広報みたか2024年4月21日1面
■特殊詐欺に気を付けて!「私だけは大丈夫……」はキケン!!
特殊詐欺の被害が後を絶ちません。昨年、三鷹市では平均して週に1件以上のペースで被害が発生し、その被害額は前年の約2.7倍を記録。手口は年々巧妙化しており、“あの手この手”を使い、あなたを狙ってきます。特殊詐欺は他人事ではありません。「自分もだまされるかもしれない!」という心構えで用心してください。
[問]安全安心課TEL0422-45-1116
特殊詐欺被害件数と被害額
令和4年 41件 約6,400万円
令和5年 55件 約1億7,000万円
被害額は前年の約2.7倍!
ちょっと待って!それって詐欺じゃない!?
1 還付金詐欺
自治体の職員などを名乗り、医療費・保険料の過払い金や未払いの年金があるなど、「お金が戻ってくる(還付金)」という内容の電話をかけてきます。
犯人の指示通りにATMを操作すると、犯人側の口座にお金が振り込まれてしまいます。
自治体職員が「還付金がある」という電話をかけることは絶対にありません!
2 オレオレ詐欺
息子や孫に成り済ました犯人から電話があり、仕事に関するトラブルなどを口実に、お金を要求してきます。
お金の話が出たらいったん電話を切り、すぐに家族などに相談しましょう!
3 キャッシュカード詐欺盗
警察官や銀行協会の職員などと偽って電話をかけ「キャッシュカード(銀行口座)が不正に利用されている」「預金を保護する手続きをする」などの理由で訪問。手続きと偽り、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、カードをすり替えるなどして盗み取ります。
警察官、銀行協会などの職員がキャッシュカードの暗証番号を聞くことは絶対にありません!
「アポ電」対策 いずれも始まりは一本の電話から!
電話はいったん切る
家族などに相談・確認する
特殊詐欺に遭わないための5カ条
<1>在宅時でも必ず留守番電話に設定し、相手と内容を確認してから電話に出る
<2>キャッシュカードやクレジットカードは渡さない。 暗証番号・カード番号は教えない
<3>見知らぬ電話番号や連絡には応じない
<4>自動通話録音機を利用する
<5>家族や周りの人に相談する
少しでも「おかしい」と思ったら三鷹警察署生活安全課TEL0422-49-0110へ
「みたか安全安心メール」をご活用ください
市内で発生した特殊詐欺やアポ電に関する情報などをメールで配信しています。
登録は携帯電話やスマートフォンから[メール]maam@req.jp 宛てに件名・本文を空欄のまま送信してください。
■市長コラム「『信頼』につけ込む犯罪にNO!」
三鷹市長 河村 孝
平和な三鷹のまちで、家族や公共機関の名前をかたってお金をだまし取ろうとする詐欺事件が多発しています。市民の皆さんの「信頼」につけ込み、経済的な被害はもちろん、その心をも裏切る悪質な詐欺行為は本当に許せません。
詐欺被害を防止するために、単に「人を疑え」と言いたいわけではありません。火事を起こさないために「火の用心」が大切なように、上記で紹介したようなちょっとした対策を普段から心掛けることで、こうした犯罪を大幅に減らすことができ、安全で安心なまちが実現すると思うのです。
桜が満開になった後、今度は市内の木々に鮮やかな新緑が芽吹き始めました。色とりどりの花々も咲き始めています。素晴らしい春の訪れを、穏やかな気持ちで迎えましょう。新型コロナの蔓延もようやく山を越えたのですから。
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「河村市長に聞いてみた!」
市外局番「0422」は省略。 【主】主催者 【日】日時・期間 【人】対象・定員 【所】場所・会場 【講】講師 【¥】費用 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保育】保育あり 【手話】手話・要約筆記あり