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平成22年第5回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2010年9月14日 最終更新日:2010年9月14日

平成22年第5回教育委員会定例会(1)

開催年月日

平成22年5月11日(火曜日)

出席者(5名)

委員長 磯谷文明
委員 秋山千枝子
委員 寺木幸子
委員 鈴木典比古
教育長 貝ノ瀬滋

欠席者(0名)

出席説明員
教育部長・調整担当部長 藤川雅志
生涯学習担当部長・三鷹市立図書館長事務取扱 八代誠
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 海老澤博行
生涯学習課長 久保田和則
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長 柳川秀夫
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 岡崎安隆
社会教育会館長 小田俊雄
図書館図書館システム担当課長 大島克己
学務課副主幹 田中容子
指導課統括指導主事 松永透

事務局職員
副参事 大久保実
副参事 竹内康眞

議事日程

平成22年5月11日(火曜日)午後2時開議

  • 日程第1 議案第24号 三鷹市スポーツ振興審議会委員の任命について
  • 日程第2 議案第25号 三鷹市教育委員会訓令の一部改正に係る臨時代理の承認について
  • 日程第3 教育長報告

午後 2時 開会

磯谷委員長

 ただいまから平成22年第5回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、鈴木委員にお願いいたします。
 それでは議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第24号 三鷹市スポーツ振興審議会委員の任命について

磯谷委員長

 日程第1 議案第24号を議題といたします。

( 書記朗読 )

磯谷委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

柳川スポーツ振興課長

 スポーツ振興課長の柳川です。よろしくお願いいたします。3ページをごらんいただければと思います。
 この議案は、三鷹市スポーツ振興審議会委員の任命について提案するものでございます。初めに5ページをごらんいただければと思います。審議会につきましてはスポーツ振興法第18条第2項により、市町村に、スポーツの振興に関する審議会その他の合議制の機関を置くことができることとされております。これに基づきまして三鷹市でも三鷹市スポーツ振興審議会条例を定めまして、その中で委員の定数、また委員の任期を定めているところでございます。そして、同条第3項で、中段になりますが、市町村の教育委員会の諮問に応じて、スポーツの振興に関する重要事項について調査審議し、及びこれらの事項に関して市町村の教育委員会に建議することとなっております。
 また、条例の施行規則では、委員の構成等を定めているところでございます。
 恐れ入ります。3ページにお戻りいただければと思います。このスポーツ振興審議会の委員の任命年月日でございますが、平成22年5月16日でございます。任期につきましては、平成22年5月16日から平成24年5月15日までの2年間となっております。
 候補者でございますが、4ページをごらんいただきたいと思います。三鷹市スポーツ振興審議会委員候補者名簿のとおりでございますが、選出区分といたしましては、社会体育関係者3名。学校体育関係者2名。学識経験者6名。関係行政機関から1名。今回は公募委員としまして2名選出させていただいているところでございます。そして、再任が11名、新任の委員さんは3名となっております。また、選出区分の役職名につきましては、備考欄に記載してあるとおりでございます。ごらんいただければと思います。
 以上でございます。

磯谷委員長

 ありがとうございました。以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆さまの質疑をお願いいたします。
 よろしいでしょうか。

秋山委員

 公募で新しく委員になられる方はどういう方でいらっしゃいますか。

柳川スポーツ振興課長

 今回、公募を初めてさせていただいたところなんですが、9名の方が応募されてまいりました。その中で選考委員の中で決定したお二人につきましては、お一人はお仕事を終えられて、現在はお仕事をされていない方で、スポーツの施設とかそういうものを整備する仕事を専門にやっておられた、その会社の方ということで、今現在もいろいろスポーツに参加されて、自分が経験したことを皆さんに伝えていきたいということで応募されてきた方でございます。もう一方は主婦の方で、その方は、地域スポーツを今現在一生懸命担当されている方でございます。

秋山委員

 よろしくお願いします。

磯谷委員長

 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
 ほかにご質問、ご意見がなければ採決をいたします。
 議案第24号 三鷹市スポーツ振興審議会委員の任命については、原案のとおり可決することにご異議はございませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯谷委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 議案第25号 三鷹市教育委員会訓令の一部改正に係る臨時代理の承認について

磯谷委員長  日程第2 議案第25号を議題といたします。

( 書記朗読 )

磯谷委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

伊藤総務課長

 議案第25号 三鷹市教育委員会訓令の一部改正に係る臨時代理の承認についてでございます。具体的には、三鷹市立学校教職員出勤簿整理規程の一部改正についてで、8ページでございます。
 この件につきましては、平成22年4月1日から適用すべき内容であり、特に緊急を要し、会議を招集する時間的余裕がないことから、平成22年4月22日付けで教育長の臨時代理により決裁を行いましたので、ご報告をさせていただきまして、ご承認いただきたいと思います。
 具体的な改正の内容につきましては、指導課長よりご説明いたします。

