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平成20年第12回教育委員会定例会会議録(3) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年7月24日 最終更新日:2009年10月2日

平成20年第12回教育委員会定例会

日程第2 教育長報告

寺木委員長

 ありがとうございます。続きまして学務課、内野課長、お願いいたします。

内野学務課長

 学務課の報告です。22ページ、23ページになります。
 22ページの実績報告ですけれども、11月18日と19日、来年度4月に開設します七小、第三中学校の、教育支援学級の保護者に対する説明会を開催いたしました。この両日は当該学区域にいらして、今、教育支援学級に通っていらっしゃる児童・生徒の保護者の方、いわばピンポイントで連絡いたしまして集まっていただいて説明会を開催しました。この点につきましては、後で工藤担当課長のほうから簡単に報告させていただきます。

寺木委員長

 お願いします。

内野学務課長

 23ページでございます。11月26日、もう終わりましたけれども、先ほどありましたが、学校給食の調理業務の民間委託、第六小学校の保護者の説明会を開催しましたので、こちらについて少し説明させていただきます。
 当日は、保護者の方、参加6名でございました。主な意見、それに対するこちらでどんなお答えをしたかということについて報告させていただきます。
 最初に主な意見ですけれども、委託化は初めのうちは業者も力を入れるでしょうけれども、次第に営利優先になってくるのではないかということが心配だというご意見がありました。これにつきましては、委託を実施している各学校で、当該学校の保護者や学校、委託業者、教育委員会事務局で、現在も運営協議会を設置しています。それと同じように運営協議会を設置して、運営に問題があれば業者に指摘をして改善を求める方法をとります。また、一定期間、3年とか5年で業者の見直しも行うということでお答えをしました。
 二つ目としては、委託化すると、設備の点検がおろそかになるのではないかということで、そういう心配をしておられました。また、効率的な運営ということで、こちらのほうでご案内などもしていましたので、人員削減のイメージがあるので、効率的なんて言葉は使うべきではないのではないかというご意見がございました。これにつきましては、委託化されても、点検は今の直営校と同じで教育委員会と学校が直接行いますので、今までと何も変更なく責任をもってこちらでやりますとお答えをしておきました。
 先ほどの効率化という点なんですけれども、これについては、三鷹市は行財政改革アクションプランというもので、民間活力の活用、効率的な行政運営ということがうたわれていて、その一環として保育園の公設民営化なども行っていますけれども、給食の調理業務の委託化もその一環として進めていることで、人員削減ではなくて、配置転換ですとかそういうことで対応するとお答えしておきました。
 あと、これまでの直営ですと、栄養職員が調理師に直接作業の指示をする方法で行っていましたけれども、この方法ではなく、作業の指示書で行うことになりますので、コミュニケーションなどの点で大丈夫なんですかというご質問がありました。
 これにつきましては、指示書で行うのは、労働者派遣法や職業安定法で禁止している労働者の派遣ではないかという疑念に対する対応で行っているもので、直接指示せずに、そのために行っているものなんですけれども、栄養職員と業者のチーフ、調理員ともミーティング等、日ごろ行っていますのでコミュニケーションも十分とれている。また、実績でも指示書で何も問題なく行われているとお答えいたしました。
 委託になりますと、経費などが削減されるけれども、それによって給食費の変更はあるんですかということもありました。これについては、保護者の方が負担していただいている給食費については、食材料費ですので、これについては委託化がされたことによっての値上げとか値下げということはありませんということで説明をしております。
 今後の日程ですけれども、12月議会で議案が承認されましたら、1月下旬に契約、来年年明け、3月の春休み中に業者の方と引き継ぎをして、4月から給食調理業務の委託を開始する予定だというご説明をさせていただきました。
 六小での、給食調理業務委託への保護者への説明については以上のような状況でした。
 続いて、同じく26日なんですけれども、幼・保・小連携事業講演会。これは前回もご報告させていただきましたけれども、後藤指導室長に来ていただきまして、小学校の先生、それから公立、私立の保育園の先生方、それから私立の幼稚園の先生などに集まっていただいて、新学習指導要領が変更になりますので、それの説明なども交えて2時間ほど講演していただいたんですけれども、受講者の感想は大変よくて、2時間では短かったという声が多くありました。
 それから、普通こういうものですと途中飽きて眠くなるんですが、そういうことが一切なくあっという間に過ぎましたという感想が寄せられていたところです。どうもありがとうございました。
 私からの報告は以上です。
 工藤担当課長から引き続いて報告させていただきます。

