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平成25年第5回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2013年10月2日 最終更新日:2013年10月3日

平成25年第5回教育委員会定例会会議録(3)

日程第7 教育長報告

貝ノ瀬委員長

 ありがとうございました。以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

角田委員

 ちょっと教えていただきたいのですが、28ページの学務課で、5月21日、火曜日に幼・保・小連携推進委員会があるというふうにご報告いただきました。この連携推進委員会はどのような内容なのか、概略教えていただきたいと思います。

内野学務課長

 幼・保・小連携推進委員会は、年度の最初に行う全体会というふうに位置づけておりまして、25年度の事業計画の確認ですとか、24年度に行った事業の確認、そういった内容でございます。幼・保・小連携の関係各機関であります小学校の校長先生の代表、私立幼稚園の代表、私立保育園の代表、市役所の中の関係する部局として子ども政策部の子ども育成課、子育て支援課、児童青少年課、教育委員会の学務課、それからPTAの連合会の代表、学童保育の代表、そういったメンバーが集まって、今年度もこうやっていきましょうということで、最初の年度の計画などを確認したところです。あとは、各地区の連絡会が学園単位でできていますので、そちらのほうで具体的な事業などはやっていくということになっています。

角田委員

 そうすると、年度の全体的な事業の説明があって、各地区においては私立幼稚園とか保育園、それから小学校との連携がきちっととれている会があって、ちゃんと定期的に活動が行われているのですね。

内野学務課長

 年に3回ぐらい、学校の先生、それから保育園、幼稚園などの先生が集まりまして、今年度の事業のやり方、ことしはこの学園ではこんなことをやりましょうということで、具体的にそこで方策を練って、それから同時にそこで情報交換なども行えるというメリットがあります。

角田委員

 特に小学校入学前、全体の一連としてお子さんの情報をきちっと伝えて、地域で見るということは、虐待とかいろんなことがあると思いますので、極めて重要なことだと思うのですね。ここでは、すべての保育園を網羅しているのでしょうか。

内野学務課長

 はい。おかげさまですべての保育園に参加していただいています。

河野委員

 指導課にお伺いいたします。2点あるのですが、まず1点目は、家庭訪問の実施状況についてです。教育委員になったときに、家庭へ直接出向いての訪問がだんだん少なくなって、それで保護者面談みたいな形で学校に来ていただくことになっている点について、コミュニティ・スクールというからには、子どもの実際の家庭環境も見に行く必要があるのではないかということをお願いして、三鷹市のほうでは家庭訪問が行われるようになったということで理解しておりますけれども、先ほど教育課程を見ても、家庭訪問が年間行事予定に載っておりまして、よかったなと思っています。
 その実施状況について、それなりの負担が、特に新しく教員になられた先生にはあると思いますけれども、今、各学校で、去年の例でもいいですけれども、大体どういうふうに実施されていて、その効果が上がっているのか、上がっていないのか、何分ぐらい、どういう形で家庭訪問が行われていて、その結果が子どもの教育にどういうふうに生かされているか、保護者とのコミュニケーションにどのように生かされているかということをお伺いしたいと思います。
 もう1点は、先ほどの教育課程の中で、ちょっと見ていましたら、キャリア教育の位置づけというものが、特に小学校の場合には学校によって随分違うなという印象を受けました。まだ2校分しか見ていませんが、2つ見ただけでも大分違うなというふうに思いました。このキャリア教育について、小学校のときのキャリア教育というのはなかなか難しいと思いますけれども、これは各学校の自主性に全部まかされているのでしょうか。どういう仕事があって、どういう選択をしていくかということに比較的重点を置いているものとか、そういうものが全くないものとか、非常にばらばらな感じを受けましたけれども、それは各学校の自主性にまかされているのかどうか、そのあたりについてお伺いしたいと思います。

