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平成23年第2回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2011年9月3日 最終更新日:2012年5月29日

平成23年第2回教育委員会定例会

開催年月日

平成23年2月8日(火曜日)

出席者
委員長 秋山千枝子
委員 寺木幸子
委員 河野純子
教育長 貝ノ瀬滋

出席説明員
教育部長・調整担当部長 藤川雅志
生涯学習担当部長・三鷹市立図書館長事務取扱 八代誠
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 海老澤博行
生涯学習課長 久保田和則
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長 柳川秀夫
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 岡崎安隆
社会教育会館長 小田俊雄
図書館図書館システム担当課長 大島克己
学務課副主幹 田中容子
指導課統括指導主事 松永透

事務局職員
副参事 大久保実
副参事 直川佳裕

議事日程

平成23年2月8日(火曜日)午後1時開議

  • 日程第1 議案第4号 平成22年度一般会計補正予算見積書について
  • 日程第2 議案第5号 平成23年度基本方針の承認について
  • 日程第3 議案第6号 三鷹市立学校設置条例の一部改正の申出について
  • 日程第4 議案第7号 三鷹市立学校施設の開放に関する条例の一部改正の申出について
  • 日程第5 三鷹市立小・中学校卒業式及び入学式に使用する告辞文について(協議)
  • 日程第6 教育長報告
  • 日程第7 議案第3号 個人情報開示請求一部承諾決定処分に係る審査請求に対する裁決について

午後1時08分開会

秋山委員長

 それでは、ただいまから平成23年第2回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、河野委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。

日程第1 議案第4号 平成22年度一般会計補正予算見積書について

秋山委員長

 委員の皆様にお諮りいたします。
 日程第1 議案第4号については、市政運営上の意思形成過程における案件のため、秘密会で審議したいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

秋山委員長

 ご異議なしと認めます。よって、秘密会を開くことに決定いたしました。

午後1時09分秘密会開会

午後1時32分秘密会閉会

午後1時32分定例会再開

日程第2 議案第5号 平成23年度基本方針の承認について

秋山委員長

 次に日程第2 議案第5号を議題といたします。

( 書記朗読 )

秋山委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

藤川教育部長

 それでは、この基本方針でございますけれども、三鷹市の教育が目指すべき中長期の施策の方向性は三鷹市教育ビジョンに定められているところでございますが、教育ビジョンに基づきまして教育委員会として各年度における取り組みについての基本的な方向性を取りまとめたものでございます。大きな流れや考え方は教育ビジョンに基づいて一貫しておりまして、毎年度基本方針に定めますのは、前年度の事業の進捗状況や翌年度の事業計画を踏まえ、また、特に力を入れたいポイントなどを若干の補強、それから時点修正といったような内容となっているところでございます。
 議案書とは別に横長のA3判の左右新旧対照表といいましょうか、訂正した箇所がわかるようになったものがございます。そちらでご説明させていただきたいと思います。学校教育のほうは私からさせていただきます。
 1ページ目でございます。まず初めのところでございますけれども、前年度、「『三鷹市教育ビジョン』の見直しに向けた検討を行う」となっているところを、「新たな教育ビジョン『三鷹市教育ビジョン2022(仮称)』の策定に取り組む」という表現にしているところでございます。
 次のポイントは学校教育の指導目標のうちの(ウ)、3ページの下でございます。これにつきましても教育支援プランもあわせて今回改定いたしますが、「国等の動向を踏まえ、教育支援プラン2022(仮称)(特別支援計画推進計画)を策定する。」としてございます。市の個別の計画につきましてはここでいろいろと修正が入りますけれども、基本的には「2022」と、要するに三鷹市基本計画等の最終年度と目標年次を合わせた形の計画ということでこのような表記を使っているところでございます。
 それから4ページ目の上でございます。ここでは特に今回、平成22年度までの方針の中ではLDやADHDといった表現が使われておりましたけれども、そういう個々の表現よりも、「個別指導計画・個別の教育支援計画の適切な作成・活用」といったほうが包括的な説明になるのではないかということで、こちらを修正したところでございます。
 同じくその下も、スクールカウンセラー、学習指導員等々、具体的な教育支援の細かな事業の内容を記載しておりましたけれども、「相談及び支援の充実を図り、家庭支援が必要な児童・生徒、保護者への支援を関係機関と連携しながら行う。」という形で、若干今やっている内容に沿う形でまとめたところでございます。
 その下、「さらに、平成23年度より5地域に広がる教育支援学級(知的・固定制)において、」というところにつきましては、前回ご審議いただきましたように、五中、七中に平成22年度中に整備工事が終わりまして、23年度から開設されますので、それに基づいた表記になっているところでございます。
 それから、その次の児童・生徒の健全育成の推進のところでは、右の文章と考え方としては変わってございませんけれども、「学校教育全体を通して社会における基本的なルールを身に付けさせ、児童・生徒一人ひとりの既範意識を醸成し、」という形で具体的に補強したところでございます。
 5ページ目をごらんいただきたいと思います。幼稚園・保育園と小学校との連携でございますが、22年度から変わった点では、23年度のところ、幼稚園・保育園と小学校・学童保育所等との連携地区連絡会というものが全小学校区におきまして平成22年度中に設置されたことを踏まえた記述になっているところでございます。
 それから、その下の地域諸団体と連携した安全対策でございますけれども、これは学校安全推進員が小学校における登下校時の安全確保という目的を持っているところが明確になるように補強したものでございます。
 (ク)教育環境の充実のちょうど真ん中あたりでございますが、来年度、空調設備の整備が進むということで、その内容を踏まえた表現にしたところでございます。
 それから、(ケ)三鷹市教育ビジョンの策定のところでは、3行目ですね、来年度ははっきりと「『三鷹市教育ビジョン2022(仮称)』を策定する。」という形で文言を訂正したところでございます。
 なお、その下に2段ありますとおり、「パブリックコメントの実施など幅広い市民参加を図りながら取り組みを進める。」ということでございます。
 6ページの自律した学校、7ページの地域と共に創る学校につきましては、前年度から特に修正の必要はないということで修正してございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
 学校教育は以上でございます。

