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市長あいさつ

作成・発信部署:企画部 市長室

公開日:2020年5月29日 最終更新日:2020年5月29日

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三鷹市長 河村 孝

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新型コロナウィルスに関する市長からのメッセージ

 三鷹市長の河村孝です。

 令和2年5月25日に、東京都において緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルス感染症対策は、大きな転換期を迎えています。振り返ってみると、令和元年12月に中国河北省武漢市で新型コロナウイルス感染症が確認されて以降、感染が国際的に拡大し、この間、薄氷を踏む思いで、瀬戸際の対策を講じてきました。

 国内の感染者数が増加し始めたのは3月上旬ですが、市は、それに先立つ2月21日に「三鷹市新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置しました。日々刻々と状況が変化する中で、市議会をはじめとする関係者の皆様の声に耳を傾け、職員と議論を交わす中で、小・中学校の一斉休校、公共施設の利用休止、市主催の事業やイベントの中止や延期など、市民の皆様の生活に大きな影響が生じる方針の決定をさせていただきました。この決断を後押ししたのは、爆発的な蔓延を防ぎ、一日も早く日常生活と活気に満ちたまちを取り戻したいという切実な思いです。

 一方、令和2年4月7日に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出され、全国的にも一気に緊張感が高まりました。外出自粛や営業自粛が要請され、他人との接触機会を極力低減するように求められる中、生活や事業継続への不安が募り、緊急事態宣言が解除されて、なお「コロナ疲れ」という声さえ聞かれるほど、日本中が閉塞感に包まれています。

 こうした状況への対応として国や東京都が様々な支援策を講じていますが、市民の皆様に明日への希望を抱いていただくためには、基礎自治体としての三鷹市が、暮らしに密着したきめ細かな施策を、思い切った財政出動によって積極的に進めていくことが必要です。そのため、「新型コロナウイルス感染症 緊急対応方針」の第1弾と第2弾をとりまとめ、マスクや消毒液等を調達し、必要とする事業所等へ配付するほか、中小企業向けの融資あっせん制度の要件を緩和するなど、予備費等を活用しながら、先行した取組を進めてきました。さらに、国の補正予算に関連した「特別定額給付金」と「子育て世帯への臨時特別給付金」、市の単独事業としての「子どものための給付金」と「小規模事業者経営支援給付金」のように、早急に対応すべき施策については、市議会のご理解をいただきながら、補正予算の専決処分を行い、スピード感を持って取組を進めてきました。

 その上で、対応方針でお示しした取組を着実に推進するため、こうした取組の考え方を総括的に申し上げさせていただきます。

  第1は、「市民のセーフティーネット確保」に向けた取組です。
 市民の皆様の命と暮らしを守るのは、三鷹市の責務です。そのため、PCRセンターを設置し、早期発見、早期治療に繋げていくための基盤を整備します。三鷹市医師会と連携しながら、市民の皆様の不安の解消を図るとともに、二次感染を防止しつつ、医療崩壊の危機を回避するため、周辺の安全対策に十分に意を用いながら整備・運営を行います。 
 また、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯に対し、国民健康保険の傷病手当金の支給、国民健康保険税や介護保険料の減免を行うほか、納税が困難な場合は市税の徴収猶予を行うなど、生活状況に配慮したきめ細かな対応を図ります。 

 第2は、「中小企業及び協働事業者の経営継続」に向けた取組です。
 収益が減少し、経営状況の悪化に直面している事業者支援の一環として、株式会社まちづくり三鷹と連携し、市内飲食店の宅配事業を実施します。その際には、収入が減少している学生等を配達員として雇用するなど、相乗効果のある取組としていきます。
 また、三鷹市立アニメーション美術館(三鷹の森ジブリ美術館)の再開に向けては、入館者数を大幅に制限するなど十分な安全対策を講じながら、子どもを中心とした三鷹市民に限定した「プレオープン」を通して、運営を支援します。

