望の先生方が多くいらっしゃることは、とてもうれしくて、いいのですが、これは今後、何かスケジュールにのっとって、企画的に取り組んでいくのでしょうか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 今、学校で使っている、さまざまなICT機器、要はパソコンです。これが23年度から25年度にかけて、長期のリースが終了してきます。これにあわせて、機械を更新していく。その際に、現状では、今、整備の届いている内容とすると、教員、先生方が事務用に使う環境まではきちんと整備ができた。ここが到達点だと思っています。その後、授業の中で、どのように活用していくのかというところが、今まで届いていなかった部分ですから、こちらを、入れかえの中で強化していこうと。ちょうど、今回の新しい教育課程に沿う形で小・中ともに、デジタル教科書、あるいはデジタル教材が、各教科書会社さん、あるいは関連する企業さんから、発売され始めました。ですから、これをできるだけうまく学校の中で活用していけるように、パソコンであったり、必要な機材であったりを、この機材の入れかえの際に、一緒に整備をしていこうと考えています。実際の整備作業そのものは、今後、予算を計上していく中なのですが、24年度から25年度にかけて、実際に物が学校に届いていく形になると思います。多分、学校への目に見える品物が届く時期は、25年度の前半から始まる感じになるかなと思います。来年は、学校から見えない、裏側の部分、パソコンを使うための環境整備から着手していきませんと、パソコンは動かないので、そちらからという順番になると思います。それから、ソフトウエアも当然、そこにあわせて、24、25で少しずつ整備をしていく感じになると思います。

秋山委員長

 興味のある先生、興味のある学校、興味の少ない学校で、温度差がないように進めていっていただきたいと思います。

河野委員

 実際に、授業で使えるようになるというのは、いつごろのことなのですか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 今、まだスケジュール、最終検討をしているのですが、おそらく25年度の夏休みを過ぎた以降という感じだと思います。当然、先生方の研修も入ってきますので、そのスケジュールとの兼ね合いも出てくると思います。ただ、学校の中でいろいろな作業をするのが、どうしても夏休みを中心になりますので、そこを使って、現場に物を配っていくというのが、作業としては一番やりやすいかと考えています。

秋山委員長

 図書館に質問ですが、何か図書館に、子どもたちの時間というのを三鷹の図書館は設けられているということを、文京区の先生からお聞きしたのですけれども、実際どうなのですか。

大島三鷹図書館長

 何を指しているかが、ちょっとわからないのですけれども、ただ、子どもたちが声を出していい時間帯は、水曜日の午後のおはなし会のとき。これは当然、声が出るということで、閉めきった部屋がありますので、そこの中で自由にやったりはしています。そのことを指しているのではないでしょうか。

秋山委員長

 やはりどこの図書館も、今、苦労されているのは、子どもたちがうるさいとか、そういう苦情に対してのものだと思うのです。ですから、三鷹がそうやって、ある時間、こうやって子どもたちの時間ということで、設定されるとしたら、とても画期的ですごいですねと、褒められて大変うれしく思いました。ありがとうございます。

岡委員

 社会教育会館にお聞きします。武蔵野プレイスを視察されたということで、聞くところによると、三鷹で言う、協働センターや図書館などが集約された、何か立派な施設と聞いたのですけれども、ごらんになった感想とか、何か三鷹に参考になるようなところはありましたでしょうか。

古谷社会教育会館長

 駅前に、旧国有地を払い下げてもらってということで、建設されたようなのですけれども、かなり三鷹の住民のご利用が多く、また、図書カードを使って、個人の学習のブースを借りるとか、部屋を借りるという方式が取り入れられているとお話を聞きました。この図書カードが、実は、近隣、三鷹市の近隣の自治体と共通で本が借りられるカードになっていまして、三鷹の住民も図書カードを持っていれば、一定程度、個人利用が可能になるという特徴があると伺いました。また、1階部分に喫茶店を設けるとか、かなりフリースペースを意識した形で、自由な交流が行われるような施設ということで、いろいろなフロアで、さまざまな事業が交流しあって利用できるような施設という印象を持ちました。
 以上です。

岡委員

 ありがとうございます。

秋山委員長

 ほかにご意見、ご質問ありますでしょうか。
 それでは、ご意見、ご質問はありませんので、これで日程第3 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成23年第11回教育委員会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。

午後3時25分 閉会

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