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平成23年第12回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年3月10日 最終更新日:2012年3月10日

平成23年第12回教育委員会定例会

日程第2 教育長報告

久保田生涯学習課長

 12ページ、13ページになります。
 まず12ページの行事実績でございますが、11月4日から6日にかけまして、水車の特別公開を実施しました。176名の参加がございまして、200年前の製粉・精米作業が見られるということで、176名で、それほど多くないかと思われるかもしれませんが、水車小屋自体が大変狭く、10人が限界ということで、それぞれ1グループ、30分から1時間ぐらいの説明をしていましたので、ほとんど流れが途切れることなく、大変大盛況でございました。27日、日曜日でございますが、市民文化祭表彰式、閉会式ということで、1カ月間続きました市民文化祭が、特に大きな事故もなく、無事終了したところでございます。一番最後でございますが、12月3日、土曜日、東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会が、多摩市で開催されました。26市と3町が集まって、社会教育委員さんが年に1回の協議会ということで、各ブロックで開催しました研修報告を中心に、委員の皆さんからたくさんのご意見や情報交換が行われた会議でございました。
 13ページの今後の行事予定でございますが、記載のとおりでございます。
 生涯学習課は以上です。

岡崎スポーツ振興課長

 それでは、14ページ、15ページ。この中でのスポーツ振興課の部分をご報告いたします。
 まず14ページですが、中段からちょっと下の、27日、日曜日、第20回三鷹市民駅伝大会についてご報告します。大会は午前中に行われましたが、気温が少し低目ということでありましたけれども、ランナーにとっては非常に走りやすく、心配しておりましたが、各中継所での繰り上げスタートもなく、おかげさまで無事に大会が終了することができました。当日は秋山委員長、岡委員にはご観戦をいただき、そしてまた表彰式では授与者としてお手伝いいただきまして、どうもありがとうございました。この内容について、簡単に説明いたします。こちらのお手元に配付の第20回三鷹市民駅伝大会の総合記録ということで、この見方は各部門別になっておりまして、左側が一般男子の部。右側のちょっと下に一般女子の部、シニアの部、中学生男子の部、中学生女子の部ということで、まず一般男子の部で、左側に書いてあるのは部門別の順位でございます。右側に書いてあるのは、総合順位であります。今大会は非常に優勝タイムが速かったということで、1位が三鷹警察署、39分53秒ということで、これは第3中継所までは矢吹町が39秒で三鷹警察をリードしていたのですが、第4走者の警察の方が非常に速くて、逆に18秒差をつけてゴールしたということで、聞くところによりますと、この方は箱根駅伝に出ていて、1人で走っても優勝したのではないかというような、非常にすごい方であります。毎年、矢吹町も勝つために精鋭ランナーをそろえてくるのですが、今回は勝てなかったということでございます。今回は中学生が非常に活躍したということで、右下のところ、中学生男子の部、1位が三鷹二中、2位が矢吹町、そのあと一中、七中と続きますが、これは総合順位の中のベストテンに中学生のチームが4チームが入っております。女子の部も、矢吹町を抑えて三鷹二中が優勝したということで、今回は男女とも、非常に三鷹二中が活躍したというところでございます。沿道を警備していただきました警察の方に聞きますと、今回は特段の交通渋滞もなく、意外とスムーズだったということで、これも、前回と比べてスタート時間を20分早めたこともありまして、大型店舗が開店する前に、ランナーがみんな通過したということではないかと思っております。どうもありがとうございました。
 次、右側の行事予定につきましては、記載のとおりでございます。
 以上でございます。

