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平成23年第5回教育委員会定例会会議録(2)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2011年11月17日 最終更新日:2011年11月17日
平成23年第5回教育委員会定例会
日程第5 教育長報告
秋山委員長
では引き続き、日程第5 教育長報告に入ります。
報告をお願いいたします。教育長お願いします。
貝ノ瀬教育長
では、私から2点、ご報告申し上げます。
1点目は、お手元に川上郷自然の村の試食会メニュー表が配られていると思いますが、4月の15、16日と、川上郷自然の村の宿舎の食事のメニューが変わりましたので、味・質・量など適正な食事を出しているかどうかということで、チェックに行ってまいりました。同時に、おふろの修理なども終わっているということで、それも点検をし、僕が校長のときに、中庭の階段が、石の性質ということよりも、あれはやっぱり多分、風雨のせいなのだろうと思いますけれども、すぐに角が崩れてしまって、段々になっていないのです。でも、そこを直しましたので、それらもチェックしに、いろいろもろもろを含めて行ってまいりました。
メニュー表は今、大変好評なのは、いわゆる、バイキングメニューというのでしょうか。要するに、いろいろ置いてあって、それでそこから好きなものを選ぶということで、ごらんのように、非常にバラエティーに富んでいまして、味も大変よかったです。しっかり点検しましたけれども、やっぱりなかなか大したものでした。店のほうは大変だった思うのですけれども、一応、これを全部少しずつですけれども、用意してくれまして、チェックできるように配慮していただいたわけですけれども、非常にお客さんの満足度も高いと報告を伺っていますので、さもあらんと思いました。
ほかの施設の面で、いろいろな課題があった点も改善されていたわけですが、ちょうど震災の関係もあったのだと思いますけれども、お客さんがちょうどそのときはいらっしゃらなかったので、私どもだけだったでしょうか。行ってまいりましたが、ぜひ機会を見て、教育委員さんも、もしよろしければ一度行ってみられるとよろしいのではないかと思います。
それからもう一点目は、「プロジェクト結(ゆい)」というコンソーシアムの設立企画書というのが何枚かにわたって配られていると思いますけれども、これはご承知のように、3.11の東北大震災があって、その被災地の教育、子どもたちの面を取り上げても、非常に大変な状況になっているということでありまして、今、復旧・復興ということで、国を挙げて取り組まれているわけですが、やはり教育関係者も何かできることはないかということで、いろいろな立場の方がいろいろ動いていらっしゃいますけれども、被災地の、特にコミュニティを復興しようという、コミュニティの復興とともにやっぱり子どもの学びと遊びを、その機会をやはり確保することを支援していこうということで、官民挙げて、できることをやりたいということで、話し合いが進みまして、最後のページに記載があると思いましたけれども、私も呼びかけ人の1人として参加をさせてもらって、9日にプレスで発表して、そしてさらなる賛同者を呼びかけてという段取りだったようですが、なかなかまだまとまりがつかないという段階で、まだプレスのほうも発表されていないようでありますけれども、今、進行過程でありますが、呼びかけ人もそれから賛同団体も、大変多く増えていると聞いております。
私個人だけでなくて三鷹市教育委員会も、できることがあれば何かご援助したいということで考えておりますけれども、実際には、例えば何か教育委員会として義務が生じるとか、会費を払わなければいけないとかということはございません。基本的には民の力でやっていこうということで、企業の方々の資金をてこにして、そして民間の方々に実際に現地に入ってもらって、支援をしていこうという取り組みです。そういうことですので、理事とか理事長とか、そういう方たちも選出される予定ですが、それもみんな、すべて民間の方にやっていただくということでありまして、私どもはどちらかというと、精神的な支援というか、知恵とかいろいろな、そういうアドバイスをさせていただくということになろうかと思いますけれども、ぜひ復興が早くなされて、子どもたちが元気に明るい表情が取り戻せるような、そういう東北地方にしたいということでご理解いただきたいと思っています。
名前は、結というのは、昔のいわゆる、縁、結びといいますか、人間とのつながりです。これを表現したということで、プロジェクト結というネーミングにして、コンソーシアムを立ち上げているという段階です。現在進行形でありまして、まだ確立して動き出したというわけではありません。多分、相当のスパンで3年ぐらいかかるだろうと考えておりますが、ご理解とご支援をまた、皆様方にもお願いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
秋山委員長
では伊藤課長、お願いします。
伊藤総務課長
それでは引き続き、教育長報告をさせていただきますが、総務課です。
15ページをお願いいたします。初めに行事実績等報告ですけれども、こちらにつきましては記載のとおりでございます。
