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平成17年第10回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2006年7月14日 最終更新日:2019年12月26日

平成17年第10回教育委員会定例会

日程第6教育長報告

里吉指導室長

 指導室でございます。20ページの行事実績等報告につきましては、記載のとおりでございます。
 21ページ、行事予定等報告でございますが、10月の土日には、小学校での運動会、幼稚園での運動会が開催をされておりまして、10月1日、2日、8日、15日、記載されておりますような小学校、幼稚園で運動会が実施をされているところでございます。
 なお、10月2日の日曜日でございますが、中学校の連合陸上競技大会が武蔵野市の陸上競技場で行われまして、市内7校すべての中学校から選手が出場いたしまして、午後1時には31.5度という真夏日を記録した日でございましたが、けがもなく、新記録がこういったコンディションの中でも三つ出るということで、大変盛況な大会を実施させていただきました。
 小・中一貫教育校関係につきましては、10月12日の水曜日でございますが、第6回の開設準備検討委員会を予定をしております。また、先ほどご協議いただきました小・中一貫教育校実施方策(案)でございますが、意見交換会を10月22日土曜日、24日月曜日、26日水曜日、保護者、市民向けにそれぞれの会場で開催をいたします。

深谷生涯学習課長

 22ページの行事実績等報告でございますが、1点だけ報告させていただきます。最後の行になりますが、9月22日に、ことしの6月に設置いたしました水車経営農家に関する検討委員会より提言書が出されまして、敷地内に地下水槽を設け、水を循環させて水車を回すといったことなどが提言されました。公園の中にありますので、市長部局とも連携をとりまして、協議をし、提言の実施に向けて努力していきたいと考えております。
 続きまして、23ページになりますが、行事予定等報告でございます。2点報告させていただきます。10月22日に、第8回目の中学生意見発表会を実施する予定でございます。各中学校から1名ずつの生徒が日ごろ考えていることなどを発表します。ことしは、男子が2名、女子が5名という内訳でございます。お手元に水色の紙でご案内のパンフレットを配付させていただきましたので、お時間がございましたら、ぜひ、ご出席をよろしくお願いしたいと思います。なお、委員長には、最後に講評をいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 もう1点、報告させていただきます。10月29日ですが、第52回目の市民文化祭が開催されます。11月27日まで約1カ月間にわたり、芸術文化協会の加盟団体が中心になって、広く市民に呼びかけて行われます。これも、パンフレットとはがきを配付させていただきましたので、ごらんになっていただきたいと思います。お時間があれば、ぜひ、出席等お願いしたいと思っております。

中田スポーツ振興課長

 スポーツ振興課でございます。24ページ、行事実績等につきましては、記載のとおりでございます。
 続きまして、25ページの行事予定等でございます。10月10日、体育の日に、みたかスポーツフェスティバルが実施されます。お手元にプログラムを用意いたしましたので、ごらんいただければと思います。市役所、第一中学校、南浦小学校を使いまして、9時半から3時半まで実施を予定しております。雨天実施ということで、雨天等も実施できるプログラムになってございます。
 なお、特徴点といたしましては、昨年から障がい者運動会と一緒に、一体となってバリアフリー化に努めたフェスティバルという形で、ボランティア体制等を強めて実施しているところでございます。

小田社会教育会館長

 社会教育会館です。26ページ、9月12日ですけれども、社会教育会館のつどい企画実行委員会、これは12月に予定されております第37回の社会教育会館のつどいに向けての組織化された企画実行委員会でございます。次ページへ行きまして、同様の内容のものが、9月27日、それから、10月11日に第3回目が行われます。内容ですけれども、利用者による日々の活動の成果の発表と、それから、さらなる交流を深め合おうということと、自分たちの活動の広がりを地域に求めていこうというような内容になっておりますので、例年内輪でやっていた傾向もあるようですけれども、ことしは、教育委員さんにもご案内をさせていただいて、お顔をお出しいただければありがたいと、かように思っておりますので、また、11月の定例会なりで、正式なものはご案内をしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

若林図書館長

 28ページ、行事実績等は、記載のとおりでございます。
 29ページ、予定でございますが、10月27日から11月9日まで、読書週間でございますが、10月28日に市民団体との共催で、7人の語り手によるおとなが楽しむおはなし会を開催する予定でございます。

廣瀬委員長

 以上で報告が終わりましたが、委員の皆様のご質疑、ご意見等をお願いいたします。

磯谷委員

 ちどり幼稚園の廃園後の基本方針ですけれども、従前のお話ですと、基本的には、ある意味、教育委員会の手を離れたといいますか、今回も基本的には保育園ということでつくっていくようですけれども、しかし、拝見すると、かなり幼稚園的な機能も取り入れてやっていくということも書かれていて、非常におもしろいなと思っております。やはり教育委員会として、中身にかかわっていくということは、あり得るのでしょうか。どの程度今後教育委員会がかかわっていくことが予想されるのか、そのあたりお聞かせいただければと思います。