松野指導課長

 それでは、今ご説明がありましたように出勤簿整理規程の改正になります。具体的には、11ページの新旧対照表を見ていただくとわかりやすいかと思います。
 まずは、超勤代休時間という制度ができましたので、11ページの最後に、改正後として7番に、これについて表示の方法を加えたということです。
 それともう1点、10番の年次有給休暇のア、イ、ウのうちのイについてです。これらは両方とも学校都費事務職員の制度ですけれども、ここで半日休という制度ができましたので、これについての出勤簿上の表示の方法が加えられたことです。
 最後、13ページの一番後ろ。これまで遅参、早退についての表示が、遅、四角。早、四角だったものを、きちんと遅参、早退という熟語に直したということでございます。
 主にこの3点。それと、それに伴う項目の番号の変更でございます。
 以上です。

磯谷委員長

 以上で提案理由の説明が終わりました。委員の皆様の質疑をお願いします。

秋山委員

 今回半日休という制度ができたということですが、半日というのは何時間働くんでしょうか。

松野指導課長

 3時間45分もしくは4時間でございます。

秋山委員

 わかりました。ありがとうございます。

磯谷委員長

 ほかいかがでしょうか。
 よろしいでしょうか。ほかにご質問、ご意見などなければ採決をいたします。議案第25号三鷹市教育委員会訓令の一部改正に係る臨時代理の承認については、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

磯谷委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第3 教育長報告

磯谷委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 お手元にカラーの資料がありますので、そちらをごらんいただきながらご報告したいと思います。
 実は、4月17日にスタートしたのですけれども、今まで文部科学省のほうで、教育政策を推進していくということの中で重要な役割を果たしていたのが中央教育審議会であったわけです。これは法律で定められた審議会でありまして、各界の著名な方々が名を連ねておりまして、本市で大嶺前校長も審議会委員ということになっております。そこが中心になって教育政策が形づくられてきたということであります。ただ、各界の有名な方々がお集まりでありましたし、伝統も歴史もあるものでありますけれども、新政権になりまして、その各界の代表というのは、ほんとうに国民の声を代表しているのかどうかという問題意識。つまり、著名だからとか学識だからといって、ほんとに国民の隅々の声を反映しているのかどうか。しかし、直接民主主義じゃありませんのですべての人について声を収集するというのも物理的になかなか難しいところがあるだろうということであります。
 しかし、今のICTなどの技術、ツールを活用しながらできるだけ民意を政策に反映していくのが筋だろうという議論の中で、「熟議」というものが始まりました。熟議というのは、熟慮の「熟」と討議の「議」、熟と議をくっつけまして熟議という言葉。あまりなじみがない言葉ですけれども、このキーワードを使いまして国民のニーズを限りなく、またはご意見を教育政策に反映していく一つのツールにしていこうということで、懇談会が設けられました。
 具体的に申し上げますと、一つのテーマ、複数でもいいんですけれども、テーマに対して直接何人かの人がフェース・ツー・フェースで集まって議論をするということと同時に、そのテーマの議論、成り行きをそこの場にいない方々がインターネットを通じて、それを見聞きしながら自分も議論に参加する一種の電子会議です。これを国民的なレベルでもって行っていって集約をしていくことが民意を集約することの意義があるのではないかということです。
 でも、今までの中央教育審議会を否定するかというと、そうではなくて、車の両輪として熟議でもって得られた国民の声というものを中央教育審議会も参考にしながら議論してもらう。と同時に、中央教育審議会の議論も熟議の議論も含めて、政務三役が最終的に政策決定をする。そういうことのための会が始まったということであります。
 私も懇談会のメンバーに入っておりますけれども、第1回目が4月17日に文科省で開かれ、希望者ということでいろいろな方々が200名ぐらい集まって、そこでフェース・ツー・フェースで、これからの教育のあり方について議論したということです。
 それをもとにしながら、今ちょうどインターネットでやりとりをしているところであります。ファシリテーターは文科省の職員を中心としたいろいろな業者も入って集約を図っているところであります。それをある程度集約したところで、熟議の懇談会のメンバーが集まって、それについて一定の考え方をお互いに述べ合うということをしながら、中央教育審議会の議論も同時に進行していただいて、それを両方とも参考にして政務三役、つまり文部科学大臣、副大臣、政務官が政策決定をしていくということになります。
 そういう仕組みをもって、いわゆる地方主権といいますか、それにふさわしい政策決定のあり方。それから、市民社会のあり方を考えたときに、そういった方法がよろしいのではないかということで、これは文科省のほうで教育行政の政策決定に今は使われていますけれども、いろいろな場面で、いろいろな審議会でこういうことをやっていくことによって、国民各層のきめ細かいいろいろな意見を吸い上げることができるのではないかということの試みの一つであります。
 政府のほうも、新しい公共をこれから目指すということの中で、この熟議も事業仕分け以外の一つの目玉としていきたいという考えも見え隠れしますけれども、それが始まっているということをご報告したいと思います。
 私も個人的には、これがうまくいけばですが、やはり自分と関係のないところで教育政策が決められているという疎外感から脱却して、当事者意識を持って参加意識を持っていけるのではないかと思います。一体感を持って政策決定がなされていくとも考えます。
 ただ、基本的なところは、三鷹市も10年前から市民プラン21で実際のところやってきていますので、地方自治体では結構あちこちで実績はあるだろうと思います。藤沢市も電子会議などもやっていますので、そういう実践はあるわけですが、国のレベルでは初めてだったということになります。文科省以外でも、どこまでこういう手法が広がっていくかと考えますけれども、文科省の成否がこれを左右するのではないかと考えております。この熟議というものが始まったということをご報告したいと思います。
 以上です。