荒川国体推進室長

 国体の関係でございますけれども、26日にスポーツ祭東京2013ソフトボール子ども体験塾を、福生市で行いました。こちらのイベントは、平成25年の国体の際にソフトボールを共同で実施します、三鷹市、あきる野市、福生市、瑞穂町の3市1町で共同で実施したものでございます。当日は全日本の元監督でいらっしゃいました宇津木妙子さん、そのほかシドニーオリンピックに出ました増淵まり子さん、アテネ、北京に出ております三科真澄さん、北京に出ております佐藤理恵さん、以上の4人の方を講師に迎えて、第1部、ソフトボール教室として、キャッチボール体験教室、ノック体験や、講師の方によるデモンストレーションのピッチングですとか、ノックを実施しました。また2部としては、パネルディスカッションとして4人の方の講演等を行いました。参加者でございますけれども、各市50人の200人を予定していたところなのですけれども、三鷹市からの参加が28名、全体では129名の参加で、ほとんどが小学生で、あと残りは中学生ですとか、親御さんや、ソフトボールチーム、少年野球チームの監督、コーチ等になります。当日、バスで福生まで行ったのですけれども、中央道が思いのほか込んでいまして、到着時刻もちょっとぎりぎりになったり、帰りも渋滞していて予定より遅くなったりして、大変迷惑をかけてしまったのですけれども、参加したお子さまたちは大変喜んでいただきまして、やっぱり宇津木監督の直ノックを体験できたというのがよかったようです。来年も内容が全く同じになるかどうかはわからないのですけれども、この事業のスキームは引き続きございまして、来年、瑞穂町さんの幹事で引き続き、できないかと、今、調整しているところでございます。
 国体の関係は以上でございます。

古谷社会教育会館長

 社会教育会館、16、17ページでございます。
 まず16ページ、行事実績でございますが、12月3日、4日、きのう、おとといでございますけれども、第43回社会教育会館のつどいを実施いたしました。岡委員には来ていただきまして、ありがとうございました。参加者は2日間で2,643人で、去年よりはちょっと四、五百人少ないような状況だったのですが、3日の土曜日が、たまたま午前中、冷たい雨、大雨が降った関係がありまして、多少、少なくなっているのかと考えております。つどいの中で、特別講演会という催し物があるわけなのですけれども、世界自然遺産、小笠原諸島の魅力ということで、駒澤大学の清水先生にお越しいただきまして、講演を実施いたしました。参加者は80人を超えるぐらいの人数の方に参加していただきました。
 17ページ、行事予定でございます。12月5日、今日から19日まで、全3回で、市民講師エントリー講座「立体折り紙講座」という事業を実施する予定でございます。このエントリー講座は、市民の皆様が日々、今まで培ってきた専門能力を、講師として力を発揮していただいて、地域に還元していただく事業になっております。今日から全3回ということでご利用いただく予定です。
 社会教育会館からは以上です。

大島三鷹図書館長

 図書館でございます。18、19ページでございます。11月から12月にかけましては、基本的には定例的な行事が多いわけですけれども、11月10日の南部図書館の基本プランの検討市民会議については、提言が出ておりますので、後ほど担当からご報告申し上げます。
 24日、文庫連絡会講習会ですが、文庫連絡会と図書館がタイアップしてやる、市民向けの講習会なのですけれども、児童作家の杉山亮さんをお呼びして、32名が集まって大変好評だったというところでございます。
 予定については定例的なものですので、割愛させていただきます。
 それでは、基本プランにつきましては、担当課長よりご報告させていただきます。

