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【平成27年11月】高山小時限付き新校舎の設計(案)説明会概要

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2016年5月31日 最終更新日:2016年6月3日

既に終了している説明会の概要・会議録です。

三鷹の森学園三鷹市立高山小学校の今後の学級数増加への対応として、これから整備を行う「時限付き新校舎」の設計(案)の概要に関する説明会を実施しました。説明内容等につきましては、会議録をご覧ください。
なお、この会議録につきましては、発言の要旨を記録したものです。

日時

平成28年3月5日(土曜日)午前10時30分から

場所

三鷹の森学園三鷹市立高山小学校体育館

次第

  1. 開会
  2. 主催者挨拶
  3. 説明者紹介
  4. 高山小学校時限付き新校舎の設計(案)の概要について
  5. 質疑応答
  6. 閉会

会議録

開会及び主催者挨拶

【司会】
 お集まりいただきましてどうもありがとうございます。定刻となりましたので、ただ今から高山小学校時限付き新校舎の設計案の説明会を開催いたします。
 それでは初めに三鷹市教育委員会山口教育部長よりご挨拶を申し上げます。

【山口教育部長】
 皆様、おはようございます。教育部長の山口と申します。よろしくお願い申し上げます。
 この高山小学校の時限付き新校舎につきましては、昨年7月と11月の2回、説明会を開かせていただきました。その間も、CSの方々、保護者の方々、また個別に様々お話をさせていただく機会を設けてまいりました。今回は、特に前回11月にこの場で説明をさせていただいたことに対して、様々なご意見、ご要望をいただきましたので、それを反映した形で、お配りしております時限付き新校舎の実施設計を行ったところでございます。その実施設計にあたってどういったところが取り入れられたのか、もちろん最大限今回の設計案の中には取り入れたわけですけれども、どうしても法的に規制があったり、消防法の関係があったり、ということがありましたので、どこまで何ができたかということを順を追ってご説明させていただければと思っております。
 また、前回、前々回とも新校舎の説明ではありましたけれども、加えて児童数が増えるということがあり、学童の件についてもご意見をいただいたということがありました。その時には我々受け止めさせていただいて、市長部局としっかり連携をしていくということでお話をしていたのですが、皆様から見ると隔靴掻痒という感じもあったかと思いますので、今日は学童を所管する部の部長、課長も出席し、後程、概要等についてお話しをしていただこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。

説明者紹介

【司会】
 それでは続きまして、本日の三鷹市側の説明者の紹介をさせていただきます。ただいまご挨拶申し上げました、三鷹市教育委員会山口教育部長でございます。
 続きまして、三鷹市都市整備部小泉公共施設課長、三鷹市教育委員会高松総務課長、三鷹市教育委員会小林総務課長補佐、三鷹市教育委員会桑名学務課長、三鷹市子ども政策部竹内部長、三鷹市子ども政策部宮崎調整担当部長、三鷹市子ども政策部和泉児童青少年課長でございます。
 また、本日は学校関係者といたしまして高山小学校の柳瀬校長先生、高野副校長先生にもご同席をお願いしております。よろしくお願いいたします。申し遅れましたが、私、本日の司会、進行を務めさせていただきます、三鷹市教育委員会指導課統括指導主事宮城と申します。どうぞ本日はよろしくお願いいたします。
 それではさっそくではございますが、新校舎の設計案の概要につきまして、三鷹市都市整備部小泉公共施設課長よりご説明申し上げます。