八代生涯学習担当部長

 それでは、2の生涯学習からは私から説明させていただきたいと思います。
 説明に際しまして、委員の皆様には大変恐縮でございますが、議案の語句の訂正をお願いしたいと思います。議案書の12ページをお開きいただきますと、2 生涯学習というページになっているかと思います。この中で訂正をお願いしたいのは、(2)の文章の中の一番最後のところ、「整備、充実を推進する。」とございますけれども、「充実」の前に「施策の」と加筆をお願いしたいと思います。「整備、施策の充実を推進する。」。
 続きまして2点目でございますが、その下の囲みの部分でございます。ゴシックでア、イ、ウ、エ、オと書かれておりますうちのアの部分ですが、「生涯学習社会の実現に向けた生涯学習環境の整備、充実の推進」とございますが、こちらを「施策の充実の推進」と改めていただければと思います。
 続きまして13ページでございますけれども、これも今申し上げました内容と全く同様でございまして、一番上の項目ア「生涯学習社会の実現に向けた生涯学習環境の整備、充実の推進」とございます最後の「充実の推進」を、「施策の充実の推進」として改めていただければと思いますので、お手数をかけまして大変申しわけございません。よろしくお願いいたします。
 それでは、新旧対照表に沿いまして生涯学習につきまして説明してまいりたいと思います。
 まず生涯学習でございますが、基本的には大きく変わったところはございません。8ページの(1)生涯学習の推進目標といたしましては、囲みの「いつでも、どこでも、だれでも、そしていつまでも」学ぶことができる生涯学習社会の構築ということで23年度も考えているところでございます。
 以降は改定をいたしましたところに網かけをしてございますので、その中でポイント的なところをご紹介していきたいと思っております。
 まず、8ページの前文でございますけれども、22年度におきましては3行目のところに「『みたか生涯学習プラン2010』を推進するとともに、新たな生涯学習プラン策定に向けた調査研究を行う。」とございました。2010は今年をもって終了いたしますので、新たに「生涯学習環境の整備、施策の充実を推進するとともに、新たな生涯学習プランの策定に取り組む。」と、このように改めたいと考えているところでございます。
 続きまして9ページをごらんいただきたいと思います。9ページは先ほど訂正をお願いいたしましたところになりますが、まず生涯学習の基本方針でございます。囲みの中をごらんいただきますと、「ア 生涯学習社会の実現に向けた生涯学習環境の整備、施策の充実の推進」といたしましたのは今ご説明したとおりでございます。イ、ウ、エにつきましては、いずれも22年度と同様でございますので省略いたします。
 次に個別の方針につきましてご説明申し上げます。
 ア 生涯学習社会の実現に向けた生涯学習環境の整備、施策の充実の推進、ここの部分は主に生涯学習課がかかわるところでございますが、22年度、今年度は「『みたか生涯学習プラン2010』に基づいて、生涯学習社会の充実を図る。」とございました部分を、「学びを支援し、学びを生かした地域社会を形成するため、生涯学習社会の充実を図る。」としたものでございます。
 その下、(ア)でございますけれども、先ほど教育部長が申し上げましたように、個別計画といたしまして「みたか生涯学習プラン2010」を改定する年となりますので、「新たな生涯学習プラン『みたか生涯学習プラン2022(仮称)』の策定に取り組む。」と改めたところでございます。
 続きまして(イ)、(ウ)、10ページに移りまして(エ)までは同様でございます。
 (オ)エコミュージアムの推進でございますが、22年度におきましては、下のところになりますけれども、「『武蔵野(野川流域)の水車経営農家』の水車機構の動態保存による公開や」とございましたけれども、昨年の10月1日にリニューアルオープンいたしましたところでございます。したがいまして、ここの部分につきましては、23年度は「公開を開始した『大沢の里水車経営農家』の充実を図るとともに、」と改めたところでございます。
