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平成27年第11回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2016年3月11日 最終更新日:2016年3月11日

平成27年第11回教育委員会定例会会議録

開催年月日

平成27年11月6日(金曜日)

出席者(5名)

教育長 高部明夫
委員 池田清貴
委員 角田徹
委員 須藤金一
委員 高橋京子

欠席者(0名)

出席説明員

教育部長・調整担当部長 山口忠嗣
生涯学習担当部長 宇山陽子
総務課長 高松真也
学務課長 桑名茂
学務課教育支援担当課長・指導課支援教育担当課長・総合教育相談室長 田中容子
指導課長 宮崎倉太郎
指導課教育施策担当課長 所夏目
指導課教職員担当課長 田中通世
生涯学習課長 古谷一祐
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 室谷浩一
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長 向井研一
社会教育会館長 新名清人
三鷹図書館長 田中博文
指導課統括指導主事 宮城洋之

事務局職員
副参事 本村建二郎
主事 大塚俊介

議事日程

平成27年11月6日(金曜日)午後3時15分開議

  • 日程第1 議案第39号 教育長の三鷹市土地開発公社理事の兼職の承認について
  • 日程第2 教育長報告

午後 3時30分 開会

高部教育長

 ただいまから平成27年第11回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録の署名委員は、須藤委員にお願いいたします。
 それでは議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第39号 教育長の三鷹市土地開発公社理事の兼職の承認について

高部教育長

 日程第1 議案第39号を議題といたします。

(書記朗読)

高部教育長

 提案理由の説明をお願いいたします。

高松総務課長

 では、議案第39号についてご説明いたします。
 まず4ページをごらんください。4ページに依頼文を掲載しておりますけれども、平成27年10月5日付けで、三鷹市土地開発公社理事長より、教育長の同公社理事への引き続きの就任につきまして依頼があったというものでございます。
 その右側、5ページをごらんください。議案の参考法令としまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の抜粋を掲載しております。教育長には、こちら地方教育行政法第11条第5項の規定によりまして、職務に専念する義務が課されておりますけれども、条例に特別の定めがある場合、その職務専念義務が免除されるということになります。
 5ページの下に掲載しております三鷹市常勤の特別職職員の給与等に関する条例が、その条例の特別の定めに当たりまして、教育委員会が承認した場合には、職務に専念する義務が免除されるということになっております。
 本議案は、職務に専念する義務の免除を含めました教育長の兼職につきまして、教育委員会の承認を求めるという内容でございます。
 戻りまして、3ページをごらんください。今回の依頼については、三鷹市土地開発公社ですけれども、こちら公社は、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、計画的な公有地の拡大を図るため、公有地の先行取得を行うことを目的としまして、三鷹市が昭和48年に設立した法人でございます。
 理事会としましては、年2回ないし3回程度開催されると聞いているところでございます。
 任期につきましては、現任期に引き続きまして、平成27年11月1日から29年10月31日までの2年間となってございます。
 提案理由の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高部教育長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 ご意見がなければ、採決いたします。
 議案第39号 教育長の三鷹市土地開発公社理事の兼職の承認については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

