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女性とアルコール

作成・発信部署:子ども政策部 子ども家庭課

公開日:2022年9月1日 最終更新日:2023年5月16日

女性とアルコール

 一般に女性は男性より体脂肪が多く、その分体内の水分量が少ないため、同じ飲酒量でも血中アルコール濃度が高くなってしまうと考えられています。また、アルコール代謝能(アルコールを分解する力)も、平均すると女性は男性よりも低いため、より少ない飲酒量、より短時間で血中アルコール濃度が増加する傾向にあります。

 女性の適度な飲酒量は男性の1/2から2/3ぐらいとされています。1日当たりの純アルコール摂取量が、成人女性で20g以上、成人男性で40g以上の飲酒を続けていると様々な健康問題のリスクが高まると言われています。

 通常のアルコール代謝能を有する日本人の適度な飲酒量は、1日平均純アルコールで約20g程度とされていますが、アルコールの影響を受けやすい女性や高齢者、お酒に弱い人は、より少ない量が適当です。

*お酒の適量は、飲んだお酒の量ではなく、飲んだお酒に含まれる純アルコール量を  基準として考えます。

適切な飲酒のための4つのポイント

  1. お酒を飲むなら料理も一緒に
  2. 飲むときには楽しく
  3. 自分のからだを大切に(飲む)
  4. 定期的に健康診断を受けましょう

女性特有の疾患への影響

乳がんと飲酒

 乳がんは飲酒と関係あると言われています。乳がんのリスクとして、女性ホルモンや運動不足、肥満などさまざまな要因が知られています。アルコールもそのひとつで、飲酒量に比例してがんのリスクも高まります。

妊娠中・授乳中の飲酒

 妊娠中は少量であったとしても飲酒は控えましょう。妊娠中に飲酒すると、胎盤を通じてアルコールが血液に入り、生まれてくる赤ちゃんに体重の減少、脳の障害など、さまざまな悪影響が出てくる原因となる可能性があります。

 授乳中のお母さんの飲酒は、母乳を通じて赤ちゃんにお酒を飲ませることになります。アルコールが母乳に移行する割合は高く、血液中のアルコール濃度と母乳中のアルコール濃度は、ほぼ同じだと言われています。

アルコール依存症に関する情報

アルコール依存症に関する情報

アルコール依存症の相談

多摩府中保健所(外部リンク)

電話 042-362-2334

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子ども政策部 子ども家庭課 母子保健係
〒181-0004 東京都三鷹市新川六丁目37番1号
電話:0422-46-3254 
ファクス:0422-46-4827

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