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平成20年第10回教育委員会定例会会議録(2) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年5月12日 最終更新日:2009年10月2日

平成20年第10回教育委員会定例会

大倉生涯学習課長

 それでは19ページ、20ページをお開きください。
 実績等の報告でございますが、9月5日から、成人式の実行委員会がいよいよ来年の1月に向けて始まりました。今年は、新成人を迎える方で実行委員会をお願いしておりますが、30名弱の新成人の方が、成人式の実行委員会に加わっていただき、正・副の委員長もみずから立候補で手を挙げるなど、非常に積極的な新成人を、実行委員会にお迎えをして、活動、準備を開始したところでございます。
 その下、9月6日、7日と天文台構内古墳の見学会がございまして、2日間で、1,840名の方が見学に訪れました。これは9月4日にプレス発表しまして、今、委員の皆様方のお手元にカラーの4枚組みの写真をお配りしているところでございますけれども、須恵器というつぼが出土いたしました。これはほぼ完璧な形で出土しておりまして、高さが25センチ、胴の直径が16センチというものでございます。この発見物の製造年代は、西暦650年から675年、大化改新の直後ぐらいに浜名湖の近辺でつくられたものだそうです。
 今、申し上げたとおり、遺物から、古墳そのものの築造年代を決定づけることができるということが非常に大きな意味がございます。
 また、こうした遺物は、玄室と言われる遺体を埋葬してあるお部屋の隅から見つかったわけですが、特に関東地方では、こういったところで見つかるケースは極めてまれで、さまざまな意味で貴重な発見であったといったことが報じられております。
 当日は、市民の皆様に、このお墓全体をぐるっと周回し、お墓全体を見ていただき、なおかつ、つぼにつきましては、ビデオカメラを設置しまして、そのビデオカメラによって、このつぼを映し出し、テントの中にモニターを設置して、そこでつぼを見ていただいたというような形で見学会については進みました。
 この調査につきましては、ほぼ終了の域に達しておりまして、近々ひとまず埋め戻しを行いまして、これからの保存活用に向けての検討をしていくという予定を組んでいるところでございます。
 こちらの報告に戻りまして、20ページでございます。先般9月29日でございますが、青少年問題協議会の研修会がございまして、寺木委員長にもご出席いただきありがとうございました。
 大人が携帯電話の使い方を研修することにより、各家庭で子どもたちと話し合いを行い、子どもたちの携帯電話の使い方について、家庭で議論をするための研修会ということで実施をしました。
 今広がっている携帯の裏サイトであるとか、チェーンメールの問題であるとか、具体的な例を、実際に携帯サイトでつないだ画面、実物を見ながら研修を実施いたしました。
 それから、10月25日、下のほうでございますが、第11回中学生意見発表会がございますので、委員の皆様にもご出席をお願いできればありがたいと存じます。
 私のほうからは、以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、スポーツ振興課、お願いいたします。

中田スポーツ振興課長

 スポーツ振興課でございます。21ページ、22ページでございます。
 21ページの実績等につきましては記載のとおりでございます。
 行事予定等でございますけれども、10月2日、昨日ですけれども、北京オリンピックの三鷹市に在住又はゆかりの選手・役員の方においでいただきまして、表敬訪問という形で実施をさせていただきました。当日は、体操の女子4名のほか、選手・役員の方4名、合計8名の方においでいただきまして、出場の感想とかを伺い、三鷹市からは記念品等を贈呈させていただいたところでございます。
 次にお手元に、2008みたかスポーツフェスティバルのプログラムがございますのでごらんいただければと思います。例年、体育の日に実施しておりますスポーツフェスティバルでございます。会場は市役所を中心に、中庭、公会堂、第1、第2体育館を使いまして、第一中学校の体育館、校庭も会場となっております。運動会の形式から、こういうイベント形式になりまして7年がたちます。それから、障がい者運動会と一緒に実施するようになりまして5年目となるものでございます。
 雨天等でも実施できるような形でプログラムが構成されております。昨年は、雨天等もありましたけれども、8,000人ほどの市民の方においでいただいたところでございます。市内15団体で77名の実行委員さんに、6月から検討していただいた内容がこのプログラムになっているところでございます。委員の皆様にも、ご都合をつけておいでいただければ幸いでございます。
 次に、一番下の10月27日、月曜日ですけれども、第17回の市民駅伝大会、第1回の実行委員会が開催されます。来年の2月8日を目指して、今から準備に入るところでございます。
 スポーツ振興課は以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。続きまして社会教育会館、お願いいたします。