宮城指導課総括指導主事

 では、私のほうからお答えいたします。
 まず、家庭訪問の実施状況でございますが、これは昨年度、それから25年度の本年度計画につきましても、全校で実施でございます。時期につきましては、既に4月の段階で終えている学校と、これから実施の学校もございますけれども、いずれにしても7月末日までには全校で実施されます。
 もちろん、家庭のご希望によって、ご家庭ではなくて面談という形をとらざるを得ないケースもありますが、基本的に家庭訪問ができるという形は整えてございます。
 家庭訪問実施の効果ですけれども、取れる時間というのは1家庭当たり20分ないし30分というところではありますけれども、ただ、家庭訪問を行うことによって、教員、特に先ほど委員がおっしゃった新しい教員につきましても、地域に出向くことができるということで、地域の家庭環境とか、地域の環境については、実地で自分の足で見て確認できるというところは、家庭訪問に出向くことの1つの波及効果だというふうに考えております。学習面については、家庭訪問実施によってどれだけの成果が上がったかというのは判断するのはなかなか難しいところではありますけれども、ただ、いっとき、家庭訪問がほとんどの学校で行われなくなったときに一番聞かれた声が、地域が見えないということをよく耳にしておりましたので、それについては家庭訪問の再開によりまして、是正といいますか、改善がされたというのが、1つ大きな効果かと考えております。
 それから、先ほどお話ししましたように、7月末日までの段階で保護者と実際に顔合わせをするということになりますので、例えば、そのあとの夏休み中の学習の課題ですとか、1学期中の学習状況を見ての課題等について具体的にお示しをした上で、夏休み中の家庭学習について準備をしていただくようにご相談または助言をするとか、そういった働きかけが可能になっております。

河野委員

 よくわかりました。ありがとうございます。私も保護者だったときに、長男のときは家での家庭訪問を受けたのですが、次男になってくると、学校に行って夏休みぐらいですか、小学校のとき、個人面談みたいな形でありまして、いつでも担任に言ってきてくださいというふうにはお話はあるのですけれども、ふだん、先生とあまりお話ししたことがないと、こんなことで電話をかけるのもどうかとか、いろいろ思いまして、5月ぐらいに家庭訪問を受けますと、先生と直接お話しすることができて、そのあとも非常に話がしやすくなると思うんですね。
 だから、地域を知るということももちろん大事だと思うのですが、それと保護者とのコミュニケーションも比較的早い段階でとることは非常に大事だと思っていまして、保護者とのコミュニケーションをとることによって、いろんな思い違いとか、お互いのちょっとした誤解に基づくトラブルというのも防げると思いますので、先生方は非常に大変だとは思いますけれども、三鷹では家庭訪問というのをぜひお願いしたいと思います。

川崎指導課長

 キャリア教育ですが、もともとキャリア教育というのは、ご案内のように、望ましい職業観、勤労観を培うために必要な能力を培っていきましょうというものです。自己理解能力とか、職業理解の能力であるとか、あるいは情報を選択していく能力など、その能力は大きく4つ、細かく分けて8つあるのですけれども、キャリア教育は各教科領域でまたがっているもので、これは幼稚園の段階から高校、大学まで全部一貫してあるものです。
 ご質問いただいたところは、特にその中で職業理解というところでの取り組みが各学校によってばらばらなのではないかということかと思います。ここは、確かに現在のところ、教育委員会のほうとして一定の枠を設けて学校のほうにお願いしている部分ではないので、学校が自分の学校の子どもたちの状況や実態を踏まえたところでの必要感から実施しているものです。商店街を学区域に抱えているところと、そうではないところとかという難しさもあって、現在のところは、各学校のさまざまな状況の中で展開をしていただいているところです。

貝ノ瀬委員長

 ただ、小・中一貫教育のカリキュラムとして、キャリア教育という分野がありますよね。それは教育委員会としてはスタンダードとして各学校に提示をして、それをもとにして各学校が教育課程を編成するということになっているわけですけれども、そういう意味では、ある意味、一定のものをやってもらう必要はあるのだけれども、その点について、私はこの2校だけを見たけれども、キャリア教育、アントレプレナーシップ教育について見ると、相当にばらつきがあることは間違いないよね。

