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食品ロスを減らしましょう
作成・発信部署:生活環境部 ごみ対策課
公開日:2019年6月17日 最終更新日:2024年3月4日
10月は「食品ロス削減月間」・10月30日は「食品ロス削減の日」
令和元年10月1日から施行された「食品ロス削減推進法」に基づき、法律が施行された10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められました。
買いすぎない、食べ切る、商品棚の「てまえどり」が呼びかけられています。
- 食品ロスとは
- 食品ロスとは、本来食べられるのにも関わらず捨てられた食品のことです。日本国内で発生する食品ロスは年間約523万トン(令和3年度)と推計され、世界の食品援助量の約2倍の量の食べられる物が廃棄されています。国民一人当たりにすると、毎日お茶碗1杯分の食べられるものが捨てられています。そこで、家庭から発生する食品ロスを2030年度までに削減する取組みが進められています。
食品ロスを減らすには
在庫のチェックはこまめに
賞味期限や消費期限を理解して無駄なく使い切るようにこまめにチェックしましょう。また、食材の状況を把握し傷みやすい食材は早めに使い切るように献立をたてましょう。
賞味期限とは、おいしく食べられる期限で、期限が過ぎても食べられないことではないので、食べられるか判断しましょう。消費期限とは食べられる期限のことです。
買い物でできること
献立を決めてから、買い物に行くようにしましょう。食べきれないぐらいの食材の購入はしないようにしましょう。また、スーパーなどで陳列している食品などを購入する場合は、陳列順に購入することで消費期限や賞味期限の長い商品が残ることによって食品ロスの発生を防ぐことができます。
調理や食事でできること
野菜は皮は厚くむき過ぎないようにしましょう。今まで捨てていた野菜の皮や茎などを使って工夫して調理しましょう。食事では、食べきるようにしましょう。食べきれない時は冷蔵庫などで保存して早めに食べきるようにしましょう。
「3010(さんまる・いちまる)運動」に取り組みましょう!
「3010(さんまる・いちまる)運動」とは
宴会時の乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しみ、終了10分前になったら、自分の席に戻って料理を食べ切るという運動です。
この運動を実施することで、食事をおいしく、お話も楽しく、食べ残しもなくなります。
一人ひとりが「もったいない」を心がけて、食品ロス削減の取組にご協力ください。
会食、宴会時での食べ残しを減らすために、3010運動を実践しましょう!
幹事さんには宴会時に積極的な声がけをお願いいたします。
お声がけ例
(例文)宴会開始時
「本日は3010運動を実施いたします。乾杯後の30分間は席を立たずにおいしい料理とお酒をぜひお楽しみください。なお、終了時刻10分前に、また声がけをいたします」
(例文)宴会終了10分前
「皆様、終わりの時刻が近づいてまいりました。おいしい料理にご満いただけましたでしょうか。皆様のお席には料理がまだ残っていますので、自席に戻ってお召し上がりいただき、笑顔でお帰りいただけるようお願いします」
食品ロス削減運動普及啓発用資料をご活用ください
環境省のホームページにいろいろな広告媒体があります。
使用許可の申請等は特に必要ありませんので、様々なシーンでご活用ください。
フードシェアリングサービスを活用しよう!
- 「フードシェアリングサービス」とは
- まだ、おいしく安全に食べられるのに、店頭では売り切るのが難しい商品や食事をお得に購入できるサービスです。
飲食店等から出る廃棄直前の食品と消費者をマッチングすることによって食品の廃棄を減らすことができます。
フードシェアリングサービスの例
食品ロス削減マッチングサービス
消費者(ユーザー)と店舗(協力店)を食品ロス削減をメインテーマとしてマッチングさせるサービスです。
飲食店でのマッチングサービス
食材が余っている店舗とお得な食事を探しているユーザーをマッチングするアプリのサービスです。
在庫買い取りサービス
食品ロス削減に賛同するメーカーから安価に提供された商品をお手頃価格で消費者に通信販売しています。