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平成25年第9回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年3月10日 最終更新日:2014年3月10日

平成25年第9回教育委員会定例会会議録

日程第1 教育長報告

古谷生涯学習課長

 生涯学習課、11ページ、12ページでございます。
 まず実績等報告でございますが、8月23日、第1回成人式実行委員会ということで、来年の成人式に向けた実行委員会が発足しております。
 また9月5日、きのうでございますけれども、公立学校PTA連合会理事研修ということで、理事の皆さん方、22人の方が参加された研修を行っております。内容につきましては、講演会が三鷹市の教育支援ということで、教育アドバイザーの中村さん、また学務課職員の香川さんに講演をしていただきました。また、午後はふじみ衛生組合のほうに見学に行かれたということでございます。
 12ページ、予定等報告でございますが、秋場を迎えて家庭教育学級がいよいよ集中して実施される時期を迎えております。明日、9月7日は七中で、「お母さんを元気に」というテーマで講演が実施される予定でございます。
 また、お手元にカラー刷りの資料をお配りしておりますけれども、「野崎八幡社薬師殿団子まきと江戸時代の三鷹」ということで、教育委員会でも4月7日に三鷹市初の登録無形民俗文化財として登録いたしました団子まき行事の講演会を実施する予定でございます。9月8日、23日と2回で実施する予定でございます。実際の団子まきは10月8日に野崎八幡社で、夜9時から団子がまかれるというふうに聞いております。
 また、20日でございますが、社会教育委員会議を実施する予定でございます。
 25日は文化財保護審議会を実施する予定でございます。

中森スポーツ振興課長

 スポーツ振興課の報告でございます。13ページをごらんください。8月2日から9月5日までの行事でございますが、8月18日、みたかわんぱくサッカーフェスティバル2013、これは味の素スタジアムで実施いたしました。こちらは主催が市と教育委員会と青年会議所で、青年会議所と三鷹市サッカー協会で実行委員会を組んで協働で行うものでございます。小学校3、4年生のサッカークリニックと5、6年生のミニサッカーゲーム、こういったものを中心に、その他、味の素スタジアムを使って、テニス、野球といったスポーツなど、様々な行事が行われまして、参加者2,000名が集まりました。
 続きまして26日、月曜日でございますが、市民体育祭スポーツ大会の開会式を第一体育館で行いました。こちらについては、いよいよスポーツの秋ということで、秋から行われます31種目のスポーツ大会の開会式を行ったものでございます。
 続きまして、14ページ、予定のほうでございますが、現在、9月2日から20日までの間、11月24日に行われます第22回三鷹市民駅伝大会の出場チームの募集を受け付けております。200チームを超えた場合は抽選により出場チームが決まります。それに伴って、9月26日の第二回実行委員会で今後のやり方について再度確認をするというものでございます。
 それから、続きまして、27日、金曜日にスポーツ推進審議会を行います。こちらのほうでは、現在策定を進めておりますスポーツ推進計画2022についてご検討いただくことを予定してございます。

向井総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長

 新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備事業につきましては、UR都市機構において建設工事の入札、開札が8月には終わりまして、落札業者は決まったところですけれども、現在、UR都市機構との間で契約の手続を行っております。その契約ができた時点、次回にはそれぞれの工事の業者についてはご報告をしたいと考えております。このまま予定どおり進みますと、今年の11月、12月ぐらいからは計画地において建設工事が始まるという状況でございます。