磯谷委員長

 ありがとうございました。
 引き続き、どうぞ。

伊藤総務課長

 それでは、17ページをごらんください。総務課になります。初めに実績報告ですけれども、4月11日に「みたかの教育」を発行いたしました。今回コラムは委員長職務代理者の秋山委員にお願いをしております。既にごらんになっていると思いますけれども、よろしくお願いいたします。
 今後の予定でございますが、5月13日から14日の日程で全国都市教育長協議会の定期総会並びに研究大会が青森県の三沢で開かれますけれども、教育長が出席の予定でございます。
 それから、14日、金曜日、市議会文教委員会ですが、平成22年度の基本計画と事業計画について。それから、インフルエンザの関係のご報告。この後、学務課長から報告をさせていただきますが、インフルエンザの関係のその後の状況について報告をする予定でございます。
 5月24日ですけれども、東京都市町村教育委員会連合会の定期総会。こちらは寺木委員にご出席いただく予定でございます。
 それから、28日、金曜日ですが、関東甲信越静の市町村教育委員会連合会の総会並びに研修会。こちらも寺木委員にご出席いただく予定でございます。よろしくお願いいたします。
 なお、記載はございませんけれども、5月20日に、今年度の点検評価、地教行法第27条に基づきます点検及び評価ですけれども、こちらの教育委員会事務局としてのまとめが終わりまして、有識者の先生との懇談会を開催させていただきまして、その中でご報告、それから意見交換等させていただく予定でございます。
 平成20年度の点検評価につきましては、有識者の先生として玉川教職大学院大学の小松郁夫先生。それから、日本女子大学の島田京子先生、お二人の先生にお願いをいたしましたが、今年度、平成21年度の評価に当たりましては、帝京科学大学の有村久春先生を加えまして3人の先生からご意見をいただきたいと考えているところです。
 私からは以上です。

磯谷委員長

 ありがとうございました。
 それでは、教育センター、施設係お願いします。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 資料は、19ページ、20ページになります。それぞれ記載のとおりでございます。
 この内容と関連して報告として3点ございます。まず、一つ目が、20ページの上半分になりますが、第五中学校の体育館。こちらなんですが、今まで使っていた体育館は現在、解体工事中です。まだ屋根はついているんですけれども、中身はほぼがらんどうの状態で解体が進んでいます。仮設の体育館、こちらが南校舎と北校舎のちょうど間のところにできまして、4月30日からこちらを利用しています。ですから、学校としては、四、五日だけは両方使えない時期があったんですが、解体と同時に仮設の体育館が使えています。これが1点目です。
 2点目が、お手元にカラーの印刷があります。コミュニティ・スクールポータルサイトというものなんですけれども、学校ホームページの作成支援をということで、国の補助事業を活用しまして、こういった仕組みの整備を行いました。19ページにあるとおり、4月の最終週に延べ5日間、教員向けの操作研修を行いまして、この5月から各校でちょうど下半分のイメージのような感じでページの更新をしてもらえるように整備が進みました。まだ今日段階では、まだまだぼちぼちという感じなんですが、この1学期ぐらいの間をかけて少しずつ各校での更新が進んでいくと思いますので、今までよりは大分統一感のある、また、利用者にとって大分見やすいページになってくると思われます。これが2点目です。
 3点目です。20ページの下の科学発明教室ですが、一応先週末で申し込みの締め切りを行いました。A、B、C、40人ずつの3コース。定員120人に対して応募が246人、2倍強ということで、これから大変申しわけないんですが半数の方には抽選でご遠慮いただく整理作業に入りたいと思います。
 報告としては以上でございます。

磯谷委員長

 ありがとうございました。
 次に、学務課、お願いします。

「平成22年第5回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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