高山小学校時限付き新校舎の設計(案)の概要について

【小泉公共施設課長】
 おはようございます。それでは私の方から新校舎の設計(案)の概要につきまして、ご説明をさせていただきます。
 まず資料の1枚目、こちらは全体の配置図となっております。
 新校舎につきましては、配置や大きさについて11月の段階から変更はなく、校庭の東側に、軽量鉄骨造2階建てで、普通教室12教室が入る大きさのものとなっております。
 新校舎の昇降口は図右上の角部分となっております。南門からの動線としましては、新校舎の西側と既存校舎南側に新たに通路をつくり、新校舎あるいは既存の校舎に入っていただくという計画となっています。この通路の幅につきましては、約2.2メートルから2.4メートルとなっており、クッション性のあるゴムチップ舗装としております。また、現在南門を入って西側に回っていく通路につきましては、できるだけグラウンドを広くしたいということで撤去し、現在のグラウンドと同じようなダスト舗装にすることとしております。
 続いて、渡り廊下につきましては、現在ある保健室の横の出入口を使って渡り廊下を整備し、新校舎に入っていただく形です。11月の時点では、この渡り廊下の接続位置が新校舎の昇降口になっておりましたが、新校舎の廊下に直接接続した方がよいのではないかとのご意見をいただいておりましたので、今回は、新校舎の廊下に直接接続するように変更しております。
 また、既存校舎の保健室横の出入口の扉ですが、現在は防火仕様の重い扉となっておりますが、今回、強化ガラスをはめ込んだ軽量スチールの引き戸に改修することとしております。
 なお、校庭のトラックの関係についてですが、今回、トラックについては最大限大きくとれるよう、南東、北西の方向に配置をしております。これによって、トラックは100メートル、また直線コースとして50メートルのコースが確保できるようになっております。
 続いて遊具の関係でございますが、遊具の内容、配置については、現在、学校と相談しながら調整をしているところです。図に記載している遊具については参考ということで、現在と同じ種類の遊具を配置した場合の一つのイメージとなります。位置としましては、トラックを最大限大きくとれるよう配置をしておりますので、校庭の中で一定のスペースがとれるのが、校庭の南西の角と北東の角となっております。しかし、北東の角につきましては、新校舎の昇降口と校庭との動線と重なる部分になりますので、校庭の南西の角の部分と、こちらに入りきらない遊具については、現在のわか竹学級の前のスペースに配置するイメージとなっております。具体的な配置につきましては、今後、学校側と調整のうえ、詳細を詰めていきたいと考えております。
 また、雲梯や鉄棒などの周りにつきましては、転落した場合のケガの防止のために、クッション性のあるゴムチップ舗装にしたいと考えています。
 次に、校庭の排水の関係です。現在、体育館倉庫の前に水がたまり、大雨の時には倉庫の中に水が入るとのお話をいただいています。
 今回の工事では、新たに校庭の周りに校庭の水を受けるU字溝という排水溝を設置するよう計画しています。また、体育館倉庫の前にも新たに集水ますを設置し、併せて、今回の工事の中で校庭の整地や高さ調整も行いますので、校庭の排水については、全体的に改善されるものと考えています。
 南門につきましては、できるだけ校内の空間を大きく取りたいということで、位置を道路側、桜の木の南側に移設することとしております。
 資料の2枚目は、新校舎での動線となります。
 青い点線が通学時の動線で、新たに作る通路を通って、校舎に入っていただく形になっています。そしてピンク色の点線が、新校舎と既存校舎を結ぶ、児童、また、給食ワゴンの動線となっております。
 資料の3枚目は、1階の平面図となります。図の上が、校庭側となっています。
 1階には、西側に普通教室を4教室、東側に第二理科室、また、新校舎の学級担任のための職員室と保健室を配置する計画となっております。
 教室の仕様としましては、床がフローリング、腰壁部分には、木材を用いるということで、現在の教室と同様の仕様を考えております。
 次に、昇降口の周りでございますが、11月の説明会ではこちらに独立した柱があり、危険であるというご指摘をいただいておりました。今回の設計にあたり、構造を見直すことによって、この柱については無くすようにしております。
 渡り廊下につきましては、先程もご説明しましたが、新校舎の廊下と直接接続するような形になっております。
 また、新校舎の1階床面が校庭の通路より高くなっておりますので、昇降口の北側にスロープを設け、渡り廊下側からも新校舎に出入りができるようになっております。さらに、渡り廊下の反対側には階段を設け、渡り廊下を横断して、飼育小屋の方にも行けるようになっております。
 資料の4枚目は、2階平面図となります。西側に普通教室を4教室、東側に多目的室を設ける計画となっています。
 11月の説明会の中で「家の中が見えるのではないか」というご心配のご意見をいただきました。そこで、2階東側の窓ガラスにつきましては、目線の高さのものについては曇りガラスとしております。多目的室には上部に欄間ガラスを設置しますが、そちらにつきましては透明なものを設置することにしております。
 資料の5枚目は、立面図と断面図になります。
 北側立面図と書いてあるものが、既存校舎から新校舎を見た図面となっています。図の右側が校庭側で、西側となります。普通教室の西側には、それぞれテラスとバルコニーを設置することにしております。また、このテラスとバルコニーの手すりについては、防塵、防球対策として、パネル状の手すり壁としております。
 資料の6枚目は、渡り廊下の詳細図となっています。上の図が平面図、下の図が立面・断面図となります。また、平面図の上が既存校舎側、下が新校舎側となっております。
 渡り廊下の幅ですが、まず既存校舎と接続する部分が2.8メートル、東西の長い部分が2.5メートル、新校舎と接続する部分については、新校舎の廊下の幅と同じ2.73メートルとなっております。
 次に、渡り廊下周りの動線についてですが、渡り廊下が接続する既存校舎の出入口は、校庭に避難するための避難口となっています。既存校舎から直ぐに校庭に避難できるように、既存校舎から出た右側と正面の部分につきましては、直接、校庭と出入りできるようになっています。
 また、ここを通り、校庭から直接保健室に出入りできるような形になっています。保健室のドアが、現状では外開きになっており、図の記載もそのようになっておりますが、このドアが渡り廊下の動線と重なって危険であるとのご指摘をいただいておりますので、現在、動線と重ならないようにドアの改修方法について検討しているところです。
 その他、保健室南側の渡り廊下部分、こちらについても外と出入りできるようになっており、校庭の方からも通り抜けができる形になっています。
 なお、既存校舎から出た正面の部分につきましては、校庭の砂が真っすぐに来る部分になりますので、防塵対策として引き戸をつける計画となっています。
 それから、既存校舎との接続部の扉です。先程もご説明しましたように、現在の防火仕様のものを改修することにしておりますが、この出入口が、現在、開放性のあるグランドに直接に接しているということで、防火仕様でなくても良いということになっています。今回、渡り廊下の整備にあたりましても、引き続き開放性を確保する必要がありますので、渡り廊下の天井高の半分以上については、壁を設けることができないということで、図にありますように、渡り廊下の壁は、腰壁になっております。
 腰壁については、吹き込んだ雨水を排水するために壁の下を5センチメートル空けております。図もそのようになっておりますが、防塵対策についてご指摘をいただいておりますので、校庭側については、この5センチメートルの空きを無くして、ふさぐような形で考えております。併せて、排水性を高めるために、渡り廊下の中で一番低い部分にグレーチングという排水用の施設を設け、吹き込んだ雨についても対応していきたいと考えております。
 そのほか、11月の説明会で頂戴しましたご意見への対応ですが、まず防塵対策としましては、今回の工事の中でスプリンクラーの改修を行い、適宜散水ができるようにするとともに、塵等の吹き込みが軽減されるように、校舎西側のバルコニー等の手すりについては、先程も申し上げたとおりパネル状の手すり壁としております。
 それから、防球対策です。防球対策としましては、テラスやバルコニーを設置し、新校舎の外壁が直接校庭に接しないようにするとともに、ガラスについては強化ガラスとし、飛散防止のためのフィルムを貼ることを考えております。
 また、西日対策としましては、教室内に差し込む日射をできるだけ抑制できるように、バルコニーや庇を設ける形となっております。また、カーテン等は日射に配慮したものとし、窓ガラスに貼る飛散防止フィルムについても、UVカット仕様のものを考えております。
 最後に、工事のスケジュールについてです。工事のスケジュールの詳細については、工事業者が決定した段階で、段取り、調整を行いますので、現段階ではあくまで概略のスケジュールとなります。
 工期としましては、今年の7月に着工し、翌年、平成29年3月までの約8箇月を予定しております。来年の2月末までには、概ね工事を完了して、3月中旬までに各種検査を行い、その後、引越しを行いたいと考えております。
 また、工事業者と契約を締結する、概ね7月頃に改めて工事説明会を行うことを予定しています。
 工事としましては、初めに夏休み期間を利用して、スプリンクラーの改修などグラウンド内の工事と仮囲いの設置を行い、その後、2学期からは、仮囲いの中で新校舎と渡り廊下の整備を行いまして、新校舎の整備が概ね完成した段階で、外廻りの工事や校庭の整地、トラックのポイント打ちなど、新たな校庭の整備を行うことを考えております。
 従いまして、校庭内の工事を行う今年の夏休み期間中と、新たな校庭の整備を行う来年に入ってからの数日間については、一時的に校庭を全面使用できなくなる予定です。
 新たな校庭の整備を行う日程や、その他の工事によって、校庭開放に影響が生じる場合には、日程が決まりましたら、広報やホームページでお知らせしたいと考えております。
 簡単ではございますが、私からのご説明は以上となります。