 続きまして、中段の下のイ 市民の多種多様なニーズにこたえる地域に開かれた学習活動の推進、これは主に社会教育会館が担っている部分でございますけれども、この中で、次の11ページをお開きいただきますと、(ア)から(ウ)までは同様の方針をもって臨むところでございますが、(エ)生涯学習の拠点整備の推進でございます。22年度におきましては、「東京多摩青果株式会社三鷹市場跡地に、防災公園とともに計画する多機能複合施設に集約化し、『生涯学習の拠点』として整備するため、」とございましたけれども、本年、基本設計が進みまして23年度におきましては網かけのような表現で臨みたいと考えております。主立ったところを申し上げますと、「『市民センター周辺地区整備基本プラン』及び平成22年度に市長部局とともに取り組んだ『市民センター周辺地区整備に関する検討委員会』の報告書、基本設計などを踏まえ市民センター周辺地区防災公園街区整備事業の一環として、『生涯学習の拠点』及び『健康・スポーツの拠点』を整備するため、市長部局と連携して取り組んでいく。」というふうに事業の進捗状況に合わせて変更したものでございます。なお、23年度、24年度に向けまして実施設計に入っていく予定となっております。
 続きまして、その下のウ 市民生活に密着した図書館活動の推進ということで、図書館が所管する部分になります。この中で具体的には(ア)南部図書館(仮称)の整備とございます。22年度におきましては、文章後段の部分に「新川・中原地域に整備する予定の南部図書館(仮称)の整備に向けた具体的な検討を進める。」とございました。23年度におきましては、ここの部分は「新川・中原地域への南部図書館(仮称)の整備に向け、設計等の具体的な取り組みを進める。」ということで、一歩前進した取り組みに入りたいと考えているところでございます。
 続きまして、(イ)、(ウ)については主な変更はございません。
 (エ)でございますけれども、これは教育委員会で所管いたします個別計画の改定にかかわる部分でございまして、図書館におきましては「みたか子ども読書プラン」の改定を22年度進めたところでございますけれども、23年度におきましては、具体的に「『みたか子ども読書プラン2010』の改定を図るとともに、」ということで、一歩進んだ作業に入っていく予定でございます。
 続きまして12ページをごらんいただきたいと思います。図書館の(オ)につきましては変更ございません。エ 生涯にわたり親しむことができる豊かなスポーツライフの推進、こちらにつきましてはスポーツ振興課、総合スポーツセンター建設準備室、国体推進室が所管する部分になるわけでございます。このうち(ア)健康・スポーツの拠点整備の推進につきましては、ただいま社会教育会館のところで申し上げたとおり、同じ複合施設の中に総合スポーツセンターが一体化して23、24年の実施設計に入りますということで表記を改めたものでございます。
 (イ)、(ウ)、(エ)につきましては主な変更はございません。
 (オ)東京国体の推進でございますけれども、平成25年の国体に向けまして、22年は「第68回国民体育大会(東京多摩国体)の開催に向けて、大会運営のための実行委員会を立ち上げる。」という方針を持っておりました。今年、実行委員会を既に立ち上げるとともに、具体的な国体の名称も「スポーツ祭東京2013」に正式に決定されましたので、そうした決定に基づきました内容に改めるとともに、実行委員会を立ち上げましたので、23年につきましては、専門委員会を中心にいたしまして、25年の本大会に向けました具体的な計画の作成を進めるという表記にいたしました。
 生涯学習に関しましての説明は以上でございますので、よろしくお願いいたします。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

平成23年第2回教育委員会定例会(2)」へ続く

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