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平成18年第10回教育委員会定例会会議録

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2007年2月21日 最終更新日:2009年10月2日

平成18年第10回教育委員会定例会

開催年月日

平成18年10月6日(金曜日)

出席者(5名)

委員長 廣瀬正宜
委員 寺木幸子
委員  磯谷文明
委員秋山千枝子
教育長 貝ノ瀬滋
欠席者(0名)

議事日程

平成18年10月6日(金曜日)午後2時開議

  • 日程第1 三鷹市教育委員会委員長選挙について
  • 日程第2 議案第38号 学校運営協議会を設置する学校の指定について
  • 日程第3 教育長報告

午後2時06分開会

廣瀬委員長

 ただいまから平成18年第10回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録の署名委員は磯谷委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。

日程第1 三鷹市教育委員会委員長選挙について

廣瀬委員長

 日程第1三鷹市教育委員会委員長選挙についてを議題といたします。
 現在の委員長の任期は、平成18年10月17日まででございますので、18日以降について委員長を決定するものでございます。本件につきましては、議事の都合により、しばらく休憩をさせていただきます。

午後2時07分 休憩
午後2時13分 再開

廣瀬委員長

 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条第1項の規定によりまして、教育委員会委員長の選挙を行います。選挙の方法についてお諮りいたします。

磯谷委員

 指名推選の方法を用いるのが適当かと思います。

廣瀬委員長

 ただいま指名推選というご意見がありましたけれども、そのとおり決定してよろしいでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めまして、委員長選挙は指名推選の方法を用いることにいたします。
 どなたかご推選をお願いいたします。

寺木委員

 廣瀬先生を推選いたします。ぜひよろしくお願いいたします。

廣瀬委員長

 ただいま推選されました廣瀬委員を三鷹市教育委員会委員長に指名し、委員長の当選人と定めることにご異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。これをもって廣瀬委員が委員長に当選しました。委員長の任期は、平成18年10月18日からでございます。
 この1年間、心もとない委員長のもとで、皆様よく忍耐強くサポートしてくださいましてありがとうございました。もう1年続けさせていただくことになりましたので、さらなるお力添えをお願いしたいと思います。微力ですけども、頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、以上で日程第1の三鷹市教育委員会委員長選挙を終了いたします。

日程第2 議案第38号 学校運営協議会を設置する学校の指定について

廣瀬委員長

 日程第2議案第38号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

里吉指導室長

 それでは、議案第38号 学校運営協議会を設置する学校の指定につきまして、提案理由を説明をいたします。
 議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。
 この議案につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5第1項及び三鷹市公立学校における学校運営協議会に関する規則第3条の規定によりまして、学校運営協議会を設置する学校として、三鷹市立第四小学校と三鷹市立第七中学校の指定をお願いするものでございます。
 指定する理由といたしましては、第四小学校は、平成12年度から教職員一丸となって学校・家庭・地域社会が連携をした参画型コミュニティ・スクールとして、子どもたちの生きる力や夢をはぐくむ「夢育の学び舎」づくりの実践に取り組んできております。年間延べ2,300名の教育ボランティアによりまして多様な学習、授業の質の向上が図られているところでございます。
 また第七中学校につきましては、第七中学校区の小・中一貫教育校の早期開設を目指しまして、小・中学校の強固な連携、地域と一体となった学校づくりを推進し、小・中学校の合同授業の推進、地域人材の積極的な活用、地域行事への積極的な参加に取り組んでいるところでございます。
 両校は、平成12年度から学校運営連絡会を設置いたしまして、地域住民等の意向を学校の運営に的確に反映し、一層地域に開かれた信頼される学校づくりに取り組んできております。平成18年度は、文部科学省のコミュニティ・スクール推進事業の2年間の委嘱を受けまして、学校運営協議会の円滑かつ効果的な運営について研究を進めているところでございます。
 このたび、研究とあわせまして、コミュニティ・スクールとしての一層具体的な取り組みを推進するため、学校運営協議会を設置する学校として指定をするものでございます。両校の指定期間につきましては、規則第3条4項の規定で4年以内となっておりますが、研究の委嘱の終了する平成20年3月31日までといたします。
 なお、規則第10条第2項に規定をされております教職員の人事に関する意見具申につきましては、今年度はその内容について研究をすることにとどめ、平成19年度の人事異動について行使することはありません。両校の学校運営協議会を実際に運営して研究を進めた成果につきましては、来年度設置を予定しております、にしみたか学園の学校運営協議会の運営に生かすこととし、にしみたか学園に先んじて指定することといたします。
 なお、指定に先立ちまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5第9項の規定に基づきまして、議案書の5ページにございます協議書、6ページから8ページにございます協議資料をもとにいたしまして、東京都教育委員会と協議をいたしました結果、9ページにございますように指定しようとする協議について異議はないとの回答を得ているところでございます。
 提案理由は以上でございます。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明が終わりました。皆様の質疑をお願いいたします。