河野委員

 そうです。私の子どもが四小に通っていたときに、貝ノ瀬委員長が校長時代だったと思いますけれども、アントレプレナーシップ教育というものを結構重視して、非常におもしろい実践をやっていらっしゃったのですね。だから、それは三鷹の学校の特色ということで、そういうものに取り組まれたら三鷹らしくていいなという気持ちは持っているのですけれども、今ご説明がありましたように、商店街が近いとか、いろんな制約はあるのかもしれませんけれども、学年を追って、どういう職業理解がいいのかというのは、少し全体のモデル案みたいなものがありますと、ばらつきが少なくなっていいのではないかなという気はしますし、中学になっていきなり職業を考えるというのも、ちょっと遅いような気がするのですね。やはり小学校の高学年ぐらいでは、少し意識を持つことは必要なんじゃないかなというふうに思います。
 それから、ちょっと派生しますけれども、情報についてのつき合い方の教育ということも、今のスマートフォンとか携帯とか、いろんな情報に子どもたちが早くからさらされていますけれども、その情報との距離のとり方の問題についても、保護者への啓蒙も含めて、各学校で何らかの配慮がなされるといいなと思います。そういうことについて、校長先生が意識を持っているところと、持っていないところというのがあるのではないかと思うのですね。だから、キャリア教育とか、情報の接し方との問題については、1つのモデル案みたいなものがあるといいなとは、個人的には思っています。

貝ノ瀬委員長

 情報との距離のとり方というと、情報モラルに関する教育かな。

川崎指導課長

 先ほどご指摘があったように、キャリア教育についても一貫カリキュラムの中にありますし、ICT教育という形でのカリキュラムもあります。だから、市としてのスタンダード版はあるのですが、現実問題として、今、さまざまなところでのばらつきが起こっていることに関しては、指導課から学校のほうに指導等をさせていただきたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 教育課程届け出を受けるときに、どうしても指導主事さんは時数がちゃんと確保されているかとか、行事がちゃんと落ちがないかとか、もちろんそれは大事なことだし、必要なことだけれども、中身についても指導主事さんはそういう特別な法律に基づいて任務を与えられていますから、各学校がカリキュラムを編成するにしても、指導主事さんはほかの事務の方と違って、特別にそういう任務を負わされているので、遠慮なく中身についてご指導いただく必要があると思いますね。
 特に今、中学の教育課程を見ても、総合的な学習の時間で、修学旅行か何かの取組みをやって、また昔に戻ったみたいな、そういう中身も、ちらっと見てもありましたので、そんなことでお茶を濁すのではなくて、ちゃんとやってもらうようにご指導いただきたいとあわせてお願いしたいと思います。

岡委員

 今の話に続いてですけれども、キャリア教育とかアントレプレナーシップ教育というものを三鷹の教育の柱に据えて、生きる力の養成というところでは、すごく大きな役割を果たしていると思いますので、教育課程の中でばらつきがあるという話でしたけれども、せっかくコミュニティ・スクールなわけですから、地域の方の力をどんどん活用されて、ばらつきがあってあまり活用できていないというか、キャリア教育に関してあまり力を入れられない学校は、特にコミュニティ・スクールの皆さんのお力をおかりするような助言とか、地域ぐるみで学校の教育をますます推進していただきたいと思います。
 それから、さっき河野委員からお話のあったICT教育に関しては、この部分でどこに入るかわかりませんが、セーフティー教室などもされていますよね。そちらのほうも、行っても参加人数が本当に少ないですよね。子どもたちは全員、授業の中なので出ていますけど、保護者がなかなか参加してくれない。それをどう引っ張り出すかというのは、どこの学校でも課題だと思いますけれども、ますますICTの難しい問題が今ありますから、何とか保護者に出てきていただけるような手段をみんなで考えたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 たまたま、今、両委員さんからキャリア教育とか、アントレプレナーシップ教育とか、ICT教育についてお話が出ましたけれども、本市はコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育が平成18年から本格稼働して、もう六、七年たちます。これはどうしてもやむを得ないところもありますけれども、形骸化とまではいきませんが、中だるみしてくるという時期でもあります。ですから、ぜひフロントランナーとして、中身を本物の中身にする。一応やっているとか、つじつま合わせということにならないように、教育長もかわりましたし、部課長も相当入れかわって心機一転していますから、これを機会に新風を吹き込んでもらって、先生方も新たな気持ちでやってもらうように、ぜひお願いしたいというふうに思います。
 ほかにどうですか。

