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【報道発表】第31回林忠彦賞受賞記念写真展「新田樹 Sakhalin(サハリン)」
※このページは、報道機関向けに下記の日付で市の最新情報を提供した際の資料を掲載しています。ページを閲覧した時点の最新の情報とは限りませんので、ご注意ください。
作成・発信部署:企画部 広報メディア課
公開日:2023年8月4日 最終更新日:2023年8月4日
2023年8月4日 発表
「林忠彦賞」を受賞した作品をぜひご覧ください
三鷹市在住の写真家・新田樹(にった・たつる)さんが3月に日本を代表する写真賞の一つである「林忠彦賞」を受賞したことを記念して、受賞作品『Sakhalin』を紹介する写真展を開催します。静謐な空気のなかに語られる言葉と、力を宿す精悍なまなざしが織りなす物語をご堪能ください。
- 新田樹(にった・たつる)さん プロフィル
1967年福島県出身。東京工芸大学を卒業後、写真家・半沢克夫氏に師事する。1996年に独立。2023年3月、ロシア、サハリンに暮らすサハリン残留朝鮮・韓国・日本人の姿を収めた写真集『Sakhalin(サハリン)』(ミーシャズプレス)と写真展「続サハリン」(ニコンサロン・東京)で第47回木村伊兵衛写真賞と第31回林忠彦賞を受賞する。現在、三鷹市在住。
開催概要
主催
- 三鷹市
- 公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
協力
周南市美術博物館(林忠彦賞事務局)
会期
8月29日(火曜日)~9月3日(日曜日)午前10時~午後6時
会場
三鷹市美術ギャラリー
第1展示室
下連雀三丁目35番1号CORAL(コラル)5階
周辺の地図情報(三鷹市わがまちマップ)(外部リンク)
観覧料
無料
新田樹さんと三鷹市美術ギャラリー学芸員によるトークイベント
開催日
9月3日(日曜日)午前10時30分~正午(予定)
定員
先着40人
会場
三鷹ネットワーク大学
下連雀三丁目24番3号三鷹駅前共同ビル3階
周辺の地図情報(三鷹市わがまちマップ)(外部リンク)
参加費
無料
申込方法
8月7日(月曜日)午前9時から下記の方法でお申し込みください。
- 申し込みフォーム(外部リンク)
- 電話:芸術文化課(0422-29-9861)
- 注意事項
- 定員に達し次第、受付終了となります。
写真集『Sakhalin(サハリン)』について
日露戦争後の1905年から第二次世界大戦終結の1945年8月までの間、日本が北緯50度以南を統治していた現在のロシア・サハリン(樺太)。かつて労働者として樺太に渡り、日本の統治が終わりを告げたのちも、彼の地に生きる人々がいます。
新田は1996年に初めて当地を訪れ、日本語を話すサハリン残留韓国・朝鮮・日本人の女性たちと出会います。時代に翻弄されながらひたむきに生きる人々に強く惹きつけられるも、彼女たちにカメラをむけることにためらいを覚え、新田は一度サハリンを離れます。
しかし2010年に再びサハリンを訪れ、以後何度も丁寧な取材を重ねながら写真を撮り始めました。「彼女たちとの会話の中でふと立ち現れる情景を、現在の光を集めてうつしだすことができれば…」との思いを込めて、こうした人々との交流の足跡を綴った写真集『Sakhalin(サハリン)』は、2023年に第47回木村伊兵衛写真賞、第31回林忠彦賞を受賞しました。
問い合わせ先
スポーツと文化部
芸術文化課
電話:0422-29-9861
このページの作成・発信部署
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9037
ファクス:0422-76-2490