小田社会教育会館長

 社会教育会館です。
 23ページ、24ページでございます。いずれも記載のとおりでございます。
 1点だけご報告させていただきます。24ページですけれども、9月24日に、公民館運営審議会より、「任期満了にあたっての提言」をいただいたところでございます。本日、席上配付をしておりますのでご覧いただきたいと思います。
 社会教育会館の事務事業につきましては、当日、審議会の会長より、過分な評価をいただいたところでございますけれども、今後の生涯学習プラン2010の推進に当たって、さらなる地域化に努めることや、現在の市民の多様なニーズにこたえるという意味では、開かれた学習活動の推進、また、組織の運営上の活性化等々につきましてのご提言をいただいたところでございます。
 私どもとしましては、引き続き市民の目線からの課題の解決や、学ぶ意欲の大切さを市民と協働作業の中で取り組んでいきたいということでお答えをしたところでございます。
 私のほうからは以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。続きまして図書館、お願いいたします。

八代図書館担当部長

 それでは、最後になりましたが、図書館から報告申し上げます。ページは25、26ページでございます。
 25ページの実績報告でございますが、実績につきましては、記載のとおりでございます。
 26ページ、31日までの行事予定等報告でございますけれども、9月28日より、駅前図書館におきまして、ビジネス支援講座、連続講座3回の開催が始まったところでございます。5日そして12日と3回にわたってビジネス支援講座を開催する予定でございます。
 10月の一般テーマ図書でございますけれども、「アクティブシニアのススメ セカンドライフを充実させよう」というテーマで関係図書を展示・貸し出しをしているところでございます。今回のシニアにかかわるテーマにつきましては、平成20年1月に社会教育委員会会議から答申をいただきました、シニア世代のライフデザイン支援方策の中におきます、支援方策の提案ということで、図書コーナーの設置とかといったご提案をいただいている中で、本年度につきましては、テーマ図書という形で取り扱ったものでございます。
 ちなみに、アクティブシニアとはどういうものかという部分もございますけれども、端的に申し上げますと、元気な中高年ということで、私どもはとらえているところでございます。
 17日につきましては、おとなが楽しむおはなし会ということで、おはなし会というと、通常は小さいお子さんが対象なのですが、大人を対象にしたおはなし会を、駅前図書館において開催をするものございます。
 また、23日につきましては、図書館協議会におきまして、府中市の中央図書館を視察する予定となっております。
 図書館からは以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

磯谷委員

 2点ございまして、まず1点目は、教育センター施設係からのご報告がありましたけれども、東台の仮設校舎への引っ越しが予定されているということで、いわば5合目ぐらいまで来たという感じなんでしょうかね。いずれにいたしましても、この仮設校舎はどういうものなのかというのは教育委員としても関心があるところですので、もし機会がありましたら、一度拝見できるといいかなと思います。またそのあたりはご配慮いただければと思います。これが一つです。
 それからもう一つは、社会教育会館のほうで、先ほど公民館の運営審議会から、教育委員会あてに提言がございました。私も今、熟読している余裕がないんですけれども、もちろんお褒めいただいている部分については、それはそれでありがたいことなんですけれども、課題として何かこの教育委員会として受けとめるものがあるのかどうか。その点はどういうふうに考えればいいのかというところをお聞かせいただければと思います。
 以上です。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 教育センター、新藤です。まず東台のほうですが、5合目よりももう少し下なのかなと思います。現在は、新しい校舎のほうの最終的な設計の詰めを行っています。こちらがまだ若干の調整が残りますので、おそらくこれが終わって、新しい建物の契約が終わったくらいが、おそらく5合目ととらえるのがよいのかなと思います。
 仮設校舎のほうの教育委員の皆さんへのご案内ですが、これは学校側とも調整をさせていただいて、日程について改めてお時間をいただくようにお願いしたいと思います。

小田社会教育会館長

 社会教育会館です。先ほどの提言のことについてのご質問ですけれども、1点は、先ほども申し上げましたけれども、三鷹生涯学習プラン2010の推進に関連しまして、積極的にアウトリーチ活動というんでしょうか、出前という言葉が適切かどうかわかりませんけれども、地理的な要因だとか、身体的な関係で遠くまで出かけられないシニア世代も増えてきておりますので、その辺についてどう地域化を図っていくかというご提言を1点いただいております。
 それから、これも先ほどと重複しますけれども、市民ニーズの多様化ということで、やはり市民のアンケートも含めてモニタリングなどをきちんと把握した上で事業化をすべきではないかというご意見もいただいております。
 それから、今ボランティア養成講座というものを数多く実施しておりますけれども、やはりそこでの成果を生かせる場をどうするのかというご提言もございました。
 教育基本法の改正もあったわけですけれども、それらにつきまして、評価制度、第三者評価も含めて、きちっとした事業評価を今後展開すべきであろうということでのご意見もあったところでございます。
 以上です。

寺木委員長

 ほかにありませんか。

磯谷委員

 1点だけよろしいでしょうか。
 どうもありがとうございます。今、要領よくまとめていただいたと思います。ほんとにざっと見ただけでもなかなか要望事項もあるようにも見えますので、このあたりをぜひ整理していただいて、一度委員のほうにもいただけると大変ありがたいと思いますので、よろしければお願いしたいと思います。

