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ペット(犬・猫等)の飼い主のマナー
作成・発信部署:生活環境部 環境政策課
公開日:2006年8月26日 最終更新日:2021年9月3日
ペットの正しい飼い方
飼い主が正しい飼い方を知らないと、ペットの健康を害するだけでなく、人に迷惑や危害を及ぼす原因にもなります。
飼い主は、命あるものである動物を飼育するうえで、その習性や生理を理解し、愛情をもって終生飼養する責任があります。
飼い主のマナー
犬や猫がふん尿をした場合の後始末は、飼い主の責任です。外でむやみにふん尿をしないように、トイレのしつけや排泄場所の手入れなどを行う必要があります。
犬や猫が好きなかたもいれば、苦手なかたもいますので、飼い主はマナーを守って適切な飼育を心掛けましょう。
また、犬を飼う場合には、市区町村への登録と一年に一回の注射(狂犬病予防注射)が義務付けられています。
飼い犬にはしつけを
犬を飼う場合にはきちんとしつけましょう。
しつけは、人間と犬が同じ社会の中で、ともに暮らしていくために不可欠なものとなっています。
「飼い主の制止に従う」「むだ吠えをしない」、「人や他の動物を攻撃しない」などは、最低限覚えさせたいものです。
「スワレ」や「マテ」などは根気よく教え、できたらほめてやりましょう。
散歩のルール
トイレは散歩の前に家で済ませましょう。
もし外でしてしまった時のために、犬を連れて行くときは、ビニール袋などを持って行き、ふんを必ず持ち帰って始末してください。尿についても、放置すれば不衛生で、悪臭などの原因となります。水を入れたペットボトルなどを持参し、洗い流しましょう。
放されている犬を怖がる人も大勢います。散歩や、公園・広場など人が集まる場所では、犬に必ず引き綱をつけてください。
リードをつけましょう。
犬の放し飼いは禁止されています。散歩のときは必ずリード(引き綱・鎖等)をつけてください。
猫の飼育は屋内で
現在の交通事情や住宅事情を考えると、都会で猫を飼う場合には、屋内で飼育することが望ましいといえます。
猫は、登り降りなどの上下運動ができれば、家の中でも十分運動になり、事故等に遭うこともなく安心して飼うことが出来ます。
避妊・去勢手術
「手術はかわいそう」と迷っているかたがいますが、手術は1度で済み、しかも確実です。もらい手のつかない不幸な命を生み出さないためにも、ぜひ受けさせましょう。
避妊・去勢手術をすると性質がおとなしくなり、扱いやすくなるなどのメリットもあります。
なお、猫を屋外で飼育する場合には、原則として不妊手術などの繁殖制限の措置を講じる必要があります。
身元の表示
迷子になり飼い主のもとに戻ることができない動物は少なくありません。飼い主の責任の所在を明らかにし、迷子になった動物の発見を容易にするためにも、犬には鑑札を着け、猫やその他の動物には名札・マイクロチップ等をつけましょう。
また、災害発生時に飼い主とはぐれても、見つけ出せる可能性が高くなります。
ペットの防災対策
大切なペットを守るために、日頃から準備をしておきましょう。
詳しくは「ペットの防災対策」をご覧ださい。