2016年1月23日、24日　ボート池などで2年ぶりの魚捕り

1月23日、24日に、弁天池を除く井の頭池全体(お茶の水池、ボート池、ひょうたん池)で、魚の捕獲作業が行われました。両日とも、心配された雪もなく、時折晴れ間も覗く中での作業となりました。

1月23日は、公募で集まった約100人の市民ボランティア「おさかなレスキュー隊」が魚を捕獲しました。募集受付後、1時間もせずに定員に達したおさかなレスキュー隊。やる気満々のレスキュー隊員達は、冷たい水の中、泥だらけになりながら魚を捕獲しました。

捕まえた魚は2日間で約5,400匹。うち、保護対象の在来種は約2,340匹で、全体の4割以上以上を占めていました。

前回(平成25年度)に行われた魚の捕獲作業では、全体の約77％が外来魚であったことを考えると、在来魚の占める割合が大幅に上がったことがわかります。中でもモツゴは大きくその数を増やし、前回のかいぼり期間を通じて捕獲されたのは689匹でしたが、今回は1日の作業で1600匹以上が捕獲されました。