高部教育長

 異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 教育長報告

高部教育長

 引き続き日程第2 教育長報告に入ります。
 私のほうから、お手元に「小中一貫教育全国サミットin三条」という資料をお配りしております。これは毎年1回開かれまして、今年は第10回目です。しかも先ほど高橋委員のほうからありましたように、義務教育学校という1つの法制度化を勝ち取ったということで非常に盛り上がる大会になりました。
 内容はプログラムにありますが、授業公開ですとか、あるいは文科省の室長補佐からの基調講演、それからシンポジウム等が行われました。小・中連携・交流というものがもう全国で8割ぐらい、非常に広く行われています。ただ小・中一貫教育といったときに、何が小・中一貫なのかということで、これはやはり小・中共有の教育目標を持っているということ、それから9年間を通じた教育課程を編成するということ、それがメルクマール、基準になりますので、精査しますと、今、実際、小・中一貫教育が行われているのが全国で3,424校、うち小学校2,284校、中学校が1,140校ですから、全部の公立小・中学校の1割ちょっとぐらいしかございません。来年度から義務教育学校もスタートすることになりましたけれども、ただこの制度は校長1人というイメージですので、連携型でもいいとは言われていますけれども、果たして、連携で校長1人で巡回してやれるかどうか。副校長は増えますけれども、三鷹のような小・中一貫型というのは、追って省令等で示されると文科省のほうは言っていますので、三鷹がそれに乗れるのかどうなのか。乗ったときのその効果が、教員の配置なり専門教員なりコーディネーターなり、何かバックアップ的な措置があるのか、ないのか、そういうことも十分、見きわめながら、三鷹も制度とのすり合わせをしていきたいと思っています。
 シンポジウムもさまざま行われました。やはりこれからの課題として、成果や課題の検証をしっかりやっていこうと。つまり実態をしっかり把握して、それに基づいた具体的な目標設定をやって、その点検評価も、アウトプットやアウトカムがしっかりわかるような、そういう見える化をしていくべきだろうと。ただ活動だけやって、小・中一貫をやって、何となく活動しているということではなくて、どこが課題なのか、どこが伸びたのか。三鷹もまさにそういったマネジメントをやっていこうという形で、教育委員会の点検・評価も行っているわけですけども、学識者の意見もそういう形が多くありました。
 新潟の三条市で特徴的なのは、異学年交流、先ほど訪問しました東台小でも行っていましたけども、中学生3年生がリトルティーチャーということで、小学校3年生の授業に入って、グループごとに散らばって、1クラスに7、8人の中学生が入って行っています。あくまでアシスタントで、担任の先生はいるわけですけれども、それを補佐して、グループ学習になると指導している。筑波大学の先生も言われていましたけど、やはり人を教えることによって、自分も大いに学ぶと、そういうさらに伸びる力、自己肯定感、自己有用感にもつながるということで、非常に有意義な授業も見させていただきました。できれば三鷹もそんなことも検討したいなとは思っています。以上でございます。

高部教育長

 では各課報告、お願いします。

高松総務課長

 総務課でございます。
 まず総務課庶務係関係ですが、7ページ、8ページをお開きください。7ページの実績等報告は記載のとおりでございます。
 右側、8ページの予定等報告ですけれども、本日11月6日夕刻より、教育委員会の表彰式を予定してございます。今回は、芸術、文化、またスポーツ活動を通じまして、長年にわたり三鷹市の教育の普及・振興に大きな功績があった6人の方を表彰させていただきます。お手元に、被表彰者の一覧をお配りしておりますので、後ほどご参照いただければと思います。
 続きまして、下から3段目、11月16日には、第2回目の総合教育会議の開催を予定しております。
 その下ですけれども、11月22日に、教育委員会の広報紙、「みたかの教育」の発行を予定しております。現在、編集作業中でございますけれども、今号では10月1日に就任されました教育委員のお二人と、教育長のご紹介、10月1日付けで改正後の地方教育行政法に基づく新たな教育委員会制度に移行したことなどを掲載する予定でございます。その他につきましては記載のとおりです。
 次に、9ページ、10ページをお開きください。こちら、教育センターと施設係関係の実績予定等報告になっております。主な設計・工事関係につきましては記載のとおりでございまして、現在、設計等を行っているところでございます。
 総務課からは以上でございます。