 第3は、「子どもたちの支援」に向けた取組です。
 三鷹市が感染症拡大防止の観点から登園や利用の自粛を要請したことに伴い、保育料等が減収となっている保育施設があります。減収補填を行うことで継続的な施設運営を支援します。 

 第4は、「小・中学校の児童・生徒の学習支援」に向けた取組です。
 休校が長期化した小・中学校については、6月1日から段階的に教育活動を再開することとしました。感染防止対策などの安全面や子どもの心のケアにも十分配慮しながら学びを保障し、学校教育の日常が一日も早く戻るよう取組を進めていきます。それとともに、児童・生徒1人1台のタブレット端末等の配備などを通して、家庭学習も含め、個別最適化された学びを実現するための環境を整備します。
 また、既に実施しているオンライン学習に関しては、通信環境が整っていない家庭もあることから、当面、端末等を貸与し学習環境を確保します。

  第5は、「高齢者・障がい者の支援」に向けた取組です。
 在宅生活を余儀なくされている高齢者の皆様へは、ストレスを少しでも軽減していただけるよう、市内飲食店の宅配・テイクアウト等の利用助成を行います。
 また、介護や障がい福祉の通所・訪問サービスでは、「利用控え」によって事業者の経営状況が悪化していることから、早急に運営の支援を実施します。さらに、従事職員お一人おひとりに、感謝の意を込めて商品券を贈呈するなど、高齢者・障がい者の暮らしを支えるサービス環境の維持に向けた支援を行います。

 第6は、「市民の感染症予防」に向けた取組です。
 安全に行政サービスを提供するための一環として、5月から、電話対応での「ゆりかご面接」を再開していますが、あわせて、妊娠中の皆様の衛生資材の購入やタクシーでの移動を支援するため、子育て応援ギフト券を拡充します。
 また、家庭系ごみ指定収集袋の減免申請及び交付を郵送で行うなど、手続きの郵送化により、窓口来庁による感染リスクの軽減を図ります。

 第7は、「市民サービスを継続するための環境整備」に向けた取組です。
 庁内における感染症拡大のリスクを軽減するため、在宅でも職場と同様のシステムで執務可能なテレワーク環境を整備し、災害時等における事業継続や柔軟な働き方に対応した活用を図るほか、オンライン会議が可能なタブレット端末を配備します。

 以上のような取組を進める一方で、市制施行70周年事業を令和3年度に延期するなど、年内に実施を予定していたイベントを原則として自粛するとともに、市議会からお申出をいただいた諸経費の削減や、自治体クラウドの契約差金などを合わせ、新型コロナウイルス感染症対策の財源に振り替えます。また、市の独自施策に当たって、新たに創設された国や東京都の交付金を有効に活用するほか、財政調整基金に積立てを行うなど、今後想定される厳しい財政運営への備えについてもしっかりと対応することとします。 

 新型コロナウイルスに関する取組の考え方は以上のとおりですが、対策はこれが全てであるとは思っていません。緊急事態宣言が解除され、市内の公共施設についても、施設ごとに適切な対策を講じながら、利用の再開に向けた取組を段階的に進めていきます。また、第2波、第3波に見まわれる可能性も否定できません。これからが、正念場と認識しています。三鷹市としても、状況の変化を的確に見極めながら、緊急対応方針の第3弾、第4弾と、適宜、的確な対応を図っていく必要があると考えています。

 市民の皆様、市議会議員の皆様、そして職員の皆さんとともに、新型コロナウイルスという見えない敵との闘いを乗り越え、「明日のまち三鷹」を切り拓いていきたいと考えています。

