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糖尿病に関する情報
作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課
公開日:2024年10月10日 最終更新日:2024年10月10日
糖尿病とは
糖尿病はいくつかの原因で、血糖を下げるホルモンであるインスリンの量が不足したり働きが悪くなることにより血糖値が高い状態が続く病気です。ある程度進行しないと自覚症状が現れないため、早期のうちは糖尿病に気づかないこともあります。しかし、血糖値が高い状態を放置すると、やがて全身にさまざまな合併症が表れ、生活に支障をきたしたり、命に係わる大きな病気を引き起こすこともあります。
糖尿病の分類
糖尿病は大きく分けて生活習慣とは関係なく起こる1型糖尿病と、過食や運動不足などの生活習慣が原因で起こる2型糖尿病があります。糖尿病の大部分は2型糖尿病で糖尿病患者の全体の95パーセントを占めます。このほか、遺伝子の異常やほかの病気が原因となるものや、妊娠糖尿病があります。
糖尿病の治療をしないと
血糖値が高い状態が長く続くと、全身の血管に障害を起こし、合併症が表れてきます。
三大合併症
糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症
その他の合併症
心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるなど、さまざまな合併症が表れます。
糖尿病といわれたら
糖尿病の疑いがある場合は、必ず詳しい検査をして医師の指示を受けましょう。
糖尿病も軽いうちであれば、食事の量(カロリー)を取り過ぎないようにすることと、適度な運動を心がけることで、血糖値は改善される場合もあります。
しかし、それだけで血糖値をコントロールできない場合には、血糖値を下げる薬を使うなどの治療が必要となります。
いずれの場合でも、まずは医師のもとで定期的に診察、検査をして、指示を受けることが大切です。
糖尿病の予防方法は
糖尿病はそれまで健康だったのに、ある日突然病気になるものではありません。
幼い頃、若い頃からの生活習慣の繰り返しが病気になりやすい原因を作っています。
今日から生活習慣を見直し、できることから始めてみましょう。
その1 食生活を見直しましょう。
食生活のポイント
1 適正なエネルギー量でバランスよく
2 腹八分目
3 野菜を多くとる(1日350グラム以上)
その2 体を動かす工夫をしましょう。
一大決心しなくても大丈夫です。運動習慣のないかたは、まずは日常生活の中で体を動かす工夫をしましょう!
1 日常生活の中で体を動かす。
2 積極的に運動する。
その3 肥満にならないことが大切です。
自分の適正体重を知り、維持しましょう。
標準体重は身長と体重から計算されるBMI(ボディマスインデック)という数値 で求められます。
BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)
BMIが18.5から25が適正体重です。
糖尿病の相談
三鷹市内の医療機関
三鷹市医師会ホームページで検索できます。
健康栄養歯科相談
総合保健センターでは、生活習慣病予防やより健康になるための生活の見直し、食事、運動等に関する個別相談を行います。(65歳以上の方は食べることに関する相談も受け付けています。)
妊娠糖尿病と診断されたかたもお気軽にご利用ください。
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