寺木委員長

 ありがとうございます。工藤課長、お願いします。

工藤学務課総合教育相談窓口担当課長

 それでは、11月18日、19日に行われました来年度開設予定の教育支援学級の保護者説明会の様子を簡単にご説明させていただきます。
 18日、火曜日に、第七小学校で、学務課と指導室職員が学校に出向きまして説明をしてまいりました。出席者は保護者の方が16人でございました。19日の三中につきましては8人の保護者の方に参加していただきました。学級開設の概要を説明いたしまして、学級の受け入れ態勢を各校長から説明いたしました。その後、教室の改修工事がほぼ終了しておりますので見学を行った後、質問をお受けしたという形でございます。
 実は、12月17日の水曜日、再来週になりますけれども、2回目の保護者説明会をこの教育センターで行う予定にしております。次回の教育委員会で、学校と教育センターの説明会の様子をまとめて少し詳しくご報告させていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして指導室、後藤室長、お願いいたします。

後藤指導室長

 24ページ、25ページのそれぞれ行事実績等報告と行事予定等報告につきましては記載のとおりでございます。
 なお、そちらには記載してございませんが、お手元に主任教諭の導入ということで、東京都教育委員会人事部が作成いたしました資料を配付させていただきました。既に主任教諭の導入につきましては、昨年度、三鷹市公立学校の管理運営に関する規則の改正をしていただきまして位置づけているところでございますが、平成21年4月から正式に主任教諭を任用していくということで、今年度内に選考を進めていくというものでございます。
 なお、お手元の資料につきましては、全教職員に配付したものでございますので、端的に内容だけもう一度説明させていただきます。
 まず1ページでございますが、中ほどにございますが、主任教諭の導入による学校内の双方向・組織内のコミュニケーションの向上を図るということでございますが、その下の枠組みにございますように、学校経営方針の教職員への浸透。また、教職員の意見やアイデアを学校経営に吸い上げていくなどの役割としての、双方向のコミュニケーションを活性化するために主任教諭を置くというのが一つでございます。
 二つ目につきましては、指導・監督層であります主幹教諭の補佐、また同僚や若手教員への助言・支援といった指導的な役割の職責を担うものを主任教諭として配置するというものでございます。
 なお、学校組織における主任教諭等の図につきましては、1ページの下にございますように、教諭、主任教諭、主幹教諭、副校長、校長、統括校長という形の組織図になってまいります。
 それでは開いていただきまして2ページでございます。2ページにつきましては、主任教諭の位置づけにつきまして、管理運営規則の改正の際に示させていただきました若手教員の急速な増加という、いわゆる教職員の年齢分布の表がそこに再掲されております。
 なお、その下でございますが、東京都教育委員会が考えております人材育成につきましては、下の図のとおりでございます。いわゆる基礎形成期、教諭の1年目から4年目、伸長期、教諭の5年目から8年目、そして主任教諭は充実期というところで、そこに位置づけさせていただいているところでございます。そして、校内でのOJT研修をしながら、このような形でキャリアアップを図っていきたいという考え方でございます。
 なお、3ページには、主任教諭に期待しているものということで、四つの力を示しております。この四つの力それぞれに具体的なものがございますが、主任教諭が充実期としてこのような力を当然身につけて、校内で発揮していただきたいというものでございます。
 なお、今年度内の選考を進めていく関係で、3ページの下のほうにございますが、選考・任用スケジュール(予定)でございますが、12月の上旬に受験申込締切となっておりますが、こちらははっきりとした期日は12月18日までに都教委のほうに市教委を経由して提出する形になっております。
 なお、選考等につきましては、2月の下旬に合格発表を予定しております。
 選考の実施についてでございますが、こちらはお手元に資料がなくて申しわけないんですが、受験資格につきましては、教諭、養護教諭でございます。年齢的な資格につきましては、30歳以上60歳未満。平成20年度末現在のものでございます。さらに教職経験でございますが、国公私立の正規教員を8年以上、その中で、都での正規教員の経験が2年以上となっております。ただし、今年度の教育管理職選考、主幹教諭選考に合格した者は、この受験資格からは外れます。なお、今年度の選考につきましては約1万3,500名の合格者を予定しているところでございます。
 選考にかかわる内容でございますが、一般的には選考調書、職務レポート、所属長との面談を経て、最終的にそれをもとに東京都で選考する形となっております。ただ、この中で、平成20年度、平成21年度につきましては、必置主任、生活指導主任や教務主任、そういったものを2年以上経験している者。また、東京都が進めております東京都教育研究員や東京都教員研究生、こういった一定の研修を受けた者については、職務レポートと所属長の面談を免除するという形で進める方向でございます。
 いずれにしましても来年度から主任教諭が任用されるということでございます。
 なお、その他不明な点につきましては、4ページにQ&Aで示してございますが、また何かご不明な点等ございましたら随時ご質問いただければご回答したいと思います。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございました。
 続きまして、生涯学習課、大倉課長お願いします。

