ここから本文です
メジロ(目白)メジロ科
作成・発信部署:都市整備部 緑と公園課
公開日:2009年2月16日 最終更新日:2023年6月5日
梅にメジロ
公園や庭先でおなじみの、スズメより一回り小さな小鳥(全長約12cm)です。名前の由来ともなっている目の周りの白いリングが特徴です。
甘いものが好きで、サザンカ、ツバキ、ウメ、サクラ、ビワなどの花の蜜を舐めにやってきます。春先、まだ昆虫が活動を開始する前の寒い時期、嘴の周りに花粉をたくさんつけて次から次へと花を移っていき、花粉媒介にも一役買っているのです。よく似あう風物の例えとして「梅に鶯」という言葉が良く知られていますが、梅の花の蜜を吸いにくる代表的な野鳥はメジロです。
花の蜜の他には、熟した柿の実などの木の実、昆虫やクモなどを食べます。
繁殖期には「チィ・チョィ、チュィ・・・・」などととても複雑に10秒前後も続く、明るくにぎやかなさえずりを繰り返します。