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高山小学級数増への対応に関する説明会質疑応答

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2015年12月28日 最終更新日:2015年12月28日

 三鷹の森学園三鷹市立高山小学校の今後の学級数増への対応に関する説明会質疑応答について、要旨を公開します。

校舎について

要望1

 渡り廊下は給食動線にもなるので防塵対策はしっかりしてください。使用する給食のワゴン等も十分に検討してください。

要望2

 渡り廊下から新校舎の接続部分は新校舎の廊下部分のところに持ってきた方が昇降口周りに余裕がもてると思いますので、検討してください。

要望3

 同じく新校舎の昇降口の周りに独立柱がありますが危険ですので、補強梁を入れてその部分の柱をなくすか、小壁をつけて危なくないように考慮してください。

要望4

 現在、校舎西側のスプリンクラーは風向きにより近隣住宅に影響が出ることもあり、使用が制限されています。新校舎の工事が始まると使えるスプリンクラーの数が少なくなってしまいますので、工事着工前にスプリンクラーの改修工事をぜひお願いします。

要望5

 教室の西日対策を検討してください。

質問1

質問
 校舎と植込みの間の距離、一番細いところと広いところの具体的な距離を教えてください。
回答
 正確な数字は持っていませんが、道路幅は約4メートル程度、植栽が4メートル程度以上、そこから防球ネットと防砂ネットがありますので、広いところであれば10メートル強~十数メートルあると思います。これから大きくずれることはそれほどないと思います。

質問2

質問
 運動場の面積をなるべく増やすために、時限付き新校舎をより東側にずらすことはできないのでしょうか。
回答
 大きな植栽がありますが、こちらは緑地帯の確保という面からも継続していく必要があります。また、近隣の方との関係もありますので、これが最大限東側に寄せた状況と考えております。

質問3

質問
 校庭の砂埃対策として、新校舎への防砂ネットの設置などの対策がとられるのかを教えてください。
回答
 防砂ネットは一つの選択肢かと思いますが、見通し等含めて適切かどうか判断したいと思います。また、今回はスプリンクラーについても改めて整備をする予定ですので、合わせて防砂上の対策をしっかり図りたいと考えております。

工事について

質問1

質問
 工事期間中、児童の登下校時に工事車両の出入りはないように工事を進めていただけるのでしょうか。
回答
 市の考え方としては朝の登校の時間帯は工事車両が通らないような形にしたいと思います。ただ、下校時については学年によってバラバラになることがありますので、学校と調整をしながら工事車両をできるだけ減らすようなことや、あるいは出入りの時間帯を調整するというようなことで進めさせていただきたいと思っております。

質問2

質問
 工事中の騒音についてですが、近隣はもちろん、子どもたちの授業の妨げになることに対してどういう対策をとっていらっしゃいますか。
回答
 大きな重機を使ったりするときに騒音が発生しますので、仮囲いをするエリアについては鋼板の仮囲いを設置します。また、足場に防音シートを張り、音をできるだけ洩らさないようにいたします。
 重機についても低騒音型の重機の使用や、大きな音が出るような工事、授業に差し障りがあるような工事があれば工程を調整して、土曜日に実施するといった工夫もしていきながら、授業への影響ができるだけ少なくなるように進めてまいります。

質問3

質問
 今、偽装問題が騒がれていますが、きちんとした会社に工事をしていただけるのでしょうか。
回答
 本工事については、これから実施設計、詳細設計を経てから工事業者を決めることになります。当然、事前に資格要件を明確にした上で、こちら側が設計した内容を順守しながらしっかりとした工事をしていただける業者、安全性についてしっかりと守りながら工事ができる業者に依頼していくことになります。

校庭の利用、遊び場の確保について

質問1

質問
 クラスが増えてかつ校庭が減ってしまいますが、体育の時間、休み時間、運動会への影響がでないようにどのような対応を考えていらっしゃるでしょうか。
回答
 現在校庭にある様々な遊具を移設したり、体育館を遊び場として活用するなど学校敷地全体の利用を学校とも十分相談しながら、子どもたちが活動できる場をしっかりと確保していきたいと思っています。また校庭の南門から左に曲がってピロティまで続く通路についても校庭としてなるべく一体的な整備をしながら校庭の広さを確保することを考えております。
 体育については一学級、多くても合同で二学級なのでそれについては大きな問題は当面生じないと思っています。
 休み時間の使い方としては学年等で分けて、体育館と校庭、あるいは中休みと昼休み、放課後や朝の時間もいろいろと活用をしながら、子どもたちの運動量が減らないような工夫を考えていきたいと思います。
 運動会については、29学級とピークになった時の児童数を考えると900~1000人の子どもたちとその保護者が校庭に入るわけなので、今と同じような展開では運動会はできないだろうと考えております。ただ子どもたちが楽しみにしている運動会ですので、何としても敷地内でできる限り工夫をしていきたいと思っております。ただし、保護者の方が見学するスペースについては大幅に制限されることになってきますので、それについてはご協力をいただかなければならないと考えています。

