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竜巻から身を守るために
作成・発信部署:防災安全部 防災課
公開日:2013年9月5日 最終更新日:2019年1月18日
竜巻の予兆があったら、早めの安全確保を
- 竜巻とは
- 竜巻は、発達した積乱雲に伴って発生する激しい渦巻で、ろうと状や柱状の雲を伴っています。短時間で狭い範囲に甚大な被害をもたらす特徴があり、非常に速いスピードで移動したり、破壊的な強風を引き起こす可能性があります。
竜巻は、日本のどこでも発生する可能性があり、特に台風シーズンの9月に発生が最も多く確認されています。
- 次のような現象が起こると、竜巻が発生する恐れがあります
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- 真黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる
- 雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする
- ヒヤッとした冷たい風が吹き出す
- 大粒の雨や「ひょう」が降り出す
これらは発達した積乱雲が近づいた場合の代表的な現象です。
必ずしもこれらの現象が起こるとは限りませんので、異変を感じたら、早めに身の安全を図ってください。
竜巻が間近に迫ったら、すぐに身の安全を確保しましょう!
- 屋外では
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- 電柱や太い樹木から離れる。
- 飛来物や落下物に注意する。
- 頑丈な建物の中に入るか、建物の物陰に隠れて、身を小さくして頭と首を守る。
- 周囲に何も無い場合は、近くの水路やくぼみに身を伏せ、両腕で頭と首を守る。
物置やプレハブなどの中は危険です。
- 屋内では
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- 窓、カーテン、雨戸、シャッターを閉める。
- 窓から離れる。
- 地下室など建物の最下階に移動する。
- 部屋の隅、ドア、外壁から離れる。
- 丈夫な机やテーブルの下に入り、身を小さくして頭と首を守る。
竜巻の写真や映像の撮影は大変危険です。
身の安全の確保を最優先に行動してください。
気象庁の「竜巻注意情報」をご確認ください
気象庁では、今、まさに竜巻の発生しやすい気象状況になっている場合に「竜巻注意情報」を発表します。
自分のいる場所やその周辺で「竜巻注意情報」が発表されたときには、空の様子に注意しながら身の安全を確保してください。発表からおよそ1時間は注意が必要です。
普段から外出前などに最新の気象情報を確認し、早めに行動できるよう心がけておくことも大切です。
また、気象庁では、激しい突風が発生する可能性が高い領域を2段階の発生確度で表す「竜巻発生確度ナウキャスト(外部リンク)」を発信しています。
詳しくは、ページ下部の添付ファイルから、リーフレット「竜巻から身を守る(気象庁)」をご覧ください。
添付ファイル
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