高部教育長

 学務課。

桑名学務課長

 学務課でございます。11ページをごらんください。実績等報告でございます。事項の中の5段目、10月13日に、第2回学校給食調理業務の委託事業候補者選定委員会を開催しております。新規校と委託開始から5年目を迎える見直し校の事業者の選定に当たって、第一次審査で選定した6事業者の二次審査、プレゼンテーションを実施いたしました。
 昨日になりますが、11月5日、第3回の委員会を開催いたしまして、来年度から新たに業務委託を予定している羽沢小と第七中学校、それから見直し校である第二小学校、井口小学校の4校の委託事業者の選定をしたところです。
 続きまして、中段になりますが、10月19日から、各小学校を会場としまして、来年度、小学校に入学予定の児童を対象とした就学時健康診断を実施しております。11月27日が最終日となりますが、最終日については、教育センター、こちらを会場としまして、各小学校で実施した際に、都合により受診できなかった児童の健康診断を実施する予定となっております。
 その他につきましては記載のとおりでございます。
 学務課からは以上でございます。

宮崎指導課長

 指導課です。まず13ページ、14ページごらんいただきまして、この中では、11月12日、右のページですけれども、12日木曜日、いじめ問題対策協議会、トータルで3回、今年度2回目の開催になっております。今回は特に市内で実際に発生していると確認したいじめについて、特になかなか解消解決に向けてまだ課題があると、難しいといったようなものについて、具体的に事例をお出しして、各専門の皆さんがいらっしゃいますので、さまざまなご意見、ご示唆をいただくことが中心になるかなと思っております。
 それからその次、13日金曜日になりますけれども、三鷹市研究協力校の研究発表会、おおさわ学園で行われます授業及び研究発表がございますので、どうかよろしくお願いいたします。
 報告については以上ですけれども、これに加えまして、お手元に平成27年度の東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果をお配りさせていただきました。
 まず1枚目、表が小学校、裏が中学校の結果になっております。一番右端になるのですけれども、合計点という欄がございます。それで、青で示したものが東京都の平均を上回っているもので、ピンク色になっているものが下回っているものというふうになります。
 この合計点で見ますと、今年度は小学校第1学年の女子を除いて全ての学年で東京都の平均を上回っておりました。特に中学校は男女とも前年度の同学年の結果も上回っております。昨年度から、各学校では調査を実施する前に十分な練習を設けるようにしており、それが反復横跳び、それから立ち幅跳び等、多少やはり慣れが必要なものがございますので、そこの種目の結果につながったというふうな面があるのではないかと考えております。
 一方、課題の見られる種目ですけど、中学校の握力、これは全学年の男女とも、東京都平均と前年度同学年の記録を少し下回っております。
 また、小学校のソフトボール投げは、4年生までの男女、それから5年生の女子で東京都の平均を下回っております。このソフトボール、ハンドボール投げにつきましては、全身を使って投げるこつが必要であるということがございまして、非常に総合的な運動というところがございますので、今年度、小学校第5学年と中学校第2学年で外部講師、これを全校に招きまして、実技指導を実施しました。その結果、中学第2学年では都の平均と前年度同学年の記録を上回っているのですけれども、小学校第5学年は男子が都の平均を上回ったものの、男女とも前年度同学年の記録を下回っているという結果でした。
 このあたりは、外部講師が非常に適切な指導をしてくださって、評判は実はよかった、先生たちもその指導法で勉強になったのですが、ただ、やはり先ほど申しました体全体を使ってというところでは、継続的な、日常的な活動につなげていく必要があったんだなというところがはっきりしたかなと思っています。
 また、小学校3年生までが全体的に東京都の平均を下回っている種目が多いです。赤い枠が少し多くなっているかと思います。そういった意味では、低学年からの取り組みも大事だなというようなところが見えてきたなというところがございます。
 そこで、実技指導に一定の効果はあるのですけれども、日常的に体力、運動能力の向上を図ることが重要だと考えておりまして、来年度につきましては、小・中学校全校から体育担当教員の代表を集めた委員会、これを立ち上げて、各校における体力や運動能力向上の取り組みの充実を図っていこうと今、指導課のほうでは計画を立てているところです。オリンピック・パラリンピック教育とあわせて、体力向上にも力を入れていきたいと考えております。
 以上です。

平成27年第11回教育委員会定例会会議録(2)へ続く

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