三鷹市地球温暖化対策実行計画（第3期計画）

三鷹市地球温暖化対策実行計画（第3期計画）を策定しました。

　平成23年度を最終年次に定めた「三鷹市地球温暖化対策実行計画（第2期計画）」に引き続き、「三鷹市地球温暖化対策実行計画（第3期計画）」を策定しました。
　この計画は、これまでの市の事務及び事業を対象とするものに加え、市民や事業者の省エネルギーの取り組みなど、市全域から排出される温室効果ガス抑制策を含むものです。
　詳細については、下記添付ファイルをご覧ください。
　なお、計画全文を掲載した冊子については、市政資料室（相談・情報課、市役所2階）、各市政窓口、市民協働センター及び各図書館で閲覧することができます。

目標年次

計画期間は、平成24（2012）年度から平成30（2018）年度までの7年間としています。

計画の構成

　この計画は、市全域（市民・事業者・市）から排出される温室効果ガスを対象とした区域施策編と市の事務及び事業から排出される温室効果ガスを対象とした事務事業編に区分しています。
　各区分において平成24(2012）年度～平成30（2018）年度の7年間での温室効果ガスの削減目標を定めています。
◆区域施策編の削減目標
　平成20（2008）年度比7％（毎年1％）の温室効果ガスの削減
◆事務事業編の削減目標
　平成22（2010）年度比7％（毎年1％）の温室効果ガスの削減
　また、事務事業編では、平成24年度末をもって環境センターが停止するため、全体の削減目標は66.0％としています。

主な事業
　区域施策編では、市民・事業者における温室効果ガス削減のための具体的な取り組み事例を掲載しています。また市は、公共施設への省エネルギー設備の導入や公共交通機関へのクリーンエネルギー自動車の導入を推進するとともに、新エネルギー（再生可能エネルギー）設備や高効率給湯器の導入促進、省エネルギー活動を推進する人財の育成等、第4次基本計画に位置付ける事業や施策を展開し、市民・事業者の温室効果ガスの排出を抑制するための行動を支援していきます。
　事務事業編では、市の事務及び事業に伴う温室効果ガスの排出量を抑制するための省エネルギー・省資源の取り組みを各施設ごとに定めています。

実績報告（平成30年度）

　温室効果ガス削減のためには、市民、事業者、行政など多くの主体による取り組みが不可欠です。地球温暖化防止に、ご協力をお願いいたします。

　なお、事務事業編については、最終年度の実績報告になります。

区域施策編

　統計データの入手、確定に3年ほど期間を要するため、平成30年度実績が最新のデータとなります。
　市全域の総排出量は654千t-CO2であり、基準年度（平成20年度）の621千t-CO2に対して約33千t-CO2（約5.3％）の増加となりました。

事務事業編

　直営施設の総排出量は、9,676t-CO2であり、基準年度（平成22年度）の24,582t-CO2に対し、14,906t-CO2（60.6％）の減少となりました。
　管理委託施設の総排出量は3,133t-CO2であり、基準年度（平成22年度）の3,455t-CO2に対し、322t-CO2（9.3％）の減少となりました。