それから右側のページ、16ページですが、今後の行事予定等でございます。5月12日から13日にかけての関東地区都市教育長協議会の総会、20日に予定されていた関東甲信越静の市町村教育委員会連合会の総会・研修会、いずいれも震災の影響によりまして、中止となっております。それから5月23日ですけれども、東京都市町村教育委員会連合会の定期総会が開催される予定でございまして、寺木委員の出席をお願いしたところでございます。26日から27日にかけましては、第63回の全国都市教育長協議会の定期総会・研究大会。こちらは岐阜県岐阜市で行われますけれども、教育長がご出席される予定でございます。そのほか、記載にはございませんけれども、5月1日からクールビズということで、例年よりも1カ月前倒し、さらに10月末までということで、こちらは1カ月先に延ばして、約半年間クールビズということでございますけれども、よろしくお願いいたします。
私からは以上です。
秋山委員長
それでは、新藤担当課長お願いします。
新藤総務課施設・教育センター担当課長
資料は17ページ、18ページになります。それぞれ記載のとおりですが、17ページ、5月9日、ようやく東台小学校が新しい校舎で授業が開始になりました。東台小学校の新しい校舎の様子については、15日からケーブルテレビさんの「みる・みる三鷹」で特集を組んで、2週間、放送が入りますので、お時間を合わせてごらんいただければと思います。まだ、でき上がりは明日の午後、プレビューなので、我々もまだ目にしていませんので、どんな状況になっているかはちょっとよくわからない状態です。
残りについては、それぞれ記載のとおりでございます。これ以外に、先ほどの補正にあったとおりの、震災関係の補修するべき事項がたくさんありますので、国の補助の動向も見ながら、順次、着手していきたいと考えているところです。
以上です。
秋山委員長
では、内野学務課長。
内野学務課長
それでは学務課、19ページ、20ページをごらんいただきたいと思います。
まず報告、左側19ページですけれども、4月4日に学級編制同意協議書を提出いたしました。これは4月1日現在のもので、前回ご報告したとおりでございまして、もし4月7日までの間に学級編制に変更を来すような、児童、生徒の異動があれば届けることになっていましたけれども、この時点ではございませんでした。
ただし、小学校1学年における1学級の児童の数を35人にする、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律が、4月15日に法律が成立いたしまして、22日に施行されました。このことによりまして、改めて学級編制の同意協議書を、同日、東京都に提出したところです。今年度は、既にもう新1年生の学級編制を行ったばかりであることから、35人を超えた学級編制をすることもできるというふうに、当面の間はされております。三鷹市は、対象になったのが、小学校1年生ですけれども、一小と二小、四小それから南浦小学校の4校が、新しい35人学級編制の対象になりました。一小と二小については35人学級編制で、学級編制をし直しました。それぞれ3学級から4学級。それから第四小学校と南浦小学校は当初の学級編制のままで、教員はチームティーチングなどに活用するということだと思います。
なお、4月の当初の時点で、既に東京都独自で、小学校の1学年の学級編制は今年度38人でやっておりましたので、それが対象になったのが、六小と高山小がありましたので、実質、35人編制の基準で対象になったのは、今年度は6校ということになると思います。35人学級の法律の改正に伴う状況は、そのようなことになっております。
それから、今、新藤課長からも報告がありましたけれども、下のほう、4月29日には東台小学校の給食室の引っ越し作業を行いました。また、5月3日から6日の連休中から金曜日にかけて、細々したもの、すべて引っ越し作業を終えて、5月9日の月曜日から、子どもたちは新しい校舎で通学を始めているところでございます。
右側ですけれども、予定です。5月16日に教育支援推進委員会ということで、第1回目ですけれども、今年度はこちらで新しい教育支援プランを、こちらの意見なども伺いながらやっていきたいと思っております。
あとは通常のものでございます。学務課は以上です。
秋山委員長
では、松野課長、お願いします。
松野指導課長
指導課でございます。指導課は21ページ、22ページです。
21ページの行事実績でございますが、記載のとおりでございます。6日、7日の小学校、中学校の入学式には教育委員の皆様方、それぞれごあいさつをいただきまして、まことにありがとうございました。それから、きのう、5月10日から、先ほど教育長から報告がありました川上郷での自然教室の、今期第1校目がスタートしております。現在、第六小学校が現地に行っているところでございます。それから、こちらに記載がございませんけれども、東京都が東北地方の被災県への教員派遣を募集しました。そこへ三鷹市から2名の教諭が応募をしてくれました。5月2日に東京都で結団式が行われまして、宮城県に1名、南浦小学校の教諭が派遣され、そして5月9日より宮城県の小学校へ着任しております。もう一名、第五小学校の教諭が応募しておりますけれども、福島県を希望しているということで、先方から要請されたら派遣をするという、要員待機という状況になっております。いずれにいたしましても、大変厳しい状況の中でそのように手を挙げてくださった先生方や、あるいは学校として派遣を決断してくださった校長先生方には、大変感謝しているところでございます。