荒川国体推進室長

 国体推進室でございます。15、16ページでございます。
 15ページ、行事実績でございますけれども、8月24日にスポーツ祭東京2013と2020年オリンピック・パラリンピック東京招致記念講演会を三鷹ネットワーク大学で行いました。女子バレーボールの元オリンピック選手、三鷹市出身の多治見麻子さんと狩野美雪さんをお迎えして、また日本女子体育大学学長の永島惇正先生をインタビュアーに招いて、バレーボール選手になるきっかけ、また国体、オリンピックの経験などをお話しいただきました。来場者は関係者を含めて72名ということで、子どもから高齢者の皆さんまで、熱心にお話を聞いていらっしゃいました。
 それから、9月4日、5日に、スポーツ祭の際にご活躍いただく市民ボランティアの説明会を計4回に分けて行ったところでございます。一般公募のほか、体育協会などの関係団体から推薦いただきました市民ボランティアでございますけれども、実数で約250名、延べで約450名の方に、大会期間中、従事いただくことになっております。
 16ページ、行事予定でございます。いよいよ9月28日にスポーツ祭東京2013が開幕いたします。味の素スタジアムでの総合開会式を皮切りに10月14日までの17日間、多摩、島嶼地域を中心に都内全域で国体と全国障害者スポーツ大会が開かれます。
 別にお配りしておりますが、ご案内状、スポーツ祭東京2013三鷹市開催競技のご案内をごらんいただきたいと思います。三鷹市の開催競技の日程の詳細を記載しております。
 また、裏面の4、会場の大沢総合グラウンドのところに記載がありますけれども、会場まで三鷹駅から市役所経由でシャトルバスを運行することとしております。そういうことでございますので、ぜひ会場まで足をお運びいただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、小さな冊子ですけれども、「飲食店ガイドマップ」というものを作成いたしました。こちらは、全国から三鷹にいらっしゃる来場者の方向けに市内の飲食店を紹介しているものでございますけれども、みたか都市観光協会と協働で作成したものでございます。内容は後ほどごらんいただければと思います。
 また、あわせて、三鷹の開催競技や、東京都の代表選手、大会の見どころなどを掲載したスポーツ祭の三鷹市ハンドブックという冊子もこれから作成、完成予定でございます。9月下旬には配布する予定で考えておりますので、こちらのほうもよろしくお願いいたします。
 その他につきましては、記載のとおりです。

新名社会教育会館長

 社会教育会館は、17及び18ページでございます。
 まず、実績でございますが、8月は学校の夏休みということもございまして、こちらに記載のとおり、本館を含む各館で青少年体験学習講座を順次開催したところです。
 次に、予定のほうですが、市民大学事業のほうも夏休みをいただいたところですが、二期のスタートということで、一部、実績のほうにも入っておりますが、各館とも9月初旬から開講をスタートしておるところでございます。
 その他は記載のとおりなのですが、2点ご説明を差し上げたいと思います。
 まず、9月12日に社会教育会館のつどい第1回企画実行委員会というものがございます。ご案内かと思いますけれども、このつどいと申しますのは、館で活動していただいている自主グループなどの学習成果の発表の場で、またその交流の場ともなっておりまして、市民との共催事業ということでございます。こちらのほうは、何回か委員会を開きまして、企画の詳細について練り上げていきますが、日程が既に決まっておりますので、12月7日、8日の土曜、日曜ということで、また詳細のお知らせ等ができましたら、お配りしまして、説明を差し上げたいと思っております。
 それから、9月20日に第1回平成26年度総合コース企画委員会がございます。こちらのほうですが、これに先立ちまして、7月に市民大学総合コースプレ企画委員会というものを開催しまして、5本のコースの分野タイトルが既に定まっておりまして、これについて企画委員を公募しまして、今回が最初の企画委員の集まりということでございます。
 今後、10回ほど委員会を開催して、その活動の中で次年度の各コースのカリキュラムを作成していくというものでございます。
 ほかは記載のとおりですので、以上でございます。