質問2

質問
 南門からピロティに向かっての道を校庭と一体としての整備というお話がありましたが、具体的なプランがありますでしょうか。工事の概要について後日説明していただけるのでしょうか。
回答
 具体的な案に関しましては今後の実施設計の中でどういったものが適切なのかということも含めて検討してまいります。今のところコンクリート素材になっておりますので、既存のグラウンドと同程度の素材のものと考えておりますが、これから実施設計の中で詰めてまいります。
 今後、段階を追った説明会などもご要望いただいておりますので、そちらを通じて丁寧にご説明をさせていただきたいと考えております。

要望1

 近隣の公園などではボールを使う活動をしてはいけないとか、かなり制約がかかっている現状があります。校庭開放には力を入れて対応をしていただきたいと思います。

質問3

質問
 図面では新校舎の外壁が校庭に面しているように見えますが、新校舎側の防球ネットやフェンスなどの設置についてはどのように検討されていますか。
回答
 まず新校舎の西面にベランダやバルコニーなどを設置し、外壁面が直にグラウンド面に露出しないような形を想定しています。その前に通路があるため、フェンスなどを設けるとさらに校庭が狭くなってしまうため、防球対策については検討中です。

質問4

質問
 完成後、様々なボールを使う活動が制限されることはなく、これまでのように使用できるのでしょうか。
回答
 様々な防球上の対策など施設面で講じていきたいと考えております。地域開放については学校の教育活動に支障の出ない範囲でお使いいただくことになりますので、学校と相談をしながら対応を検討させていただくことになります。

質問5

質問
 工事期間中、工事後の校庭開放の使用についての詳細はいつ頃発表されますか。
回答
 年度末までに実施設計をまとめるということにしておりますので、年度末が一つの目途となります。

質問6

質問
 仮に校庭開放が使用できなくなった場合に、代替案として何か検討していただけないでしょうか。例えば三中のサブグラウンドを割り当てていただくといったことも含めて検討していただきたいと思います。
回答
 代替の施設等については個別のご要望についてお受けし、できること、できないことはあろうかと思いますが、積極的な調整をさせていただきたいと考えております。

質問7

質問
 新校舎の屋上を利用して子どもが遊べる場所を作るということは検討されているのでしょうか。
回答
 今回の時限付き新校舎の屋上に関しましては、構造上、また安全上、遊び場としての開放は難しくなっています。別の遊び場確保の方策を学校とも相談をしながら講じてまいりたいと考えております。

児童数の増加見込みとその対応策について

質問1

質問
 クラス数増加の具体的な見込みについて教えてください。
回答
 現在、高山小学校の学級数が19学級あります。市の将来推計では平成29年度に23学級となる見込みを持っており、そこからさらに経年的に1学級ないし2学級増えていき、平成35年度に29学級で最大となる見込みです。そこからは順次また学級数の減少が見られるだろうと考えておりますが、平成29年度から14年間にわたって既存の校舎では教室が不足する見込みです。

質問2

質問
 学区の変更について検討されているかと思いますが、できないならできない理由、変更できるならその内容なども伺いたいと思います。
回答
 通学区域の変更についても検討を進めてきました。実際に、三鷹の森学園内の第五小学校との間で通学区域を変更した場合に想定されるような通学経路の実地調査なども複数回実施しております。その結果、交通安全、また防犯上の観点から、道路等の環境整備、様々な関係機関との調整も必要となり、対策を完了するまでには相当の期間を要するだろうと考えました。また、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の中で子どもたち、地域にも影響を与えてしまうとも考えております。
 合わせて、学園内ではなく隣接する他の学園との通学区域の変更も検討いたしましたが、今度は変更先の学校でさらに教室数の不足が生じてしまい、全市的に影響が大きく及ぶことになってしまいます。
 また、今回の高山小学校の場合については、児童数の増加の要因となっている大規模な住宅開発がまさに高山小学校のすぐ近くで発生しているという状況もあり、通学区域の変更は現実的には困難であると判断いたしました。