令和2年(2020年)5月29日

三鷹市長 河村 孝

ようこそ三鷹市のホームページへ

 令和2年度は、『第4次三鷹市基本計画(第2次改定)』や個別計画などの各施策を具体化し、市議会や市民のみなさんのご理解をいただきながら「決断」し、共感を得て「実行」していく年度となります。新時代「令和」の幕開けを第7代三鷹市長として迎え、私は、自治体間競争を勝ち抜くために、将来を見据えたビジョンを示し、施策を重点化する中で、積極果敢なまちづくりを進めていきたいと考えています。そして、新たな賑わいの創造と活性化を通して、市内外の人や事業者が三鷹市に魅力を感じ、興味を持ってまちづくりに参画していただく好循環を生み出し、三鷹のブランド力を高め、さらには、税収増と安定した財政運営へとつなげていきたいと思います。今、三鷹市は、将来のまちづくりを展望する中で、市民サービスの在り方自体を抜本的に見直す大きな転換期を迎えています。私は、この抜本的な変革を伴う、新たな挑戦を「令和の大改革」と位置付け、きめ細かく地域課題を捉えながら、改革を実行していきたいと考えています。

1.『第4次三鷹市基本計画(第2次改定)』と各個別計画に基づく施策の推進

 甚大な被害をもたらす自然災害から市民のみなさんの暮らしを守り、三鷹の魅力を高める「質の高い防災・減災まちづくり」を施策推進の基本理念とし、すべての施策に防災・減災の横串を通し、「都市再生」と「コミュニティ創生」を中心に事業展開を図ります。また、国際連合が掲げる「SDGs」の理念を踏まえた、誰一人として取り残さない持続可能なまちづくりを推進します。

成熟した都市の質的向上をめざす「都市再生」

 防災拠点に必要な機能、目標とする水準などを『防災都市づくり方針(仮称)』として策定するとともに、『三鷹市地域防災計画』を改定し、各防災拠点の機能を見直し、連携を強化することで、面的な防災都市づくりを推進します。
 重点的な取り組みとしては、三鷹駅前が子どもの笑顔と夢であふれる空間となるように、「子どもの森(仮称)」のイメージコンセプトを基礎とする「三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業」を推進します。

ともに支えあう地域社会を生み出す「コミュニティ創生」

 市民のみなさんの声に耳を傾け、共感を得ながら市政に反映し、市民本意のまちづくりを進めるため、市民ボランティアで構成する「参加と協働支援チーム」を新たに設置し、市職員も参加しながら地域の課題発見と解決を主体的・日常的に図る、参加と協働のまちづくりの取り組みを推進します。
 子ども・子育て支援や高齢者支援施策の分野では、人財の確保と育成に向けて、三鷹市に魅力を感じ、生きがいをもって働けるよう、処遇改善やキャリア形成への支援などを行います。
 学校教育の分野では、保護者や地域で活動している方々の参画を得て、地域の力を生かした創意工夫と特色ある学校運営をさらに発展的に展開するため、学校を核とした「スクール・コミュニティ」の推進に取り組みます。

◆特に重点を置いた施策

  • 待機児童の解消に向けた緊急対応
     私立認可保育園の開設支援による定員拡充に加え、多様な施策を組み合わせて創意工夫を図りながら早急な対応を進めます。また、学童保育所についても、今後の利用ニーズを見据え、民間賃貸物件の活用など多角的な視点から検討を進めます。
  • 三鷹市市制施行70周年事業
     三鷹市は、今年11月3日に市制施行70周年の節目を迎えます。「新時代への飛躍―輝く三鷹の未来に向けて」をテーマに、市民のみなさんに70周年を実感し、共感していただくため適切な時期での実施を検討していきます。
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 
     昭和39(1964)年以来2回目の東京開催となる世界的なイベントを市全体で盛り上げ、記憶に残る素晴らしい大会となるように取り組みます。

2.「都市経営」の視点に立った持続可能な自治体経営の推進

 市の資産や民間活力を含めた地域資源を有効活用し、まちの活性化を通して魅力や価値を高めていく「都市経営」の視点を加え、行政サービスの質と量の適正化など行財政改革を推進します。

 皆様のご理解とご協力をいただきながら、「令和の大改革」を断行し、子ども達の笑顔が輝き、いきいきとしたまちとして更なる活性化が図られるように、「明日のまち・三鷹」の創造に向けて、誠心誠意、努力していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上、ご挨拶とさせていただきます。

 

令和2年(2020年)5月

 三鷹市長 河村孝

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〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-45-1151(内線:2011) 
ファクス:0422-48-2593

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