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オオタカ(蒼鷹)ワシタカ科
作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課
公開日:2023年4月10日 最終更新日:2025年4月15日
見かける機会が増えた鷹
三鷹市内でも近年、オオタカを見かけることが多くなりました。元来、里山やその周辺の森林に棲む鳥ですが、1990年頃からドバトや、公園の池などのカモやサギを狙うようになり、都市部で見かける機会が増えているようです。
大きさは雌雄で少し違い、メスはハシブトガラス位の大きさ(全長58cm)、オスはメスより一回り小さくハシボソガラスと同じくらいの大きさ(全長50cm)です。
鋭いまなざしは精悍そのもので、望遠鏡を覗いていて目があうと思わずドキッとしてしまいます。写真は木の枝にとまり、獲物が現れるのを待っているメスの成鳥です。
漢字では「蒼鷹」と書きますが、体の上面が暗灰青色であることからきているようです。
主な獲物は鳥で、木の上で待ち伏せして、下に現れる獲物を襲ったり、上空高く飛んでいて、急降下して獲物を襲ったりします。翼を閉じ、すさまじい勢いで降下する様子は迫力満点です。
三鷹の地名は江戸時代の将軍の鷹狩の場所「御鷹場」が由来ですが、その鷹狩にはオオタカが主に使われたそうです。まさに三鷹を代表する鳥、といえるかもしれません。