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三鷹の森アニメフェスタ2025「アニメーション古今東西その21」を開催しました
作成・発信部署:スポーツと文化部 芸術文化課
公開日:2025年3月4日 最終更新日:2025年3月25日
毎年恒例!アニメの祭典
3月1日と2日の2日間、三鷹市芸術文化センターで「三鷹の森アニメフェスタ2025」を開催しました。多くの方が会場に訪れ、アニメの祭典を楽しまれました。
三鷹の森ジブリ美術館が厳選!「アニメーション古今東西その21」
初日の3月1日(土曜日)は、三鷹の森ジブリ美術館が厳選した作品でアニメーションの面白さ、奥深さを楽しめる恒例企画「アニメーション古今東西その21」を開催しました。
第一部 「いろいろないきものとその世界」
21回目となる今回の第一部では、「いろいろないきものとその世界」をテーマに、古今東西のアニメーション作品の中から厳選された計10作品を上映しました。
国内外の様々な発想や素材でいきものを表現したアニメーションを、三鷹の森ジブリ美術館学芸員の解説を交えながら鑑賞し、それぞれの面白さを楽しみました。
第二部 『風が吹くとき』上映とノンフィクション作家川内有緒さんトークショー
続く第二部では、長編映画『風が吹くとき』の上映と、ノンフィクション作家として活躍されている川内有緒さんにお話をお聞きしました。
核戦争の脅威を描いたアニメーション映画『風が吹くとき』
『風が吹くとき』は、1986年に英国で制作され、翌1987年に日本でも劇場公開されました。「スノーマン」や「さむがりやのサンタ」で知られる作家・イラストレーターのレイモンド・ブリッグズが、マンガのようなコマ割りスタイルで描いた同名の原作「風が吹くとき」(あすなろ書房刊)を、自らも長崎に住む親戚を原爆で亡くした日系アメリカ人のジミー・T・ムラカミ(『スノーマン』)が監督し、当時、大きな反響を呼んだ一作です。
ブリッグズの愛らしいキャラクターと温かみのあるタッチからは想像がつかないほど、核戦争の恐怖を強く訴える物語です。
2024年8月にリバイバル上映され、このたび「アニメーション古今東西」で上映することができました。
川内有緒さんトークショー
この映画を中学生の時に見て影響を受けたというノンフィクション作家川内有緒さんは上映後のトークショーで、本作の魅力や、ご自身に与えた影響、制作中の「ロッコク・キッチン」(外部リンク)やそこに込めた想いなどを語られました。
今後も、書籍の出版、長編ドキュメンタリー映画の完成に向け、プロジェクトを続けられていくということです。
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