ここから本文です
中小企業退職金共済制度 のご案内
作成・発信部署:生活環境部 生活経済課
公開日:2025年7月18日 最終更新日:2025年7月18日
安心・有利・簡単 国の退職金制度
中小企業退職金共済(中退共)制度は、中小企業の事業主が、従業員の退職金を計画的に準備できる国の退職金制度です。なお、この制度は独立行政法人勤労者退職金共済機構中小企業退職金共済事業本部が運営しています。
制度のしくみ
- 事業主が中退共本部と退職金共済契約を結びます。後日従業員ごとの共済手帳を送付します。
- 毎月の掛金は、事業主が指定した預金口座から振り替えます。掛金は全額事業主負担です。
- 事業主は、従業員が退職した時に「退職金共済手帳(請求書)」を従業員に渡します。
- 従業員の請求に基づいて、中退共本部から退職金が直接支払われます。
制度のメリット
有利な国の掛金助成
初めて中退共制度に加入する事業主、および掛金月額を増額する事業主に掛金の一部を国が助成します。
外部積立型で管理が簡単
掛金は口座振替ですので、手間がかかりません。
また、従業員ごとの納付状況や退職金試算額を事業主にお知らせするので、退職金の管理が簡単です。
掛金は非課税
掛金は法人企業の場合は損金として、また、個人企業の場合は必要経費として、全額非課税となります。
掛金月額の選択
従業員ごとに選択した掛金月額は、加入後いつでも増額できます。また、掛金月額を減額する場合は一定の要件のもとで変更可能です。
通算制度でまとまった退職金
一定の要件を満たしていれば以下の通算ができます。
- 過去の勤務期間
事業主が初めて中退共制度に加入する際、すでに1年以上勤務している従業員について、加入前の勤務期間を通算できます。 - 中退共制度に加入している企業間を転職した場合
前の企業での掛金納付月数を通算できます。 - 中退共制度に加入している企業と特退金制度(商工会議所、商工会などの団体が運営している特定退職金共済制度)に加入している企業間を転職した場合
それぞれの制度へ前の企業での退職金を通算できます。
退職金は直接従業員へ
退職金は退職者からの請求に基づき、中退共本部から直接、退職者の預金口座に振り込みます。退職金は一時金払いのほかに、一定の要件を満たしていれば、本人の希望により全部または一部を分割して受け取ることができます。(事業主が従業員に代わって退職金を受け取ることはできません)
詳しくは「中小企業退職金共済事業本部」に関するホームページ(公式ホームページに移動します)(外部リンク)をご覧ください。
お問い合わせ
独立行政法人 勤労者退職金共済機構
中小企業退職金共済事業本部(略称 中退共)
〒170-8055 東京都豊島区東池袋一丁目24番1号
電話 03-6907-1234 午前9時から午後5時15分まで(土曜日、日曜日、祝日は除く)
ファクス 03-5955-8211
このページの作成・発信部署
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9615
ファクス:0422-46-4749