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平成22年第10回教育委員会定例会会議録(1)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2011年3月8日 最終更新日:2011年3月8日
平成22年第10回教育委員会定例会(1)
開催年月日
平成22年10月5日(火曜日)
出席者(5名)
委員長 秋山千枝子
委員 鈴木典比古
委員 寺木幸子
委員 河野純子
教育長 貝ノ瀬滋
欠席者(0名)
出席説明員
教育部長・調整担当部長 藤川雅志
生涯学習担当部長・三鷹市立図書館長事務取扱 八代誠
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 海老澤博行
生涯学習課長 久保田和則
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長 柳川秀夫
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 岡崎安隆
社会教育会館長 小田俊雄
図書館図書館システム担当課長 大島克己
指導課統括指導主事 松永透
事務局職員
副参事 大久保実
副参事 竹内康眞
議事日程
平成22年10月5日(火曜日)午後2時開議
- 日程第1 議案第38号 三鷹市大沢の里水車経営農家条例施行規則の制定について
- 日程第2 議案第39号 教育長の学校法人ルーテル学院評議員の兼職の承認について
- 日程第3 議案第40号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認について
- 日程第4 教育長報告
午後 2時02分 開会
秋山委員長
ただいまから、平成22年第10回教育委員会定例会を開会いたします。本日の会議録署名委員は寺木委員にお願いいたします。
それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。
日程第1 議案第38号 三鷹市大沢の里水車経営農家条例施行規則の制定について
秋山委員長
日程第1 議案第38号を議題といたします。
( 書記朗読 )
秋山委員長
提案理由の説明をお願いいたします。
久保田生涯学習課長
議案の説明をさせていただきます。3ページをお開きいただきたいと思います。
7月に教育委員会で可決していただきました三鷹市大沢の里水車経営農家条例につきまして、先月9月に三鷹市議会において、全会一致で可決されました。可決された条例につきましては、5ページ、6ページに参考資料として提出させていただいています。今回は、条例の施行に当たりまして新たに規則を制定するということで、ご審議をいただきたいため、議案として提出いたしました。
規則の主な内容についてご説明いたします。3ページの、まず第2条でございますけれども、休場日を規定していますが、毎週水曜日と12月28日から翌年1月4日までを、施設のお休みとして規定しております。水曜日が祝日の場合には、水曜日を開場して、その翌日を休場日とすることを規定しております。続きまして第3条でございます。開場時間になります。平日、土日、祝祭日とも、午前10時から午後4時までの6時間、公開をする予定でございます。第4条、入場料の免除でございます。免除要件について、ここでは第1号から第5号まで定めております。第1号では中学生以下については無料にする。第2号では授業のための見学であれば高校生以下の者についても無料とし、引率者も無料とするという規定でございます。第3号につきましては、障がいをお持ちの方につきまして無料とするという規定でございます。第4号は、障がいをお持ちの方を介助する方についても無料とするという規定になっております。第5号は、その他、教育委員会が特に必要と認めるときに免除をするという規定でございます。続きまして、第5条は遵守事項、水車経営農家に入場する場合の遵守事項についての規定でございます。最後に施行日でございますけれども、平成22年11月1日から施行するという規定になっております。
参考資料としまして、全体の配置図をおつけしております。簡単にこれについてもご説明をします。水車の入り口は左上になります。L字型を逆にした形になっておりますけれども、ここが入り口でございます。入り口から入っていただきまして、斜めずっとまっすぐ行きますと製粉小屋がございますけれども、そこに自動券売機を置いて入場券を買っていただくようにします。入場券を買っていただいた方は母屋に行っていただいて、母屋に管理人と水車市民解説員というボランティアで解説を行っていただく市民の方がいらっしゃいまして、その方が見学者に水車経営農家の場内を回って解説をします。大体5~6人ぐらい集まった段階で10分から15分ぐらいの時間をかけて、施設を回って説明をしていくという流れで公開していくことを予定しております。