磯谷委員

 聞き取れなかっただけなんですが、期間を平成20年3月までにしたのは、理由は何でしたか。

里吉指導室長

 18、19年度で文科省のコミュニティ・スクール推進事業の研究委嘱を受けていまして、その研究期間の終了まででございます。

磯谷委員

 わかりました。

寺木委員

 にしみたか学園に先駆けて行われて、そこに反映させるというご説明ですが、そこのあたりをもう少しくわしくお聞きしたいと思います。

里吉指導室長

 現在にしみたか学園では、3校の学校運営連絡会を一つの組織にしまして、コミュニティ・スクール委員会ということで、月1回のコミュニティ・スクール委員会を実施しております。
 来年度4月以降に学校運営協議会を設置する学校として、さらに各学校の学校運営協議会をコミュニティ・スクール委員会として、連絡調整の機関、協議機関として進めていくわけなんですが、学校運営協議会は、各学校ごとに設置をするということですけれども、運用として、にしみたか学園3校で一つの学校運営協議会として進めていくことについては、かなりの準備、あるいは内容の検討が必要になってまいります。
 そういった意味で、第四小学校と第七中学校、小・中1校ずつ前もって指定をいたしまして、小学校における学校運営協議会の進め方、中学校における学校運営協議会の進め方の研究を進めていただきまして、その成果を3校が一つになった、にしみたか学園のコミュニティ・スクール委員会に反映をしていくということを考えまして、先行して指定するものでございます。

寺木委員

 わかりました。

廣瀬委員長

 ほかにはいかがでしょうか。それでは採決してよろしいでしょうか。
 議案第38号 学校運営協議会を設置する学校の指定については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第3 教育長報告

廣瀬委員長

 引き続き、日程第3の教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 私のほうからは、平成18年の第3回市議会定例会、いわゆる9月議会のことについてご報告いたします。
 9月4日から9月29日まで会期がございまして、せんだって終了したわけでございますが、そこで、ご報告申し上げたいのは、文教委員会での報告をまずさせていただきます。
 一つ目は議案第43号で、三鷹市子どもひろば条例の一部を改正する条例。これは教育委員会においても報告されたものでありますが、この文教委員会の中で質疑応答がございまして、採決されまして、全員異議なく原案を可決すべきものと決定いたしましたということでございます。
 それから請願の第2号ですが、市内在住の私立小・中学校就学者に対する教育費助成及び市内私立学校に対する運営費助成についてということで請願が出ておりまして、この審査もございました。これは、周辺の多摩地区の自治体の状況、それからこの助成をしてきた推移といいますか、経過をもとに審査をした結果、採決がございました。文教委員会の中では賛成・反対が同数でありましたために、委員長が採決をいたしまして、不採択と決定をいたしました。文教委員会の審査の報告は以上です。
 それから決算審査特別委員会でございますが、これはもちろん一般会計等は無事認定されたわけですが、附帯意見が教育費に出ております。小・中学校における屋上・壁面緑化の調査研究を進めるとともに、普通教室にクーラーを導入することも検討することという附帯意見がついて、審査の結果、認定されているわけでございます。これにつきまして、今後検討委員会等を設置して研究を進めていくということになると思いますが、また具体的には、皆様方にお諮りしながら検討を進めていきたいと考えております。
 以上です。