続いて右側、22ページの行事予定等でございますが、こちらは記載のとおりでございます。5月21日に第三小学校をはじめとしまして運動会がスタートいたします。その日程等についてはお手元に配付をさせていただきましたので、ごらんいただければと思います。行事実績予定はご報告させていただきましたけれども、別件で、平成23年度教育課程届の取りまとめについて、統括指導主事より報告をさせますので、よろしくお願いいたします。
秋山委員長
では、お願いします。
栗原指導課統括指導主事
統括指導主事の栗原でございます。私から、平成23年度の各学校の教育課程についてご報告させていただきます。ただいま、ファイルで回覧させていただいておりますものが、各校の教育課程でございます。今年度は第4表の行事予定につきまして、これまでの学校ごとの様式から変更して、学園で3校または4校を並べた様式にいたしました。
それでは、お配りしたA4の1枚の資料につきましてご説明をいたします。まず小学校についてです。道徳につきましては、国が定める標準授業時数が第1学年が34時間、第2学年から6学年が35時間ですが、すべての学校で標準授業時数と同一か、それ以上の授業時数を計画しています。学級活動につきましては、同様に標準授業時数は第1学年が34時間、第2学年以上が35時間ですが、すべての学校で標準授業時数と同一か、それ以上の授業時数を計画しております。北野小、44、45という数字があります。北野小では昨年度までと同様に標準授業時数プラス10時間という計画を立てております。
次に右側の上に行きまして、クラブ活動についてです。クラブ活動は標準授業時数は示されておりませんけれども、学習指導要領では年間、学期ごと、月ごとなどに適切な授業時数を当てるものとすると規定されております。通常の授業は45分を1単位時間としておりますが、学校によって50分枠や60分枠で行っているところもございます。年間の回数は少ないところで11回、多いところで20回を計画しております。
年間の授業日数ですが、第5、第6学年は卒業式に出席するために1日多くなります。授業日数が少ない学校では、第4学年までが199日、第5、第6学年が200日。多い学校では、第4学年までが204、第5、第6学年が205となり、学校によって最大5日間の差があります。これは土曜日に授業を行って、月曜日に振りかえをしない日を設定することや、開校記念日を授業日とすることなどによって、授業日数を増加させている学校があるために、授業日数に差が生じております。
次に下の中学校についてです。道徳、学級活動につきましては、それぞれ標準授業時数は各学年で35時間ですが、すべての学校で標準授業時数以上を確保しております。右側の年間授業日数につきましては、入学式が始業式の翌日にあるために、第1学年の日数が少なくなります。そして、卒業式が終了式より早いために、第3学年の日数が少なくなっております。授業日数ですけれども、第3学年は197日から201日、第1学年と第2学年は199日から204日という間で計画されております。
最後に、年間の授業時数についてです。新しい学習指導要領では、基礎的、基本的な知識、技能の習得、思考力、判断力、表現力等の育成をバランスよく進めるために、教科等の授業時数を増加して教育内容を改善しております。具体的には、中学校では来年度から年間の標準授業時数は3年間合わせて約1割増加します。週当たりに換算しますと、各学年で1時間増加します。年間の合計時間数ですが、すべての学年で現行の学習指導要領では980時間ですが、1,015時間というのが新学習指導要領での実施時間になります。既にその時間を確保している学校もありますが、どの学校も、23年度が最後の移行措置期間ということで、着実に授業時数の確保に努めているところであります。指導課といたしましては、各校の教育課程が適切に、適正に実施されるように指導してまいります。
以上でございます。
秋山委員長
ありがとうございます。
それでは、久保田課長、お願いします。
久保田生涯学習課長
23ページ、24ページになります。
まず左の行事実績ですが、下のほうです。4月29日、大沢の里水車経営農家公開再開ということで、3月11日の震災から公開が中止となっていました大沢の里水車経営農家が、4月29日より再開されております。
右側に移りまして行事予定でございますが、5月19日、公立学校PTA連合会の総会、ここにはありませんが、あと懇親会が開かれます。教育委員の皆様にご案内が来ております。後ほど、出欠等の確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
生涯学習課は以上でございます。
秋山委員長
では、岡崎課長。
岡崎スポーツ振興課長
私から、先に、スポーツ振興課につきまして報告いたします。