大倉生涯学習課長

 26ページ、27ページでございます。26ページのほうでは、11月14日に子どもコミュニティ運営委員会が開催されました。これは昨年8月に、子どもコミュニティ推進計画が策定され、それに伴いまして、教育長が会長を務める三鷹市内で行われている地域子どもクラブの運営につきましてさまざまな協議をするところでございます。ですから、教育委員会の事務局のほうでは、指導室、それから生涯学習課、公立小学校長会、それから地域子どもクラブを運営します各代表の方々、社会教育委員さん、それから、青少年委員さん、各地域で地域子どもクラブを支援するさまざまな団体の代表の方、こういった方が集まりまして地域子どもクラブの運営の現状を報告した上で、さまざまな議論をしていくわけですが、この中で、やはり地域子どもクラブ、全市で展開を始めまして4年が経過するわけですが、やはり、その中での地域での人材の確保、こういったものが課題として浮かび上がっておりまして、こういったものを今度どうしていくか。また、どういった仕組みを導入していくかということを課題として、今後検討していくということが出てございます。
 それから、27ページのほうでございますが、11月28日、心の東京革命推進モデル事例発表会でございますが、この心の東京革命と申しますのは、東京都のほうで、心の東京革命推進協議会というのがございまして、これは松平康隆さんというミュンヘンオリンピックのときのバレーボールの男子の全日本の監督をされていた方が会長をされておりますが、家庭、あるいは地域社会、学校が互いに協力し合い、地域ぐるみで子どもを育成する取り組みを、心の東京革命推進モデルとして指定をして、それらの取り組みを他の地域で取り組む際の参考とするということで、地域ぐるみの子どもの健全育成を広めるということを目的で行っているわけです。その推進のモデルに三鷹市の三中学区で例年やっております「おはようdeはじめよう」というあいさつ運動がございますが、これが東京都のモデルに選ばれまして、先般この三中学区の三中、五小、高山小のPTAの会長さんが東京都の都民ホールに参りまして、多くの方の前で、ご自身たちが実践されている活動についてプレゼンテーション、紹介をしてきたところでございます。
 特に賞という形でもらえるわけではないのですが、このようなモデル事例集という冊子がつくられまして、こういったものがこれから都内に配付されまして、それによりこういった活動をしているんだという参考事例として活用していただこうということでございます。
 中ほど、11月29日、東京都の薬物乱用防止ポスター・標語表彰式がございますが、東京都の薬物乱用防止推進三鷹地区協議会という市民の皆さんの団体がございまして、そこで毎年、市内の中学生を対象に、薬物乱用防止のポスター・標語の募集を行っているところです。今年も夏休みに書いてもらうということで、各中学校から97点のポスターにつきまして応募があったわけです。その中で、三鷹市の中での会長賞、トップということで1点選びまして、そのほか入選、佳作、計16点を選んだんですが、そのうちの会長賞につきまして、東京都のほうに送りまして応募いたしました。結果として東京都内では私どもは1点しか送っていないわけですが、トータルでは6,752人の応募がありまして、その中で最優秀1名、優秀3名、優良5名、これが表彰されるわけですが、第五中学校の木村澄黎さんという1年生の生徒さんが三鷹市内の会長賞となり、それを出しましたところ、都の優良賞を受賞いたしました。その関係で、この日に表彰式がありまして本人ともども受賞をしたところでございます。
 なお、都の受賞作については、12月16日から19日まで、都議会の議事堂の都政ギャラリーで、そして、来年の2月2日から6日までは、三鷹市のこの会長賞をはじめ入選作については、市役所の1階のロビーで啓発とともに展示をするということになってございます。
 それから、11月30日、おかげさまをもちまして10月26日から開催しておりました市民文化祭が無事に閉幕をしました。
 最後に、12月20日には文化財講演会ということで、これはエコミュージアム事業の一環としまして、今回は中近東文化センターの施設をご紹介するとともに、そこで講演会を実施しようという企画でございます。講演会とともに、この時期に展示をしています附属博物館の展示物についても、学芸員の方に解説をいただいた上で、皆さんで見学をしようという企画でございます。
 私のほうからは以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、スポーツ振興課、中田課長、お願いいたします。

