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【報道発表】小学生が執筆した郷土史研究ノートが大学教授から「優」認定

※このページは、報道機関向けに下記の日付で市の最新情報を提供した際の資料を掲載しています。ページを閲覧した時点の最新の情報とは限りませんので、ご注意ください。

作成・発信部署:企画部 広報メディア課

公開日:2022年4月20日 最終更新日:2022年4月20日

2022年4月20日 発表

『三鷹市文化財年報・研究紀要 4』に掲載しています

市では毎年、地域の歴史・文化財調査や活動の成果を報告する『三鷹市文化財年報・研究紀要』を発行しており、「文化財年報」には講座・講演会や「三鷹まるごと博物館」の活動実績と発掘調査の成果を、「研究紀要」には三鷹地域の歴史・文化財等の研究論文や研究ノートを掲載しています。

3月31日に発行した第4号には、三鷹市北野在住の小学六年生(当時)・岸本悠史さんが、地元に残された庚申塔(江戸時代の石造物)の調査研究をまとめた研究ノートを収録しています。この研究ノートが、石造物の専門家である京都芸術大学の石神裕之教授から、見事「優」の評価を得ました。

石神教授から寄せていただいたコメントには、「大学生のレポートでも、これほど的確な構成でレポートを仕上げることはなかなかできないだろう」「地域の歴史を探求していく姿勢は、歴史研究者顔負け」「大学生もぜひ見習ってほしい」といった言葉が並びます。

岸本さんの研究ノートは、庚申塔が持つ固有の特徴を適切に捉えたフィールドワークの成果がまとめられ、また庚申塔以外の石造物を同時に調査することで明らかになったその「機能」に言及し、これらの石造物を建立した人々の暮らしぶりまで考察した本格的な内容です。

『三鷹市文化財年報・研究紀要 4』(スポーツと文化部生涯学習課発行、全174ページ)

『三鷹市文化財年報・研究紀要』は、三鷹市役所本庁舎2階の相談・情報課で1冊500円で販売しています。

研究紀要には、このほか長久寺(大沢)の欄間建築に関する研究論文や、石造馬頭観音(新川)に関する論文なども掲載しています。ぜひご一読ください。

問い合わせ先

スポーツと文化部

生涯学習課
電話 0422-29-9862

このページの作成・発信部署

企画部 広報メディア課
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9037 
ファクス:0422-76-2490

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