宇山三鷹図書館南部図書館(仮称)開設準備担当課長

 お手元に、南部図書館の基本プラン検討市民会議からの提言がございますので、こちらをごらんいただきながら説明をしたいと思います。
 検討市民会議は今年の7月から始まりまして、11月まで全5回行いまして、学校教育関係の方、あるいは地域、市民活動関係の方、それから学識経験の方、そして公募による一般市民ということで、11人の方に参加していただいて、11月30日付けで提言をいただいたところです。アジア・アフリカ文化財団が建設する建物の一部を、三鷹市がスケルトン渡しで借り上げて、内装設備工事を行って開設するということで、主には内装設備工事の内容になりますところを検討していただくものです。
 提言の中心は、4ページからの基本的な考え方になります。1番のアジア・アフリカ文化財団との協働事業ということと、2番目にあります貴重資料、郭沫若文庫を展示公開するということで、アジア・アフリカへの関心を高め、交流ですとか、国際理解を広げていく図書館にするという考え方が1つ。3番以降ですけれども、特にアジア・アフリカ語学院の空き教室等も利用しまして、地域の多様な生涯学習のニーズにこたえる情報拠点としての図書館ということで、4番あるいは5番、あと9番、デジタル資料への対応みたいなことも含めて提言されています。6番、7番、8番あたりですが、特に場所としての、魅力のある図書館、あるいは滞在型のゆったりできるような図書館という考え方が強く求められて、その3つぐらいの柱で提言をいただいたところです。
 後半はレイアウトの案という形で、基本的な考え方を具体的なプランに落とし込んで、検討していただいた部分の提案なのですが、最後のページに図面がございます。右側が1階のプランですけれども、西側に入り口を設けることによって、課題となっていた児童のスペースと一般のスペースを分ける形で、中心部分にカウンターや作業スペースなどを配置しています。カウンターからも全体が見渡せる形にしたり、あるいは西の入り口に、ちょっとしたテラスを設けることで、談話ができたり、飲食もできるスペースを設けることにしております。全体としましては、7万冊ぐらいの蔵書を収容可能な図書館ということで、一般が4万冊ぐらい、児童が1万2,000冊ぐらい、2階の部分にちょっと閉架の書庫を設けておりますので、こちらに1万8,000冊ぐらいということで、全体で7万冊程度という収容冊数の図書館ということで提言されています。また、居心地のいい図書館ということで、閲覧席についても100席近くを配置するような考え方で、提案がされています。この提案を受けまして、提言に基づいて、基本プランの案をこれから策定し、2月ぐらいにその案をパブリックコメントにかけまして、今年度中には確定していきたいと考えております。
 それから一方では、アジア・アフリカ文化財団さんで、財団の定款変更をしなければいけないということで、内閣府への申請の作業を進めているところです。今後のスケジュールですけれども、来年度はこの建物の内装工事の実施設計をやることになっておりまして、建物自体は、9月ぐらいにアジア・アフリカ文化財団さんで着工する予定になっております。そして25年度に、具体的な三鷹市による内装工事を行って、年度の後半で、開館するということで進んでおります。
 以上です。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 以上で教育長報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

河野委員

 文部科学大臣が視察されたという報告の中で、小・中一貫校の相互乗り入れ授業の視察をされたとのことですが、この相互乗り入れ授業は、3人一緒で授業をやるということなのですか。

松野指導課長

 2クラスの数学の授業を、3つの少人数で分けていますので、そこのうちの1つの基礎クラスに、今回は小学校の先生がお二人入られました。基礎クラスが2つあるところには、小学校の先生が二手に分かれる場合もあるようですけれども、今回は視察ということもあって、このような形をとった授業を見せていただいたということです。

河野委員

 どうして第四中学校が選ばれたのか。何か理由があったのでしょうか。

貝ノ瀬教育長

 大臣は車でいらっしゃるでしょうけれども、関係者は電車で来ますので、比較的、駅から近いところがよろしいだろうということで、近場でお願いしました。
 このときに大臣が特に感動されたのは、小・中一貫の授業というよりも、地域の皆さん方の、いわゆる学校運営協議会の話し合いが熟議という手法を用いて行われていて、今は市内では、もう相当に一般的になっているのですけれども、その様子を見て、非常に活発に、ほんとうに自分たちが自分の言葉でいろいろな問題意識でもって、そしてしかし、きちんと話し合い、ルールにのっとって成果を出していたことに、びっくりされたようです。普通は、保護者の皆さん、市民の方というと、あまりご意見をおっしゃらなかったり、声の大きい人だけが中心になって、ほかの方は遠慮して、というところもあったりしたのだけれども、もうそういうこともなく、活発な話し合いになったのでしょう。

