ここから本文です

三鷹市食品ロス削減研究会の報告について

作成・発信部署:生活環境部 ごみ対策課

公開日:2022年5月17日 最終更新日:2022年8月1日

食品ロス削減のための研究を行いました

日本国内で発生する食品ロス(本来食べられるのにも関わらず捨てられた食品)は年間522万トン(令和2年度)と推計され、世界の食品援助量の約2倍の量の食べられる物が廃棄されています(国民一人当たりにすると、毎日お茶碗1杯分)。そこで、家庭から発生する食品ロスの削減を推進するため、公益財団法人流通経済研究所と連携して食品ロス削減に関する研究を行いました。

本研究にあたっては、三鷹市と流通経済研究所を実施主体とした「三鷹市食品ロス削減研究会」の中で、有識者・担当官庁からの各主体の行動変容に結びつくような情報の提供を行いました。また、食品ロス削減のための各主体の役割、削減の方法等について意見交換を行い、行動変容を促すための手法等を検討しました。

研究会での検討結果などを踏まえ、令和3年度に「三鷹市食品ロス削減研究会報告書」を作成しました(関連文書参照)。

三鷹市食品ロス削減研究会について

実施主体

公益財団法人流通経済研究所、三鷹市生活環境部ごみ対策課

参加者

フードバンクみたか、多摩南生活クラブ生活協同組合まち三鷹の会員など

外部講師

松野 弘  氏(現代社会総合研究所所長・大学未来総合研究所所長)

環境省、消費者庁

開催回数

全4回(令和3年8月19日、1019日、1122日、令和4年2月17日)

研究会参加者からの主な意見

・行政が啓発や取り組みを促すことも大事だが、市民は同じ立場の市民から提案されたほうが、「自分たちと同じ立場の人でもできる/やっている」と思い、やる気になる。

・何か自分たちでグループを作って市と連携ができれば、より良い形になっていくのではないか。

・市民に広く食品ロス削減に取り組んでもらうには、垣根が低いこと、楽しめること、活動を通じて何か気づきがあることが大事である。そうした参加の場を、食品ロスをはじめとする既存のさまざまなエコについての活動・ネットワーク同士が連携して提供していくことが重要ではないか。

研究会参加者等からの提案例

・スーパー等との連携による「てまえどり」のPR

・冷蔵庫クリーンアップデーの周知・実施

・サルベージパーティの開催、エコレシピコンクールの実施

・フードバンクみたかと連携したフードドライブの推進 など

三鷹市食品ロス削減研究会報告書について

研究会でのこれらの検討結果などを踏まえ、「三鷹市食品ロス削減研究会報告書」を作成しました(関連文書参照)。

報告書のまとめ

家庭系食品ロスの削減には、一人ひとりの主体的な行動が不可欠です。また、市民の皆さまが相互に行動を促すことで、行政が行う以上の効果が期待できます。

そこで、食品ロス削減問題に取り組む姿勢を有するメンバーが中心となり、既存のさまざまな活動・ネットワークと連携して、より多くの市民が気軽に楽しく参加できる食品ロス削減の活動の場の提供及び支援の手法等について検討を行っていきます。

添付ファイル

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe社のホームページ(外部リンク)から無料でダウンロードすることができます。

このページの作成・発信部署

生活環境部 ごみ対策課
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9613 
ファクス:0422-47-5196

ごみ対策課のページへ

ご意見・お問い合わせはこちらから

あなたが審査員!

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

  • 住所・電話番号などの個人情報は記入しないでください。
  • この記入欄からいただいたご意見には回答できません。
  • 回答が必要な内容はご意見・お問い合わせからお願いします。

集計結果を見る

ページトップに戻る