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平成18年第10回教育委員会定例会会議録(2) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2007年2月21日 最終更新日:2009年10月2日

平成18年第10回教育委員会定例会

日程第3 教育長報告

深谷生涯学習課長

 生涯学習課です。20ページになります。9月21日ですが、前任者によります社会教育委員会議の最後の定例会が開催されました。2年間の活動のまとめとして提言をいただきました。委員の皆様のお手元に「「地域の人材」を新しい地域づくりにどう位置づけるか」というテーマの報告書を配付させていただいております。中に概要版が入っておりますので、ごらんになってください。
 簡単にご説明させていただきます。これはにしみたか学園や地域子どもクラブの実践的な活動を通して、これからの三鷹の地域での人材の育成についてまとめたものでございます。地域子どもクラブやコミュニティ・スクール、あるいは夢育等のNPO法人の活動内容が三鷹の特色としてとらえられております。
 今後、地域での人材の育成・養成が非常に重要であるというふうにとらえまして、最後になりますが方策ということで6点ほど考えております。例えば市民の自発性を重視しながらも、何か一つぐらいはできるような仕組みといいますか、多様な参加の形態を保障することが必要であると、そのような方策を述べております。
 最後に、子どもの健全育成にとって多世代のかかわりが重要で、特に団塊の世代や高齢者の役割が重要と結んでいますので、今後このような点につきまして、続けて調査・研究を進めていきたいと考えているところでございます。
 続きまして2点目ですが、同じく21日、「成人を祝福するつどい」第1回実行委員会を開催しました。来年の1月8日に実施予定の成人式に向けて、実行委員会を立ち上げたものですが、公募や各学校から推薦をいただきました新成人、今年は平成14年3月に中学校を卒業された方が新成人となられますが、約30名で立ち上げを行いました。
 続きまして、21ページになります。予定等報告でございますが、10月16日月曜日、天文台構内古墳調査委員会(第1回)と記載しております。これは以前、教育委員会にご報告させていただいておりますが、天文台の中にあります古墳が学術的にかなり貴重なものではないかというふうに思いますので、きちんと調査をして、保存や活用をしていきたいということで、専門家による調査委員会を立ち上げることなりました。
 それから、最後になりますが、10月29日に第53回の市民文化祭の開会式が行われます。11月26日までの約1か月間にわたり、市民文化祭が開催されます。ぜひお時間がありましたら、ごらんになっていただきたいと思います。昨年ですと、三中の生徒さんが生け花を展示したり、お琴の発表をしたり、また一小のお子さんがおはやしに参加したりとか、子どもたちの参加もあるところでございます。
 それから、追加でご報告させていただきます。記載はございませんが、先ほど教育長からご報告がございましたけれども、むらさき子どもひろばの条例が議決されましたことに伴いまして、四小学童保育所とむらさき子どもひろばの一体的な管理・運営をする指定管理者の募集を10月に行うことで、今募集をしているところでございます。10月いっぱいで締め切りをいたしまして、11月には候補者を選考していきたいと思っております。
 以上でございます。

中田スポーツ振興課長

 スポーツ振興課でございます。22ページの行事実績等につきましては、記載のとおりでございます。
 23ページの行事予定等でございますけれども、10月9日の月曜日、体育の日に「みたかスポーツフェスティバル」を実施いたします。これにつきましては、イベント形式で実施するようになりましてから5年目になりまして、バリアフリー化を目指しまして3年目を迎えるところでございます。当日は、9時半から南浦小学校の鼓笛隊の演奏と大会会長の開会宣言でスタートいたします。
 内容等につきましては、プログラムをごらんいただければと思います。委員の皆様におかれましても、お時間を見てごらんいただければと思います。よろしくお願いいたします。
 以上です。