柴田教育部長

 それでは私のほうから、お手元に配付いたしました三鷹市立小・中一貫教育校検証委員会の関係をご報告いたします。
 設置要綱を5月につくっておりますが、第2条の所掌事項にありますように、学校運営、一貫カリキュラム、コミュティ・スクールの実践について、各年度ごとに現状把握を行って、その成果、課題、改善方法等を検討するということと、他の中学校区に小・中一貫教育校を拡大するに当たっての課題を整理し、拡大のための実施方策を検討するという、こういう取り組みでございまして、設置期間は5条にありますように、検証委員会が設置された日からということで、本年9月21日に第1回目の検討委員会を行っております。その日から平成21年3月31日まで、約2年半にわたって検証を行うものでございます。
 メンバーは3ページをごらんいただきたいと思います。18名のメンバーで構成しておりまして、第1回目の会議のところで、正・副委員長の選出がありまして、金子郁容慶應義塾大学大学院教授が委員長になっております。それから、小島宏財団法人教育調査研究所研究部長が副委員長として選出されております。なおこの学識研究者は、教育ビジョンの策定に当たっての助言者の方が4名入って、それに加えて山田孝子電気通信大学助教授が加わっております。あとは、ここに記載のメンバーでございます。
 第1回目の会議では、にしみたか学園の取り組みの現状について、学園長、副学園長からそれぞれ報告がありまして、その後、検証委員会でどのように検証を進めていくのか、その検証事項と検証方法について協議をいたしました。
 次回は10月31日を予定しておりますが、今回いただいた意見を整理して、小・中一貫教育校開設に関する実施方策のそれぞれの方策が、にしみたか学園の教育活動の実践の中で、どのような成果が上がったかを検証するという視点でもって、今年度重点化、焦点化して検証する内容を確認した上で、具体的に検証作業を進めてまいります。
 それから、これに関連するものといたしまして、次のペーパーで、右上に平成18年9月12日付けの三鷹市教員委員会からの報告事項ということで、文教委員会に報告した資料がございます。文部科学省「新教育システム開発プログラム」採択事業、「三鷹プロジェクト」についてということでございます。
 これは文科省の18年度の新規事業として、こういうテーマの研究開発事業がございまして、慶應大学がこれに申請をして採択されたものでございまして、「三鷹プロジェクト」というのは、三鷹市の義務教育学校をテーマとしながら、その成果などを制度改革へ向けての提言として文科省に提案していくということになります。
 2のところにありますように、「三鷹市における義務教育学校」というのが、この三鷹プロジェクトのテーマでございまして、三つの視点がありまして、三鷹方式「義務教育学校」の運営と制度改革の提案、教員インターンシップの制度の設計と実施、モニタリングシステムの構築と導入ということで3か年の研究となります。
 その具体的な内容は、この資料の3ページをごらんください。「研究テーマ」というところに、それぞれ(1)(2)(3)で書いてありますが、例えば(1)のテーマでいきますと、先ほどの議題とも関係するんですが、それぞれ学校運営協議会を学校単位で指定するしかないという今の制度に対しまして、中学校区を一括して指定することの可能性や、学校ごとの教員の採用の仕組み、教員任命権者との関係とか、そういった制度改革に向けての研究ということと、(2)のところでは、これから三鷹市が進めようとしています教員インターンシップの本格的な実施に向けての研究、評価方法などを検討してまいります。
 一番重要なのは(3)ですが、これはにしみたか学園が研究の舞台となって、具体的にモニタリングシステムの構築と導入をどのようにしていくかという共同研究になるわけで、現在の学園のイントラネットの機能を発展させて、「みえる」「わかる」「いえる」という、コミュニケーションの場が常時開設されているシステムを構築していこうということとか、4ページにありますようにいろいろな調査や評価を行うわけですが、それをあまり負担をかけずに集計して、その把握と改善策策定に必要な情報が提供できるようなシステムづくりを研究していくということでございます。
 あくまでもこれは、研究主体は慶應大学でございます。金子郁容研究室ということですが、三鷹市教育委員会及び各学校も協力して進めてまいります。
 以上でございます。