岡委員

 西アフリカから視察にいらっしゃる件ですけれども、表題にコミュニティ・スクールの視察となっていて、学校視察ではなく、コミュニティ・スクールを見にいらっしゃるということですから、視察先の内容に、おおさわ学園大沢台小学校のほうは、サポート隊の入った授業がそれに当たるのかなという気はしますけれども、にしみたか学園第二小学校のほうはコミュニティ・スクールに関しての内容がないようですから、そのあたりは、せっかく三鷹の学校、コミュニティ・スクールを見に来られるわけですから、ぜひとも内容を充実させていただいて、コミュニティ・スクールですというところを見ていただきたいと思います。

所指導課教育施策担当課長

 今、にしみたか学園の第二小学校について、低学年の算数で保護者の方々が入るような方向で調整をしております。

岡委員

 コミュニティ・スクールに関して見ていただくところはサポートだけですか。

所指導課教育施策担当課長

 今のところは、にしみたかについてはそうです。おおさわ学園のほうで地域の方に来ていただいて、質疑ができるような形で考えております。

高部教育長

 表題はコミュニティ・スクールの視察になっていますけれども、具体的には、もう1つ、小学校の低学年の理数教育の学力向上というのも視察のテーマにあるみたいです。ですから、組織運営協議機関としてのコミュニティ・スクールという観点も1つあるのですが、実際、保護者やPTAの方が学力向上のためにどういった支援活動をされているかということも1つの着眼点でもあるので、学園ごとの特色がありますから、二小についてはそういった部分を見ていただこうかなと思っています。

貝ノ瀬委員長

 西アフリカのほうも、「みんなの学校」というコンセプトで、地域と連携しながら教育ができないかということですけれども、基本的に学力の低下なんて、日本の学力低下なんかとは問題にならないぐらいの、読み書き計算だっておぼつかないという、そういう状況の中で、さらにどうしたらいいかということもあるので、そういう国からすると、いろんな要望があるのです。ですから高部教育長のほうにもいろんな要望が来て、しかし、限られた時間の中で見てもらうとなると、どこかの部分だけになってしまわざるを得ないということがあって、できるだけ盛りだくさん見てもらおうと思いつつも、しかし、部分にならざるを得ないというところで、ジレンマですけれども、しかし、地域の人が入って、そして先生がわかりやすい授業を進めているという場面で、相当、要望にお応えできるのではないかという、そういうふうに計画しているところです。これについては、もちろん向こうのJICAのほうとも話がついているのでしょう。

河野委員

 この国際シンポジウムというのはどういうふうにして行われるのか、もしわかりましたら、ちょっと教えていただけますか。どうやってやるのか、ちょっとイメージが湧かないのですが。

貝ノ瀬委員長

 簡単に言うと、西アフリカの3カ国の教育関係の高官が、自分のところの教育の現状の話をする。その中で、三鷹の教育を中心とした日本の教育についても話をしてもらいたいということで、共通の問題がそのときに出てくるでしょうから、それについてとか、また、あまりにも違うところとかということについて、それぞれ、どうしたらいいかというふうな、そういう話し合いになるのではないかと思います。

高部教育長

 ICUの准教授がコーディネートされていて、それでテーマは「住民参加型学校運営と教育の資質の向上」というテーマになろうかと思いますけど、この3カ国の事務次官級の方々が、それぞれの国の課題とか取り組みについてお話をされて、日本の三鷹の取り組みは貝ノ瀬委員長がそういうお話をされて、そこの中で意見交換をしながら、どういう点が参考になるとか、そういう形のシンポジウムをICUの中で行うということです。聴衆者というのは公開ではないのですか。関係者という形になるんですかね。

所指導課教育施策担当課長

 そうですね。私のほうに入っている情報では、特に限定的ではないという話ですけれども、テーマについては2点ほど伺っています。地域住民がどのように学校運営に参加し、何が改善されているのかというのが1点と、2点目は、今後の学校と地域住民との関係についてということだそうです。