25ページです。行事実績。まず12日の火曜日、わんぱくサッカーフェスティバルの第1回の実行委員会が開かれました。これは、7月3日に味の素スタジアムで行われるものでありまして、普段、味の素スタジアムのグラウンドに入れないということで、非常に人気がありまして、そこでプロ選手によりますサッカーのクリニックとかミニゲームなどを行いまして、大変好評を得ているところでございます。それから18日の月曜日から来年の24年3月26日の月曜日まで、パドルテニス体験ということで1年間行います。このパドルテニスというのは、屋内スポーツで、体育館でバドミントンコートを使いまして、そこでミニテニスを行う。そのような想像をしていただければよいのですが、このパドルテニスは、平成25年に行われます東京国体で、デモンストレーションとしてのスポーツ行事として、三鷹市が担当いたします。それの普及振興ということで1年間行います。月曜日に行うというのは、第一体育館が月曜日は休館日でございまして、それの有効活用を図るということで、月曜日の昼間、それから月1回の夜。これは体育館が工事とか清掃などが入っているときは使えませんが、そこを1年間通じて行うものでございます。それと28日の木曜日、第64回都民体育大会の結団式が行われまして、三鷹からは今回は21種目の競技に280名がエントリーをしております。昨年のこの大会では、軟式野球で三鷹市が優勝しているということでございます。その開会式を5月8日、東京体育館で行いました。
続きまして26ページ、行事予定。こちらは記載のとおりでございます。
以上です。
荒川国体推進室長
国体推進室長の荒川です。
国体の関係で、26ページの一番下になりますけれども、5月30日にスポーツ祭東京2013三鷹市実行委員会の、常任委員会と総会が行われます。秋山委員長に、こちらの常任委員をお願いしておりまして、早速、出席のご連絡をいただきまして、ありがとうございました。当日もよろしくお願いいたします。
以上です。
秋山委員長
ありがとうございます。
では、古谷館長。
古谷社会教育会館長
社会教育会館の古谷でございます。27ページ、28ページをお開きください。
27ページの実績でございますけれども、23年度の事業につきまして、4月中に三鷹の教育で受講生の募集をいたしました。4月11日から4月17日までの間に募集いたしまして、おおむね全体としまして、1.91倍ぐらいの申込みがございまして、定員に対して倍ぐらいの申込みがあったということで、多くの方に申込みいただけたかと考えております。まず5月10日、昨日でございますけれども、27ページの一番下でございますけれども、東と西の社会教育会館で、高齢者の学級でございますむらさき学苑が開校しております。こちらも、定員に対してかなり多くの方に申し込んでいただきました。
また、28ページの予定でございます。5月13日、14日、今週の金曜、土曜ということで、本館の総合コースの開校式を行う予定でございます。総合コースにつきましては、22年の9月から約7カ月かけまして、市民の方の企画委員の企画によりまして、中身を積み上げてまいりまして、この4月の募集にこぎつけたところでございます。そしてこの週末に、1年間30回の5コースの講座が開設いたします。また17日、来週の火曜日には本館のむらさき学苑が開校いたしますが、募集人員が100に対して、申込みが177人ございました。かなり高齢の方が申し込まれて、多くの方が希望されているということを理解しております。
社会教育会館からは以上でございます。
秋山委員長
ありがとうございます。
では、大島館長、お願いします。
大島三鷹図書館長
図書館でございます。ページは29、30ページでございます。
まず実績等報告でございますが、4月の23日、土曜日でございますけれども、子ども読書の日の関連事業としまして、人形劇を行ったというところでございます。この日はたしか天気があまりよくない日でしたが、保護者を含め、93人の方にお集まりいただいたというところでございます。実際70人ぐらいしか入らない部屋だったのですけれども、お子さんが小さいので93人は入れたというところでございます。かなり好評であったというところでございます。それから5月のテーマ図書ですけれども、憲法記念日を挟んでということで、三鷹市公会堂で柳田邦夫さんが講演もされたということで、「日本国憲法と柳田邦夫」というテーマとして行っているというところでございます。行事予定については経常的な事業ですので、記載のとおりでございます。
なお、5月7日になるのですけれども、姉妹都市の矢吹町に、向こうの中学校が、1校しかないのですけれども、古い校舎がつぶれて、本が取り出せなくなってしまったということがあって、できれば1万冊ぐらい欲しいということだったのですけれども、そのうち、1万冊を目標にしながら3,700冊を贈るというところで、5月7日にその目録の贈呈式を行い、その後、3,700冊の本を届け、次の日に図書館の司書も派遣して、それを中におさめることを行ったということでございます。3,700冊という本がどのくらいの量かということなのですけれども、段ボール箱で70箱、重さにして1.5トンです。4トン車のトラックで送ったというところでございます。
以上でございます。
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- 平成23年第5回教育委員会定例会会議録(3)
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