貝ノ瀬教育長

 これは提言ということで出されておりますけれども、ごらんいただくと結構シビアで厳しいご指摘が出ていますので、これはやはり私どもも重く受けとめなければならないということで、今、磯谷委員さんのご指摘のとおりであります。ただ聞きっ放しというわけにはいかないと思いますので、今、お話がございましたように、この提言に対して、教育委員会事務局としては、どういうふうに受けとめるかということをまとめて、そして、教育委員さんに今後はこんなふうに対応を図っていきたいということをお諮りして、そしてご指導いただくということにしたほうが、よりこのご提言に対する誠実な態度だと思いますので、その辺も勘案してやってまいりたいと思いますので、担当のほうもよろしくお願いしたいと思います。

寺木委員長

 ほかにいかがでしょうか。

秋山委員

 私も二つほどあります。
 スポーツ振興課に質問があります。みたかスポーツフェスティバルは毎年とても立派な催しをしていただいてありがとうございます。こういう大きな会をするに当たって、一番苦慮するところというか、大変なところを教えてもらいたいと思います。
 それから、前回の委員会の定例会なんですが、指導室のほうから、いじめの報告があったと思いますが、あのときにふと、いじめの問題といったら、すぐ総合相談窓口から出てくるのかなと思ったんですが、総合相談窓口と指導室と学務課の関係というんでしょうか、組織的なものというか、役割分担というか、そのあたりの文書がありましたら、今度ぜひいただきたいと思います。

寺木委員長

 スポーツ振興課、お願いします。

中田スポーツ振興課長

 フェスティバルについてご質問いただきました。先ほどもご案内させていただきましたけれども、この形で7年目ということで、今までは大沢グラウンド等で運動会形式でやっていたところなんですけれども、実行委員さんがさらに増えまして、77名の方を五つの部門に分けまして何回も検討いただくということで、意見をまとめてこの形にするまでが、職員と市民の方と一緒に進めるわけですけれども、なかなか市民の方の意見をストレートにうまく吸い上げる形で実施できるとも限らないものですから、そういうところで非常に調整が大変になってまいります。
 当日は、また300名近くの実行委員さんにおいでいただきまして実施するものですから、その辺はそのわりにはスムーズに展開をするんですけれども、反省もその年、その年で出てまいりますので、そういうものをうまく取り入れながら次年度に引き継いでいくよう企画するというところが一番大変なところではないかと感じております。

寺木委員長

 ほかはいかがでしょう。
 私のほうから、最初に目にしましたこのポスターですけれども、今までと雰囲気が違ってかわいくていいですね。
 それから、これは、生涯学習課、大倉課長。どうもありがとうございます。このつぼは最終的には、どういう形で保存されて、私どもが目にすることはできるのでしょうか。

大倉生涯学習課長

 まだ正式には決定をしておりません。基本的には一度埋め戻す前に取り上げて、細かいつぼそのものの調査をして、いわゆるレプリカ(複製品)をつくって展示をしていきたいと考えております。最終的にどのように古墳全体の保存活用をしていくかということにもよりますが、当面、最低でもレプリカをつくって皆さんには見ていただけるようにと考えてはおります。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 それから、施設係に、私も東台小のことでお尋ねしたいんですが、ここに工事の進行状況とか、先ほどからそこのあたりのお話はお聞きできたのですが、この引っ越しで子どもたちはどういう様子なのかということをお聞きしたいと思います。

竹内総務課長

 先ほど、新藤課長が説明しましたように、3日間で引っ越しをするということで、ここのところで、学校のほうでは、校舎とのお別れ集会というんですが、そういった子どもたちが引っ越しに絡めていろいろな体験をできるようにいろいろプログラムを組んで対応しています。
 あと引っ越し後のフォローは必要になるとは思いますけれども、そのあたりは学校のほうと私どものほうと協力をしながらしっかりやっていきたいと思っております。
 通学路等が変わったり、現実的にそういった交通安全面のところも出てきますので、そういった対策もしっかりやっていきたいと思っております。

貝ノ瀬教育長

 引っ越しは、17、18、19日、3日間でやるんですが、基本的に、子どもたちが、例えば何か荷物を運ぶとか、そういうことはないんです。これは業者がやりますので。最終日に教員が教室のいろいろな備品だとか教材とかを運ぶ。子どもは身軽に、今までの校舎から仮設のほうに、20日の朝から行くということになります。ですから、引っ越しに際しては、特にその3日間で子どもたちがそこに入って何かをするということは基本的にはないです。
 20日に入って、仮設校舎に入ってから少し掃除をするとかは多少あるかもしれませんけれども。多少子どもたちのほうについては、引っ越しして新しい校舎に対して、先生方が指導したりして、これからどう使っていくかとか、そういう心構えの指導はあろうと思います。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 新校舎に入るまでにもう一度お引っ越しがあるわけで、この新校舎ができるまでの楽しい思い出に、あまり子どもたちに負担にならなくて、そういうことがあったなと、後で思い出して楽しんでもらえるような状況になることを願っています。
 ほかいかがでしょうか。
 それでは、日程第4 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成20年第10回教育委員会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。

午後 2時22分 閉会

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