中田スポーツ振興課長

 スポーツ振興課、28、29ページでございます。
 28ページの実績等につきましては記載のとおりでございます。
 29ページ2点ほど報告させていただきます。
 中ほど11月30日、日曜日ですけれども、総合型の地域スポーツクラブ三鷹ウエストのスポーツ祭が、井口小学校の体育館と校庭で開催されました。好天の中で、第二小学校吹奏楽の演奏を皮切りに、校庭ではニュースポーツ、体育館ではソフトバレーボールなどを行いまして、小学生から大人の方まで369名の参加がありました。
 12月4日には第17回の三鷹市民駅伝大会第2回の実行委員会を開催いたしました。今回は、140チームの募集のところ214チームの応募がございまして、大会会長及び三鷹警察、実行委員会等と慎重な協議をいたしまして、200チームの参加ということで抽選をさせていただきまして、実行委員会では特に安全な運営についての検討・協議を行ったところでございます。
 スポーツ振興課は以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。続きまして、社会教育会館、小田館長、お願いいたします。

小田社会教育会館長

 30、31ページ、記載のとおりでございますけれども、本日、席上に配付されております「みたかの教育」の裏面に、明日、明後日、2日間にわたって開催されます三鷹市社会教育会館のつどいがございますので、改めてご紹介させていただきます。よろしくお願いいたします。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。続きまして図書館、八代館長、お願いします。

八代図書館担当部長

 最後になりましたが、図書館からご報告申し上げます。
 32、33ページでございます。32ページの行事実績等報告につきましては記載のとおりでございます。
 33ページ、行事予定でございますけれども、12月の一般テーマ図書につきましては、「冬を楽しもう!」ということで予定をし、既に開架しているところでございます。
 また、下から2行目、21日の日曜日につきましては、郷土史講座を本館で開催する予定でございます。タイトルは「三鷹の古墳」ということで、講師には立正大学の文学部教授、また三鷹市の文化財保護審議会委員の池上先生をお招きして、先日、国立天文台古墳で出土いたしました須恵器等の概要と、三鷹、多摩地区に主に古墳がつくられた歴史的背景などについて講座を予定しているところでございます。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございました。
 以上で報告は終わりました。たくさんのご報告ありがとうございました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
 ご質問、ご意見がないようですので、日程第2 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成20年第12回教育委員会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。

午後 3時40分 閉会

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