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三鷹の森アニメフェスタ2026「アニメーション古今東西その22」を開催しました

作成・発信部署:スポーツと文化部 芸術文化課

公開日:2026年3月20日 最終更新日:2026年3月27日

画像:第二部開始直前の会場の様子(拡大画像へのリンク)

第二部開始直前の会場の様子

(画像クリックで拡大 62KB)

毎年恒例!アニメの祭典

3月7日と8日の2日間、三鷹市芸術文化センターで「三鷹の森アニメフェスタ2026」を開催しました。多くの方が会場に訪れ、アニメの祭典を楽しまれました。

三鷹の森ジブリ美術館が厳選!「アニメーション古今東西その22」

初日の3月7日(土曜日)は、三鷹の森ジブリ美術館が厳選した作品でアニメーションの面白さ、奥深さを楽しめる恒例企画「アニメーション古今東西その22」を開催しました。

第一部 短編映画上映「絆を描くアニメーション」

22回目となる今回の第一部では、「絆を描くアニメーション」をテーマに、古今東西のアニメーション作品の中から厳選された計9作品を上映しました。

親と子、他者との関わりの中で、人が成長していく姿を描いた作品を、三鷹の森ジブリ美術館学芸員の解説を交えながら鑑賞しました。

作品紹介

 Somewhere in Dreamland(1936年/アメリカ/Dave Fleischer/9分)

幼い兄と妹は、貧しい母のためにまきを集めて家へ持ち帰る。
質素な夕食を終えて眠りについた二人は、やがて夢の世界へと誘われていく。そこには、アイスクリームのコーンが立ち並び、ポップコーンの畑が広がり、チョコレートシロップの川がゆったりと流れていた。 

Every Child(1979年/カナダ/Eugene Fedorenko/6分)

生まれながらにして行き場を失った赤ん坊が、大人たちの手から手へと渡されながら、次々と異なる家を巡っていく。
「すべての子どもには、名前と国籍を持つ権利がある」という普遍的なメッセージを描いた作品。

Wat's Pig(1996年/イギリス/Peter Lord/11分)

生まれたその瞬間に引き離された二人の王子。
別々の運命を歩んできた彼らは、国を揺るがす危機をきっかけに思いがけず再会することになる。画面分割の手法を用いて二人の人生を同時並行に描き出す、視覚的にも印象的な作品。

Erlkönig(2015年/スイス/Georges Schwizgebel/5分)

父と息子が森を駆け抜けていく。
病に侵された子どもは、魔王の姿を見たと思い込み、その妖しい誘惑と恐怖にとらわれていく。
ゲーテの詩「魔王(エルケーニヒ)」と、シューベルト/リストの音楽に基づく作品。

Ties(2019年/ドイツ、ロシア/Dina Velikovskaya/7分)

親と子のあいだには、切り離すことのできない強い結びつきがある。
ひとりの若い女性が、親元を離れて外の世界へ踏み出そうとしたとき、その一歩は自由への旅立ちであると同時に、親の世界そのものを大きく揺るがす出来事でもあった。

SHISHIGARI(2019年/日本/押山清高/17分)

北国の山深く、山の恵みを授かり、生きてきた人々がいる。
年頃になった少年は、初めての狩りをしに山奥へと足を踏み入れた。
目指す獲物は「クロシシ」。山は生と死が紙一重にある世界。時として自然は牙をむく…。

Daughter (2019年/チェコ共和国/Daria Kashcheeva/15分)

病院の一室で、娘は幼い頃のある記憶を思い出す。
それは彼女が子どもの頃、傷ついた鳥との体験を父と分かち合おうとした瞬間だった。
誤解と、交わされなかった抱擁の記憶は、長い年月を経て、この病室にまで引き延ばされてきた。
そして、小さな鳥をめぐる出来事が、父と娘の時間を静かに揺り動かしていく。

Ice Merchants (2022年/ポルトガル/João Gonzalez/14分)

父と息子は毎日、断崖に取り付けられた目もくらむほど高い場所にある極寒の家から、パラシュートで飛び降りる。
彼らは地上のはるか彼方にある村へ向かい、日々作り続けている氷を売りに行くのだ。

第95回アカデミー賞短編アニメーション部門 ノミネート作品。

ブルースのステップ(2024年/日本/櫻井嘉那子/3分)

作者自身の実体験から生まれた物語。
祖母との日々を振り返りながら、ひとつひとつの体験を“記録”として映像に残していく。

三鷹の森アニメフェスタ第23回インディーズアニメフェスタ審査員賞受賞作品。

第二部 長編映画『Flow』特別上映 & 作家・イラストレーター ぬまがさワタリさんトークショー

続く第二部では、長編映画『Flow』の上映と、『Flow』に感銘を受けたという作家・イラストレーターのぬまがさワタリさんをゲストに迎え、トークショーを開催しました。

ぬまがさワタリさんは、動物や映画の話を織り交ぜながら、『Flow』の魅力やみどころ、作品のメッセージなどを熱く語ってくださいました。

作品紹介

『Flow』(外部リンク)
(2024年/ラトビア、フランス、ベルギー/Gints Zilbalodis/85分)
© Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

世界が大洪水に包まれ、今にも街が消えようとする中、ある一匹の猫は居場所を後に旅立つことを決意する。ボートに乗り合わせた動物たちと、想像を超える出来事や予期せぬ危機に襲われる中で、友情が芽生え、たくましくなっていく。彼らは運命を変えることができるのか?そして、この冒険の果てにあるものとは?アカデミー賞、ゴールデングローブ賞をはじめ、世界の映画祭で60以上の受賞に輝いた2025年を代表するアニメーション映画。

ぬまがさワタリさんプロフィール

いきものとカルチャーを愛する作家/イラストレーター。
著作に『ゆかいないきもの㊙図鑑』(西東社)『いきものニュース図解』(光文社)など多数。
国立科学博物館「特別展 鳥」ではイラスト図解を担当した。

ブログ『沼の見える街』には映画やアニメのレビューも掲載。

画像:長編映画『Flow』(拡大画像へのリンク)

長編映画『Flow』© Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

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