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平成18年第1回教育委員会定例会会議録

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2006年9月6日 最終更新日:2009年10月2日

平成18年第1回教育委員会定例会

開催年月日

平成18年1月6日 金曜日

出席者(5名)

委員長 廣瀬正宜
委員 寺木幸子
委員 磯谷文明
委員 秋山千枝子
教育長 貝ノ瀬滋
欠席者(0名)

出席説明員

教育部長 柴田直樹
調整担当部長・総務課長 高部明夫
生涯学習担当部長・総合スポーツセンター建設準備室長 山本博章
総務課教育センター担当課長 大島克己
施設課長 吉岡則明
学務課長 石渡裕
指導室長 里吉武仁
指導室教職員担当課長 工藤信行
生涯学習課長 深谷澄夫
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備担当課長 中田清
社会教育会館長 小田俊雄
社会教育会館調整担当課長 狩家雅昭
図書館長 若林寛
図書館三鷹駅前図書館担当課長 赤木勢津野
統括指導主事 川崎知已
三鷹市教育委員会事務局職員副参事 石川一美
主事 高松真也

議事日程

平成18年1月6日 金曜日 午後2時開議

  • 日程第1 議案第38号 三鷹市個人情報保護委員会への諮問について
  • 日程第2 議案第1号 三鷹市公立学校の管理運営に関する規則の一部改正について
  • 日程第3 議案第2号 平成18年度中学校心身障がい学級使用教科図書の採択について
  • 日程第4 教育長報告

午後2時05分開会

廣瀬委員長

 ただいまから平成18年第1回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、秋山委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。

日程第1 議案第38号 三鷹市個人情報保護委員会への諮問について

 日程第1議案第38号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 委員の皆様のご質問、ご意見等、お願いしたいと思います。

寺木委員

 この議案につきましては、もう少し慎重な審議をしたいと思いますので、継続審議でお願いいたします。

廣瀬委員長

 ただいま、寺木先生から継続審議というご意見がありました。議案第38号 三鷹市個人情報保護委員会への諮問について、もう少し時間をかけて調査したいと思います。本日のところ、継続審議としたいと思いますが、ご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めまして、そのように決定いたします。

日程第2 議案第1号 三鷹市公立学校の管理運営に関する規則の一部改正について

廣瀬委員長

 日程第2議案第1号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

高部調整担当部長

 議案資料の4ページをごらんいただきたいと思います。
 この議案は、三鷹市立小・中一貫教育校構想に関する基本方針及び三鷹市立小・中一貫教育校の開設に関する実施方策に基づきまして、平成18年4月の開設を予定しております小・中一貫教育校の組織運営体制について規定するため、管理運営規則を改正するものでございます。
 小・中一貫教育校として、款を一つ設けまして、第7款とし、3箇条追加しております。
 内容でございます。第29条は、小・中一貫教育校の設置、定義規定でございます。第1項に規定しておりますように、「保護者、地域住民等の学校運営への積極的な参画を得ながら、小中学校が一貫性のある教育課程の下で連携して教育を施すために必要と認めるときは、小・中一貫教育校を置くことができる」という規定を設けております。
 この小・中一貫教育校を学園と称しまして、この学園を構成する小中学校を教育委員会が指定をしたときは告示をすると。広く一般に知らせるということにしております。
 学園には、学園長及び副学園長を置くこととしておりまして、いずれも学園を構成する小中学校の校長から教育長が指名することとしております。
 第30条は学園長についての規定でございますけれども、学園長は学園を代表し、学園の事務全体を掌理する、すなわちつかさどることとしております。この学園の事務といいますのは、学園としての教育目標の策定ですとか、組織運営全体に係ることをとらえております。また、実施方策の中で検討されました学園運営委員会ですとか教務委員会、生活指導委員会など、具体的な組織等につきましては、教育委員会の承認を得て学園長が置くことができるという規定を4項に設けているところでございます。
 次の第31条は、副学園長に関する規定でございます。学園長とともに学園の事務を掌理することとしております。また、学園長に事故があるときは、その職務を代行する規定を入れております。
 この規則は、平成18年4月1日から施行することとしております。
 なお、お手元に、参考としまして、告示文案をお配りしていると思います。学園の名称、呼称、呼び名という形になりますけれども、あるいは、先ほど、規則で規定されました構成する学校の指定というものを告示という形式で行うということで、このような告示文案を考えているところでございます。
 内容としましては、「1 学園を構成する小学校及び中学校」ということで、18年4月から当初スタートする二中学区の3校、第二小学校、井口小学校、第二中学校ということを指定して告示をするということでございます。
 学園の名称、いわゆる呼び名につきましては、現在、コミュニティスクール委員会で公募をしておりまして、これから会議を予定されます開設準備検討委員会での選定を経まして、最終的に2月上旬において教育委員会で定めることとなっておりますので、今現在は、空欄になっております。
 告示という形式ですので、教育委員会名ですけれども、教育長専決ということになりますけれども、次回の2月の教育委員会におきまして、具体的に学園の名称の入りました告示案を改めて報告させていただきまして、その上で最終確定をしていきたいと考えているところでございます。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