竹内総務課長

 それでは、一般行政報告に移らせていただきます。総務課です。
 10ページの行事実績等報告でございますけれども、記載のとおりでございます。
 11ページでございます。行事予定等報告ですが、昨日5日木曜日、東京都市町村教育委員会連合会第4ブロック研修会が狛江市で開催をされまして、委員長にご出席をいただきました。資料等につきましては配付をさせていただいておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
 それから11日に、教育委員と市立小・中学校保護者代表との教育に関する懇談会を予定しております。
 それから16日から18日、市議会文教委員会の管外行政視察ということで、山本部長が随行する予定でございます。
 あと25日、31日と学校訪問を予定しておりますので、よろしくどうぞお願いいたします。
 以上でございます。

大島総務課総務教育センター担当課長

 教育センターでございます。12ページは記載のとおりでございます。
 13ページの行事予定等報告につきまして、1点だけ申し上げたいと思います。10月4日から10日ということで、7月31日に行われた親子郷土教室の成果報告の展示を行っておりますので、機会がありましたら、ごらんいただきたいと思います。
 以上でございます。

吉岡施設課長

 続きまして、施設課でございます。14ページの事業実績等報告、2点ございまして、工事設計の1番目、第一小学校の東側フェンス改修工事でございますけれども、こちらにつきましては、第一小学校スーパーリニューアル事業の工事の一部でございまして、工事の入札が不調になったということで、学校の運営、授業への影響を考慮しまして、影響のない東側フェンス改修工事をするということで設計をしております。
 2点目は、小・中学校の防犯カメラの設置工事でございます。こちらは9月議会で補正予算の議決をいただきまして、設計を進めております。
 次に15ページの行事予定でございますが、記載のとおりでございます。
 以上でございます。

石渡学務課長

 学務課でございます。16ページの行事実績等報告、それから17ページの行事予定等報告につきましては、記載のとおりでございます。
 この中で、行事実績等報告につきましては9月21日、そして行事予定等報告の中では9月28日の2日にわたって、三鷹市学校給食調理業務委託業者選定基準検討委員会というものを開催しております。今、お手元にその選定基準(案)を盛り込みました「三鷹市学校給食調理業務委託事業候補者募集要項の概要」というものをお配りしておりますので、お目通しをいただければと思います。
 これは、先般9月の教育委員会の中で、三鷹市の学校給食の充実と効率的運営に関する実施方針につきまして策定をいただきましたことを受けまして、これからの学校給食調理業務委託の事業候補者を募集するということとなっているところでございます。
 募集要項では、委託業者として応募したい業者には、学校給食の充実と効率的運営に関する実施方針の中の、給食に対する教育委員会の考え方を十分理解することを求めているところでございます。
 また学識経験者や校長会の協力もいただきまして、業者選定基準検討委員会を設置して、選定基準(案)も掲載するところでございます。この基準(案)では、給食の充実と食育の推進、また安全・衛生管理、そして業務遂行能力にすぐれていることを求めているところでございます。
 お開きいただきまして、3ページの9、事業者の選定というところの(1)選定基準(案)、こちらの内容でございますけれども、アで学校給食の充実と食育の推進、そしてイでは安全・衛生管理、ウで業務遂行能力ということで、こちらの基準を設定しているところでございます。内容の確認をよろしくお願いいたします。
 そのほか選定のスケジュールといたしましては、今月の中旬、間もなくですけれども、委託実施校の選定ということでございます。また、10月下旬から11月下旬には、委託の実施校の保護者への説明会を開催する予定でございます。そして11月中旬から下旬、保護者の説明会が終わった後、事業者に応募をしてもらう時期を設けまして、事業内容の説明会を開催いたします。
 また12月下旬にはプロポーザルを実施して、業者のほうから給食の委託業務に関する企画提案をしていただきます。プロポーザルを受けまして、1月上旬には事業候補者を決定し、最終的には市の入札審査委員会におきまして、1月下旬に正式に委託業者の候補として決めるというふうになっております。
 なお、委託校の選定でございますけれども、先般の校長会におきまして、委託の導入を実施したいという学校があればということで、募集をしておるところでございます。来週の火曜日までに学務課のほうにということでお願いしているところでございます。
 学務課からは以上でございます。