私からは以上です。ご審議をよろしくお願いいたします。
秋山委員長
以上で、提案理由の説明は終わりました。
委員の皆様の質疑をお願いいたします。
河野委員
ボランティアは毎日いらっしゃるんですか。それとも時間や曜日など限定をされているのでしょうか。
久保田生涯学習課長
平日につきましては原則、半日単位で1人で、土日、祝日は結構込みますので、午前2人、午後2人という形で配置したいと考えております。
秋山委員長
ほかにございませんか。
ご意見がなければ採決いたします。議案第38号 三鷹市大沢の里水車経営農家条例施行規則の制定については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
秋山委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
日程第2 議案第39号 教育長の学校法人ルーテル学院評議員の兼職の承認について
秋山委員長
次に、日程第2 議案第39号を議題といたします。
( 書記朗読 )
秋山委員長
提案理由の説明をお願いいたします。
伊藤総務課長
議案第39号、教育長の学校法人ルーテル学院評議員の兼職の承認についてをご説明いたします。
9ページをごらんいただきたいと思います。平成22年9月27日付けで、学校法人ルーテル学院理事長より三鷹市教育委員会委員長あてに、貝ノ瀬滋教育長の評議員の就任について依頼があったものでございます。教育長の兼職につきましては、教育公務員特例法第17条に基づきまして任命権者の承認が必要となりますので、教育委員会の承認を求めるものでございます。任期は平成22年10月11日から平成26年10月10日までの4年間となります。なお、評議員会の開催頻度ですけれども、定期の評議員会が年2回、そのほかに臨時の評議員会を年数回開催する場合があるとのことでございます。
説明は以上です。
秋山委員長
以上で、提案理由の説明は終わりました。
委員の皆様の質疑をお願いいたします。
私からよろしいでしょうか。
教育長の兼職に当たっては教育公務員特例法で決められていますが、兼任をする相手といいますか、例えば公的機関ならいいとか民間ではどうかという規定等はあるのでしょうか。
伊藤総務課長
教育公務員特例法第17条に規定がありますけれども、そこでは本務の遂行に支障がないことが1つ大きな条件になっておりまして、その場合に任命権者が、ここでは教育委員会ですが、許可をすることができる。許可を受ければ兼職をすることができるという規定があります。また関連して地方公務員法にも第38条に規定がございまして、その中では営利企業等に従事する、学校自体は営利企業とは言いませんけれども、収益事業も行うことができると。それ等を読んだ場合に、職務遂行上の能率の低下を来すおそれがない、それから職務の公正を妨げるおそれがない、それから職員及び職務の品位を損ねるおそれがないというのが、一定の条件であると考えております。
秋山委員長
ありがとうございます。
ほかにご質問は。
河野委員
評議員の仕事についてですが、先ほどご説明があった、定期で年2回、臨時で年数回の会議に出ることだけという理解でよろしいのか、それとも評議員として何かほかにもやることとか責任のようなものがあるのでしょうか。
伊藤総務課長
学校法人として、理事、評議員がありまして、評議員は主に理事、役員の業務に対するチェック機能を有しています。評議員は、主に寄附行為に定められた年2回の会議、これは予算と決算について、諮問、答申のような形になります。そのほか役員の人事などのため、臨時に開くことがあります。平成21年の実績では年2回開催されたとのことです。
河野委員
わかりました。
鈴木委員
本務に差し支えないことが非常に重要なポイントだと思うんですけれども、おそらく年2回、臨時というのはほとんどないと思います。それで2回の定期開催も、今おっしゃるように予算、決算等の審議で、それから理事長あるいは学長等の選任の場合に、最終的には理事会が責任を持っていますけれども、意見等を聞いて、評議員会の了承を得るというのが一般的です。
秋山委員長
ほかにご意見がなければ採決いたします。
議案第39号 教育長の学校法人ルーテル学院評議員の兼職の承認については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
秋山委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
日程第3 議案第40号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認について