宇山三鷹図書館長

 図書館です。19ページの実績ですが、8月20日、火曜日、三鷹市立南部図書館のサポーター説明会がございました。南部図書館でボランティアとして活動してくださる皆さんへの説明ということで、70人もの方にお集まりいただきました。
 同じ日に、「POPの書き方講座~書店員と一緒にPOPを作ってみよう!」というイベントを開催しました。これはヤングアダルトを対象とした事業として、今年の夏から中高生にお勧めのPOP、本についてのメッセージカードを募集するという、POP大賞というものを行っておりまして、それの関連イベントとして行った講座でした。ケーブルテレビ等の取材も入って、20人ぐらいの方が集まって、書店員のお話も楽しく聞けた講座になりました。
 POP大賞のほうは9月1日で締め切りましたが、70枚ほどの応募がありまして、現在、三鷹図書館本館のほうでそれを展示して、図書館利用者による一般投票を行っているところです。
 それから、夏休み中ということで、図書館では科学あそびを開催しています。数年前から、みたか科学あそびの会という、社会教育会館の講座からできた市内のグループに講師をお願いしております。今年は果物の電池をつくるというようなプログラムでしたが、最近入った理科系の若いお母さんたちが大変見事にプログラムの構成や進行をしてくださいました。もともとのメンバーは、退官した理科系の大学教授だとか技術者という方が多いのですけれども、そういった方とのチームワークもよく、大変優れた活動になっているので、また来年度もお願いしたいというふうに思いました。
 20ページの予定ですけれども、9月24日から、太陽系ウォークという市内で行われるイベントの関連展示として、国立天文台についての展示を行う予定です。
 それから、9月24日から27日までの間、南部図書館のサポーターとして登録してくださった皆さんに、現地で本を書架に納めるというようなことをお手伝いしていただくという日を設けております。現在までに90人近い方がボランティアとして登録されていますので、こういう方たちに手伝っていただいて、開館準備を進めようとしているところです。図書館は以上です。

貝ノ瀬委員長

 以上で報告は終わりました。
 委員の皆様の質疑をお願いします。

河野委員

 指導課にお伺いいたします。2点ありますけれども、まず1点は、8月に10年経験者研修をやられていますけれども、これはどういうことをやるのかについて教えていただきたい。教員の研修というのは10年ごとにやられるような仕組みになっているのか、研修全体の中での位置づけについても説明していただきたいというのが1点です。
 もう1点は、8月26日から30日にかけて中学校の授業日をやられているようですけれども、たしか、今年が2年目でしたでしょうか。去年と比べて今年がどうであったのか。変わった点があるのか。改善すべき点があるのか。その点についてご説明をいただきたいと思います。

川崎指導課長

 まず、ご質問の10年経験者研修ですが、これは教育公務員特例法第24条に基づいて実施する、在職期間が11年目に達した教員を対象に行う研修になっております。内容は、半日を1単位として30単位を取っていくという形で、研修計画、学習指導、学校運営、生活指導、進路指導という形で、多岐にわたって行っていくものになっております。10年ごとというよりも、11年目に達した教員に対して実施するものなので、10年ごとの研修ということではないのです。

河野委員

 そうなのですか。では、この1回だけで終わりということなのでしょうか。

川崎指導課長

 10年経験者研修に関してはそうなっておりますが、ただ、免許更新講習というものが別途ありますので、教員は10年ごとに大学等に行って免許更新の講習を受けることになっております。

河野委員

 わかりました。

川崎指導課長

 もう1点の8月26日から始まった中学校の授業ですが、昨年度と比較して特に大きな変化はございません。例年になく暑い中でのスタートでありましたので、特に子どもたちの熱中症への対策については学校のほうに事前に周知しているところですが、事故等の報告もない中で行われました。

河野委員

 これは皆さんには好評なんでしょうか。保護者、生徒、それぞれ反応が違うかもしれませんけれども。

川崎指導課長

 いろいろな立場の方はいらっしゃるかと思いますが、中学校の今の学習指導要領の学習量と授業日数とすると、5日間くらいのゆとりはどうしても必要なものなので、学校側としては、やはり5日間は必要であるという校長先生方のご判断があります。保護者の方もいろいろありますが、中学生くらいになってくると、家にいるよりは、早く学校へ出ていかせたいという保護者もいらっしゃるようなので、おおむね好評と受けとめております。

高部教育長

 時間割は去年と比較して少し延長したんですよね。午後まで授業をやるようになったんですね。

川崎指導課長

 そうですね。今年は給食を実施したので、5日間の授業時数を拡大して行うことができました。

岡委員

 昨年度に比べて、今年はこの5日間で授業時数は何時間ぐらいふえたのですか。給食が出るようになったということで、1日につき1時間や2時間はふえているでしょうから、5日間では5時間や6時間はふえているということですかね。

