「コミュニティ創生」の取り組みについて

市民活動団体と市職員との意見交換・懇談会の様子

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地域の絆や交流の活性化に向けた取り組みを推進します

少子長寿社会が進展する地域において、住民同士の「支え合い」による新たな「共助」と協働によって現代的課題を地域で解決していく「コミュニティ創生」について、研究を進めるため、庁内に関係部課長による「コミュニティ創生検討プロジェクト・チーム」を設置し、そのもとに中堅・若手職員によるワーキング・チームを設けました。

ワーキング・チームは、多くの市民活動団体との意見交換・懇談会を実施し、地域の課題や提案など検討素材として、コミュニティ創生研究会に提供しました。

「コミュニティ創生研究会」の様子

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研究会は、三鷹ネットワーク大学と三鷹市で共同設置した三鷹まちづくり総合研究所に、平成23年10月に新たに発足し、学識経験者を含む9人の研究員で、2月まで計4回の研究会を開催しました。

平成24年4月5日、研究会で検討した報告書が、座長の法政大学名和田教授及び副座長のルーテル学院大学和田教授より、清原市長に提出されました。

この報告書を踏まえ、新しい共助の仕組みづくりであるコミュニティ創生関連事業によって、福祉、防災、教育、子育て等の各分野を包含した多層・多元のネットワークを形成し、地域の絆づくりや地域交流の活性化に向けた取り組みを推進します。

これからのコミュニティの「あり方」について

三鷹市では全国に先駆け、市民自治によるコミュニティ施策を推進してきましたが、約50年が経過するなかで、市民活動拠点となるコミュニティ・センター、地区公会堂の老朽化等によるハード面の課題、少子高齢化、地域のつながりの希薄化等ソフト面に係る課題が顕在化し、住民協議会や町会及び自治会といった既存の地縁組織の枠組みや従来のコミュニティ施策では対応が困難な状況となっており、コミュニティ施策の大きな転換期を迎えています。

コミュニティ施策は、三鷹市政を支える重要施策であるとともに、安全で安心な市民生活にも関わる重要な取り組みであることから、今後の「三鷹市基本構想」の改正、「第5次三鷹市基本計画」と「コミュニティ推進計画（仮称）」の策定に向け、これからのコミュニティのあり方について取りまとめを行っています。

これからのコミュニティのあり方に関する基本的な考え方

三鷹市が半世紀にわたり築き上げた協働とコミュニティに根ざしたまちづくりを更に発展させ、暮らしやすい地域社会を実現する施策の方向性を示す検討を進めることを目的に、令和4年3月、「これからのコミュニティのあり方に関する基本的な考え方」を策定しました。

コミュニティ創生基本方針策定に向けた議論のための論点整理

さらに、「これからのコミュニティのあり方に関する基本的な考え方」で示したこれからの検討の基礎となる「3つのキーワード」及び「論点」について、その後の様々な議論等を踏まえて再度整理し、令和4年8月に「コミュニティ創生基本方針策定に向けた議論のための論点整理」として取りまとめました。

なお、ここに改めて示す4つのキーワード及び20の論点は、今後も整理作業を続けていくものであり、議論の参考となるよう各論点に簡易な説明と、参考取組例を提示しています。

コミュニティ創生基本方針

令和4年3月策定の「これからのコミュニティのあり方に関する基本的な考え方」、令和4年8月策定の「コミュニティ創生基本方針策定に向けた議論のための論点整理」を踏まえ、令和6年3月に「コミュニティ創生基本方針」を策定しました。

方針では、「今後のコミュニティ行政の基本的な考え方」を示した上で、それらを具現化していくための第一歩となるよう、4つの「施策の柱」を提示しています。

方針の詳細については、本ページ下部の関連リンクからご覧ください。