【司会】
 以上、設計案の概要についてご説明申し上げました。ご質問等につきましては後程承りますので、ご了解いただくようお願いいたします。
 それでは続きまして、これまでの説明会でも学童保育所の対応についてご質問をいただいておりましたので、子ども政策部からお話をさせていただきます。

【和泉児童青少年課長】
 改めまして、児童青少年課長の和泉でございます。学童保育所について前回の説明会でも色々ご意見をいただいたということで、今回、出席させていただきました。
 まず、平成28年度の高山小学校の学童の入所申し込み状況について、簡単に説明をさせていただきます。高山小学校の平成28年度の学童の入所申し込み状況ですが、一次受付で定員を上回る127名の申込みをいただいている状況です。一次受付につきましては、一月末の段階で入所の決定をさせていただきましたが、指定管理者である社会福祉協議会とも協議を行い、今年度は一次申込者127名につきましてはすべて受け入れというかたちで対応をさせていただいております。
 続きまして、今後の児童数の増加に伴っての学童保育所の整備の検討状況でございますが、市としましても待機児童対策に関しましては喫緊の課題と認識をしているところです。高山小学校の児童数がピークを迎えるまでには数年かかるということも予測されていますが、緊急的な対応としましては、学校施設の活用も含めて現在、教育委員会や高山小学校とも協議をしている状況です。また、中長期的な対応としましては、今後民間施設の活用等も含めながら、更なる対策の検討を進めていきたいと考えている次第です。
 私からは以上でございます。

【司会】
 以上で三鷹市側からの説明は終わりました。それでは皆様からご質問、ご意見等を頂戴したいと思います。

質疑応答

(別ページに抜粋を掲載しております。下記リンク「高山小時限付き新校舎の設計(案)説明会質疑応答」をご参照ください。)

閉会

 本日は、土曜日の午前中にもかかわらず、皆様にお集まりいただき、どうもありがとうございました。以上をもちまして、高山小学校の新校舎の設計案説明会を終了させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

【平成27年11月】高山小時限付き新校舎の設計(案)説明会概要の目次

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