貝ノ瀬委員長

 そんな大々的に宣伝していないからね。

河野委員

 私がアフリカのことを知らないので、よくわかっていないのかもしれないのですが、子どもを学校に行かせるということがなかなか大変なのかなと思うものですから、そこの段階をさらに過ぎて、コミュニティ・スクールというのはそのあとの、相当成熟した段階じゃないかと思うものですから、どうやってシンポジウムをやるのかなと。

高部教育長

 教室もままならない、教員もままならない、教科書もままならない、そういう劣悪な環境の中で、就学児も義務教育段階でも100%に程遠い状態で、なかなか来られない子どもたちをどうするかという、そういう国情だと思うのですね。でも、国家予算もない中で、日本の明治時代のオラが学校じゃないですけれども、そういう、次世代を担う子どもたちに何とか教育を施したいという気持ちがあって、こういうプロジェクトができたのではないかなと。ですから、教育制度自体が違うのは確かですけれども、そういういろんな支援も含めた学校運営のかかわり方を三鷹がやっているということで、そういう部分はかなり参考にしていただける部分もあるかなということでお引き受けしました。

貝ノ瀬委員長

 教育環境としては非常に劣悪だというのは、まさにそのとおりなんですね。だからこそ世界銀行は援助をしているわけですよね。援助をしているのですが、お金が途中で消えちゃうんです。つまり、政府にお金を出しても、そのお金が学校のほうに回らないんですよ。だから、世界銀行のほうは、政府よりも地域にお金を直接お渡しして、そしてそこで話し合ってもらって、お金をどう使うかというふうにしてもらったほうがいいというふうに切り替えだしたんですね。
 そうなると、地域に渡すためには、地域の人が育ってもらって、自分たちで自前で教育をやっていくような力をつけてもらわないといけないということで、「みんなの学校」というコンセプトで、地域ぐるみで子どもを育てるような、そういう機運にしていきたいと。今までは発展途上国というのは、国が権力的にお金も使って開発していくという方式だったのだけど、しかし、アフリカの場合は、残念ながら、全部の国がそうではないんでしょうけれども、結局、お金が十分に行き渡らないで、途中で違うところに使われてしまうとか、消えてしまうとかというふうなことで、何とかしようというところで、地域ぐるみでということになったときに、日本の、幸か不幸か三鷹を思い出してくれたというか、そういうことで三鷹にぜひということになった。もちろん、三鷹だけではなくて、日本の教育全体を見るらしいです。

河野委員

 よくわかりました、そのつながりが。

岡委員

 ベースはICUですか。

高部教育長

 そうですね。全体の計画はICUです。

岡委員

 JICAからICUが委託を受けているのですね。受け皿はICUですね。

所指導課教育施策担当課長

 打ち合わせの中では、休み時間の子どもの様子であるとか、上履きを履いて教室に上がる様子ですとか、そういったところも新鮮なのではないかということで、とにかく日本の学校の生活を見ていただきます。その中でも三鷹市は地域の方々も入っていますので、そういった意味ではいろいろな情報提供ができるのではないかなと思います。

高部教育長

 給食も興味深いと思います。視察される方は、お弁当だそうですね。でも、席は一緒にして食べるという、そこも国情は違うと思いますね。

貝ノ瀬委員長

 向こうは昼飯はちゃんと食べているんだろうね。

角田委員

 委員長がおっしゃったように、教育だけではなくて、食料の援助もすべてそういう形ですよね。途中で消えてしまう。ですから、土俵が全然違うので、変な話だけど、コミュニティ・スクールとかの内容というよりも、むしろ、日本の教育を目指す形を見てもらうというか、学校制度を見てもらうという話になりますよね。

貝ノ瀬委員長

 そういうことだね。あまりそういう細かいことを言ってもね。もちろん、委員の皆さんも参加できるのでしょう。

高部教育長

 どうぞ。4日間ありますから。

岡委員

 フランス語圏ですから、15日はフランス語でプレゼンされるのですか。ご挨拶だけでも。

貝ノ瀬委員長

 いや、通訳が入ると聞いています。
 ほかにどうですか。よろしいですか。
 では、日程第7 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして平成25年第5回教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。

午後 5時40分 閉会

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