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第87回 イカル(鵤 スズメ目アトリ科)

作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課

公開日:2018年8月15日 最終更新日:2018年8月15日

画像:地上で餌を探すイカルの群れ(拡大画像へのリンク)

地上でトウカエデの種を採餌するイカルの群れ

(画像クリックで拡大 50KB)

黄色いくちばしが目印

 イカルは全長23cm、写真のように黄色い大きなくちばしが目立つ大きめの小鳥で、頭部と背面、尾羽は濃い青、その他の部分が灰色、脚が桃色です。姿形は飼い鳥として親しまれている文鳥(ブンチョウ)に似ています。

 このブンチョウやシメ、前回ご紹介しましたウソとも近縁のアトリ科の鳥で、植物の種子などを好んで採餌し、昆虫類なども食べます。大きなくちばしで、カエデやケヤキ等の堅い種子をぱりぱりと音を立てて啄んでいることが多いです。最初のうちは樹上で採餌し、樹上にあまり種子がなくなると、写真のように地上で落ちているものを採餌します。群れで地上に降りていることが多いのは外敵をいち早く見つけるためでしょう。

     

画像:イカル(後ろはシメ)(拡大画像へのリンク)

シメと一緒に地上で餌を探すイカル

(画像クリックで拡大 56KB)

 関東の緑の多い場所、例えば高尾山などでは一年中見ることができますが、三鷹市内では、野川公園や井の頭公園などの大きな面積の樹林地があるところで冬季に見かけることが多いです。

 「キキーコキー」と聞こえる口笛のような音質の大きな声で鳴きます。この声が聞こえれば、イカルがいることがすぐにわかります。筆者は、この鳴き声を「お菊二十四~」と聞きなす、と図鑑にあったので、そう覚えましたが、ちょっと時代を感じさせます。この他にも「赤いべっこー、黄べっこ」(べこは東北地方の「牛」の方言)などがあります。聞きなしを知ってさえずりを聞くと、なるほどと思うことも多いです。鳥の鳴き声の聞きなしや、鳥の呼び名は地方によっても異なり、本当に様々なものがあります。参考文献(下記)の「野鳥の事典」にはそうしたことも細かく記載されており、私たち日本人がそれぞれの地方で鳥のさえずりと親しんできたことを感じさせます。

参考文献
  • 都会の生物 藤本和典解説 小学館
  • 野鳥の事典 清棲幸保著 東京堂出版

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