川崎指導課長

 そうですね。どこの学校も5、6時間はふえています。

岡委員

 ありがとうございます。まず、この取り組みが中学校長会からの要望で始まったというふうに聞いていますけれども、これは昨年度から始まったということで、その前の年の校長会で要望が出ているということですか。来年度以降の、中学校の授業開始日については、近々、中学校長会で話し合われて、それが1年ずつ、要望として出てくることになっていくわけですか。

川崎指導課長

 当初、校長先生方からのご要望で、特に管理運営規則を変えずに、5日間、夏季休業日に授業日を設けるということでスタートして、とりあえず3年間やってみましょうと。3年やってみたあとで、どうであったのか検証することになっております。

岡委員

 わかりました。

貝ノ瀬委員長

 当然のことながら、教育委員会で一定の考えを示して学校に指導するということは可能ですので、それは必要によって遠慮なくご意見を出していただきたいと思います。

岡委員

 十分に授業数が取れるということは、私の個人的な考えですけれども、後々、行事の時間も十分に確保できることになると思うので、私は休業日が短くなることに対しては反対ではないのです。冬場は学校閉鎖や学級閉鎖で授業数が削られることも十分にあり得るわけで、3学期が押せ押せで余裕がなくなるよりは、取れるところで授業を確保するというのは私はいいと思います。
 とりあえずこれで3年間行うということは、来年度、例えば1校だけ、うちの学校は9月1日から小学校と同じに始めますというような希望が出た場合でも、来年度については、全市で5日間の授業を行い、その次の年以降の実施について、話し合ってくださいということなのですかね。

川崎指導課長

 校長会からの要望でそういう約束でスタートしていることなので、その中で校長先生のほうが違う形をされるというのは、当初の約束とは違いますので、とりあえず3年間に関しましては、5日間早く始めることは貫きたいと思っております。ただ、今、大体どこの自治体も、夏季休業日あるいは土曜日で授業を実施していく中で授業時数を確保しているというのが現状なので、今の夏休みの5日間というのは、現実的な問題としてはあり得るというふうに理解しております。

岡委員

 わかりました。ありがとうございました。

貝ノ瀬委員長

 3年間やるということは、3年間で検証をして、それでその結果によって継続するか、拡大するか、縮小するか、やめるかという話になるでしょうけれども、そのときには、事務局はもちろんですけれども、教育委員会としても当然のことながら、その報告を受けて、一定の見解を示してご指導するということはあると思いますのでね。ですから、そのときにはまた新たに報告をしてもらわないといけないですね。

岡委員

 授業日数や授業数が各校で違うのは当然だと思うのですけれども、学校でやる、やらないで5日間も違ってくるというのは非常に影響があると思いますので、やるなら市内全部の学校でやって当然だと思いますので、そのあたりの調整はしていくべきだろうとは思います。

川崎指導課長

 了解いたしました。

河野委員

 クーラーはもう全部の中学校についているのですね。では、別に暑さの面では問題ないわけですね。

高部教育長

 普通教室については、すべて整備が終わっていますけれども、特別教室については、理科室などまだ一部未整備のところがございます。それは検討課題にはなっております。

岡委員

 去年の8月の中学校の授業では、五中だけついていなかったのでしたか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 去年の8月にはぎりぎりに間に合わせました。

貝ノ瀬委員長

 これは事務局で相当努力してくれたよね。クーラーというかエアコンね。エアコンの整備も終わり、環境も変わってきましたので、授業をやる場合には、やりやすくなった。ただ一方で、ほかの地域では、5日間ぐらい授業日を増やしても学力がどれだけ変わるのだ、数値で示せと、そういう声もあることは事実ですね。そういうことも踏まえて、一定の検証があって、三鷹はこういう考えでやるならやる、やらないならやらない、こういうふうにはっきりポリシーを持ったほうがいいですね。だから、その時期になったら、また議論しましょう。
 ほかにどうですか。

平成25年第9回教育委員会定例会会議録(3)へ続く

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