磯谷委員

 この規則そのものではないんですが、法令による校長の権限と、学園長、副学園長の権限との調整などについては、これは別に何か規則を置かれるのでしょうか。

高部調整担当部長

 三鷹市の場合の小・中一貫校につきましては、ご指摘のように、既存の学校教育法に基づく学校をそのまま存置する中での小・中一貫教育校、連携をして一貫した教育をしていくという発想ですので、学校教育法なり地教行法に基づく、校長そのものの職務、本務については、このことによって基本的に影響が出るとかということは想定しておりませんで、既存の法令に基づく職務がそのまま実施されると思っております。
 今度は学園という一つの単位になりますので、その中においていろいろな調整事項が出てまいりますので、そういう部分について、学園長、副学園長として、実際、今度は校長がそこに新たな職務としてかかわってくるということですので、この学園長、副学園長という職を置くことによって、今までの校長の権限なりが縮減するとか、影響を受けるということではございませんで、そのまま並行していくと考えております。
 ただし、将来的には、小・中一貫教育校そのものが、例えば、法令の中に位置づけられて、新たな権限が生じたときには、やはり一定の調整が必要になってくるかなとは考えております。

磯谷委員

 確認ですけれども、この30条の3項で、学園長は学園の事務を掌理するとありますが、この学園の事務というのは、学園を設置したことで新たに発生する事務を掌理すると、こういう理解でよろしいですか。

高部調整担当部長

 そのとおりです。

廣瀬委員長

 ほかにはいかがでしょうか。よろしいですか。
 ほかにご質問、ご意見等なければ採決いたします。議案第1号 三鷹市公立学校の管理運営に関する規則の一部改正について、これを原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第3 議案第2号 平成18年度中学校心身障がい学級使用教科用図書の採択について

廣瀬委員長

 日程第3議案第2号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

里吉指導室長

 議案第2号 平成18年度中学校心身障がい学級使用教科用図書の採択について、ご説明いたします。
 平成18年度の心身障がい学級で使用いたします教科用図書につきましては、議案書の8ページにございますように、平成17年8月23日に開催されました教育委員会臨時会で採択をいただいているところでございます。その後、東京都教育委員会から、第一中学校ふじみ学級で使用する予定の書写の『知識ゼロからのみるみる字がうまくなる本』、この図書につきまして供給不能との通知がございました。理由としては、在庫不足で来年度供給できないということでございました。これに基づきまして、再度、第一中学校に使用希望図書を検討させまして、変更後の図書についての採択をお願いするものでございます。
 議案書の7ページをごらんください。採択をお願いする教科用図書につきましては、種目、書写、発行者は学習研究社、図書名『小学生の新レインボー漢字読み書き字典』、単価が1,300円でございます。よろしくお願いいたします。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明が終わりましたけれども、皆様のご質疑、コメント等いただきたいと思います。

寺木委員

 先ほど拝見いたしましたが、漢字を習うということについては十分に条件が整っていて、また、イラストも非常に見やすく、中学校のふじみ学級で使うということですが、外国の方が日本語を勉強するときも使えそうなもので、私はとてもいいと思いました。

廣瀬委員長

 そうですね。「小学生の」と書いてあるものを中学校で使うということでいかがかということがあるかもしれないけれども、ふじみで使うのには非常によくできた教科書だと私も思います。外国人に教える場合にも、この学習研究社の本は参考書として使っているほどです。書き順も見やすいし、字の形を整える場所もきちんと書いてあるし、用例が豊富で、成り立ちについての説明も簡潔でわかりやすいということで、非常によくできたものだと思うので、よいと思います。
 ほかにご質問、ご意見等なければ採決いたしますが、よろしいですか。
 それでは、議案第2号 平成18年度中学校心身障がい学級使用教科用図書の採択については、原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

「平成18年第1回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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