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平成18年第7回教育委員会定例会会議録(2) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2007年1月12日 最終更新日:2009年10月2日

平成18年第7回教育委員会定例会

日程第1 教育長報告

廣瀬委員長

 ほかにはいかがでしょうか。

秋山委員

 3点ほどお願いします。
 まず1点目は、図書館で、市報の資料を見ると絵本館の研究会、会議がありましたね。あの絵本館の事業と図書館の関係を教えてください。
 それから2点目は、教育相談について、1学期間過ぎて、現在の教育相談の活動の状況を教えてください。また、総合教育相談窓口になったときの今後の取り組みについて教えてください。
 それから3点目は、細かいことなのですけれども、スポーツ振興課の水泳教室ですけれども、場所はどこですか。

中田スポーツ振興課長

 水泳教室ですけれども、第二体育館の屋内プールで実施しております。このパンフレットには第二体育館という表記しかされていませんけれども、第二体育館の屋内プールで実施しております。よろしくお願いいたします。

若林図書館長

 図書館でございます。絵本館と図書館とのかかわりでございますが、絵本館構想、絵本館整備への取り組みは、市長部局のコミュニティ文化室というところが所管で行っておりますが、図書館といたしましては、絵本館の整備の暁には、市立図書館とどのような連携、協力事業ができるかということを課題として、今検討しているところでございます。あわせて、絵本館構想の中で、先行事業といたしまして市立図書館のベビーフレンドリー化事業というものがございまして、これは、赤ちゃん、乳幼児連れのお母さん、お父さん方が図書館を気軽に利用できるような環境整備をしていくというような、市立図書館とコミュニティ文化室の職員が中心になって、今内部的に検討しているところでございます。
 以上です。

石渡学務課長

 まずは、教育相談の4月以降、総合教育相談窓口になって、どのような状況かということですけれども、おかげさまで、3か月、実施する中で、相談のケースも入る表ですけれども、出勤しているところはほとんど埋まっています。特に土曜日につきましては、ほぼぎっしり相談が埋まっているという状況でして、教育相談員、数少ない中で、かなり信頼を得て教育相談が実施されていると思っております。
 特に、今年の教育相談員につきましては、単に心理だけの問題ではなく、発達に関しても見られるような教育相談員を採用しておりますので、そういう点でも非常にいい相談になってきているのかなと思っております。
 つきましては、今後のあり方でございますけれども、この発達も見られるような教育相談員のところと、就学相談、スクールカウンセラー等の私ども総合教育相談で行っている事業のより強固な連携と、それからもう1点、何が新しくなったのかということが問われると思いますので、私どものほうとして今検討しているのは、例えば教育相談にいらっしゃった方でも複数の課題をお持ちになっているクライアントの方というのはいらっしゃいますので、そういう方たちに対して、例えば福祉の問題であったら、教育から福祉へ問題点が移るときに、ただ単に福祉のほうへ行ってくださいというように、たらい回しにするのではなく、福祉の相談員の方も教育相談室に来ていただいて、一緒に相談を受けましょうかというような形で、相談員がこちらに来てもらえるというような体制をとろうかということで、北野ハピネスセンターや子ども家庭支援センター等を含め相談をして、現在そのような形で実施することを検討しているところでございます。

寺木委員

 小・中一貫の検証委員会ができるということで、メンバーなのですが、学識経験者の方は、どういう方々がお入りくださるのでしょうか。

里吉指導室長

 教育ビジョンの策定助言者会議でやっていただいた、慶應大学大学院の金子郁容先生、国立教育政策研究所の小松先生、それから慶應大学の玉村先生、教育調査研究所の小島宏先生、電気通信大学の山田先生、5名にお願いさせていただきました。

廣瀬委員長

 ほかによろしいですか。
 それでは、私から、総務課のご報告にありました6月24日に国分寺のいずみホールであった、米村でんじろうのスーパーサイエンスショーに行ってまいりましたけれども、テレビでふだんやっていらっしゃるのと同じ内容で、テレビのほうがもっと大がかりなものでしたが、大変おもしろいもので、子どもたちがほんとうに目が輝いていて、こういうのがほんとうに教育なのではないかなと思ったのですが、結局彼は何をしているかというと、身の回りにあるダンボール箱だとか風船だとか、そういったものを使っていろいろなものをつくったりして遊ぶのですね。遊ぶことによって、空気の存在に気がついたり、いろいろなことに気がつくようなことをしている。
 ああいうことは実は、米村さんもそうだったのでしょうけれど、我々の子どものときに、物がない時代だったからかもしれませんが、自分でいろいろとその辺にあるものを使って工夫して遊んでいた。だから知っていたということが、このごろのお子さんたちというのは、でき合いのものを使ってやることによって、工夫というか、自分の体験が足りないのではないかなと思いました。それをすることで、すごく子どもたちは喜んでいたので、理科の教育というのも、座学ではなく、体験的に、それも自分でいろいろなものをつくりながら経験していくということを、先ほどの寺木先生のお話にも関連してくるかと思うのですけれども、外遊びということも含めてですが、そういう環境を整えることも我々が考えなければならない時代なのではないか。豊かになってしまった時代であるがゆえにですね、そんなことを思ってきました。例えば、うんと風船を膨らませておいて、それにグレープフルーツの皮の油が飛んでしまうと、ぼんと爆発しちゃうとか、そんなちょっとした発見だと思うのです。何でだろう、普通の水だったらそういうことは起きないのにとか、そういうことから気がついたりするということが、いっぱいあるのですね。そういうことを感想として思いました。
 それから、杏林大学の医学の図書が、市立図書館を通して市民の手に届くようになるということですけれども、具体的にどういう本を市民の方がお借りになるのでしょうか。かなりの専門書なのでしょうか。

若林図書館長

 今までの傾向といたしましては、年間通してほんとうに数件でございます。その場合には公立図書館長の紹介状を出して、その利用者に杏林大学医学図書館のほうに行っていただいて、閲覧なりコピーなりというような手続でしたが、今回の場合には、杏林大医学図書館は蔵書、逐次刊行物を含めて22万冊ですね。今回の協定では、図書のみの貸出しということで、それも禁帯出と貸出しがございまして、貸出し用の11万冊が対象なんです。11万冊を対象に、市立図書館が杏林大学のほうに申し込んで、それを図書館職員が取りに行き、利用者に提供するということです。内容は医学書関係のややレベルの高いものでございます。

廣瀬委員長

 一般市民というよりは、専門分野の方なのでしょうか。

若林図書館長

 利用者は全くの一般市民でございます。今までの傾向といたしましては、専門家ではございません。
 やはり通常の図書よりは、もうちょっとレベルの高い専門的な内容のものを求めるということだと思います。

廣瀬委員長

 市民がアクセスしやすくなったということでは、大変いいことだと思います。ありがとうございました。
 ほかにございませんか。
 それでは、日程第1教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成18年第7回教育委員会定例会を閉会いたします。

午後2時45分 閉会

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