質問3

質問
 新校舎が完成するまでの間に具体的に増えるクラス数の情報がありましたら教えてください。また、その場合の対応についても教えてください。
回答
 現在学務課の試算では来年度の学級増は、一年生が現在の4学級から5学級になり、プラス1となります。また、現在の二年生が3学級から4学級になるので、さらにプラス1になり2学級増が見込まれています。加えて、新4年生、現在の3年生が近隣の住宅開発により、新学期が始まる前に1学級増える可能性もあります。プラス3学級分の教室としては、一階のイングリッシュルーム、二階の多目的室、現在わか竹1組として使用している教室を充てる考えでおります。

質問4

質問
 今回、高山小学校は増築が必要な状況になっていますが、同じ学区の第三中学校の今後の見通しはどうなっていますか。
回答
 第三中学校については、現在の将来推計では既存の校舎で対応可能なものと見込んでいます。

学童との連携について

質問1

質問
 学童も不足することが予測されますが、学童の対応も具体的に同時進行で進んでいますか。また、具体的に進んでいるのであればスケジュールと内容を教えていただきたいと思います。
回答
 今回行った将来推計は学童保育所を主管している子ども政策部と協働で行ってきました。したがって児童数が増えるということにつきましてはお互いに同じ情報を基に検討を進めています。具体的な学童の今後の対応については現段階ではしっかりとした情報を持っているわけではありませんので、子ども政策部での対応については別途お伝えをする形になります。

質問2

質問
 子ども政策部に問い合わせをしたところ、現在の学童保育所では施設が不足することが完全に見込まれており、今回新校舎の中に学童の教室を入れることも含めて検討していく、というようなお話をいただいたのですが、そういった話は進んでいないのでしょうか。
回答
 新校舎についてはピーク時にはすべての教室を使う予定があります。情報共有の時間的なずれがあったかもしれません。現在のところ新校舎に学童を移設するということは想定しておりませんが、子ども政策部ともよく調整をしてまいります。

防災・防犯体制について

要望1

 正門から入って一番近くの教室まで大人の目がありません。正門付近にスクールエンジェルスを設置してください。そうなるとスクールエンジェルスが2名になりますが、これから高山小学校は1000人を超えるマンモス校となりますので、ぜひご検討をお願いします。

質問1

質問
 震災が起きた場合、1000人の子どもと職員が狭い校庭に避難して、そこに地域住民が高山小に避難してくると大変混乱します。そのことについてぜひとも防災課と協議をお願いしたいと思います。
回答
 これは教育委員会だけで対応できる問題ではありませんので、近隣のグラウンド等の活用も含めて地域を面と考えるときにどこが一番活用できるのか、防災課とよく調整をしながら情報共有をしっかりとしていく所存です。

質問2

質問
 校舎の裏側は子どもたちが隠れて遊ぶこともあると思うのでスクールエンジェルスの巡回ルートを検討していただきたいと思います。
回答
 学校とも十分相談をしながら、しっかりした子どもたちの安全確保ができるようにしてまいりたいと考えております。

質問3

質問
 東側の道路は最近住民の方が増えて人通りも車通りも増えました。近隣の道路についても交通安全対策と防犯対策を検討していただきたいと思います。
回答
 東側の道路は朝の時間帯、スクールゾーンとしております。それだけ子どもたちも通学で通るということ、そして車通りもあるということ、市としても認識しておりますので、交通安全上の対策、防犯対策を検討してまいりたいと思います。

質問4

質問
 防犯上、窓の目隠しの工夫を検討していただけないでしょうか。
回答
 すりガラスや曇りガラス、ブラインドなど、対策を検討していきたいと考えております。

情報の開示について

要望1

 基本設計、実施設計前、実施設計完了の段階で説明会を段階を追って開いてください。なるべく日程の余裕をもってお知らせしていただけると助かります。

質問1

質問
 今回来られなかった保護者もいらっしゃると思いますので、説明会の内容や資料をHPで公開していただきたいと思います。
回答
 前回の説明会の資料は学校のHPに掲載をしております。今回の説明会の資料、内容についても、市のHP掲載も含めて皆様にお伝えできる形を検討してまいります。

【平成28年3月】高山小学校学級数増への対応に関する説明会概要の目次

  • 高山小学級数増への対応に関する説明会質疑応答

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