ここから本文です
令和5年度三鷹市消防団震災消防訓練
作成・発信部署:総務部 防災課
公開日:2023年12月1日 最終更新日:2023年12月4日
大地震を想定した震災消防訓練を実施
令和5年11月25日(土曜日)、三鷹消防署と三鷹市消防団が連携して、大地震発生を想定した消防訓練を実施しました。
当日は、東京消防庁全体で実施された震災消防訓練に合わせて、三鷹市消防団も連携する形で実施し、消防団本部と各分団による無線通信訓練と総務省消防庁消防大学校の敷地内での実動訓練を実施しました。
消防団本部を立ち上げての無線通信訓練
無線通信訓練では、災害発生時に各分団から集まる様々な情報を集約し、的確に指示を行うため消防団本部を立ち上げました。
無線通信訓練は消防団本部の副団長及び第6分団から第10分団が担当し、各分団では無線通信の手順を確認すると共に消防団本部へ災害情報などの報告を行いました。
消防団本部では、各分団の無線通信員から寄せられる災害情報を集約し、出動要請などを行いました。
総務省消防庁消防大学校敷地内での遠距離送水訓練
大地震により住宅密集地で火災が発生した際は、瓦礫などの障害物により、消防ポンプ自動車が火災現場に近づくことができないことが想定されます。このため、三鷹消防署隊と三鷹市消防団各分団が連携し、消火用水利の確保から何本もホースを中継して、火災現場までの遠距離送水を行いました。
三鷹市消防団からは、第1分団から第5分団が実働訓練部隊として消防ポンプ自動車が出場しました。出場した各分団は、活動している消防隊に到着報告を行った後、消防隊からの要請を受けて配置につき、大地震時の大規模延焼火災を想定した遠距離送水訓練を実施しました。
訓練最後には、三鷹市消防団隊5口と三鷹消防署隊1口が一斉放水を行いました。
今後の消防活動に向けて
三鷹市消防団では、日頃の訓練はもちろん、大規模災害を想定した実践的な訓練を行っています。
いつ起こるかわからない災害に対し、どのような現場においても対応できるよう、これからも消防署と連携を確認しながら訓練を行い、大規模災害発生時に備えていきます。