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第97回 ハイタカ(灰鷹)

作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課

公開日:2020年11月1日 最終更新日:2020年11月1日

画像:ハイタカ(拡大画像へのリンク)

ムクドリを捕えたハイタカ

(画像クリックで拡大 66KB)

ハイタカ三兄弟の次男
ハイタカ(灰鷹)タカ目タカ科

ハイタカはオオタカ、ツミと並び日本産ハイタカ属3種の中で、大きさもちょうど中間の種です。
他の2種と同じくオス、メスの大きさがかなり違い、オスは全長32センチメートル、メスが39センチメートルで、メスが一回り大きく見えます。漂鳥として秋から春にかけて関東の平野部で見られ、夏には山地に移動するようです。主に鳥類を捕えて食べる猛禽類です。

写真1はハイタカが多摩川の河原でムクドリを捕えたところです。かなり色の白っぽい個体でした。筆者が別の水辺の鳥を観察していたところ、シューッ、というすごい風切音が聞こえました。素早いものが矢のように落ちてきて、次の瞬間にはこのようにムクドリを押えつけていました。上空から急降下したようです。猛禽類は、文字通り命がけで獲物を捕らえていることを実感します。この後、気が緩んだのか、ムクドリは逃してしまいました。
また、ある時は、森の中で小鳥を観察していると、急に小鳥が騒がしくなったので、なんだろうと思っていたら、林道に沿ってものすごい速さの灰色の3角形が飛んできて小鳥を追い散らしてしまいました。ハイタカでした。

画像:ハイタカ(拡大画像へのリンク)

ハイタカの飛翔

(画像クリックで拡大 9KB)

小鳥にとって鷹は恐ろしい存在なのでしょう。

小鳥遊と書いて「たかなし(鷹無し)」と読む苗字の方がいらっしゃいます。 昔の日本人はよく自然観察をしていたのだな、と感心します。
ハイタカ属3種の見分けは、慣れないとなかなか難しいですが、図鑑を眺めながら検討するのも、野鳥観察の楽しさのひとつとも言えます。
三鷹市内で繁殖しているツミと違って、見かけるチャンスは少ないですが、主に冬季、大沢地区や井の頭公園周辺などで見られるかもしれません。

参考文献
  • 日本の野鳥  叶内拓哉解説  山と渓谷社 
  • ワシタカ類飛翔ハンドブック 山形則男著 文一総合出版

     

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