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平成18年第5回教育委員会定例会会議録(3)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2006年12月6日 最終更新日:2019年12月27日
平成18年第5回教育委員会定例会
日程第6 教育長報告
磯谷委員
特別支援教育の報告について、この1枚の図があるんですけれども、これは、まず位置づけとしてはどういうことなんでしょう。これを配布するということになるわけでしょうか。
石渡学務課長
いいえ、これはきょうのご説明用ということです。
磯谷委員
では、これについてはコメントしなくてよろしいですね。率直に言ってよくわからないんですね。矢印の意味も、それからどうしてこれを一つの図に全部盛り込んだかとかですね。例えば、「総合教育相談窓口を中心として推進する特別支援教育」というものがあるんですけれども、この下に「連携」とあって、枝がいろいろと出ていますよね。これは要するに、そういう方針との連携ではなくて、あくまでも教育相談窓口との連携になるわけですよね。だから、おそらくこれは、この中身として、まず総合教育相談窓口があって、そこと連携しているという話になるのかなと思うんです。
それは細かいところだけれども、特にわからないのが左のあたりで、「三鷹市立小・中学校」という長い丸があって、その隣に「小・中一貫教育に位置づく」と、「位置づく」というのはどういう意味でしょうか。
廣瀬委員長
「位置づく」と両方ともなっているんです。そういう報告書になっていますね。
磯谷委員
「位置づく」というのは、あまり聞かないような気がしますけれども。
廣瀬委員長
文言としておかしいですね。
磯谷委員
そうですね。それから、白い枠のところでは「各中学校区を単位とした特別支援教育」と、こう三つ並べて、これもちょっとよくわからないですね。
それから、例えば、報告書の中身のほうの「小・中一貫教育校に位置づく特別支援教育」というところで、まさに小・中一貫については書いてあるんですけれども、どうも枠の中を読むと、乳幼児期とか、幼稚園・保育園在園中とか、あるいは、さらに義務教育終了後においてもというようなことが書かれていますけれども、そういったものはこの図にどうやって反映しているのか、あるいは反映していないとしたらどうしてなのかとか、いろいろ聞きたいところはあるのですけれども。
それから、この第一次報告書のほうも、例えば、16ページに、校長のリーダーシップを発揮するとか、教員一人ひとりの理解ということが書かれているんですけれども、これが全部「一人ひとりの教育的ニーズに応える特別支援教育」という中に入っているのも、これは何でなのかなと。「一人ひとりの教育的ニーズに応える特別支援教育」という中で、個別指導計画などを立てると、これはもうまさにそのとおりなんですけれども、校長のリーダーシップと一体どういうかかわりが出てくるのかというのが、文面を読んでもちょっとよくわからないですね。
これは、さらに今後、検討されるということでしょうか。
廣瀬委員長
これからですよね。中間報告ですので。
磯谷委員
これは、我々が責任を持って出すというものではないですか。この検討委員会の方がお出しになるものということなんですね。
石渡学務課長
はい、そうです。
廣瀬委員長
ですから、今のはご意見という形で、学務課長から検討委員会のほうに持っていっていただいて、最終報告のときに改善していただくということで。
磯谷委員
そうですね。整理がかなり必要なのではないかなという感想を持ったということにさせていただきます。
石渡学務課長
これは一次報告書ですから、最終報告を教育長に出させていただいて、教育委員会にそれを報告させていただいてから、推進計画という形で、それに基づいて計画をつくっていくということになっていますので、ご意見いただければありがたいと思いますし、我々としても、委員だけでは十分にこなし切れないところもありましたものですから、その点につきまして、私どものほうにご意見という形でいただければ助かります。
ただ、校長のリーダーシップの件につきましては、やはり特別支援教育を進めていくに当たっては、今まで心身障がい教育というものが、設置している学校若しくはその学級だけの問題だというような認識だったものですから、それがあくまでもすべての小・中学校の中で繰り広げられるんだということと、それを推進していくためにはやっぱり校長の強いリーダーシップがないと、いわゆる通常の学級にいる軽度の発達障がいの子どもたちに対する支援というのは行われないんだという意味も込めまして、一人ひとりの教育的ニーズに応えるという中に、校長のリーダーシップとして位置づけさせていただいたということでございます。
磯谷委員
校長のリーダーシップが必要だというのはわかるんですけれども、そことのリンクがよくわからないんですよね。
石渡学務課長
もう少しこちらのほうでも整理させていただきます。
廣瀬委員長
お願いします。ほかにはいかがでしょうか。
指導室長に伺いたいんですけれども、教育課程分析の特別活動とか道徳教育の時間について、最低限というものがあると思うんですが、それ以上の場合、36時間以上とっている場合、上限というのはどうなっているのでしょうか。例えば中学校の特別活動だと、最高で52時間というようなマキシマムの値が書いてあるんだけれども、道徳教育、それから小学校の特別活動の場合には、最高はどのぐらいになっているんでしょうか。
里吉指導室長
小学校の道徳につきましては、東台小学校が40時間という数の指導計画を立てて実施をしておりますので、40時間が最大だと思います。
小学校の学級活動の多いところというのは、今手元にございませんので、後ほど報告させていただきたいと思います。
廣瀬委員長
先ほどの寺木先生のご質問にあった総合的な学習の時間と選択教科とで、片方がふえれば片方が減るということがございましたよね。それと同じように、道徳のほうも、ふえた場合というのは、どこかで削られている時間というのがあるのでしょうか。
里吉指導室長
年間の総授業時数と各教科の標準授業時数というものがございますので、道徳なり一つの教科がふえたからといって、ほかの教科を削って総授業時数を合わせるといったことはございませんので、すべての教科が標準授業時数をクリアするというのが時数でございます。
廣瀬委員長
ということは、ふえたということになるわけですね。
里吉指導室長
はい、そうです。
廣瀬委員長
ほかにはよろしいですか。
それでは、日程第6教育長報告を終わります。
以上をもちまして、平成18年第5回教育委員会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。
午後2時38分 閉会
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