高部調整担当部長

 今後の構想に基づいた施設運営の主体にもかかわる事柄だろうと思うのですけれども、一つの構想とか環境整備とか、どんな定数にして、どういう入所要件にしていくかというのは、市がしっかりした構想をつくって、環境を整えて、1年かけてやっていくという話ですけれども、実際そういう幼稚園児なり保育園児に対して、どういう保育方針なり教育方針で臨むかという部分については、厚生労働省なり文科省の一定の要領が出ておりますので、大枠は変わらないわけですけれども、具体的にそこでどういった教育なり、活動がされるかということについては、市が直営になるということになれば、当然また健康福祉部と教育部が調整しながら、さらにそういう細部を詰めていくという作業になるでしょうし、その運営主体が例えば民営ということになれば、一定の仕様なり枠組みなりは、こちらのほうで決定するにしても、独自の経営方針なり、プロポーザルといいますか、そういう提案も今後はあろうかと思いますので、かなりそれは今後の運営方針にも、運営形態、運営方法にもかかわることだろうと思います。
 いずれにしても、いろいろなモデル事業というのは、どちらかというと、大きなキャパシティの中であいたところに、保育園を入れるとか、そういうモデル事業は展開されているのですけれども、まさに三鷹のように、その大枠の部分の特に幼稚園と保育園をこの一定の限られた施設の中で、いわゆる統合といいますか、一つの部屋の中で一緒にして、コア時間も全く同じにして、しかも、幼稚園で預かり保育をするということになると、長時間、保育園児と幼稚園児が一緒になるということですから、その中でどんな保育をしながら教育をするかということについては、今後教育委員会も積極的にかかわって、詰めていこうかと思いますけれども、いろいろな要素が絡んでくるということで、ご理解いただきたいと思います。

貝ノ瀬教育長

 今、高部部長が申し上げたとおりでありますが、ここにありますように、「保育園機能と幼児教育機能を強化した機能を併せ持つ保育園として」ということでございまして、それが基本になっておりますので、教育委員会が直接これを管理運営するということは、想定されていないと思いますが、先ほど教育ビジョンのところで申し上げましたように、私立幼稚園、それから、保育園含めて、小学校との連携を強化していきたい。これは、特に研修面で保育士たち、幼稚園教諭たち、それから、小学校の教員たちとの研修、勉強を強化して、レベルアップを図っていこうということを打ち出しています。保育園であろうが、幼稚園であろうが、経営が民間であろうが、公立であろうが、行く行くは、三鷹の小学校に入ってくるわけで、三鷹の子どもたちです。ですから、やはりそういう意味でも、さまざまなかかわり方、これから研究しなければいけませんけれども、まさに0歳から15歳まで、子どもたちを支援したり、教育という場面では教育をしていったりということを考えていきたい、積極的にやっていきたい。そういう面で、教育ビジョンなども打ち出していますので、ただ、これは具体的にもっともっと詰めていく必要がありますけれども、それこそアクションプランが次に必要になってくるわけですけれども、そういうことも想定して、かかわりを持っていきたいと考えています。

秋山委員

 実際、公立の幼稚園が廃園になる見通しなので、ほとんど私立の幼稚園になっていくわけですけれども、現在私立の幼稚園と、この教育委員会と、どんなかかわりをしているのか、ちょっと教えていただけますか。

杉本学務課長補佐

 私立幼稚園については、大きく私学助成という形でのかかわりです。それで、私立幼稚園協会を通しての補助金とか、そういう形でのかかわりと、保護者、各世帯への助成というような形で、実質的にはかかわりを持っていますが、個々の幼稚園の運営、そういったものについては、特別、教育委員会として大きな指導とか、必要に応じて指導するということはございますけれども、日常的に関与していくという形では、現在しておりません。

里吉指導室長

 三鷹市の幼稚園教育研究会というのがございまして、これが鷹幼研ということで、年に何回か研究会を持っております。その中で、私立幼稚園にも声をかけまして、一緒に研修を開催をしているという現状がございます。非常に多くの方々に参加をしていただいて、公立、私立問わず、ともに力量を高めていこうということで、取り組んでいる状況もございます。

貝ノ瀬教育長

 特別支援教育の研修には大勢集まってくれまして、ものすごく好評で、また、これからもお願いしますということですので、私立のほうも積極的で、これはとてもいい兆しですので、これから拡大をしていければと思っています。

寺木委員

 社会教育会館ですが、9月18日火曜日の「子育ては○○と同じくらいおもしろい」という、この企画ですが、小さなお子さんを育てていらっしゃるお母様方に向けての講座だと思うのですが、皆さんの反応とか、募集、今どのくらい人数が集まって、どういう様子なのか、少しお聞きしたいのですが。