里吉指導室長

 指導室でございます。18ページの行事実績等報告につきまして、9月8日の金曜日でございましたが、小・中一貫カリキュラムの作成委員会、今年度第1回目を実施いたしました。昨年度開発をいたしました教科等で、残されておりました六つの教科等七つの分科会に分かれまして、夏休みを中心に作業を進めてまいりました。その中間の報告を各分科会からいただきまして、今後の方向性等について協議をし、指導、助言をしていただきました。最終的には11月の下旬には完成をして、教育委員会に提出をいただく予定でございます。
 21日の小・中一貫教育校検証委員会については、部長から報告があったとおりでございます。
 19ページの行事予定等報告でございます。9月28日の木曜日でございましたが、校長研修会ということで、アメリカンファミリー生命保険会社の創始者で、また最高顧問でもいらっしゃる大竹美喜先生をお招きいたしまして、校長対象に、「学校経営に役立つリーダーシップ論」ということでご講演をいただきました。いろいろためになるお話があったのですが、人のやらないところにあえて挑戦することに、改革の意味があるといったようなお話をいただきまして、私は一番印象に残りました。
 それから、10月3日の火曜日でございますが、みたか教師力養成講座願書の受付を始めました。きょうは委員の先生方のお手元に、3枚つづりの「みたか教師力養成講座」という資料をご用意させていただきましたので、この講座について若干ご説明させていただきたいと思います。
 この講座につきましては、平成18年11月から三鷹市教育委員会と三鷹ネットワーク大学推進機構の共同企画講座といたしまして、開講するものでございます。目的のところにもございますけれども、三鷹市の教育理念に共感をし、なおかつ使命感を持って三鷹市の子どもを任せられる実践的指導力、柔軟な対応力等を持った熱意ある三鷹市にふさわしい教員を学生の段階から養成するというものでございます。
 特徴的なこととしましては、東京都で実施しております東京教師養成塾というものがございます。また杉並区で、杉並師範館というものも今年度からスタートいたしておりますけれども、両方ともに小学校の教員希望者に限定をしているところでございますが、三鷹市では中学校の教員も養成の対象にしているということと、11月から3月までの半期を単位といたしまして、東京都の教員採用試験合格を視野に入れた実践的な講座を設けているところでございます。
 募集人員につきましては、小学校、中学校の教員希望者20名程度ということでございまして、今年度は大学3・4年生、大学院生、それから平成19年度に実施する東京都の教員採用試験を受験する予定の30歳未満というところでございます。
 この資料の4ページ目にございますが、ネットワーク大学を会場にいたしました講義・演習を毎週土曜日に15回実施をいたします。また5ページにございますが、学校を会場にいたしまして、特別教育実習を毎週2単位時間以上ぐらいで実施をしてまいります。
 現在の応募状況でございますが、3日から受け付けたということでございますけれども、電話による問い合わせは数件来ておりますが、正式な申込みは今のところまだないということでございまして、13日が締め切りであと1週間ございますので、その中で多数の申込みがあるものと期待をしているところでございます。13日まで募集を行いまして、1次選考で書類及び論文、2次選考で面接選考を行いまして受講者を決定し、11月11日から3月10日まで実施をしてまいります。
 きょうの朝日新聞に「三鷹市独自に教員養成」ということで記事が掲載されました。また9月13日には、読売新聞のほうでもやはり同じ内容で取り上げていただいております。
 以上が、教師力養成講座でございます。
 19ページ一番下の31日の火曜日でございますが、記載が漏れておりまして、申しわけございません。10月31日火曜日に小・中一貫教育校検証委員会第2回目を実施する予定でございます。
 以上でございます。

「平成18年第10回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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