松永指導課教育施策担当課長

 この日の熟議は、どちらかというと、いざというとき、震災が起こったときに、地域は何をすべきなのか、家庭は何をすべきなのか、学校は何をすべきなのかということについて、議論を行いました。ただ、これまでも、さまざまな熟議をずっと積み重ねてきていて、それぞれの地域の役割、家庭の役割を、コミュニティ・スクール委員会として外に向けて発信しようということでやってきました。大臣もこれを聞かれていて、もう皆さん、相当、完全に当事者として、さまざまな形のことを取り組んでいらっしゃったので、非常に意を強くしてお帰りになられたのかと思っております。

河野委員

 どうもありがとうございます。

岡委員

 2日前に、ご通達ということですけれども、地域の方は何人ぐらい集まられたのですか。

松永指導課教育施策担当課長

 15人です。

岡委員

 すごいです。2日前で、よく招集されましたね。

松永指導課教育施策担当課長

 はい。4分の3ぐらい集まっていただきました。

岡委員

 指導課の準備もそうだと思いますけれども、地域の皆さんも、ほんとうに地域の力あってこそというか、底力というか、よく2日前で15人も、この時間に集まってくださったと思います。

貝ノ瀬教育長

 この時間帯で、よく集まってくれたと思います。相当、ご無理な方もいらっしゃったかもしれないけれども。

岡委員

 関係の皆様によろしくお伝えください。

秋山委員長

 これが三鷹市内全部に広がって、充実していくことを願っています。

河野委員

 2点お伺いしたいと思います。まず第1点は6ページで、教育センターにお伺いしたいのですけれども、教育ICT整備の点について、機器等の事前デモと、これを活用するためのワーキンググループが行われたということですけれども、今現在の具体的な進展状況について、ご説明いただけますでしょうか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 この前月には第二中学校と第三中学校、それぞれ一部屋をお借りして、デジタル教科書と電子黒板が実際にどういうものなのかということを、教員の皆さんにごらんいただく機会を設けました。その際に、教員方の皆さんにアンケートをお願いしました。そのアンケートの大ざっぱな集約ですと、実際に触ってみて、イメージがまずわかったということが1つ。ここは分かれるのですけれども、実際に授業の中で使ってみたいと思うという意見が、実際多い傾向があるのですけれども、と同時に、どうやって使うかちょっと悩みそうだという意見も寄せられている状況です。そういった内容を、ここにありますワーキンググループで検討して、全体の方向としては、できるだけ多数、整備をするほうが望ましいであろう、ただ全体の整備の時期としては、24、25年度近くになってしまうだろうということで、これらの機械は非常に変化が激しいものですから、引き続き、機材であったりソフトウエアであったりの、中身についての調査をかけて、より学校にとって使いやすいものを整備しましょうというワーキンググループの見解を得ています。進捗として、先ほど説明を除外した部分は、ちょうど予算が絡んできていまして、まさに今、予算協議の俎上にのせている段階で、全体の計画のところも、お金との調整が入ってきて、中身がまた大きく変わってくるだろうという状況になっています。教員の皆さんからは期待は寄せられつつ、ただ、新しいものなので、ちょっと不安という意見も一緒に寄せられています。そんな状況になります。

河野委員

 ありがとうございます。デジタル教科書は、何かまだ、やっぱり具体的にイメージができないものですから、いずれかの機会で実物を見たいとは思っているのですが、いかがですか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 そうですね。こちらは、教育センターに置けるかというのは、事業者さんとの調整もありますが、教育委員の皆さんにも、実際の物を見てもらうのが一番わかりやすいので、ごらんいただく機会を設けられるように、調整をしてみたいと思います。

貝ノ瀬教育長

 学校訪問のときに、これをやってもらったらいい。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 そうですね。指導課とも調整して、できるだけ多くの先生方に見ていただける機会を、どこかでできないかということは協議をしていますので、またその辺がわかり次第、ご案内していきたいと思います。

河野委員

 ありがとうございます。

秋山委員長

 よろしくお願いします。

平成23年第12回教育委員会定例会会議録(3)」へ続く

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