秋山委員長
次に、日程第3 議案第40号を議題といたします。
( 書記朗読 )
秋山委員長
では提案理由の説明をお願いいたします。
伊藤総務課長
議案第40号、職員人事の推薦に係る臨時代理の承認について、ご説明いたします。
12ページをお願いいたします。平成22年10月1日付けの人事異動に係る職員人事の推薦についてでございます。特に緊急を要し、教育委員会の会議を招集する時間的な余裕がなかったことから、教育長の臨時代理によりまして、平成22年9月29日付けで決裁を行っておりますので、ご報告をさせていただき、ご承認をいただきたいと思います。
13ページをお願いいたします。教育委員会の部内発令でございますが、教育部スポーツ振興課課長補佐、施設係長事務取扱の荒川浩一さんが、教育部国体推進室長補佐となりました。なお荒川さんは引き続き、総合スポーツセンター建設準備室長補佐を兼職いたします。後任ですけれども、総務課庶務係主査の竹内康眞さんがスポーツ振興課施設係長として着任いたしました。なお総合スポーツセンター建設準備室主査を兼職いたします。
今回の人事発令ですけれども、3年後に開催されます東京国体、スポーツ祭東京2013の推進体制の整備を図るものでございまして、国体推進室は荒川さんのほか新規採用職員1名を加え、2名の増となりました。なお、総務課竹内さんの後任は新規採用の職員を採用したところでございます。
説明は以上です。
秋山委員長
以上で、提案理由の説明は終わりました。
委員の皆様の質疑をお願いいたします。
特にありませんか。ご質問、ご意見がなければ採決いたします。
議案第40号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
秋山委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
日程第4 教育長報告
秋山委員長
引き続き、日程第4 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。
貝ノ瀬教育長
私からは、昨年度21年度の三鷹市の一般会計の歳入・歳出の決算、その特別委員会が9月8日から9月27日まで開かれまして、結果的には21年度における予算執行とその行政効果等につきましては、いずれも原案を認定すべきものと決せられたわけでございますけれども、附帯意見等がございますので、それについて簡単にご報告を申し上げたいと思います。
昨年度の歳入・歳出の決算ですけれども、附帯意見としては、歳入につきましては特段の意見はございませんでした。歳出につきましても、教育費に関しましては特段のご意見はなかったわけですが、本会計に対する反対討論の中で、にじ色のつばさの会派でいらっしゃいます嶋崎英治委員から、こういったご意見が出されております。それはまず、学校ホームページの再構築事業など教育のICT化についてということで、地上デジタル放送対応のための機器、電子黒板等を含み、この購入及び設置費用などでございまして、これが子どもたち、保護者また現場の先生方がほんとうに求めているのかと。学校のICT化だとはとても思えないというご意見でございます。三鷹市民ではないと思いますけれども新聞の投書等を引用しながら、自説を展開されております。また学校ホームページ、それから地上デジタル放送関係費で、合わせて1億1,000万円以上が使われている。これは国の予算のことでありますけれども、そのことにつきまして、現場で緊急に必要とされていないものを買うよりも、30人学級の早期実現に向けて力を注ぐべきであるという附帯意見を出しまして、一般会計決算の認定には反対をするという、反対の討論をなさいました。
賛成討論の中では、お三人方がなさいましたが、その中で公明党の会派の粕谷稔委員から、賛成討論の中で附帯意見といたしまして2点出ております。1つは、いじめ、不登校、暴力行為等、生徒指導上の諸問題に対しては、全校体制で個別の原因を踏まえた丁寧な対応を図るとともに、教育委員会が先頭に立って諸課題の把握に努め、関係部署が一致協力して早期の解決に努めること。それから教育支援については、引き続いて大規模クラスの解消に努めるとともに、五中、二小の新たな支援学級の設置を実現すること、そしてインフラ整備としては、洋式トイレの設置や、必要な介助員の増員に努めることという附帯意見をつけながらも、21年度の一般会計決算の賛成討論ということでございました。
そのようなことで、先ほど申し上げましたように、最終の本会議におきましては、いずれも原案を認定すべきものと決定されたということでございます。
私からは以上です。
秋山委員長
伊藤課長、お願いします。
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