小田社会教育会館長

 社会教育会館でございます。24ページです。9月11日から、この12月2日、3日に行われます「第38回社会教育会館のつどい」の企画実行委員会がスタートしております。参加60団体による全5回の打ち合わせの中で、よりよい企画をしていこうというものです。
 なお、従前と変わったところは、毎年年明けの2月に、児童館等のクラブ発表会を別の日にやっていたんですけれども、せっかくなら子どもたちのパワーをもらいたいし、異年齢交流もしたいということで、社会教育会館のつどいと児童館、むらさき子どもひろばのクラブ発表会を同時に今年はやろうということで、12月2日、3日、若干会場が手狭になりますけれども合同の企画を練って、またお隣の第六小学校の全面的な協力を得まして、児童の控室、待機場所など、校庭も含めて全体的な対応をしていこうということで、スタートの年としては、中身の濃いものになるのではないかということで、現在検討に入っております。詳細等、またはっきりしましたら、ご案内させていただければと思います。
 引き続きまして、25ページです。10月11日に公民館運営審議会を予定しております。去る9月の教育委員会で議決をいただきました、公民館運営審議会の新しい委員の任期のスタートになっています。
 以上です。

若林図書館長

 図書館でございます。26ページ、行事実績等ですが、9月15日と21日に、子ども読書プラン2010に基づいて、読み聞かせ入門講座PART1、PART2を実施いたしました。PART1は「本の選び方・読み方〜読み聞かせの基本〜」をテーマに、西部図書館で行いました。対象は主に保護者でございます。参加人数は50人でございました。PART2のほうも会場が西部図書館で、テーマが「季節の本の読み聞かせ〜実演してみよう〜」ということで、参加者が大人26人でございました。
 続きまして、27ページは記載のとおりでございます。
 以上です。

廣瀬委員長

 以上で報告が終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

秋山委員

 学務課に2点ほど質問します。
 10月30日から、就学時の健康診断が始まりますけれども、予防接種法などが今回変わっていますので、問診票など適切に変更していただいているかどうかと、もう1点は、今『学校医は学校へ行こう!』という本が出ているぐらい、学校医の活動が小児科医の間で見直されてきています。三鷹市の先生方も、非常に学校医の仕事には熱心な先生方もいらっしゃいます。学校医の活動の場の一つが学校保健委員会ではないかと思いますが、学校保健委員会がない学校もあるとお聞きしたので、現在の学校保健委員会の設置状況と活動状況を教えてください。

石渡学務課長

 まず1点目の問診票のほうでございますけれども、こちらにつきましては、学校医の代表の石川先生に見ていただきまして、新しい予防接種に対応できるようにということで、現在変更しているところでございます。
 それから2点目の学校医の先生と学校のことで、いろいろ学校のほうでも、ご指摘ありましたように学校保健委員会を設置して活動しているところでございます。この学校保健委員会につきましては、三鷹市におきましては、22校のうち三つの学校がまだ設置されていないということになっていますけれども、具体的には羽沢小学校と第四中学校、第五中学校が、平成17年度につきましては委員会がなかったということです。羽沢小学校につきましては、これは小学校独自にコミュニュティの活動を実施していて、その中に学校医の先生をお呼びして学校委員会という形で、別の形で活動をしていると私どもは聞いております。第四中学校、第五中学校につきましては、ちょっと私のほうでまだ情報収集をしておりませんので、そこにつきましてはどういう形で今後委員会が展開できるかということで、お話を進めていきたいと思っております。
 学校保健委員会につきましては、学校によって活動の差がかなりございます。活発な学校は毎月保健講話のようなものを、校長先生を中心にして児童・生徒に対してお話をし、また学期ごとに学校医の先生や学校歯科医の先生をお呼びして、保護者、PTAの方々も入りながら活動をしている学校もあれば、年に1回ほど学校医の先生に来ていただいてお話を伺うということで学校保健委員会としての活動をしているというところもございます。
 それを取りまとめて、学校保健会というものを教育委員会で学務課が所管して実施しておりますけれども、こちらのほうの活動につきましても、若干形骸化しているところもございますので、今後保健については十分、児童・生徒の健康管理という点におきまして大切なことでございますので、活発化するような形で進めていきたいと思っております。