小田社会教育会館長

 これは、昨年、ことし、来年と、3か年の文科省経由の東京都の事業で、家庭教育支援の事業でございまして、その中の一環として実施をしました。いろいろなNPOも含めて、地域の方々にも企画立案から参加していただいて、直接的には私どもも一定のかかわりを持っているわけですけれども、特にこのマッサージは、非常に応募が多くて、2倍ぐらいの倍率だったかと思うのですけれども、やっぱり今の若いお母さん方というのは、直接ご自分のお子さんにもさわりづらいというか、さわりにくいとか、そういうコミュニケーションの持ち方の問題で、かなり苦慮されている部分があるのかなということで、ハウツーものは、今まではどちらかというと避けていた傾向があるのですけれども、やはり今現実的な課題としては、頭で考えるよりも、直接お子さんと一緒にというような形を今後もとっていく必要があるのかなというふうに思っております。

寺木委員

 今後に期待していますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。

廣瀬委員長

 学務課が中野区に給食調理業務の民間委託化を視察なさって、今後そこで得た知見をどのように生かしていくかということだと思うのですが、三鷹で生かす方向がありそうだということだったのですけれども、もうちょっとご説明ください。

杉本学務課長補佐

 今、学校給食のあり方検討委員会では、給食の安全、質の向上とか、効率的な給食運営のあり方というようなことで、検討を進めているのですけれども、それを中野区に実際に行って、視察をしてきたのですが、中野区は、平成10年ごろから委託を始めて、43校中7、8割ぐらい進めてきているという状況で、かなり委託化が進んでいるというところです。それで、教育委員会の方でお話を伺って、実際に業務委託はしておりますけれども、質的な問題としては、特に委託化して低下するというような状況ではなくて、かえって、ある程度、内容を充実させるということでは、業者との契約のあり方で、向上させていけるというような点と、それから、経費的にも、委託化することによって、かなり効率化を図っていけるというようなことでした。
 それから、実際に学校に行って試食をさせていただきましたけれども、実際のメニュー、和食でということで、こちらのほうも注文をして行ったんですが、皿数も多くて、内容的にも、十分ある程度のレベルに達しているという状況でございました。
 それから、委託業者の方も、そこで一緒に話をし、いろいろ質問等をさせていただく機会がございましたけれども、学校とのいろいろな行事のお手伝いも含めて、やはり契約、仕様とか、そういったところでかなり研究をされていまして、いい協力関係をつくっていると、現状では、そういう状況だという話でした。

高部調整担当部長

 私も同行しましたので、ちょっと補足させていただきます。概要はそうなんですけれども、経費的にも、人件費の面で約4割ぐらい節減できるという部分と、それから、衛生管理も非常にシビアで、調理しているときには、ドライではないのですけれども、運用として、ドライ方式、要するに、水を垂れ流さないということで、非常に気を使った厳格な衛生管理をやっております。それから、直営でやっていた部分については、食器の枚数も三鷹と同様に2枚とか3枚だったのですけれども、業者に委託することによって、当然契約の内容ですけれども、4枚になって、ご飯物と汁物と副菜と非常にバランスのいい、モデル給食に近いような形で、視察には学校の先生とか、PTAの方々もメンバーでいらっしゃったんですけれども、ほんとうにこれは食事としてのモデルにできるようなすばらしいものだという皆さんの感想、意見、評価でもありました。そのためには、やはり栄養士と業者が非常に綿密な打ち合わせなり、コンタクトをとっていく必要があるだろうということは、一つのキーポイントとして出ましたけれども、見た限りでは、いろいろな面で質の向上にも非常に寄与しているという印象を受けました。

廣瀬委員長

 その学校で調理しているのですか。

高部調整担当部長

 そうです。自校方式です。

廣瀬委員長

 それから、施設課のアスベスト調査、先ほどは文部科学省の調査のことについてのご報告だったですよね。それは新聞等にもあったものだと思いますけれども、三鷹については、何百校の中には入っていないわけですか。つまり、もう大丈夫だということですか。

吉岡施設課長

 市内の小・中学校については、4校が露出している部分で、アスベストを含有しているということが判明しました。ただ、その4校につきましても、封じ込めという固めた形ですので、飛散をしていないという施設でございました。そういうことで、国のほうには、報告をさせていただきました。

柴田教育部長

 三鷹の場合は、昨年第六小学校の耐震工事でアスベストが出て、それからもう緊急にアスベスト対策の基本方針を立てて、昨年度に全部幼稚園から小学校からすべて調査を完了して、そこで露出しているところが4校発見されたので、この平成17年度の夏休みにすべて除去完了しております。

廣瀬委員長

 ほかにいかがですか。
 それでは、日程第6教育長報告を終わります。
 これをもちまして平成17年第10回教育委員会定例会を閉会いたします。

午後3時45分 閉会

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