秋山委員

 ありがとうございます。

廣瀬委員長

 ほかにはいかがでしょうか。

寺木委員

 学校給食運営組織図というものを郵送で送っていただきまして、この組織図でたくさん委員会があるのですが、この委員会のメンバーは、どういう方々がお入りになっていらっしゃいますか。

石渡学務課長

 これは学校給食の実施方針をつくったときに、いろいろな委員会があってよくわからないというご意見をいただいたものですから、つくって郵送をさせていただいたということでございます。この中に、簡単に書かせていただいていますけれども、例えば学校給食運営委員会という大きな委員会がございますけれども、こちらのほうは学校長の代表の方と、それから保護者の代表としてPTAの方、また栄養士の代表、そして衛生管理の関係で保健所の職員の方、そして私ども教育委員会事務局職員が参加しているというところでございます。
 そのほか、これから立ち上げるんですけれども、委託業者の選定委員会がございますけれども、それにつきましては学識経験者や実際に委託を導入する学校の校長先生、それから教育委員会の事務局職員等が参加するということになっているところでございます。
 また食物アレルギーについて、非常に保護者の方の関心も高いものでございますから、食物アレルギーの検討チームについては、ドクターのほうの参加をいただきながら、学校長の代表や養護教員の代表、栄養士の代表等と教育委員会事務局職員も参加しながら検討チームをつくって、食物アレルギーの対応に対するガイドラインの策定をしていくというふうに考えているところでございます。

寺木委員

 ありがとうございます。
 それから、少し話はずれるんですが、私は第五小学校の青少対の一応委員になっていまして、時間の都合がつきますと年に何度か出させていただいているんですが、先日参加しまして、そこで校長先生のご報告の中に、川上村に行ってきて、以前よりもとても川上村の人たちが子どもたちのことに関心を持ってくださって、雨が降れば行事をどうするとか、いろいろな手配をしてくれて、子どもたちもそれに反応して、とても川上村で楽しく過ごしてきたといううれしいご報告をいただきまして、ぜひまた学校給食のほうもうまくいくことを願っています。よろしくお願いします。

廣瀬委員長

 ほかにはいかがでしょうか。

貝ノ瀬教育長

 私のほうから教育センターにちょっと聞きたいんですが、科学発明教室がありますよね。これは、年間申込者と、それから実際に事業に参加している子どもたちは何人ですか。

大島総務課総務教育センター担当課長

 2コース設定しておりまして、1コース40名ですから、80名の申込みがございます。1コース5回で2コースですから、合計10回になりますけれども、その中で個々の子どもたちの活動状況ですけれども、これはもちろん1回ごとに違うんですが、大体見ておりますと40名のうち三十数名ぐらいの参加者でやっております。

貝ノ瀬教育長

 わかりました。
 実はきのう、国分寺市の教育長とお話をする機会がありまして、国分寺市がご承知のように、東京都が実施しました学力調査がトップに躍り出たんですよ。特にその中で理科のほうの力が際立って伸びているということで、その秘訣は何かということを私のほうで伺いましたら、いろいろあるとは思うんだけれど、この科学教室が大きな力になっていると。200名の子どもたちを指導していまして、もっと増やしたいと思っているんだけれども、やはりその子たちが核になって、特別な教育をしているというわけではないんだけれども、地道な指導をして、おもしろい工夫をしてくれているらしいんです。きっと因果関係があるだろうなと私も思って伺いましたけれども、ぜひ本市も、事業の拡大、充実に努めてもらえるとありがたいと思います。

廣瀬委員長

 それには委員会もバックアップしないといけないですね。ぜひお願いします。
 それでは、ほかに質疑等がなければ、これで日程第3の教育長報告を終わります。
 以上をもちまして平成18年第10回教育委員会定例会を閉会いたします。どうもありがとうございました。

午後3時05分 閉会

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